2020/10/17 - 2020/10/18
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「自由にラウンジに入って、好きなだけゆっくりして、好きなだけ美味しいリフレッシュメントを楽しめる……こんなにストレスフリーな時間は最高だよっ!」 ――拙稿「2018年ヨーロッパ旅行:暮らすように楽しむ、夢の空港ラウンジめぐり」より
数年前、「空港には秘密の待合室があるらしいぞ」くらいの知識で体験した空港ラウンジの非日常的至福感に心を奪われた私です。その後いろいろ調べると、空港だけでなくラグジュアリー・ホテルにもクラブラウンジというものがあるということがわかりました。ラウンジという魅惑の空間をまた味わってみたい!……でも、おいそれと贅沢はできないし、ということで、いつか高級ホテルが安いクアラルンプールに行ってクラブフロアに泊まることを目指して作戦を練っていました。
ところが、2020年に起こったコロナ問題。世界も、ラウンジの夢も、こんなにも遠くなってしまった……。なんで2019年に頑張ってマレーシア旅行に踏み切らなかったんだろうって、悔やんでも悔やみきれなくて。そんな折、コロナ禍がいったん落ち着きを見せた時期に、国内でGOTOトラベルキャンペーンが始まったのでした。
GOTO政策には賛否両論あるところですが、割引がなければ体験できないような非日常を味わえるようになるのがうれしいことも事実です。
調べてみると、往復航空券付きでハイアットのクラブフロアに1泊するパック旅行が42,300円。14,000円の割引と6,000円の商品券、幾分マイルも貯まるので、実質2万円程度ーーラウンジの夢が、なんと国内でかなえられるじゃないか!
今、再びのラウンジライフへ。思いがけない形で週末弾丸沖縄旅行をすることになりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- じゃらん
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とっても久しぶりな羽田空港。飛行機の楽しさを知って、さあこれからというところでコロナ問題が起きてしまったので、何か月ぶりでしょうか――また空港に来れた、空港の雰囲気を味わえたということ自体がとても嬉しかったです。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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私の登場する便は那覇行きのJAL907便。最新のA350-900型機で、国内線普通席でも立派なディスプレイが付いています。壁紙がシーサーで、沖縄便らしさがgoodです(^_^)
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このまま西へと飛んでいけたら、海外にだって行けるのになあ……久しぶりの飛行機にそんな想いも込み上げてきましたが、飛行機は降下を開始。ともあれ、沖縄のエメラルドグリーンの海を目にしたらテンションが上がってきます!
弾丸ステイケーション、めいっぱい楽しもう! -
那覇空港からホテルの最寄りの牧志駅まで、ゆいレールで移動します。那覇空港駅は日本最西端の駅。ちなみに、最南端はお隣の赤嶺駅なのです。
那覇空港駅 駅
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牧志駅で降りて、ホテルに向かいます。
今回はもっぱらホテルステイ目的で外で観光する予定はないわけですが、こうして道中で沖縄の雰囲気を楽しめるのは心躍ります
。やっぱり、私は街歩きが好きなんだなあって、しみじみ感じるものです。 -
ホテルの大きな建物が見えました!後は建物の方向に歩いていくのみ……
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……と思ったら、いつもの道迷いの癖が炸裂して、なぜか裏口にきてしまいましたorz
「HYATTという表札はあるけど、なんか違くない……?」 -
ぐるっと回って、正面玄関はこちらでございました(笑)
ドアマンの方が温かく出迎えてくださります。名前を伝えるとトランシーバーで中のスタッフと連絡して、クラブフロアのご予約ですねと18階のラウンジまで連れていってもらえました。キャリーケースを持ってくださって、エレベーターまでの導線も完璧にスムーズ。
到着するやいなや、素晴らしいホスピタリティーです……!ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄 宿・ホテル
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最上階である18階のクラブラウンジ「リージェンシー・クラブ」で到着の手続きをしてもらいます。
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イチオシ
(これは夜の誰もいないときに撮った写真ですが)こんな感じのふかふかの椅子に座ってチェックイン手続きをすることができます。
チェックイン時刻は15時からで、早く着いてしまったので荷物を預かってもらい時間までどうにかしようと考えていましたが、客室が準備できるまでラウンジで過ごしていいも良いとのことでしたので、お言葉に甘えてラウンジライフを楽しみます!
