2017/08/18 - 2017/08/25
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けちゃたびたび(NaokoSaimi)さん
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ワイルドナビゲーションの皆既日蝕ツアー第3弾。2016年3月のインドネシアに続き、みごとな皆既日食を観測することができました!!
今回の皆既日蝕はアメリカ大陸横断し、早朝のシアトル近郊から、夕方のフロリダ近辺まで広く観測され、また皆既ではなく部分日蝕は全米各地で観測されたため、アメリカでは丸一日メディアが取り上げてお祭り騒ぎとなりました。
アメリカ国民はもちろん、世界中の人が”行きやすい”アメリカ大陸ですから、各国のツアー会社が宿泊や交通手段確保でしのぎを削りました。ワイルドナビは日蝕ハンターの方々とも検討した上で、日蝕最大の時間帯が11時半ごろのエリアで、イエローストーン国立公園に近くグランドティートン国立公園内にあり、標高2000mで真夏でも過ごしやすい、ワイオミング州のジャクソンホールを観測地としました。専用車両とドライバー兼ガイドをチャーターし、観測地エリアのホテル確保が難しいためキャンプ場で2泊という計画です。
2009年の中国での雨の日蝕リベンジで、今回はYKちゃんと一緒に参加。出発日が私の、翌日がYKちゃんのお誕生日というめでたい日程(笑)!ワイルドナビの社長と、そのほとんどがベテラン日蝕ハンターという総勢24名でのツアーです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- アメリカン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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(ワイルドナビ資料より抜粋)2017年8月21日(月)の皆既日蝕は北太平洋の真ん中から始まり、アメリカ西海岸シアトルの南に上陸、大陸を斜めに横切り、フロリダの北から大西洋に至る、アメリカ横断皆既日蝕です。交通の便のよい西海岸は雲の湧く確率が高く、太陽高度最大のセントルイスから東はハリケーンの可能性が、またネブラスカの荒野は晴天率は高いものの暑さを考えると、晴天率の高いアイダホからワイオミングが候補地となりました。ジャクソンホール近郊は観測条件が良いことから日蝕ツアーが多数集まりツアー設定に悩みましたが、最終的にアメリカらしいキャンプ体験できるアウトドア要素も織り込み、国立公園内で自然散策も楽しめる、今までにない日蝕体験となります。
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8/18はLA経由、ユタ州ソルトレイクシティに18:29到着。近郊のホテルにまず一泊。8/19は専用車両で、途中アイダホ州を通りすぎながら、ワイオミング州ジャクソンホールのキャンプ地へ移動。8/20日蝕前日は、ジャクソン市内のフリー観光と、午後は観測地のロケハン。8/21は夜明け前にキャンプをたたみ観測地へ。日蝕観測後はイエローストーンに移動。8/22イエローストーン国立公園観光。8/23は途中グランドティートン観光をしながらソルトレイクシティへ。8/24帰国便~8/25羽田着という旅程です。
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8/18はソルトレイクシティのLittle America Hotelに宿泊。今日は私の、明日はYKちゃんのお誕生日なので、二人でそそくさとホテル内のよさげなレストランに赴き、アメリカンビーフステーキとワインで祝杯をあげました。
リトル アメリカ ホテル ソルト レーク シティ ホテル
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現地ガイド兼ドライバーのEmily Fielderと相棒(う、名前忘れた)。Emilyのことはブログ後半にて。5日間ずっとお世話になりました。12人ずつ乗れるバンに、荷物用トレーラーをつけて、2台編成での旅です。
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1台のトレーラーには私たちの荷物を積載。
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もう1台はテーブルやイス、寝袋などのキャンプ用品と、むこう数日の食料が積まれています。ソルトレイクシティを出発し、ソルトレイク沿いを北上すると150キロくらいでアイダホ州に入ります。途中、ちょっとした公園で車を止めて、Emilyたちが用意してくれたサンドイッチやサラダでランチ。さらに200キロ近く走って、ジャクソンホールへ到着です。
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(ワイルドナビ資料より抜粋)ジャクソンホール(ジャクソン市)はグランドティートン国立公園の中にある町で、古くはネイティブアメリカンの居住区。谷間の町ということでホール(穴)と呼ばれるようになりました。イエローストーン国立公園への観光拠点としても有名です。
これはジャクソンホール中心にある公園を飾るオブジェ。ムースなど鹿の角でできています。 -
ジャクソンホールは年間降雨量が300~400ミリと少なく、標高も2000mあり、基本的に乾燥しています。夏の最高気温は23度程度、明け方の最低気温は5度に下がります。
町はこじんまりとしていて、むこうにスキー場が見えます。観光客向けのかわいいショップが並んでいます。 -
町をあげて皆既日食祭りです!
