2021年11月 初冬の美唄と積丹と登別へ 「美国観光ハウス」「望楼NOGUCHI登別」

2021/11/13 - 2021/11/15

ついに夏のウニ以外の季節の積丹へ。
何が食べられるのかな…(´∀｀)

2泊目は初めての登別温泉♪
望楼NOGUCHI登別

11/13 (土)
ANA53 8:00羽田発 9:30新千歳着
美唄
・やき鳥 むつみ
・アルテピアッツァ美唄
・炭鉱メモリアル森林公園
美国観光ハウス 泊

11/14 (日)
・のぼりべつクマ牧場
望楼NOGUCHI登別 泊

11/15 (月)
ANA66 14:30新千歳発 16:10羽田着

エリア 積丹半島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の羽田空港はここ1年半くらいで何回か利用しているうちで1番人が多かったです。
やはり人が戻ってきてますね～。
このまま収まってくれればいいのですが…
駐車場も混むかも、と少し早めに着いたので、ラウンジで小さいパンをいただきます。

全く使う機会のないアップグレードポイントを使いたかったのですが、プレミアムクラスは満席で撃沈 (帰りも) 。
一般席も満席のようでした。

場所と時間はビューんと飛んで、11:40 美唄の焼き鳥 たつみ に到着。
新千歳空港でレンタカーを借りて、高速道路で1時間半ほどかかりました。

やき鳥 たつみ グルメ・レストラン

ランチはランチメニューだけのようです。
A～Dの4種類のセット。
地元の人が日常的に食べに来るお店な感じ。

Aセットのそば定食にしました。
そばは、かしわか月見か天ぷら→かしわに。
おにぎりは、梅かかつおか鮭→かつおに。
Aセットが1番少ないかなと選びましたが、炭水化物多めで、北海道に来たなという感じですw

焼きたての焼き鳥 (もつ)。
1本に色んな内蔵の部位と玉ねぎがあるのが美唄焼鳥の特徴だそうです。
ちょっと塩がきつめでしたが、美味しい♪

焼鳥定食で満腹になって向かったのは、アルテピアッツァ美唄。
美唄出身の彫刻家 安田侃さんの作品を展示している美術館です。

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 美術館・博物館

廃校になった小学校の建物を美術館にしています。
こちらは体育館だった建物。

すごく素敵な空間です。

ちなみにこちらの美術館、入場料というものはなく、来場者は寄付をする方式でした。
こういうのっていくらにすればいいのか、難しい…
とりあえず野口英世先生ぐらいなのかな、と。

校舎だった建物。
屋外の作品は積雪に備えるためか、ビニールシートで覆われているものも多かったです。
もうまもなく雪が降る時期ですよね。

外観も…

中も本当に良い雰囲気。

外は寒いけれど灯油ストーブで暖かな室内で作品を見る感じ…良いですね。

「帰門」

素敵な落ち葉。

冬に向かってる寂しい感じ…
でも黄葉が美しいです。

アルテピアッツァからさらに道を奥に10分ほど進んだところにある、炭鉱メモリアル森林公園。
昭和47年に閉山した三菱美唄炭鉱跡地の一部を整備した公園だそうです。

三菱美唄炭鉱立坑巻揚櫓 名所・史跡

「竪抗巻揚櫓（石炭を運び出すのに用いた立坑巻き上げ機）、石炭を貯蔵する原炭ポケットの一部を保存し、往時の姿を今に伝える公園」。
2つある赤いのが竪坑巻揚櫓みたいです。
竪坑巻揚櫓と原炭ポケットは「近代化産業遺産」に選定されているとのこと。

原炭ポケット (の一部)。
掘り出した石炭を一時保管するための施設。
ここにも安田侃さんの作品があります。

竪抗巻揚櫓の横にも作品が。

時期が時期なのもあってか誰も人がいなくて熊が出そう…なのと地味に寒いので、早々に車に戻ります。

高速道路に乗って、美唄→積丹に向かいます。
(高速道路は余市まで)

神々しい光。

途中立ち寄ったセコマでやっとゲットできたメロンソフト。
夏に来た時は何軒か回りましたがどこも売り切れだったので。
うん、これは美味しいと思います (o^^o)
家に常備しときたい～。
ちなみに我が家の冷凍庫に常備してるのは、チョコモナカジャンボです。