1泊2日のショートステイだけに、たいへんありがたかったです(*´ー`*) -
「景色がよく見えますよ」と、窓側の席を勧めていただきました。
本やノートパソコンとともに、まったりリラックスタイムの準備をします。(笑) -
イチオシ
14時頃という白昼の時間帯で、外に出掛けているゲストも多いのでしょう。ラウンジはとても空いていて、ゆったりした時間が流れていました。
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落ち着いた色調の棚には、遊び心のあるオブジェが飾られています。
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フードコーナーは、おそらく感染防止の観点から縮小されていて、乾き物のお菓子や果物がこじんまりと並んでいるに留まります。これは仕方がありません。もっとも、ちんすこうなど沖縄の銘菓があって、嬉しい限り。
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コーヒーマシーンと、ドリンクがぎっしりの冷蔵庫です !
オリオンビールやトロピカルジュースをはじめとして、飲み物は非常に充実していました。 -
私もマンゴージュースをいただきながら、まったりしましょう(^_^)
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オリオンビールにスイッチして、バナナも食べてみました。とても美味しかったです!
那覇のハイアットは、ラウンジでオリオンビールを飲めるというのがアピールポイント。お昼からお酒を楽しめるのは、背徳感じゃないですが何だか非日常感があってドキドキするものです。(笑) -
コーヒーも香り高くて大満足でした。
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ミネラルウォーターはエビアンで、沖縄ラッピングのボトル。
そんなこんなで美味しいドリンク等を楽しみながら、景色をぼんやり眺めたり、読書したり。
時間を忘れて至福のラウンジライフに身を委ねていると……チェックイン時刻の15時頃になり、ラウンジスタッフの方が部屋の準備ができたと声をかけてくださいました。 -
今日のお部屋は角部屋の1501号室です。
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入室すると、目の前に広がる解放感と気品のある空間。淡い朱色の絨毯と、ベッドの上の緑色のオブジェのコントラストが素敵です。
この部屋はクラブデラックスツインというカテゴリーでしたが、一人利用のためベッドをハリウッド化してくださったとのことでした。そこまでお気遣いいただけるなんて……感動です! -
角部屋の嬉しいところは、窓際のカウチに寝そべったときに、ベッド横の小窓から景色が見えることです。角部屋ならではの、小さなラッキーポイントのひとつと言えましょう。
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ピカピカに磨かれた、洗面台の様子です。
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アメニティはイタリア・ヴェネト州トレヴィーゾのブランド、アッカカッパのものでした。
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分厚くてふかふかのスリッパ!
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紙コップや除菌シートなど、このご時世ならではですね。こうして用意していただけるのはありがたいです。
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カウチ横のテーブルに目をやると、なんと更なるサプライズが。
ラウンジでチェックインした際に、雑談交じりに旅行の目的を尋ねられて、誕生日が近いので素敵なホテルでステイケーションを楽しもうと思った旨お話したのですが、名前入りのバースデーカードとお菓子を置いてくださっていたのです!!
パックツアーで申し込んでいて事前にお伝えする機会もなかったのに、短時間のうちにわざわざカードを印刷して、このように手配してくださったのでしょう。こんなの、嬉しくて笑顔がこぼれてしまいます…!
チェックイン対応をしてくださったスタッフの方には、翌日ラウンジで会える機会があり、お礼を申し上げることができました。
本当にありがとうございました! -
お部屋の設備を一通り見て回って、コーヒーマシーンで一杯淹れてリラックスします。
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プレゼントのお菓子とともに。素敵なティータイムになりました^ ^
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お部屋でダラダラと過ごした後(笑)、再びラウンジへ。
17時からはカクテルタイムが始まり、このセッションにはワインやホットミールなどをいただくことができます。 -
美味しい料理をつまみながら、スパークリングワインで乾杯!
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よく味の染みたほろほろのお肉、このビーフシチューが一番のお気に入り^^
カクテルタイムのメニューは、お酒もよかったですがそれ以上にフードの美味しさが印象的でした。さすがはハイアット、です! -
赤ワインに替えてシャルキュトリーを。沖縄は東京より日の入りが遅れることもあって、外はまだまだ明るいです。
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いよいよ日も傾いてくる頃合い。マジックアワーを素敵なラウンジで、美味しい飲食物を楽しみながらリラックスして迎えられるのは、なんと穏やかな気持ちになることでしょう!
