2020/12/03 - 2020/12/03
293位(同エリア672件中)
まりあさん
シリーズの旅行記の完結編です。
宮崎の後は、400キロぐらいを走って、途中、2泊して帰路につきます。
40代から始めた、長期ドライブ旅行。失業がきっかけの、失業記念旅行という「修行の旅」でしたが、今回もまた、コロナ渦の鬱積状態から離脱するための「修行の旅」でした。
なにせ、しっかり年輪を重ねておりますから、ここしばらくは、2ヶ月はしんどいから、1ヶ月ぐらいの旅にしていたものです。
だから、今回は、久しぶりの2ヶ月旅で、2ヶ月になると、荷物の中の、消耗品、化粧水やら、シャンプーやら、部屋でコーヒーやハーブティーを飲むための紙コップとか、そんな消耗品さえ、けっこうなくなっていき、途中で買い足したりしながらの旅でした。
そういう買い足し行動をしながら、「やっぱり、2ヶ月は長い」と痛感し、加齢なお年頃ゆえ、旅程の3分の1ぐらいの時点から、やたら「しんどい」という言葉が口をついておりました。歳やぁ~~
そう、2ヶ月は確かにしんどかった。
でも、フランス語のノルマとして、ニュースを書き写したり、車の中で聞いたりするのは、9割実践して、一年前と比べて、明らかに内容が聞き取れるように成長していて、成果を感じることは喜びでした。
フランス語のオンライン授業も続けて、フランスにいつ行けるかわからない、という絶望下において、なんとかモチベーションを維持して、進歩を繋いでおります。
ウォーキングは、一日最低8000歩をノルマとして、これはまずまず果たせました。Biwa-Tekuのアプリの平均歩数が、昨年の今頃に8000歩を切ってしまったので、そこを意識して、8500歩まで引き上げました。このアプリを利用して、もう700日以上になるので、日々の平均を1歩あげるのに、8500+700=9200歩を歩かねばならず、けっこう大変です。
10月11月の実績は、月に33万歩ぐらいですから、日に1万歩前後を歩き、ゆっくりと平均値を上げてきたのですが、帰宅すると、大津は寒いので、寒さにめげて歩数が伸びず、部屋の中でのエクササイズでも、万歩計をポケットに入れる、という姑息な手段で歩数を維持してます。
ヨーロッパに渡航できるようになった日に、旅を楽しめるよう、日々の平均を8000歩以上にキープすることは、意地でもやり遂げたいと思っています。私の旅スタイルでは、人口10万人前後のヨーロッパの都市の路地裏をトコトコ、トコトコと歩くわけで、タクシーやバスを利用することは、そんな過疎地では不可能で、歩行能力が落ちた時、イコール、旅を終える時になるので、この能力だけは、なるだけ長く維持したいです。
もう一つのノルマは、コンビニで、オニギリやサラダを買っての部屋食の機会は多いのですが、その時につい、クッキーとか、パンケーキとかを買うと、せっかく1万歩を歩いても、体重は増えるんですよね。
そこを反省して、今回は、甘いものは一切買わない決意でした。
鹿児島県の軽羹が大好きなので、この旅行記に写真も入れた、軽羹と、去年食べて美味しかった、ダイダイの砂糖づけは、食べてしまいました(笑)。
もちろん、フレンチの食事のデザートは、しっかり食べます。
それでもやはり、その他の間食の甘いものを食べないと、お腹の出っ張りの発達状況は、かなり抑えられることが実証されました。あとの課題は、帰宅した時に、ホッとして、運動を緩めてしまうと、そこで太ってしまうので、分かり切っていることですから、今まで以上に、ここもクリアしていきたいです。
若い頃は、太っても、すぐに痩せれるけど、加齢なお年頃は、しっかり蓄積してしまうから、若い頃以上に気をつけないとダメですよね。
さて、Go to キャンペーンを活用して、その割引も駆使して、旅しました。私にとって、旅行は私にエネルギーをくれるので、コロナ鬱からは救い上げてくれます。イタリアのお菓子の、ティラミスは、「ティラ・ミ・スー (私を上に引っ張り上げて)」という意味ですが、私にとっての「旅」は、まさに「ティラ・ミ・スー」です。
コロナの感染対策への考え方は、人それぞれで、自分のやり方が正しいかどうかは、コロナが終わって、研究が進んでからでないと分かりませんが、自分で考えて、自分で判断して、自分で責任もって、良かれと思う行動をするしかありません。
私のスタンスは、旅はするけど、1人旅。レストランで食事はするけど1人飯。
大切な友人やその家族に、万が一でもウィルスを撒き散らさないよう、コロナが落ち着くまでは、友人たちと会うのは控えます。
そして、LINEやスカイプでは、友人たちと、一人暮らし同士が多いので、マスクもせず、声の音量も気にせず、おしゃべりすることにします。
いつもより、やたら長い目の旅で得たことは、地味なスポットの魅力でしょうか。急ぎ足の旅なら、「有名なスポット」だけを繋ぐことになりますが、無名のスポットは、静かで優しくて、いいもんです。
インスタ映えなどに引きずられず、自分がいいと思う景色を、探しに出かけて、それを見つけて、静かに眺める。これこそ、コロナの時代にも合うし、加齢な年頃にもピッタリかと思います。
どうぞ、皆さんも、自分なりのオーダーメイドの旅を、コロナの時代は、世間の動向にも考慮しながら、楽しまれてくださいませ。
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志布志湾から、日南海岸に移動する時、飫肥城址に立ち寄りました。前にも行ったので、時間調整的な意味合いで立ち寄り、ウォーキングの場所として活用しました。
お天気は良かったので、それなりに楽しめました -
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武家屋敷
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鯉の泳ぐ水路。
