2021/05/23 - 2021/05/23
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rairaiさん
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ある旅行記の一枚の写真がずっと心に突き刺さっていた。
コバルトブルーに染まる湧き水の井戸。見たことのないような美しい色。
本当にこんな美しい深い青色が存在するのか。
三島駅からほど近い柿田川公園にその井戸はあるらしい。
三島は湧き水とせせらぎが美しい場所らしい。
日曜日は久々の晴天の予想、そうだちょっと行ってみよう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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-
三島までどうやって行くか。新幹線は高いし、電車は時間がかかるし。
色々調べて、東名江田バス停から高速バスに乗ってみることにしました。
高速道路のバス停を使うなんて人生初めて!
東名江田バス停は田園都市線の「あざみ野駅」と「江田駅」の中間。どちらからも徒歩15分くらい。今回は江田から向かいました。
さあ、いよいよ東名バス停の入り口看板が見えてきた。テンションがぐっと上がる。 -
この薄暗い階段を上った先には、、、。
-
到着!
これが東名江田バス停。小さな待合室と禁煙コーナーがあるだけの簡素な造り。
チケットはあらかじめネット購入しておきました。スマホを握りしめ、バスの到着をドキドキしながら待ちます。 -
しばし待つこと、向こうから高速バスが見えてきた。
颯爽と私に向かって近づいてくる。やったー!本当に来た。
頭にインディジョーンズのテーマが鳴り響く。
車内は左右2列ずつ、Wi-Fi、コンセント、トイレ完備。
乗客は数名。ソーシャルディスタンスばっちり。
足利サービスエリアで15分休憩。車窓からうっすら富士山が見える。
大人の遠足気分! -
約2時間で沼津駅北口に到着。高速バス旅、実に快適。
東海道線で一駅、さあ三島駅に到着です。これは南口の写真。
三島駅は緩やかな曲線の屋根が印象的。これは富士山と三嶋大社の社をイメージしているとのこと。 -
駅前には湧き水のオブジェがありました。湧き水の街三島への期待が高まります。周りにはベンチがあり皆さん思い思いの時間。
最初足湯かと思ったが足を突っ込んでいる人は誰もいなかった。 -
時間はちょうどお昼前。静岡に来たからにはランチは寿司と決めていました。
ちょうど目の前に「沼津魚がし鮨」があったので、そこに入ってみます。
入ってビックリ。ほぼ満席でした。
ランチの「近海握り」。ネタがどれも大きく新鮮で、大満足の味。
お店の雰囲気もとても明るく接客も丁寧で、人気があるのがわかる気がしました。
ごちそうさまでした。 -
駅前の観光案内所。三島だけではなく静岡県広域のパンフレットがおいてありました。
これから行く柿田川公園へのバスは目の前のバス停から出ているようです。 -
バスで約15分、大型ショッピングセンターの先に目的地の柿田川公園が。
目の前は国道一号線。久々の晴天のせいかけっこうな渋滞。
公園入口はからはたくさんの親子連れのにぎやかな声が聞こえてくる。
あれれ、何だかイメージと違うぞ、、、。
もっとこう神秘的でうっそうとした森林の奥深くに、あのコバルトブルーの井戸はひっそりとあるはずじゃあ? -
とりあえずの一枚。
まだ私の頭の中で整理がついていない。
あの湧き水の井戸は確か第二展望台にあるはず。とりあえずそこに向かうとする。
水遊びの池はたくさんの子供たちがはしゃいでいます。なんで子供って水が好きなんだろう。かわいいなあ。 -
標識に沿って階段を下りていくと、あったあった!!!
真っ青な井戸が。
予想以上に大きな井戸。高台の柵からのぞき込む造りになっています。
柵の真ん中は出っ張っていて、そこから覗くのがベストポジション。
井戸の色は見る角度によって色が全然違う。不思議。 -
よく見ると井戸の真ん中あたりの砂がごぼごぼ動いている。あそこから水が湧いているのだとわかります。
なんて不思議な青色なんだろう。
写真でみたコバルトブルーほどではないが、見る角度により青が濃くなったり薄くなったり。 -
水面に木漏れ日が映り、きらきらきらきら。
ずっと眺めていたくなる。
が、ここは有名な場所なのか、次から次へと人がやってきて落ち着かず。
真ん中のベストポジションは撮影の順番待ちが出来てきました。
お互いの写真を取り合うカップルや、「ギャー、何この色、こわい、なんかこわいー」と叫ぶ若いママ。
「ここでスマホ落としたらヤバくね」と笑いあう大学生。
あ、あれ、神秘的とか秘密スポットとか私のイメージがどんどん崩れていく、、、。
とりあえずここを離れて仕切り直そう。 -
湧き水が出る仕組みがわかりやすく紹介。
柿田川は国指定天然記念物に指定された清流で、富士山からの雪解け水が地上に湧き出た湧水群があることで知られているとのこと。 -
第一展望台へ。
ここはゆったり水をたたえたきれいな池のようでした。よく見るとあちらこちらから湧き水が出ているのが見えます。すごい!
湧き水が出る場所を「湧き間」というそうです。
大きな鯉が優雅に泳いでいます。澄んだ水面に新緑が映って本当にきれい。 -
これが「湧き間」。
じっと見ていると、砂の動き方で湧き水が出てくる様子がよくわかります。
ごぼっ、ごぼごぼっというかんじ。 -
第一展望台も人が増えてきたので、そこを離れて公園内をぐるっと回ってみる。
少し歩きここは湧水広場。
子どもたちがびしょぬれになって遊んでいる。水は冷たくないのかなあ。 -
船付場という二つの井戸の跡。ここからも水が湧いているのが見えます。
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湧き出た水の豊かな量がよくわかりますね。せせらぎの音が心地よい。
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木製の八つ橋を歩きながら美しい柿田川を眺めます。
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さて、もう一度井戸へ。さっきより人が少ない。ラッキー!
