2010/01/26 - 2010/01/30
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sorrelさん
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世界的パンデミックというとんでもない状況下、香港へ往くことが叶わない日々が16ヶ月という今日。
もうノースウエストなんていう会社があったなんて忘れられつつある現在で、苔の生えたような記録ですが綴ってみました。
既にデルタへの吸収合併が発表されていた頃でしたが、チケットはまだノースウエストからの発券でした(機材はデルタのエアバスA330)。
航空券は19500円(プラス3,000円のサーチャジ)
ホテルは旺角・スタンフォード。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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機材はもうデルタのものでしたが、乗務員はまだNW仕様。
搭乗率は90%を超えていたような。 -
ご飯のベチャベチャ具合を別にすれば悪くないコリアン風の焼き肉ライス?
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ピラフというのか炒飯なのか、いかにもエコノミーの食事です。
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スタンフォードホテルに到着した時はもう日付けが変わっていて。
スタンダード・ツイン、24平米は狭いという感覚はこのころ感じなかったなぁ。 -
近所の石磨坊で夜食代わりの温かいくるみ汁粉を。
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この頃は黒布街を見下ろす旺角の風景がいかにも香港らしい雰囲気を感じさせて、いかにも香港にやってきたというワクワク感が湧いたものでした。
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昼の気温が19度っていう理想的な陽気。
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マクドナルド脇の新聞スタンドで。
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ドニー・イェンの新作が表紙の「香港電影」。
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早茶は紫荊閣へ。
無くなってから、その有難味が分かるという言葉通りの酒樓でした。 -
ドンブリにこぼれんばかりに容れてくれるお粥。
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今にして思えば、あの価格であの味は充分なお値打ちだったと。
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香港電影が定価より3元安く売られていたので購入。
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まもなく公開されるサイモン・ヤム主演作、監督がアレですから観る必要なしということで。
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ランガムプレイスそばの新聞スタンド。
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旧正月映画として大々的に広告を揚げていた「蘇乞兒」(まだまだ昔の名前で商売できるユエン・ウーピン監督)。
しかしキャストがこれでは香港人観客には厳しいんじゃないか思いますが。 -
ホテル近くから西貢行きの紅小巴に乗って。
旺角はどこへ行くにしても便利です。 -
西貢の街ちょっと手前の北港で下車、いつも子供たちの野外学習で賑わっている「獅子會自然教育中心」へ。
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園内を素通りして、端っこにひっそりと掲示板が立つ「蕉坑自然教育徑」。
ここからビーチのある三星灣までのんびり歩こうと。 -
落ち葉をサクサク踏んで林の中を。
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「教育徑」とあるだけに、路肩には植生を解説するプレートが設置されています。
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林を抜けると白沙灣に。
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ホンコンマリーナのヨットハーバーが見えてきました。
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場違いなくらいに整備された遊戯施設がドーンと、夏のシーズンには家族連れが多く訪れるんでしょう。
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いきなり眼前に白い砂浜が飛び込んできました。
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こんな小ぶりなビーチなんですが立派な施設が。
こういうところが香港の羨ましいところ、日本とはエライ違いです。 -
ライフセイバーの控え室、ちゃんと神棚が設けられています。
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ひと気のない冬のビーチも悪くありません。
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水が綺麗なので夏のシーズンの時はさぞや混雑しているのでしょう。
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夏のシーズンは埠頭に着いた海水浴客が陽射しを避けていけるでしょうね。ここを通れば。
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うまい具合に対岸の白紗灣行きの渡船がやってきました。
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乗船料は一人10HK$。
15分の船旅、貸切り状態で。 -
このころは携帯電話もこんな。
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92番鑽石山行きのバスに乗って行こうと待っていたら、彩虹行きの緑小巴が来たのでそれに乗ってさっさと戻ります。
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バス停の前からは映画「高度戒備」の場面が。
ここがあのン・ジャンユーがボートでジャック・カオら台湾ギャングと落ちあうというシーン。 -
ちなみに、こちらがそのシーン。
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背景に豪宅が並ぶ場所にギャングのアジトがあるという設定。
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奥海城のイベントスペースはもう旧正月用のデコレーションで。
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旧正月作品、またもやドニー主演で。
昔から主演俳優が続けて公開されるのを厭わないという香港の映画興行界の不思議。 -
完成までトラブル続きだったこの「十月圍城」、大掛かりなセットと豪華なキャストが売り物という大作でしたが・・・・(黎明のメイクには失笑!)。
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西洋菜南街の本屋へ。
階段部分が改修中、香港の古いビルの構造がよく分かります。コンクリートの構造体以外はレンガを使用、その上はモルタルで覆うという。
レンガもヨーロッパのような洗練されたものではなく、かなり粗悪なものです。 -
夜は荷李活中心の潮樓へ。
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量だけはあるけれど味はイマイチな炒麵。
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ホテル横の出前専門店、ネコがレジ脇で店番。
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この朝はいつもの叔父さんではなく、叔母さん(おっかさん?)。
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それにしても3元は安い。
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地味にマックのコーヒーと蛋撻で朝飯。
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カレン・モクのコンサートを告げる広告。
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ほとんど縁のない上環へ。
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税関の庁舎ビルへ。
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とても酒樓などある雰囲気ではない税関本部ビルの1階エレベーター・ホール。
奥のガラス棚には”税関グッズ”が並んでいます。 -
ここがお目当ての場所、飲茶が評判というので出かけてきました。
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いくら大丈夫とわかっていても「メンバーズ・オンリー」と書かれているとちょっと躊躇します。