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ここもお気に入りの宿で、このでっかい窓からの海の景色、とりわけ晴れた日の、海の色が最高です。
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これが窓からの景色です。
今回、分析できた、私の好きな景色。海は海でも、ぐるりを島なり半島なりで囲まれて、静かな水面を楽しめる景色です。
しかもここの海の色は、彩度が高くて、魅惑的です。 -
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朝食のレストランも海に面してます。
人数が増えると、バイキングになるみたいで、今回は、セットメニューで安心しました。事前に確認して、もしバイキングなら、コンビニでサンドイッチを買っていくつもりでした。
フロントの人は、何か勘違いして、「申し訳ありません。二日目の朝食はセットメニューです」と部屋に電話されましたが、なぜか、世間ではバイキングが人気なんですね。
私は、作り置いた食事はどうも美味しくなく、また意地汚い私は、ついつい食べすぎるし、けど、朝食の内容なんて、日本も世界もほとんど一緒で、とくに魅力は感じません。私は、コンビニの三角形のサンドイッチを毎日食べても、全然平気なんです。
って、やっぱり、私は変人かな(笑)。 -
光が変わると、海の色も、どんどん変化していきます。
この少し緑がかった、彩度の高い青は、見ていて飽きません。 -
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こちらは、道の駅、なんごうの近くにある、丘の上の展望台
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さらにそこから、グーグルマップで道を探して、浜辺の方へと降りてみました。
ただ、防波堤が、人の目線より高くて、思ったほどの景色ではなかったけど、防波堤の途切れたところから、海を見たりしました。
さらに歩いていくと、堤防が低くなって、海を見ながら歩けました。 -
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野菜がたっぷりの、トマトソースのパスタ。
道の駅、なんごうのレストラン。メニューをいろいろ工夫して、美味しかったです。
宿が二食付なので、ランチは抜くつもりでしたが、トマトソースのパスタは大好物なので、ついつい、完食しちゃいました -
テラスは、ちょっと寒かったけど、寒さを上回る景色の良さがあり、手持ちの服を着込んで、食べました。景色もご馳走の一部です。
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へぇ、この道の駅、全国1位になったことがあるんですね。
レストランのさらに奥は、海を見ながら、歩けました -
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朝焼けです。
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青島のホテルのレストランでランチです。
恐怖の土曜日の移動になり、宿から宿に直行。すると、前の宿での地域共通クーポンを使うタイミングがなく、ホテルのレストランを予約しておきました。
Go to キャンペーンで、週末はレストランも満員で、食いっぱぐれると悲しいので、週末は予約することが増えました。 -
南郷から、青島に移動しました。
初日はバッチリの快晴 -
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こちらも少し老朽化してますが、心地のいい部屋でした。オーシャンビューもバッチリ。
ただ、週末に当たったので、ものすごい混雑で、駐車場もホテルの周りは、いつ見ても満車。宿泊客が去ると、Go to イートのランチ客、温泉の外来入浴客が来て、ほんとうに、いつもいつも満車なんです。
徒歩5分の第二駐車場に2往復して、荷物を運びました。
大浴場も、入る意欲を失う混雑。10時から11時は清掃中となっていたので、11時に行ってみたのですが、掃除などしてなくて、椅子も桶も散乱状態。そして、びっくりしたのは、地元のおばさまたちが、11時に駆けつけるようで、べちゃくちゃおしゃべりしながら、一斉に服を脱ぎ始める、という有様でした。
朝食バイキングも、私には耐えられない混雑ぶりで、朝食は3回ともパス。温泉は、10分で退散。
みんな、平気なんですね。こんなに混んでいて・・・・
Go toは割引は大きいけど、2ヶ月旅した最終的な感想としては、もう嫌で嫌で・・・コロナ前から、混雑が大嫌いな私にとって、大混雑がセットでついてくるGo to はもういいです。割引なしで、静かに旅する方が、いいです。
どうせ、旅館側は、Go to 用の料金を設定してますし、実質的には、5割の割引にはなっていません。
Go toは、ゴールデンウィーク直後まで、というニュースを聞いて、5月の連休明けに、次の長期旅行を計画している私は、とても嬉しかったです。
その喜びから、自分がGo to キャンペーンを、心底嫌がっていることを認識しました。その後の展開で、Go to キャンペーンは、6月末までとなったようで、ゾッとしております。
とはいえ、どういう顛末であれ、私にとってのベストシーズンには旅したいので、人気のないスポットを探していくしかないかな、と青ざめてます。 -
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宿から、北の方に歩いて行きます。
