帰りたいけど帰れない～自宅から徒歩５分のホテルに泊まる

2021/03/19 - 2021/03/24

東京で仕事をしていた長男がUターンしてきて我が家に帰ってくると言う。
コロナ禍の中でなければ諸手を上げて賛成なのだが、今は時期が悪すぎる。
とは言え、帰るなとは言えず、ウイルス検査の結果が出るまでは私は市内のホテルに一時避難することになりました。
コロナ過で落ち込んだ宿泊需要を支えるべく、市が補助をして市民に限り半額で宿泊出来るプランを市報で見ていたので申し込むも、予算に枠があるらしく、安い所や立地が良い所はもう枠が無いとのことだった。
自宅にも職場にも近い萩トラベルインを予約したが、最終日はホテルの都合で営業していないとのこと。
取り合えず、４泊を予約し、最終日は、道路を隔てた向かい側にあるホテルアクシアイン萩に一泊することにした。
もちろん、宿泊費を浮かせるために素泊まりにし、食事はホテルの周辺で外食にてすませることにした。
幸いにも、周辺には徒歩圏内にファミレスが２軒、ガストとジョイフルにうどん屋さんのどんどんがあり、ドラッグストアやコンビニも近くにあるので心配は無い。
今回は、普段、気になっているが行ったことの無い、萩駅周辺の山本食堂と牛丼のチェーン店、すき屋にも行くことにした。
ホテル住まいとは言え、仕事もあるので食事以外はホテルに籠ることになるだろう。
まあ、偶には独身気分もいいやと思っていたのだが、二日目にトラブル発生。
仕事の帰りに、愛車がエラー警告を発して、サービス工場への入庫を勧めるも、ディーラーは営業時間を終え、更に翌日は店休日となっている。
万事休す、自宅に電話をかけ父親の車を借りてホテルに戻る。
しかし、これがマニュアル車でナビも無ければバックモニターも無く運転しにくい。
翌日、自宅に戻り愛車のエンジンをかけるも前日同様で、エラー警告は消えていない。
バッテリーのマイナス端子を外して、数分放置し、コンピュータをリセットするとエラーを表示しなくなったので再度車を交換して、翌日にディーラーに持って行くことにした。
翌日は、エラー警告を再現すべく同条件で国道を走り、ついでに昼食は道の駅さんさん三見にて海を眺めながら戴いた。
車の方はと言うと、エラーの記録はあるものの原因はわからず、暫く様子見をすることになった。
何だか疲れただけでこれと言った収穫の無い５日間だった。

エリア 萩(山口)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

3/19～3/22までの４泊をした萩トラベルインの外観です。実は最終日５泊目に泊まった道路を隔てた向かい側のホテルの３階の部屋から撮影したものです。

萩市民割引と言うことで一泊６５００円のところが、３５００円で泊まれます、結構ラッキーかも。

ホテルのフロントの方は丁寧な応対で好感が持てました。この時期なので入館時はホテル備え付けの検温器での検温をしなくてはなりませんでした。連泊なのでカギは持ちっぱなしで良く、出入り自由で便利でした。

ベッドはセミダブルで余裕の大きさで寝心地も良かったです。

部屋はシングルユースには必要十分な大きさでした。部屋は禁煙室で嫌なにおいや黄ばみも無く清潔な感じでした。

テレビとデスク、鏡、整理ダンスがあります。素泊まりですが夜食として毎日、カップうどんのどん兵衛がついてきます。私は朝食代わりにしていました。

ユニットバスとトイレは、まあこんなもんかって感じで広さは必要十分ってところでしょうか。

テレビの裏を見ると配線がタコ足配線になっていました。最近は電気機器が多いので仕方が無いのかな。でも少し心配。

部屋から見た眺望です。道路を隔てた向かい側にホテルが二つあります。
向かって左側がプチホテルクランベールで右側が数日後に泊まる予定のホテルアクシアイン萩です。

廊下の反対側には細い道が通っていてこちら側から駐車場にアクセスできます。駐車場はホテルの１階とその周辺に７～８台程度、少し歩いたところにも数台程度停めることが出来ます。ちなみに客室には階段を使って上り下りします。

廊下の片側は壁で、もう片側に部屋が有ります。

初日は仕事終わりの夜にホテル入りし、翌日3/20の朝食はすき屋に行きました。
朝から牛丼と言うのも芸が無いので、ここは卵かけご飯定食です（何でやねん！）

朝から温かい白米に卵かけご飯はたまらん、たまらん。価格もリーズナブルで満足、満足、ごちそうさまでした！

二日目、3/20の昼は唐揚げ定食をガストで食べました。ガストにはホテルから徒歩で５分も歩けば行けます。しかし、どこでもいつでも食べられるものを食べているような気がしますね。

この日の夕食はこれまた徒歩で１０分以内でいけるジョイフルでモーニング定食。メニューにいつでも食べられるジョイフルのモーニングって書いてあったのだが、それって最早、モーニングでは無いよね。まあ、それはさておきドリンクバー付きなのが嬉しかったりします。