この時間だと右側から見たほうが青い色が濃く見えるようですね。
それにしてもきらきら光を反射してきれいなこと。
ここは昔紡績工場が井戸として利用していたもの。
この青い色は、日の光と井戸の中の砂が作り出しているとパンフレットに書かれてありました。 -
正面の出っ張った柵から撮った写真。
やはりここからが一番きれいに見えますね。
井戸の深さはどれくらいだろうと調べてみたら、なんと5メートルもあるそうで。
ちょっと背筋が寒くなる、、、。 -
井戸を見下ろす柵はこのような造り。中央の出っ張りが撮影スポット。
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写真も撮れたし三島の街も回りたいので、公園を後にします。路線バスに乗って「三島広小路駅」前で下車。
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人が集まっている場所があり、どこからともなく香ばしい香りが。
有名な鰻屋さんのようです。
せせらぎに面してちょっとした広場になっています。 -
「時の鐘」大きな釣り鐘が見えます。
江戸時代に三島の宿場に時を告げていたとのこと。 -
橋から眺める「時の鐘」
せせらぎが本当に美しい。 -
撮影スポットと書かれた看板を見つける。
すぐ目の前に伊豆箱根鉄道の線路が。
川に落ちないように気を付けてねと注意書き。
つい撮影に夢中になりずぶぬれになった自分を想像してみる。こわいこわい。 -
遠くから踏切の音が聞こえてきました。電車が来るぞ。右から来るのか左から来るのか、ドキドキ。
あ、右からだった。慌ててカメラを向ける。間に合うか、間に合った!
ちょっとした達成感。 -
次に来たのは源兵衛川。
ここはちょっとした広場になっていて、ポンプがあったり水辺にせり出したベンチがあったり、皆さんそれぞれくつろいでいる様子。
街中にこのようなくつろぎスポットがあるっていいですね。 -
せせらぎの上の遊歩道を渡ってみよう。落ちないように気を付けつつ。
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ちゃんと下を見ないと、ずっこけて足が水浸しになりそう。
でもぴょんぴょんと石を渡るのって楽しい!気分は20代! -
遊歩道は続く続く。ぴょんぴょん。時々立ち止まって木漏れ日や清流を眺める。
向こうから人が来ると、落ちないようにゆっくりゆっくりすれ違う。 -
夏になるときっと子供たちの歓声が響くんだろうな。
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だんだん楽寿園に近づいてきました。
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源兵衛川の説明。
かつては汚染された時期もあったそうです。
このように美しい清流に戻すためには地元の様々な努力があったのだろうな。 -
三島の街にはこのような案内図があちらこちらにありました。
方向音痴の私には本当にありがたく、何度もお世話になりました。 -
白滝公園に着くと、かわいらしいからくり人形が見えました。「めぐみの子」というらしい。マスクをつけてますよ。
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白滝公園から水上通りをせせらぎに沿って歩きます。ここは小さい子だけではなく、中学生のグループも楽しそうに水遊びをしていました。
みんな小さいころからこの清流で遊んで育ったのかな。 -
水辺の文学碑が並ぶ水上通りを歩いていると、何やら人だかりが。
あ、鴨の親子連れ。 -
子どもたちはが一生懸命およぐ姿が何とも可愛らしい。
時々流れにバランスを崩しながらも、ちゃんとお母さんの後をついていこうとしています。 -
水のあふれる街、街中がせせらぎ、まさにその通り。
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日差しは強く、だんだんへばってきますが、三嶋大社へ向かいます。
池のほとりの鴨。私と目が合うと、逃げるどころか背筋をピンと伸ばしてかっこいいポーズ。 -
ここから本殿に向かいます
が、本殿はお参りのための長い行列が。かなり疲れてふらふらになってきたので、
遠くから手を合わせてご挨拶。すみません。
帰りのバスの時間もあるので少し焦りだす。 -
時間がないのに、やはり三島に来たからにはと楽寿園へ。300円のチケットを買い入場。
急ぎ足で散策しつつ動物広場をひとまわり。 -
このアルパカはカメラを向けるとぐいっと近づいてきました。
人なっつっこくて可愛い。
こんな至近距離でアルパカを見られるなんて。
ちょっと笑っているように見えませんか?? -
時間がないのに「宮さんの川」と呼ばれる蓮沼川へ足を延ばします。
こどもが水車を動かしていました。私もやってみたかったけど、さすがに代わってとはいえず、、、。 -
駅前の売店でのっぽパンを買い、急いで沼津駅のバス停へ向かます。
三島コロッケも買いたかったのですが、全然見つけられず不完全燃焼。
帰りの高速バスは少し渋滞したものの、ゆっくり座って帰れるのがありがたい。 -
初めての三島と柿田川公園、美しい清流に心もリフレッシュでき大満足の一日でした。
三島の街は通りのあちらこちらに美しい花が飾られていました。
観光客用の案内図も多く、街の温かさや優しさが伝わってきました。
頂いたパンフレットもとてもわかりやすく、観光に力を入れているのがよく分かります。読み返すとまだまだ魅力的なスポットがありそうです。
初めての三島の街、大好きになりました。
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