2016/06/04 - 2016/06/11
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arriettyさん
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ジュディ・オングさんの有名なヒット曲のタイトルそのままに、エーゲ海のロマンティックな景観に “魅せられて” 、サントリーニ島・ミコノス島に行ける日を長らく夢見ていた。♪Wind is blowing from the Aegean~ 女は海~ アテネのパルテノン神殿も見たかったので、この3か所を回る為、ギリシャへ出掛けた。大変なこともあったが、思い描いていた景色に出会えた。この旅行記では、出発~サントリー二島での様子をまとめている。
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旅行1日目夜10時頃、カタール航空QR807便にて成田第2ターミナルより出発。
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11時間ちょっとで、乗り継ぎ地のドーハ・ハマド国際空港(カタール)に到着。ドーハの時刻は午前3時半過ぎ。
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ドーハ・ハマド国際空港。おもしろいオブジェ(遊具)があった。
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かなり広い空港。約3時間半の乗り継ぎ時間の後、カタール航空QR209便でアテネへ向かう。
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ドーハから4時間半のフライトで、昼12時近くにアテネ国際空港に到着。成田~アテネのフライト総所要時間は乗り継ぎ時間も含め、約19時間半。時差はギリシャの方が-6時間(サマータイム時)。
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青い公衆電話が目を引く。
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空港内のショップ。
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午後3時半過ぎ、エーゲ航空A3366便でアテネからサントリーニ島へ向かう。エーゲ航空の子会社オリンピック航空の機体が使われている。
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約40分のフライトで無事サントリーニ島に到着。サントリーニ(ティラ)空港からは、送迎車で宿泊予定のホテルへ向かった。
ホテルはフィラ(サントリー二島中心部)とフィロステファニの中間辺りに位置した崖の所にあり、細い道路(小道)に面しているので、ホテル前まで車の乗り入れが出来ない。その為、少し離れた場所(ホテル裏手)で降ろされてしまった。その後が大変! 迷ってしまい、ホテルに行き着けない。石畳の坂道をスーツケースを引きながら、右往左往。スーツケースの車輪が溝にハマってしまい、焦る。もう一度、車を降りた所まで戻り、近くを通りかかった男性にホテルの場所を尋ねた。この方が何と、探していたホテルの従業員の人! 中年の方だったが、重いスーツケースを軽々と担ぎ、ホテルまで案内して頂いた。ホテルは、先程まで行ったり来たりしていたすぐ傍にあった。(>_<) -
ホテルチェックインは、若い女性スタッフの方と私が机を挟んで椅子に座り、私の観光の希望を聞かれたり、お勧めの観光スポットを教えてもらうなど、丁寧な対応。街歩きの詳しい地図をもらい、短縮ボタンでホテルスタッフと直に通じるガラケー携帯も貸してもらった。それらを持って、早速、散策に出掛ける。
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先ずは、絵はがきなどで有名な「フィロステファニの青いドーム屋根の教会」を見に行くことに。ここへ来たら、必ず見に行こうと決めていた。フィロステファニはフィラの北にある小さな街。教会はフィロステファニの広場から歩いて5分程の場所にある。広場へ向かう途中、夕暮れ時のエーゲ海を背景に、建物の屋上に小さな船が置かれている景色に出会う。ロマンティック!!
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迷路のような坂道。
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目当ての教会の場所を指し示す、写真付きの案内標識。
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エーゲ海を背景に、フィロステファニの教会を眼下に眺められる絶景スポットに到着! 教会の向こう側の海に浮かんでいるのは火山島。サントリーニパレスホテルの駐車場からの眺め。
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有名なスポットなので、多くの人が写真を撮っていた。
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「フィロステファニの広場」
ここにも青いドーム屋根の教会が。 -
フィラのバスターミナル。写真は隣接するタクシー乗り場で、写真中央辺りの黄色の看板の所に、バス乗り場へ降りて行く階段がある。
この後、フィラのバスターミナルからバスに乗り、サントリーニ島最北端の街、イアへ向かった。行ってみたい教会があったが、場所が分からず、探しているうちに夜になってしまったので帰って来た(翌日再訪)。 -
イアからバスでフィラへ戻って来た後、今度はホテルへ帰る道が分からなくなってしまった(方向感覚がないことを痛感)。行く時は、フィロステファニを通ってフィラのバスターミナルへ向かった為、バスターミナルとホテルを直接行き来する道がよく分からない。また、出掛ける時は、まだ日が暮れていなかったが、夜になると周りの景色もよく見えなくなり、雰囲気が変わる。タクシーで帰ろうと、タクシー乗り場でホテル名を見せて頼んだが、ホテル前の道が車の乗り入れが出来ないということで、何人ものドライバーに断られる。送迎車と同じく、車の入れるホテル裏手まで乗せて行ってもらえたら助かるのだが、言葉が分からないのと焦っていたのとで、上手く説明出来ない。その後、もらった地図も見ながら、行ったり来たりして、夜遅く何とかホテルに帰り着いた。※写真はフィラタウン。