15:30過ぎに美国観光ハウスに到着。
トイレ付きの洋室です。

旅館　美国観光ハウス 宿・ホテル

このソファは少々座りにくいですが…
でもいつもきれいで快適なお部屋です。
WiFiも入ります！

食事前にお風呂。
温泉ではないですが、気持ちいいお風呂です (´∀｀)

18:00から夕食です ☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

・鮑の粕味噌漬けと鮑の肝
・甘海老団子と湯引き鮑、焼きしめじ、菊のおろし和え
・炙り帆立と枝豆、百合根のウニ和え

なんと！10月からは鮑なんですって！（≧∇≦）
鮑漁は12月までらしいですが、寒くなるにつれて波が高くなって船が出られなくなる (鮑漁はウニ漁と同じ小さい船なんだそうです) ので、10月～11月中下旬くらいまでとのこと。
鮑の時期だと知らなかっただけに嬉しいです♪

そして、相変わらず前菜から抜群に美味しくて感動的。

・八角の田楽
・焼きウニと鮑のやわらか煮の茶碗蒸し
・揚げ物は鮑、八角の骨煎餅、甘海老煎餅

そして鮑メインですが、ウニもちょこちょこ登場www
これはもしやウニの季節よりも良いのでは…？！

お造り
牡丹海老、しめ鯖、本マグロ、平目の昆布締め、
ウニの磯辺のルイベ、鮑、炙りソイ、イクラ、
タコのやわらか煮、真タチのポン酢

ウニの時期にも鮑のお造りがありましたが、今回の鮑は全然違う感じですごく美味しく感じました。
そして真タチポン酢がヤバい美味しさ…

ソイのアラの味噌汁
鮑ステーキご飯！
デザートはアイスとあんことフルーツ

いやー以前から抜群に美味しいとは思っていましたが、ウニ以外の季節もこんなにすごいなんて。
むしろ来年からこの季節に来たいと思います！

大大大満足の夕食の後は、お風呂に入っても良し、2階の休憩スペースでコーヒーをいただいても良し…
私はどちらもせずにw ダラダラとNetflix見ながら寝落ちしました。
(( _ _ ))..zzzZZ

翌朝は8:00から朝食をいただきます。
もちろんその前に朝風呂もモーニングコーヒーもいただいてますw

・烏賊のお刺身
・大根サラダ
・しらたきの紅葉子和え
・甘海老と昆布の佃煮
・烏賊の塩辛
・小女子の佃煮とピーマンの炒め物
・積丹野菜のバター煮
・ほうれん草と豆腐の煮物

・鱈の味噌漬け、卵焼き
・とろとろウニと鮑とイクラの三色丼！

ウニとイクラの下に鮑が敷きつめてあります。
これこそ、海鮮の宝石箱や～(≧∀≦)

9:30に美国観光ハウスをチェックアウトして、積丹半島をぐるっとドライブ。

神威岬への道がクローズしていたので、冬季は閉まっているのかと思ったのですが、観光インフォメーションを見てみたら工事のために閉鎖してたみたいです。
https://www.kanko-shakotan.jp/information/
いずれにしても冬季の積丹は…波も高くて寒くて厳しそう。

初めて訪れる神恵内村。
オスコイ！ってどういう意味なのでしょうかね。
威勢がいい感じ？

道の駅 オスコイ！かもえない 道の駅

流木アートかな？
こちらはクマですが、人や鹿なんかもありました。

道の駅としてはかなり小さめですが、ソフトクリームや軽食 (ホタテチーズトーストが美味しそうだった) もあり、ドライブの途中に休憩できる貴重なスポットという感じでした。

岩内町の道の駅 いわない。
いわゆる道の駅とはちょっと違う感じで、街中にあるインフォメーションセンター的な感じです。
ご当地キャラのたら丸。

道の駅 いわない 道の駅

倶知安から先は主に山の中のドライブ。
ここは多分、オロフレ峠かな。
遠くに湖が見える、結構なすごい景色だったので車から写真をパチリ。
外気温は6度くらいと寒いです…

初めての登別に到着して、1度は行ってみたいと思っていたクマ牧場へ。
駐車料金500円。
クマ牧場はここからロープウェイで登って行った山の上にあるんだそうです。
入場料は大人1名2,650円也。
思ったより高い気がしますが、往復のロープウェイ料金も含まれてるのでそんなものでしょうかね。
au payで支払いましたが、電子マネーってなんか使った感じがしないというか、電子マネーで払っただけで得した気分になっちゃいます (^_^;)