海沿いに、遊歩道が完備されていて、車はなく、人と自転車の道が長々と続いています。
夕焼けが始まりました。 -
川を越えて、道が続きます。
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ホテルの庭の滝が、ライトアップされてます。
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翌日は、どんよりとした曇りでした。空が青いと素晴らしい景色も、雲が広がると、白黒写真みたいになっちゃいます。
二日目の予報は晴れ、なのに曇り。なので、イオンに出かけました。
三日目の予報は曇り、ですが、少しずつ晴れてきました -
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ちょっと空が青っぽくなると、海の色は、こんなに激変。
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海沿の道、トロピカルロードっていうんですね。
夜は、遊歩道沿に灯りも点って、夕暮れから夜にかけても、散歩する人がいるようです。 -
宮崎市までは距離があるし、できれば徒歩圏で食事したい。でも、食べたい店はなさそう・・・しかし、諦めずに、グーグルマップとにらめっこしていると、なんと、タイ料理の店がありました。ギン・カーオ。最近、日南から青島へと移転されたようです。
おそるおそる入っていくと、日本人のご夫婦がやってる店で、ご主人の顔つきは、キリリとしたシェフの顔つき。
これはグァバ・ジュース -
ヤムウンセン 春雨のサラダは、ピリリとスパイスが効いていて、美味しい。
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ヤムウンセンだけ食べると、辛すぎるので、よくセットにするのが、パッタイ。ここでは、パッタイクンとして、海老がゴロゴロ入ってました。
すごいボリュームですが、完食しました。
こんなお店が見つかって、幸せな1日でした。 -
曇りの予報は大きく外れて、青空が広がってます。
海の色が綺麗。 -
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潮の満ち干きで、灯台まわりの景色も時間とともに変わります。
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Go to キャンペーンで、お高い宿も、お安い宿も、軒並み満室が増えて、政府の目論見は大成功ですが、混雑は確実に増えてます。
宮崎からの帰路は、山口県の美祢に一泊、岡山県の津山で一泊しました。
津山では、ちょっとお高い系の宿で、二食付きで予約していたのですが、数日前に、駐車場の台数を確認すると、65室に対して、35台の駐車場。
げっ。
また、駐車場で苦労するのか・・・
と、九州での多難を思い出し、その他のホテルを検索したら、このホテルが、シングルはすでに満室でしたが、ツインが空いてました。ここは、たっぷり駐車場があるので、駐車場争奪戦には巻き込まれないで済みそうです。
またホテルが、部屋数満杯で客を引き受けると、レストランも混み合うので、もう、密なレストランで食事したいとは思わない私に「成長」してました(笑)。
幸い、まだキャンセル可能だったので、二食付きの宿はキャンセルして、こちらのホテルを予約しました。
おかげで、2万円が5千円で済んで、節約にもなりました。 -
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津山は、古い町並みとお城の景色が好きで、九州からの帰り道に、今まで2度立ち寄って、気に入ってます。
部屋からは、お城のイルミネーションも見えました。
津山の常宿は、ここに決定です。 -
一泊だけの場合、地域共通クーポンを使うのに苦労します。
とくに、毎日300キロから400キロ走っているので、利用区域を超えてしまいます。
この日は、古い町並みを歩き回ったあと、シャッター通りのアーケードを、ウォーキングしていると、デパートがありました。
大津市は、西武百貨店が撤退して、県庁所在地で、デパートを失った都市の4番目かにランキングされたのですが、津山はまだ、デパートがあるんですね。
で、そこの食料品売り場で、シャインマスカットを、2パック買って、最後の地域共通クーポン千円を使いました。
私、メロンの食べ過ぎで太った過去があるので、最近は、フルーツはあまり食べなくなったのですが、なぜかシャインマスカットだけは好きで、よく食べます。
そして、不思議なことに、シャインマスカットは、私の地元の大津のイオンでは、980円で売ってるのに、なぜか九州のイオンでは、2500円ぐらいするんですよね。
で、高すぎて、今年はあまりシャインマスカットを食べなかったので、少量の割には高かったけど、質は良さそうだったので、買いました。
二食付きのお高い宿より、ヒジネスホテルの部屋でゆっくり1人で過ごす方がいい。
そんなことを感じるようになったのは、Go to キャンペーンの混雑のおかげです。
総括的な私の感覚としては、「Go to キャンペーンが、なるだけ早く終わって欲しい」ということでした。
現時点では、来年の6月までは、続きそうですから、それまでの旅行は、今回より、もっともっと地味で、目立たず、皆さんが行きそうにないようなスポットを、開拓することに喜びを感じようかと、思っております(笑)。
昨夜は、旅行最後の夜を、シャインマスカットで祝杯して、翌日、残りを走って、無事に帰宅しました。
帰宅時に、車のトリップメーターを見たら、なんと、ぴったり5000キロを走ってました。
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