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翌日朝、朝食を摂る為、ホテル屋上のテラス席への石段(写真)を上る。この石段は、ホテル入口を入ってすぐの所にある。石段のすぐ左にプランジプール、写真には写っていないが、左奥に私の泊まった部屋がある。
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ホテル入口を入ってすぐ左手にあるプランジプール。
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テラス席。
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テラス席。朝食はパン、ジャム、ハム、サラダ、フルーツジュースなど。
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テラスからホテル前の道と、断崖絶壁に密集して建つ白い建物(フィラタウン)、たくさんの船が行き交うエーゲ海が見える。素晴らしい眺めに感動!! フィラの中心部やケーブルカーの駅にも近く、便利な立地。
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白い建物部分を拡大。
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更に拡大。
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テラスから見たホテル正面の景色。正に絶景! 手前の島は現役の活火山島、ネア・カメニ島。サントリー二島は、火山活動により形成されたカルデラ地形。
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豪華なクルーズ船も多く通る。
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今日もイアの街へ散策に出掛ける。写真はホテルを出てすぐの所。道の前方左脇に見えるのは、ドーム屋根の小さな教会「聖スティリアノスのカトリック教会」 塀に隠れて見えないが、ドーム屋根と鐘楼の下には教会建物部分がある。ここを通っていたのに気付かなかった。本物の教会だなんて、びっくり!
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ホテルから歩いて10分程のフィラのバスターミナルへ向かっている。昨夜、ホテルまで何とか帰り着いたことで、道順を把握。細い路地が多く、地図があっても迷う。特に、崖の所に建つ宿泊ホテルは、付近に外灯もなく、夜は真っ暗。海の景色も昼間とは全く違い、より分かりづらい。
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路地の所にあるお土産屋さん。
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フィラタウン。
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フィラタウン。
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フィラタウン。
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フィラのバスターミナルからバスで20分。イアのバス乗り場に到着。
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昨日夕方、訪れようと思っていた教会に向かう。
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イアのバス乗り場から歩いて数分の所にあるパナギア教会。世界一美しいと言われるイアの夕日で、教会の壁が綺麗な色に染まる。その様子を見たくて、前日の夕暮れ時にバスでイアに来てみたが、場所が分からず、ここへは来られなかった。ガイドブックに記載されている地図だけを頼りに探したが、方角を間違えて見ていた為、辿り着けなかった。だが、今日、再度イアを訪れ、ここへも来られてよかった。昼の明るい太陽の下で見る景色も十分に綺麗。
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付近にも素敵な教会があった。
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パナギア教会前の広場から、海側の通りに出る。左方向(フィラ方面)に折れて少し歩き、振り返って撮影。
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ブルードームの教会の辺りを拡大して撮影。
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崖の下の方にも、素敵な景色!
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崖の所に広がるイアの街並み。
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この写真の建物は「chelidonia luxury suites(チェリドニア ラグジュアリー スイーツ)」というホテル。以前、家で使っていたサントリー二島の写真付きカレンダーに、ここを写した写真が載っていた。知らずに通り掛かって、写真で見たのと同じ建物を見つけてびっくり! 憧れていた景色を間近で見られて、嬉しい。ここがホテルだということは、この旅行から5年も経って、このコメント欄記載の為、地図で調べて初めて分かった。
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カレンダーの写真で見たのと全く同じ景色。ここへ来ることが出来て、よかった。素敵な所!