カクテルタイムは、しっかりした夕食ではなく簡単なアペリティフを楽しむという趣旨。がっつりしたご飯ものなどはありませんが、炭水化物系の料理として沖縄そばが出ていました。 -
カクテルアワー後にしっかり夕食をとるという人もいると思いますが、私はラウンジでいろいろいただいて、わりとお腹いっぱいになってしまいました。(←昼間に活発に観光などせず、だらだら過ごすステイをしているから、エネルギーを消費しないのでしょう(笑))
最後に白ワインとコーヒーを味わって、締めくくりとします。 -
イチオシ
お部屋に戻ってきました。すっかり夜の装いとなり、気品ある内装が一層際立ちます。
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カクテルタイムを楽しんでいる間にベッドメイキングがありました。明日の天気予報カードと共に、かわいいチョコレートが(*´ー`*)
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窓から那覇の夜景を眺めます。こうしてみると、高い建物は比較的まばらに感じですね。
中央の長細い建造物は第一牧志公設市場。1950年の開設以来長い歴史を持つ「沖縄の台所」です。今回はホテルにおこもりですが、またの機会には市場の食堂で沖縄料理をいただいてみたいものです。 -
1階のロビーの様子を見にいってみました。さすがにこの時間にチェックインする人は少ないかしら。
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宿泊客はフィットネスジムを利用できるということで、ラウンジで飲み食いした分、ジムで運動しようと思います。
ハイアット那覇では、トレーニングウェアを無料で貸し出してもらえるのがgood point。ジムに行くぞと意気込んで持参しなくても、当日の気分次第でちょっと体を動かしにいけるのは気楽で非常に助かります。
ルームランナーでじんわり汗を流しました。更衣室にはシャワーも完備で、快適です。 -
当時はクラブラウンジの閉室時間が22時でした。それまで夜のラウンジライフを楽しもうと、再びラウンジへ。今回は半屋外のテラス席で、まったりフレッシュジュースを傾けて。
沖縄の暖かい風が心地よくて、ゆったりした気持ちに身を委ねます。 -
ラウンジが閉まったので、部屋に戻って引き続きカウチでまったり。好きな音楽を流しながらコーヒーを飲んだり、友人に電話したりして過ごしました。
コーヒーはデカフェなので、寝る前に飲んでも大丈夫(^_^) -
そろそろお風呂に入って寝ることにします。バスソルトが2種類--リラックスできそうなラベンダーと、さっぱりできそうなオーシャン。
今晩はラベンダーにして、明日の朝風呂にオーシャンも試してみましょう。
バスルームは、今回利用したデラックスツインだと湯船とシャワーエリアが別になっています。(通常のツインだと一体型です)
当初はツインでいいかと思っていたのですが、パックツアーを予約するタイミング上、デラックスツインの方が安くなったのでたまたまデラックス利用となりました。でも、それが大正解。湯船が泡だらけにならないでじっくり体を伸ばせるというのは、思っていた以上に気持ちよかったです。 -
翌朝、おはようございます。
沖縄の朝の光を浴びながら、やちむん(沖縄方言で焼き物のこと)の茶器で淹れた温かいお茶を一杯。
気忙しい日常の朝とは違って、ドアに掛かっていた新聞を読みながら、どこまでもまったりと。
新聞は沖縄タイムスでした。チェックインのときに日経と地元紙のどちらがよいか尋ねられ、せっかくの機会と後者を希望したのです。 -
気だるくも満たされた気持ちのなか、残しておいたオーシャンのバスソルトで朝風呂を浴び、さっぱりしたところで朝食を食べに行きます。
クラブフロア宿泊者はラウンジかメインダイニングのどちらかを選べるとのこと。ここでもラウンジライフを徹底するのが今回の旅の趣旨には合うのですが……やっぱり、ラウンジ以外の様子も見てみたくて、ここはメインダイニングに行くことにしました。 -
メインダイニング「sakurazaka」は、天井が高く開放的なレストランです。スタッフの方に案内されて、広々としたテーブル席へ。
当時はビュッフェ形式で、料理を取るときはマスクを着用し、備え付けの使い捨て手袋を着けるようにと、感染症対策も徹底されていました。品数は非常に多くて素晴らしかったです! -
第一弾。ヨーロピアン・スタイルで(?)各種取ってきました。黒糖フレンチトーストやキッシュは、ライブキッチンで作りたてをいただけます(*´∀`)
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続いて、更に興味のあるパン類や、スムージーなど。アグー豚のウインナーも外せません!