３日目、３/２１の朝食はホテルから徒歩でジョイフルに行きました。早朝だったので人影はまばらで、近くのパチンコ店の開店待ちと思われる初老の男性３人がいたくらい。２４時間営業は使う方には有難いが、経営的にはきついんじゃないのかと思う。

ジョイフルで注文したのは、いわゆるモーニング定食。ジョイフル＝モーニングの図式ですね。何か食のバリエーションが無いのかな私は。

３/２１日の夕食は、すき屋にて今度こそは定番のと言うか店のウリの牛丼を食べました。まあ普通にうまいわな。ちなみにメニューは、おろし牛丼の大盛りだったかな。

3/22は、朝食はホテルの夜食のカップうどんで済まし、昼食は前から気になっていたJR萩駅隣の山本食堂へ行きました。ちなみに今回泊まった二つのホテルはJR東萩駅から徒歩５分程度の距離で、JR萩駅のひとつ隣の駅になります。今回は、JRは使わずに自家用車で行きました。JR山陰線は、１時間～２時間に１本くらいしか電車が走っていないので利用しようにも不便すぎますから。

壁に貼られたメニューを見る。萩市内の定食屋の値段からすると少しお高い感じがします。手作りだからかな。

迷った挙句、無難な日替わり定食、税込み９００円を注文する。
結論から言うとまあこんなものかな。
多少の手作り感があるものの、どこでも食べれそうな内容でまずくは無いけど取り立てうまいほどでも無い。つまりは、態々通うほどの味ではないと思う。
観光客向けかと問われるとそうでもない。
ファミレスはちょっとと思う人向けかな。

４日目の昼食は道の駅さんさん三見で食べることにしました。こちらの食堂は三見シーマザースつまりは、地元三見地区のお母様方が作っておられます。

食堂の名前は鯖島食堂、食堂の窓からはその店名ともなった鯖島が見えます。

メニューは地元食材を使った新鮮なものばかりです。特に魚料理がおススメかな。

窓辺の席に座れば目の前に日本海が現れます。晴れた日の青い空と青い海を眺めながら食事をすることが出来ます。結構、贅沢ですよね。

店内は明るく、木のテーブルとイスでいい感じです。

私が注文したのは鯛のあら炊き定食、９５０円です。

かなりのボリュームで、あら炊きも煮汁がしみ込んで濃厚な味がしました。
ひとつ残念だったのは私があまりに魚の身を取るのがヘタクソで悪戦苦闘をしたことです。

さんさん三見から見た日本海の風景です。青い海と青い空が最高の贅沢です。

最後の一泊は、今まで泊まったホテルの向かい側にあるホテルアクシアイン萩です。この画像は前日まで泊まっていた萩トラベルインから撮影しました。

予約時にわかっていたことですが、実際に入室して驚きました。4.5畳って世間様で言うところの四畳半なのね。前日まで泊まっていたホテルがそこそこ広かったので、狭いなって思いました。

テレビ（DVDプレーヤー付属）にミニ冷蔵庫、鏡台にイスと最小限の設備でミニマリストになった気分です。

エアコンは旧式ですが、部屋が狭いせいか暖房はよく効いていて不満はありませんでした。

バストイレは、狭いですね。バスは体を折りたたんで体育座りをしてやっと入れるくらいでした。無いよりはマシかなぁ。

狭い廊下の両側に部屋がある感じで、壁は薄く隣の音が響くこともありました。

階段の踊り場に、電子レンジ等があり、共用ですが、狭い室内に置くよりはここにあった方が正解だと思います。

私の部屋は３階でしたが、エレベーターは無く、徒歩にて上り下りします。３階までの上り下りは結構、きつかったです。

ホテルの窓から見える白い灯台は飲食店・萩心海さんです。目の前の道路はＪＲ東萩駅に続いています。

一階には、フロント、食堂の他に無料で借りられる本とＤＶＤがあり、部屋に持ち帰って見ることが出来ます。チェックアウト直前にアダルトＤＶＤがあることに気づきましたが後の祭りでした（笑）

駐車場は１階に４台分ですが、狭くて停めるのに大変でした。隣の病院の駐車場が使えますが病院の診療終了後から翌日の診療開始までで不便です。病院の向こうにホテルの露天駐車場がありますが、100ｍくらい歩く必要があります。道路からのアクセスは入り口が狭いので注意が必要です。

さて、最終日の夕食、つまりは最後の晩餐は敢えて徒歩５分の距離にあるうどんのどんどん土原店では無く、徒歩１０分以上かかるどんどん唐樋店に行きました。

どんどんでは、料金先払いで食券を貰います。食券は色のついたプラスチックの楕円形の小さな板です。これを、テーブルの見える位置に置いてメニューが出来上がるのを待ちます。

注文したのは、天丼セットで、どんどん唐樋店のみのオリジナルメニューです。こちらの天丼は、海老天を卵とじにしたものです。

ミニうどんと海老天の天丼がセットになって７６０円はコストパフォーマンスが高く、しかもおいしいのでファンになってしまいました。こうして最後の晩餐は終わり、翌日には、幸いにして息子のコロナウイルス検査の通知が届き、陰性で一安心しました。これでやっと５泊の長いホテル暮らしを終え、無事帰宅することが出来ました。