一ノ倉沢南稜 / 憧れの一ノ倉の壁

2021/06/05 - 2021/06/05

★群馬県谷川岳遭難防止条例
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3222175.html
一ノ倉沢は安易に立ち入れないエリアです。
岩トレ積んでザイルワークに慣れ親しまない限り入山は控えてください。

エリア 群馬

土日かなりのパーティーの入山を見越し3時20分過ぎに登山指導センターで登山届提出し出発

今日挑戦する一ノ倉沢の全容を拝む

クライミングギア装着し入渓

テールリッジ取り付き、雪渓残雪たんまり、容易に上陸出来ました

衡立岩と左衡立スラブ、右衡立前沢。
雪に磨かれツルッツル。

烏帽子沢スラブ、衡立スラブの間のテールリッジを詰める、烏帽子沢奥壁、衡立岩正面壁。
烏帽子岩が右肩に確認できます。

滑るスラブ、晩に降雨あり

テールリッジから烏帽子沢上端を横断

小槍、大槍の向こうに滝沢の第3から第1スラブ、上にはドームとマッターホルン状岩壁

横断バンドを振り返って、案の定濡れてスリッピー、取り付きの南稜テラスたどり着くまでがたいがい

こっからが本番、南稜テラスでクライミングシューズ履いてザイル出します。
初見なもんでオールフォロー、1P目、Ⅳ級。
既に乾いていて快適な登攀。

1P目終了間際のチムニー

1P目終了点より烏帽子沢スラブを見下ろす

2P目Ⅳ級、凹状を右上し、左に舵切ってフェース上がります。
岩の状態はさておき最高のクライミング日和也。

3P目草付きは歩き、ここは下りも歩いた

4P目Ⅲ級、あの岩巻いて終了

5P目Ⅲ級、案外スリッピーで悪かった。
6ルンゼ左俣右俣、登攀は右のリッジへ続く。

6P目Ⅳ級、南稜のハイライト馬の背リッジ

うっひょー声がうわずります、この高度感。
これまでの登攀の成果が目視で確認可能、テールリッジ烏帽子沢スラブ足許也。

確保者の奥の垂壁が最終ピッチ、南稜われらが今日の1stアタックなもんで1時間40分でここ、なんか呆気ない…が

ちょーーーーー気持ちイイ

本谷の雪渓凄ぇなー

うっし6P目の馬の背リッジGETS

最終ピッチ、7P目Ⅴ級。
テカっとる(笑)

渋滞の先陣切って登ったもんで2時間20分で登攀終了、気持ち良かった～。

国境稜線、山の端がオキの耳から一ノ倉岳の一般縦走路

先週やった東尾根

懸垂

足許、今日の南稜は大盛況

懸垂1P目終了点

後続

脇見遣ると5P目登攀中のパーティー

振り返って、右のルンゼ懸垂してきました

滝沢スラブの滝

また懸垂かぁ、なんか疲れた顔

登攀終了しアプローチシューズに履き替え気分爽快、と言いたいとこですが雪渓降りるまで気が抜けません、クライミングよりアプローチの方が緊張するわ(笑)

さらば南稜

一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜GETS