オーベルジュ土佐山滞在記　四国は高知土佐山の自然に抱かれて

2020/08/07 - 2020/08/09

夏、暑さと人混みを避けて、四国の山あいの村へ
この土佐山、以前に訪ねてからは、お気に入りの避暑地に
今回は、ちょっと贅沢にヴィラで二泊
コロナ禍の世間から、人混みを避けて
そして、うだるような猛暑も避けて
大人の隠れ家で、“何もしない贅沢”を満喫してみました。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

車で高知ＩＣから30分ほどで、オーベルジュ土佐山に
途中の山間部の道路は、かなり険しい道も…
駐車場で、オーベルジュ土佐山のロゴがお出迎え
右奥にのぞくのがエントランス

オーベルジュ土佐山のエントランスから

木材がふんだんに使われたロビー棟
思いっきり光を取り込む造りです。
下の階には、リラックスルームとダイニングルームが…

ホテル棟の長い廊下
部屋の反対側には、自然を遮る壁がありません。
部屋を出ると、いきなり緑の木々が…

オーベルジュ土佐山のプライベート吊り橋
下には、鏡川の清流が…
ヴィラ棟は、この吊り橋の向こう側に…

緑に抱かれるようにたたずむヴィラ棟
完全なプライベート空間です。

部屋名は、番号ではなく
ホテル棟から順に、“いろはにほへと…”と…
宿泊したのは、「わ」のヴィラ
ロゴの横には、さりげなく山野草が…

キングサイズのベッドが置かれたヴィラの内部
ほどよい照明は、暗くもなく、明る過ぎず
落ち着いた空間が広がっています。

各部屋には、オルフセンのオーディオが…
高音質の音楽が響き渡る高い天井

逆側から撮ってみました。
ベッドは、ちょっと高めです。

ダブルシンクに丸い鏡のお洒落な洗面所
シンクは、ちょっと浅めです。

これまたお洒落な、赤煉瓦のバスルーム
大きなガラス窓の向こうは、緑の坪庭
坪庭も、赤煉瓦の高い塀で囲まれています。

ヴィラの内部からのぞく木のバルコニー
夏の陽が高い時間でも、ヴィラ内部は涼しげです。
和紙のスタンドの照明にも癒やされます。

バルコニーに出ると、まぶしく、深い緑に
降りしきる蝉時雨、そして、鏡川のせせらぎの音
贅沢な時が、ゆっくりと流れていきます。

待ちに待った夕食
宿泊施設付きの料理自慢のレストランがオーベルジュ
その名は、フランスの田舎生まれだとか…
綺麗に並ぶ前菜

見事に盛り付けられた冷野菜
土佐山の深い緑を、皿に盛ったようです。

おすすめの一品
鰹の田舎タタキと季節の野菜添え
食べるのが惜しいほど、なんとも綺麗です。

替鉢には、蓋の代わりに夏のもみじを添えた白い和紙

もみじの和紙をとり除くと、鮮やかな蒸し物が…

涼しそうな薄緑の皿に、踊るように跳ねる鮎の塩焼き
旬のものを、宿泊のサービスにと…

もみじ型の器には、地産の山菜天ぷらの盛り合わせ

メインディッシュは。土佐黒毛和牛の赤ワインブレゼ
まわりには季節の野菜が彩りを添えています。

さすがは料理自慢の宿泊施設、オーベルジュ！
味はもちろん、彩りや盛り付けも堪能しました。

山深い、夜の帳に浮かぶオーベルジュ土佐山
縦横の木の柱がライトアップされているようです。

早朝は、吊り橋を渡ってダイニングルームへ…

吊り橋から、鏡川の下流を…
美しい清流です。
昼間には、ここで水遊びをする子どもたちも…

台に綺麗に配置された朝食

開きとさつま揚げが乗った火鉢
あじの開きでしょうか？

なんともからだに良さそうな、麦とろご飯
ほどよいワサビの刺激が利いていました。

https://youtu.be/j_OqXvBc44c
オーベルジュ土佐山の夕朝食です。

朝食を済ませたあとは、しばしのひと歩き
オーベルジュ土佐山の敷地内にも、夏の花々が…
これはキスゲでしょうか？

ヴィラ周辺の里山散策で見つけたユリ
野生のオニユリでしょうか？
お辞儀をして、あいさつをしているようです。

清流の鏡川越しに眺望するオーベルジュ土佐山
深い山の緑に包まれています。
なだらかな切妻の屋根が、風景にマッチしています。

近くの橋の上からオーベルジュ土佐山を…
手前の塀で囲まれた建物がオーベルジュの土佐山温泉
天然の出で湯だそうです。
もちろん木の露天風呂も…

鏡川沿いには、のどかな棚田の風景も…
夏の陽を浴びて、稲もすくすく育っています。
日本の原風景が、詰め込まれています！

里山散歩中に見つけた愛らしい薄紅色の山野草
ヴィラ入口にも、ダイニングテーブルにも、
文字通り、花を添えていた山野草です。

二日目の夕食
なんとも微笑ましいレイアウトです。
すだれと緑
夏らしくもあります。

こんな野菜のお寿司も…

お造りも…

生ハムのスライスに季節の野菜添え
昨夜とはちがう、工夫を凝らした盛り付け
これも色合いが見事です。

リラックスルームを一歩出ると、広い木のデッキが…
コンクリートの打ちっぱなしも嫌みがありません。
黒壁の建物がホテル棟

夏の盛りに花をつける百日紅が…
山の風に薄紅色の花が揺れると、清涼感を感じます。
池の水は流れていて、小さな魚も…

気がつくと、いつも清流のの音が耳に入っています。
目も、耳も、舌も、五感の全部が蘇る土佐山の旅でした。

https://youtu.be/rSuAupUp_fw