新緑の奥多摩、本仁田山に登ってみた

2021/04/26 - 2021/04/26

コロナ禍による３度目の緊急事態宣言で、フィットネスクラブが休業となりました。運動不足解消のため、天気の良い日を選んで、山歩きに出かることに。新緑の奥多摩、本仁田山（ほにたやま）へ。今回は単独行です。

エリア 奥多摩(東京)

• 旅行の満足度: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

朝９時２０分、JR奥多摩駅到着。青梅線の終点で立川から１時間ちょっとかかります。青梅までは市街地の延長という感じですが、青梅を過ぎるとすっかり山深くなります。
奥多摩を訪れるのは、２年前の川苔山以来。　
https://4travel.jp/travelogue/11495879　　

駅前広場に観光案内所があり、地図をいただきました。

広げると、縦５０センチ、幅1メートルほどもあり、福生から西、雲取山までカバーしております。

本仁田山への登山道は駅前広場を右ですが、左に１００メートルほど行くと、立派なビジターセンターがありました。コロナ禍のためか、あいにく休館。

YAMAPによる登山地図。左下の奥多摩駅から北上して本仁田山へ、そこから右に南下してJR鳩ノ巣駅から帰る計画。

駅前から右に出て、間もなく北氷川橋を渡る。天気は快晴。

川沿いに巨大な工場。セメント工場？

紫色の花が見える。満開の藤のつるが杉の木にからまっているようだ。

二つ目の橋。女夫橋。

女夫橋のたもとに氷川国際ます釣り場。国際、とは大きく出たね。

マス釣りをする人々。

ここから舗装された林道に入ります。

林道をずんずん登る。車はほとんど通りません。

安寺沢（あてらさわ）集落というところまで、５０分ほど。集落というが、家は１軒しかない。林道をはずれて、この民家の左脇を通る。そこから本格的な登山道となる。家に荷物を運び上げるための（？）レールが見える。

登山道入り口。本仁田山まで２．２キロ。

間もなく、乳房観音との分岐。せっかくなので立ち寄ることに。

乳房観音で安全祈願。右の看板に由来が書いてある。昔ここに巨木があり、長い乳根（ちちね）が垂れていた云々。

頂上まで平坦なところはほとんどなく、つづら折りの登りが続く。奥多摩では指折りの急登だそうだ。長く続くことはないと信じて進む。

杉林が明るい広葉樹の森に変る。

このあたり、小石と砂地で滑りやすい。

木立の間から見える山は、方向的に川苔山か。

昼１２時前、本仁田山山頂到着。１２２４ｍ。
ここまでの登りでだれにも会わなかったが、山頂では５、６名のひとが休息中。

雪をいただいた富士山がきれいに見える。

一応、記念撮影。背後の富士山はかすんで見えませんが．．．

山頂で３０分ほど休憩。
簡素な昼食と熱いコーヒー。

１２時２０分、下山開始。鳩ノ巣駅まで４．７キロ。

いったん下ってから登り返して瘤高山まで２０分ほど。１１１０ｍ。
ここからはひたすら下りになります。

北側に眺望がある。川苔山が見えます。

尾根筋の道を下ります。

下りも人影無し。マスク要らず、コロナ・フリー。

未舗装の林道を横切って、更に下る。

お社がある。怪我無く下山することを祈願。

杉の巨木が並んでいる。

このあたり、登山道崖側にネットが張ってある。転落防止のためか、あるいは鹿よけか。

鳩ノ巣駅への案内が２種。多分左が近道。右は熊野神社経由。せっかくなので、神社へ。

熊野神社。無事に下山できました。

午後２時２０分、鳩ノ巣駅に到着。お疲れ様。

鳩ノ巣駅の跨線橋からの眺め。新緑の奥多摩。
この日歩いたのは２４千歩強でした。