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「日蝕見ながらBBQ」とか「日蝕の1時間は臨時休店」とか張り紙が出てます。
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ここがSnake River Parkのキャンプ場。受付の建物には休憩所や、ちょっとしたショップ、Wifiコーナー、シャワー施設などがあります。この奥は広々とした敷地です。くねくねとした道をくだって私たちのキャンプエリアへ。
(ワイルドナビ資料より)ジャクソンホールにはホテルも多くありますが、日蝕のため早くから満室となってしまいました。そこで他では味わえない楽しさもありキャンプ場滞在を選びました。スネーク リバー キャビン ビレッジ ホテル
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二人に1つでテントを張ります。川辺に陣取る皆さんが多かったですが、私たちは車はキャンプベースとしてテーブルを広げた場所に近い森の中にテントを張りました。基本、説明を受けて自力で張るのですが、私たちは手伝ってもらいました。
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お食事スペース。19日の晩、20日の朝晩、ここでキャンプ飯を楽しみました。ビールもたくさん買い込んであります。
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Emilyが見つけてきた、これはびっくり、日蝕ケーキ(笑)
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切り分ける(笑)
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すぐに真っ暗になるので焚火を囲んで歓談。トイレはすぐそばにあり、同じところにシャワー施設もありましたので、2日とも、明るいうちにシャワーして髪の毛も洗うことができました。
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夜は気温が下がるので覚悟していましたが、初日の晩は慣れないのと寒さであまりよく眠れませんでした。2日目はダウンなど思い切り着込んでホカロンもつけて、ありもののストールやセーターも活用して、柔らかく温かくしたら、ずっと楽でした。子供の時以来、初の寝袋就寝!
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旅の友YKちゃん。ふたりゆったり眠れるスペースあり。スーツケースは車のトレーラーに入れてあります。
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8/21日蝕当日は、日の出前にキャンプをたたんで出発。前日ロケハンしていた撮影地は191号を北に40キロ、30分ほど走ったところ。市が設置した撮影場所で、191号を右折した2キロくらいの道を全部一方通行にし、片側を全部駐車場としてあります。右折路に近づくとテールランプが並んで右折(反対側からは左折)待ちの列ができていました。右折・左折可となるのが6時ジャストだったように記憶します。
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ゲートオープンと共に車が入っていきます。それほど待たずに入れました。そろそろ日の出という時間帯です。
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こんな感じに片道に縦列駐車。おおよそ200mおきくらいに、仮設トイレが設置されていました。第一接触(10:16)より1時間くらい前にトイレを済ませましたが、10人くらい並んでいました。前か後の人たちはイギリスから来たと言ってました。
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撮影地は草原が広がっていて道の左側(北西方向)は少し小高くなっていて、遠くにグランドティートンの山並みが見えます。かつてないほど人が押し寄せているにもかかわらず、鹿が出てくる(中央右手にチラっと見える)ような穏やかな土地。
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道の右側はなだらかな草原で少し先に行くと川が流れています。ほとんどの人はこの草原に陣取り、数名は小高くなっている方や、川の方に陣取りました。私もこのように布陣を敷きました。日の出前はとても寒かったので玉ねぎのように脱いだ服を入れ、カメラ機材を出すためにスーツケースごと。携帯イスも持参。