のぼりべつクマ牧場 テーマパーク

ゴールデンカムイ♪
多分来月28巻が発売されるかな。楽しみです。

ロープウェイ乗り場。
こちらに書かれている通り、天気はあいにくの雨。
以前テレビで見たことがある「空飛ぶサケとば トバ壱号」はここのでした。
(見えないですが、この看板の後ろにありました。)

かなり本格的なロープウェイで、景色もすごいです。
ゴンドラは最大6人乗りで、グループ毎に乗る感じで、山頂までは約10分ほど。

山頂には、ユーカラの里（アイヌコタン）もあります。
奥の方には「リス村」がありましたが、寝てたのかリスは1匹も見られず。

アイヌ生活資料館の展示はかなり充実していると思うのですが (ゴールデンカムイ読んでる人には色々楽しめるw) 展示ケースの中の羽虫の死骸の数とかハンパなくて、掃除機かけたくなりましたw

レストランや博物館の入っている建物の屋上展望台から。
見えているのはクッタラ湖。

「世界でも珍しいヒグマ専門博物館」もアイヌ生活資料館と同じく、かなり老朽化している感じで、展示物の熊の毛皮の毛がボロボロと取れて散乱してたり…
でも、展示内容はなかなか興味深かったです！

メインのヒグマゾーン。
こちらにいるのはメスのヒグマたち。

上から投げ入れられるエサを待っています。
やっぱりヒグマは大きいなぁ…

こちらはオスたち。
ツキノワグマとはやっぱり違いますね。

エサちょうだい、のポーズがおっさんぽくてwww
中に人間が入ってるんじゃないかという思うくらいでした。
そして、上から投げ入れられるエサも手の届く範囲でしか取らず、全く動いて取りに行くとかはしません。
なので、こぼれたエサを狙うカラスがたくさん周りにスタンバイ中。

15:00過ぎに宿に到着。
望楼NOGUCHI登別はチェックイン14:00～(チェックアウトは12:00) と、ゆっくりおこもりできる時間設定なのが嬉しいですが、クマ牧場が思いのほか楽しくてちょっと遅くなりましたw
チェックイン時に「ドナンシェ」というドーナツ型のフィナンシェと黒豆茶をいただきます。

望楼NOGUCHI登別 宿・ホテル

1番リーズナブルなジュニアスイートの部屋ですが、リビングのスペースがあり…

横のデスクには、
ティファールの電気ポット、コーヒーメーカー、
コーヒーミル、コーヒー豆やティーバッグ各種。
冷蔵庫の中は無料で、缶ビールやお茶、ミネラルウォーター。

リビングとベッドルームの間の大きな荷物台はすごく便利でした。
下は引き出しになっていて、浴衣から作務衣、パジャマまで色々あります。
ベッドルームの手前の段差がちょっと危険かも…
旦那が2回ほどガクッとなってました。

ベッドは寝心地良かったです( ^ω^ )

洗面所。
ナノイオンスチーマーもあって、初めて使ってみました (*^^*)
1回使ったぐらいでは変化は感じられませんでした ^^;

ドライヤーはレプロナイザー。
横の棚には化粧品類も揃っています。
あと、リクエストするとロクシタンやアロマセラピーアソシエイツなど6種類ぐらいから選べるバスアメニティのセットも1人1ついただけます。

部屋の温泉♪
結構広くて余裕で2人で入れる大きさです。

少し白濁した硫黄泉で沈殿物もある、効きそうなお湯です。
初の登別温泉ですが、こういうお湯大好き！
硫黄のにおいはそんなに強烈じゃないと思ったのですが、帰宅してから服に付いてるにおいが結構ずっと残っていました。
(洗濯したら一緒に洗ったものににおいが移りました。)

お風呂には、THANNとミキモトの2種類のシャンプー類がありました。

窓からの眺め。
左側に見えているのはこちらも野口観光の石水亭というホテルです。

部屋のレイアウト図。
部屋の広さは (他の部屋に比べて) 1番小さいですが、十分でした。

開業して15周年ということで、特に掛け流しの温泉周りの経年劣化が見られますが、それが気にならなければ、とにかく至れり尽くせり快適なお部屋です。
至れり尽くせりで備品の数が多いので、若干 (このご時世なので) 清掃の面で完璧ではないかなと思うところもあり (テレビのリモコンだったり、コーヒーミルやコーヒーメーカーなど)、潔癖な人は気になるかもしれませんが、私は全然気にならないタイプなので無問題ですw