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有名な所でなくても、写真で見て「いいなあ」と思っていた景色を、偶然見つけると感動する。
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建物の白が眩しいくらい。エーゲ海の紺碧とも合っている。サントリーニ島の建物の壁が白いのは、夏の強い日差しによって建物の中が高温になるのを防ぐ為に「石灰(漆喰)」が塗られているから。地中海沿岸の土地には石灰が多く含まれており、ギリシャでは石灰が安く手に入ったことも大きな理由。建物の一部が青で塗られていることが多いのも、青い塗料が安く、すぐに手に入った為。また、サントリーニ島は水源が少なく、雨水を生活用水として利用している為、石灰の除菌作用で雨水の除菌も行っている。
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植え込みの赤い花が、真っ白な建物に映えて綺麗。
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石段も素敵。
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曲線状の部分が優雅な感じ。
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石段を途中まで降りて行くと、海岸に小型船が見える。クルーズ船の乗客を島へ運ぶテンダーボート(サントリー二島の港は小さく、大型クルーズ船が接岸出来ない為)、島周辺をめぐる観光船、個人所有の船などが停泊している。
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崖の斜面に、迷路のように石段や建物が設けられている。日差しが強く、暑い中、坂(石段)の上り下りも結構キツい。
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イアでは法令で、建物の外壁の塗装は白か黄土色の水性塗料を使用するよう規定されているとのこと。(写真:ホテルの屋上)
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ブルードームと黄土色の壁の「聖ジョージ教会(Church of Agios Georgios)」が見える。
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素敵なカフェ。
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カフェへの入口ゲート。
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こちらはレストラン入口。
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パナギア教会の広場の前を左に出て、そのまましばらく歩いて来たが、右側方向も散策すればよかったと思う。そちらにもフォトジェニックなブルードームの教会があったので。ホテルをもう少し早く出れば、時間的余裕があったのだが、前日夜遅くホテルに帰り着いた疲れもあり、出発したのが昼の12時頃だった。明るいうちに、フィラタウンをもう少し見たかったので、イアタウンの散策は1時間程で切り上げた。翌日はサントリー二島を離れるので、忙しい日程には違いない。フィラとイアの街をそれぞれ、もう少しじっくり見るには、やはり滞在日数をもっと長くしないと無理。
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こちらが、イアの街で見たかったブルードームの教会の景色。実はコレ、部屋に飾ってあるカレンダーの写真(実物の写真はもっと綺麗)。この後、訪れるミコノス島のお土産屋さんで買ったもので、サントリー二島とミコノスタウンの写真が10枚以上付いている。写真の下に月ごとの暦が載っているが、とっくに期限切れなので、その部分だけカット。写真の部分だけ残して飾ってある。憧れのサントリー二島・ミコノス島の風景写真なので、いまだに捨てられない。(+_+;) {早く断捨離したい…。
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イアのバス乗り場へ向かっているところ。細い路地のような道。
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ヤシの木が南国のイメージ。
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ブーゲンビリアのアーチが綺麗。
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イアからバスでフィラに戻った。両方の街へ行ってみての感想は、フィラはサントリー二島の中心部ということで、人も多く、活気を感じる。イアもフィラと同じくらい人気があり、観光客も多いが、どちらかというと静かで落ち着いたイメージ。どちらも素敵。中間地点にあるフィロステファニにも行けて、自分的には満足♪
この後、フィラタウンを見ながらホテルに戻る。 -
アトランティスホテル(右)とフィラのカテドラル大聖堂(左)。
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「フィラのカテドラル大聖堂(Candlemas Holy Orthodox Metropolitan Cathedral)」
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「フィラのカテドラル大聖堂」入口。
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海とは反対側の崖にも多くの建物。
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アトランティスホテル付近。石段を降りた先にも、ホテルが多く集まっている。以下、フィラタウンの様子が何枚か続く。
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カフェへの入口ゲートが素敵。お店まで石段を下りて行く。
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ホテル近くのレストラン。
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宿泊したホテル「Lava Suites & Lounge(ラヴァ スイーツ&ラウンジ)」に帰って来た。
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宿泊した部屋の入口付近。
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部屋の入口。昔ながらの大きな鍵で開け閉め。
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部屋の中。入口に向かって撮影。洞窟をイメージした内装。照明も暗め。ミニキッチンが付いている。
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入口を背にして撮影。奥の部屋が寝室。
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寝室。窓がないので、昼間でも電気を点けないと暗い。
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洗面所。右側にシャワー室がある。
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浴槽はなく、シャワーのみ。
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翌日(旅行4日目)は、午後の便でサントリー二島からミコノス島へ向かう。朝食は、昨日と同じくサントリー二島の宿泊ホテルで摂った。
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屋上のテラス。パラソルの下にいないと暑い。
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昨日の朝と同じように、テラスからフィラタウンを撮る。アトランティスホテルとカテドラル大聖堂も見える(写真中央やや右上)。
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チェックアウト後、送迎車が迎えに来るまで時間があるので、女性スタッフの勧めでホテル周辺を散策。
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宿泊のホテルから、100mも離れていない所にケーブルカー駅がある。
ケーブルカーの向こうに、石畳の坂道をロバに乗って、登って来る人達も見える。 -
フィラの街と崖、海岸線が見渡せる。
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オールドポート(港)も見える。
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ホテル前から北方向(イア方面)に向かって、坂道を上って来た。
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海とは反対側(右手方向)に目をやると、こちらも崖の上にたくさんの白い建物。
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少し高い場所に来た。
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光煌めくエーゲ海の眺め。サントリー二島に、また、いつか来られる日を願いながら、島を後にした。
【ギリシャの休日】ミコノス島の風車と街歩き
https://4travel.jp/travelogue/11693815?preview=true へ続く。
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