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手前に座ってるのが私。前回インドネシアは望遠で太陽を追いかけたのですが、今回は広角で同じ画角の中に第一接触から皆既日食、そして第四接触まで約5時間、欠けて、蝕となり、また満ちていく太陽を基本5分おき(蝕の時はバチバチとります)に撮っていくスケジュールです。
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それぞれ準備にいとまなし。彼らの後ろに移っているバン+トレーラーが、私たちの専用車です。皆既日食の間に、Emilyたちはここにテント(屋根)をはって、昼食会場を作ってくれました。
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私はなんちゃって日蝕おっかけですが、ベテランハンターばかりのツアーなので、皆さん、太陽を追いかける赤道儀を持っておられ、2台以上のカメラで、観測用の超望遠レンズをセットしたカメラ、広角レンズをセットしたカメラ、あるいはビデオで日蝕をとらえます。中にはパソコンでシャッタータイミングもすべてセットされている方もいて、準備さえしてしまえばあとはパソコンまかせと言っておられました。
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そうやって5時間かけて撮影したデータを多重合成したものがこちら。完璧とは言えませんが、私としては満足。
日蝕データ
第一接触 10時16分46秒 高度38.5° (最初に月の影が太陽にかかる)
第二接触 11時34分52秒 (ダイヤモンドリングが輝き完全に蝕になる)
蝕の最大 11時36分2秒(食分1.029/方位134.9°/高度50.4°/継続時間2分19秒8)
第三接触 11時37分12秒(完全蝕の終わり)
第四接触 13時00分23秒 高度57.8°(月の影が完全に離れる) -
太陽はあまりに明るいので第二接触で完全なる皆既日食になるまで、ほとんど回りの明るさに変化がありません。が、月の影が重なっていくにつけ、実は微妙に暗くなり微妙に気温が下がります。完全に皆既日食になるまでは必ず日蝕グラスを通さないと目を傷めてしまいます。今回は愉快なアメリカ人たちと一緒の観測だったので、皆既日蝕になる時のカウントダウンはもちろん、世界が夜のような暗闇になりコロナをまとった太陽が天上に輝くと、ヒューヒューと大騒ぎ!皆既日蝕の2分間は急激に気温が下がり星座があらわれます。地平線には夕焼けのようにオレンジのベルトがあらわれます。ほんとうに神秘的で感動的な瞬間です。
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今回は望遠では撮影しなかったので、こちらはShare Freeの写真を転載しました。ちょっとした双眼鏡でもこの冴え冴えとしたコロナは観測できますし、太陽から立ち上るプロミネンスも見えることがあります。
(ワイルドナビ資料より抜粋)
今回の皆既日蝕は1990年にヨーロッパから中東にかけて見られたのと同じ1サロス※になります。サロスとは約18年11日で同じ日蝕が起こる周期のことで、約120°ずつ西にずれていきます。3サロス目で最初とほぼ同じ場所に戻り、日蝕が見れることになります。今回のアメリカ日蝕の1サロス後が2035年に日本で見れる皆既日食です。
※サロス周期(サロスしゅうき、Saros)は、太陽と地球と月の位置関係が相対的にほぼ同じような配置になる周期で、1サロス周期は6585.3212日、約18年と10日あるいは11日8時間。サロス周期は遅くとも紀元前600年ごろまでにはバビロニアの人々によって知られていた。
皆既日蝕の醍醐味は言うまでもなく淡いベールをまとったような黒い太陽です。このベールがコロナで毎回違った姿を見せます。太陽活動が盛んな時は全体的に丸い姿になります。今回は太陽活動がやや落ちているので上下(左右)に伸びているような形になっています。 -
余談ですが、当時勤務していた会社の、本社の役員夫妻が、同じジャクソンホールで日蝕観測をしていたことが、役員ブログを見てわかり、思わず連絡してしまいました。広いアメリカの中で、同じ時空を分かち合っていたかと思うと、その空気感のみを知る者としてすごい親近感がわきます。この後、2019年の金環日蝕を同じグアムで観測することがわかって、いろいろと情報交換などさせていただきました。
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日蝕記念切手ゲット!
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皆既日蝕観測成功を祝って記念写真!とーっても清々しい気持ちで幸せいっぱいの一行です!
ブログ後半はイエローストーン編になります。
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スネーク リバー キャビン ビレッジ
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