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11時オープンと聞いていましたが、お客さんのいる気配がまるでなく、気後れしますが。
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口開けとはいえ、客は我々ふたりだけ。
テーブルクロスも椅子のカバーといい、いつも行く街の酒樓とは様子が違います。 -
點心のメニュー。
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いつまでたっても他の客が来ないので不安になりますが、よく考えればこのビルで働く人がランチに出てくるのは12時近くでしょうから。
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まず、これが出てくるというのは高級店の証しというのが今までの経験。
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なんてことのないような大根餅、胡麻団子汁。ですが丁寧に作られているのがわかる仕上がり。
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このころ食べた牛肉球ではピカイチの味、小籠包も実に結構。
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まるで臭みのない、クレソンをまぶした一品。
どれもこれも上々のお味! 多少お値段が高くてもこれなら大納得。 -
サービスの甘物も上品な仕上がり。
再訪しなければと思っているうちに結業。 -
東涌から巴士で。
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伯公坳で下車。
海がまるでガスで見えません、これでは登ったさきも期待できず? -
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霧(雲?)の中を歩いてきたので髪がビショビショです。
大東山へ向かうもガスが濃くて分岐の脇道が不明のために断念。 -
雲がサーッと流れて行くと欄頭營が見えてきて幻想的な風景でした。
コテージが雲の中で見え隠れしています。 -
廃屋のように見えて実は現役の宿泊施設ということで、新しい鍵がしっかりと。
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今回はそちらへは行かず。
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釣鐘花がひっそりと。
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晴れていれば見事な眺望なんですが。
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ところどころに大頭茶が咲き残っています。
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ただひたすら歩き続けます。
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ようやく嶼南道に出ました(実際はこんなに明るくなくて夜です)。
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嶼南道に出られホッとした所で、すぐタクシーが来たので乗り込んで梅窩碼頭まで。
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梅窩フェリーの待合所。
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パシフィックコーヒーが(もう今はなくなっていますが)。
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がらがらの船内、それでもしっかり冷房が効いて。
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昼も夜も間違いのない紫荊閣へ。
歩いた後のビールは美味い! このころからバカにしていたサンミゲルを見直したような。 -
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椒鹽鮮魷。
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サービスの甘物。
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上はKCRの線路、土手に植えられている洋紫荊の花(一年中咲いているような気が?)。
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以前、何回か利用した酒樓が結業となり鳳城酒家が新しく営業中というので亞皆老街の店へ早茶にやってきました。
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ここはもちろん、あの太子の鳳城酒家とは無関係の店です。
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早い営業時間だけが取り得という。
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なんとも飲茶を営業中という熱気が感じられない店内。
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いくら安くても味が・・・・。
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叉焼包が點心のレベルを推し量る基準ということからすると、見事に外れ!
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無駄に豪華さを演出する照明。
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店の前に配達・放置された砂糖キビ。
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昔の歳賀片に比べるととてもオールスターキャストという雰囲気は出せない2010年。
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中環の八珍で調味料を。
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古い警官宿舎で写真展を開催中とのことで。
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現在のPMQとして改装する前だったので、ボロボロで酷い状態の建物でした。
ちなみに陳可辛(ピーター・チャン)の映画「THREE 臨死」(オムニバスの一部)のロケ地に使われていたところです。 -
あの海安珈琲室のことが。
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映画「導火線」の撮影場所として探していたのがこれ!
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なんと2年前に取り壊しされていました。
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キッチン。
もう住人の家財道具は残されていないんですが、何十年もここで誰かが生活していたという雰囲気は濃厚に残っていて、他人である日本人がヒト様のウチを覗き観ているような気がして落ち着きません。 -
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洗面・浴室。
おそらく家族は5人か6人くらいで住んでいたんでしょうか?
1960年にこのスペースはあのころの香港を思えば充分すぎるくらいだったのではと想像します。いかに公務員が優遇されていたということでもあるわけで。 -
何度も塗り替えられたであろう金属部。
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雅蘭中心の稲香へ下午茶。
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日式餃子。
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ホテルへ戻ると、TVでは土瓜湾で起きた唐樓の倒壊事故を伝える実況を。
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またもや紫荊閣へ。
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この夜は、二人世界に叉焼を追加して。
ここの蜜汁叉焼。一切れ・二切れは良いのですが、そのうち段々と甘さが厳しくなってきて。
昔は感じなかった料理の過剰な糖分に敏感になったというのも年を取ったせい? -
朝、新聞はどれも土瓜灣の唐樓倒壊事故を大きく。
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NWは早朝ホテルをチェックアウトしなければならないのが辛かったなぁと。
なにせ外はまだ真っ暗ですから。 -
朝食なしで空港へ来たので、スターバックスで甘物を。
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いかにも米系会社らしい朝食。
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霞みがかかっていましたが富士山を見えてきて無事帰国です。
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