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大分お腹いっぱいになってきて……、まだ食べますか(笑)
たまには、たらふく優雅なモーニングをいただいても、いいですよね。カレーパンは自家製で、これまた絶品でした。
たくさんの種類があり、パンのクオリティも非常に高い朝食でした。美味しいパン巡りが好きな私は、とてもうれしかったです。 -
満福、もとい満腹で朝食会場を後にします。
ロビー階を散策していると、素敵なガラスのオブジェを見つけました。
沖縄ではガラス工芸も盛んです。透き通った感覚が美しい沖縄の海色に重なって……ああ素敵です。 -
しっかり、シーサーも鎮座しています。
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チェックアウト時間は11時でしたが、レイトチェックアウトについて相談してみると、ありがたいことに12時まで延ばしていただけることに!
(空室状況等により、いつも可能というわけではないと思いますが、この日はラッキーでした^ ^)
おかげさまでまだ行けていなかったプールも体験する時間ができました。
「泳ぐなんて、すごい久しぶりだな」
水を掻く手足にそんな感慨も抱きながら、沖縄の青空の下しばしの水泳を楽しみました。 -
イチオシ
ラウンジでプール上がりのビールを一杯。ついでにパソコン作業も少しやりました。
ほんとにラウンジが大好きなんだなって、自分でもちょっとあきれてきてしまいます。でも、良い感覚だと思うのです。
心地よくも自然と背筋が伸びる洗練された空間と、飲食物に満たされたストレスフリーな空間が同居するとき、素晴らしい世界が溢れ出す--ラウンジの魅力って、そういうところなんじゃないかって思うのです。 -
いよいよ楽しいホテルステイも終わりに近づいてきました。最後は、自室に戻ってコーヒーでゆっくり。
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キャリーケースを持って、チェックアウトのためラウンジへ。(クラブフロア宿泊者はチェックアウト手続きもラウンジでできます)
ちょっと名残惜しい瞬間ですが、素晴らしい1泊を過ごすことのできたお部屋、ありがとう(*´∀`) -
12時にチェックアウトした後、夕方の飛行機までいくらか時間があります。頑張れば首里城公園など、近場の観光地をひとつ見物することもできるかもしれませんが、今回の旅行のコンセプトは、あくまで慌てずまったりと。
のんびり暖かい風を感じながら、ホテル近くの「壺屋やちむん通り」を散歩して過ごすことにします。
キャリーケースはホテルに預かってもらい、身軽になってゴー。壺屋やちむん通り 名所・史跡
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ホテルの部屋にあった茶器に関連して言及した「やちむん」(焼き物)ですが、この壺屋地区はかつて琉球王府によって形成された、300年以上の歴史ある焼物町。沖縄の素敵な伝統工芸品の息遣いを感じられる空間に、いくつもの工房の直営店が軒を連ねています。
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通りの脇には井戸がありました。シーサーにもご挨拶。
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旅の記念に工芸品を求めたくなってしまう私です。(笑)
GOTOトラベルキャンペーンの商品券を持っていたこともあり、ちょうどよいマグカップがないかなあと立ち寄った、こちら「窯元清正陶器工場」さんの直売店。店員さんが非常に親切にお話をしてくださいました。小橋川清正 陶器工場 専門店
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どれも素敵な作品で目移りしてしまいましたが、熟慮の末にウミガメの絵が描かれた蓋つきのカップを購入。
鮮やかな、それでいて温かみのある深い赤色がとても気に入りました。壺屋焼の赤絵では蓋に描かれているような魚絵をあしらうのが定番ですが、かわいらしいウミガメの絵というのも個性的でいいなあと感じます。魚の絵と亀の絵を両方楽しめる、素敵な作品に出会うことができました。 -
そんなこんなで昼下がりの壺屋やちむん通りを後にして、ホテルで荷物を受け取り、ゆいレール牧志駅に。空港へ向かい帰りの飛行機の時間となりました。
1泊2日、ホテルでリラックスして陶器を買ってきただけの沖縄旅行――いろんな巡り合わせで実現した、いろんな思いの溢れる旅だったなあと思います。素敵なホテルや素敵な工芸品に出会って、短いながらも充実した週末でした!
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