お部屋に置いてあるお菓子も野口観光オリジナルのきんつばとざっこくじゃがぽりんというクッキー。
一休で予約をしたのでその特典なのか？チェックアウトの時にこのきんつばを一箱いただきました。

全部屋に温泉風呂がありますが、大浴場もあります。
早速、入りに行ってみました。
誰もいなかったので写真を1枚だけ。
内風呂も露天風呂も掛け流しで、左手にはサウナと2、3人は入れるサイズの水風呂もありました。
登別の温泉、好きだな～。
私の好きな大湧谷温泉に似ています。

1階のバーで無料の湯上りドリンクをいただきます。
(15:30～17:30の間)
ビールかハイボールかグレープフルーツジュース。

野口文庫というライブラリー。
この奥にソフトドリンクが自由にいただけるラウンジもありました。

17:30から2階の食事処で夕食。
(17:30～と19:30～の二部制みたいです。)
2階はずらーっと全て個室の食事処が並んでいます。

前菜
北海道産ししゃもの天ぷら、北海道産毛蟹の酢味噌がけ、
真昆布を練りこんだチュロス、ミズダコと焼き胡瓜の吸い酢、
伊達産フルーツホオズキ、平取産黒豚のリエット、
スモークホッキ&トマトゼリーのパフェ仕立て

・先付　北海道さんヒラメと鶏つみれの山椒煮
・先椀　白老産サーモンの沢煮椀
・お造り　帆立焼き霜、マツカワガレイとろろ昆布〆、メヌキ、牡丹海老、鮪中トロ
塩ポン酢・煎り酒・土佐醤油
・噴火湾産アイナメの生ハム〆、オマール海老のカダイフ焼き～甲殻類のホットエスプーマ

汁物が2つ続きます。美味しかったからいいのですが。

・料理長からのひと皿 (鱈かな？と、紫のじゃがいものピュレ)
・北海道産和牛フィレ肉のステーキ&秋茄子のラザニア仕立て
・ゆめぴりかの釜炊きご飯、ご飯のお供、花咲蟹の赤だし
・デザート　ショコラフランボワーズのケーキ、ほうじ茶ブリュレ、クレームダンジュ、室蘭うずら園のバニラアイス

肉も柔らかかったですし、総じてお食事は美味しかったです。
(前日に美国観光ハウスで鮑尽くしだったので、比べちゃうとあれですが…)
ご馳走さまでした (´∀｀)

食後の飲み物にのぼりべつ牛乳のアップルシナモンラテ。
甘さ控えめでこれも美味しかったです。

20:00から1時間岩盤浴。
宿泊者はもれなく岩盤浴ができるのか、岩盤浴付きのプランだったのかは不明ですが…せっかくなのでやってみました。
個人的には温泉に浸かってる方が好きかなー。
そういえば15年くらい前に上野の雑居ビルの岩盤浴に何回か通ったことを思い出しました。

おはようございます。
部屋のお風呂で朝風呂～♪
朝ご飯を遅めにしたので、豆から挽いてコーヒーを入れてゆっくり。
お風呂もコーヒーも最高 (ﾟ∀ﾟ)

9:30から朝ご飯。
和食か洋食で、私は迷いましたが、洋食！

・お目覚めドリンク4種類 (牛乳、野菜ジュース、オレンジジュース、キウイジュース)
・サラダ
・前菜 (朝ご飯に前菜って！) スモークサーモン、ハム、卵

・パン2種類
・ゴボウのスープ
・ベーコンとソーセージのポトフ

朝ご飯も汁物多めです。

・カサレッチェと魚介のパピヨット ジェノバ風
こちらも汁物w
・ヨーグルト、ライチゼリー、ミニマリトッツォ

朝から品数多くてテンションが上がります↑

旦那は和食チョイスだったのですが、こちらも豪華です。
朝からしゃぶしゃぶにお刺身！
ご飯は釜炊きゆめぴりか。

11時過ぎにチェックアウト。
初めての登別。温泉がすごく良かったです。
しかも高速で新千歳空港から1時間なので、アクセスも悪くないですし。
温泉街も活気がある (ように見えた) ので、人気があるのもわかります。

新千歳空港では、かま栄しか買わず…
あとは道の駅で買ったものです。
今回の北海道も満喫でした！

☆完☆