2020/11/24 - 2020/11/25
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tenkoさん
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GO TO トラベル、行ってきました。
コロナ禍なのでさっと行って、さっと帰ってきました。
近江八幡の町並みを見たいだけの思いで歩いてきました。
東京からそこまで行くのならついでに京都も・・・・
少し遅かったような気がします。
都会のコロナ喧騒を忘れるほど静かな近江八幡の町でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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-
京都駅から市営バス5系統で「一乗寺下り松」下車、徒歩10分。
まっすぐ行けば詩仙堂、ここを左折。 -
圓光寺に入ります。
徳川家康が国内教学のために建立。 -
事前予約制です。
パンフレットには拝観料500円とありましたが1000円でした。
この時期だからでしょうか! -
山門を入ると枯山水が。
最近の作とのこと。
龍が自在に走る姿。
龍の背を表す大きな石柱は、かつての井戸の一部だったもの。
敷き詰められた白砂は雲海を表す。 -
中門手前のお堂のお座敷。
ここでは自由に毛氈に座って鑑賞できます。
教学のためのお寺なので、当時出版された書物の活字版を見ることができました。
木で作られた活字版です。文化史上、珍しいそうです。 -
このお座敷からの眺め。
ちょっと遅かった。 -
中門を入ると水琴窟がありました。
写っていませんが左に竹筒が土中にさしてあり、筒の先に耳を当てるとキーンコーンと優雅な音色が聞こえます。
縁が広い盃形の手水鉢を使った水琴窟は珍しく、圓光寺型と呼ばれているそうです。 -
「十牛之図」
牛を追う牧童の様子を描いた「十牛図」を題材にしている。
牛は人間が元々持っている仏心を、牧童は禅の悟りの求道を表す。
懸命に求めた悟りは自分自身の中にあった・・・ということらしい。
右に写っている大きな石、これが牛ですね。
周りに散らばっている石が牧童。 -
時刻は14時過ぎ。
南に面したお庭。柔らかな陽射しが斜めにあたっています。
ここでの鑑賞はお座敷の端っこ(北側)にずらーと並んで座ります。
仏心は自らに中に・・・・ -
お庭を回ると竹林に出会います。
すーっと天に向かって伸びる竹。
勇気と希望をもらえます。 -
ちょっと遅い紅葉は敷紅葉がきれい。
-
詩仙堂に来ました。
ひっそりとした佇まい。
変わらないことに感謝。 -
人出の多い紅葉の時期なので黄色のコーン、しかたないか!
-
石川丈山(1583天正11年~1672年寛文12年)の造営。
若い頃は家康に仕える。その後京都で文人として朱子学を学ぶ。
広島の老母の傍にと、十数年浅野家に仕える。
54歳の時、この地に詩仙堂を造営し文人として最後までここで暮らす。
煎茶の開祖。 -
ここの紅葉はまあまあかな。
現在は「六六山丈山寺」という曹洞宗永平寺の末寺になっている。 -
枝の紅葉と敷紅葉が両方見ることができた。
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詩仙堂の鹿威し。
有名ですね。この音を聞くだけでも価値があります。
丈山が発案し、いまや多くの庭園に作られています。
いい音色です。
後ろの山々に響きます。 -
詩仙堂は丈山の自宅なので柿の木も実を付けていました。
周りの鳥たちのごちそうになるでしょう。 -
出口を振り返るとこんな景色が。
こじんまりとして、品があります。
四季折々の美しさがありますね。
何度でも訪れたい所です。 -
京都の東側をずーっと下がってきてここは高台寺。
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東山の紅葉はまだ少し残っていました。
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高台寺は豊臣秀吉の正室ねねが秀吉の冥福を祈るために建立。
ねねが仏門に入った後、高台院と称したことから高台寺とつける。
開山は1606年(慶長11年) -
開山堂わきの池。
紅葉の池への映り込みが美しい。 -
開山堂と霊屋(おたまや)を結ぶ屋根付きの廊下。
臥龍廊(がりゅうろう)
龍の背に似ているところから名付けられた。 -
臥龍廊から池を臨む。
ほんのちょっとだけは入れました。
古いものを残すには最善の気遣い、心遣いが必要です。 -
高台寺を出るころ陽が落ちました。
八坂の塔がシルエットになり、今京都にいることを実感。 -
二年坂はちょっと「蜜」
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産寧坂
テレビで見た混雑は嘘のよう・・・・
3連休後なので、人出が少なかったのかな。 -
今回のお宿は琵琶湖。
琵琶湖ホテルです。
全室琵琶湖に面しているということです。 -
ホテルベランダからの琵琶湖の朝焼け。
遊覧船が泊まっています。
この辺りから出るのでしょうか? -
左側を見ると比叡山です。
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午前9時半、JR大津駅を出発。
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30分ほどで近江八幡に着きました。
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駅舎の下の観光案内所で地図をもらい、バス乗り場を聞きました。
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バス停「新町」で下車。
まず近江兄弟社の資料館へ。 -
メンターム、創業95周年の記念復刻版を購入。
相変わらずのクリームの練りと香りでした。 -
このおじさんがメンターム創業者のヴォーリズさん。
像になってます。
「近江八幡は世界の中心」という思いで、この近江八幡を愛し学校や病院を造りました。
キリスト教の伝道で来日。
八幡商業学校の英語教師として近江商人を目指す若者を教えた。
この地に欠かせない人となった。 -
国の重要伝統的建造物群保存地区にやってきました。
ワクワクします! -
永原町通り
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黒板の壁や塀は柿渋をベースにして松煙、清酒を混ぜて作った塗料を塗ったもの。
防虫、防腐の効果あり。
江戸の時代劇によく出てきますね。 -
近江八幡の町並みは観光地ではあるものの、観光化されてない気がします。
訪れる旅人は観光などどいう軽い気持ちではなく、この地を今歩いているという実感に襲われます。 -
今も暮らしていることに敬意を表したいと思います。
維持管理が大変でしょうが、しっかり昔を繋いで暮らしています。
凄いことです。
表の通りからは何のご商売か分かりませんが、明治から続く近江商人の風格が感じられます。 -
降りたバス停の近くまで戻ってきました。
ここは新町通り。
きれいな通りですね。 -
民家ですが2階のガラス窓のデザインに惹かれました。
-
現代の写真とは思えない。
電柱もないし、看板もない。
右手前に自転車の車輪が・・・・現代はこれくらいしか。
時代劇のロケに使われるそうです。
普通の民家が並んでいます。 -
新町通り
白壁と黒板塀が美しい。
黒板の色が落ちてきています。 -
明治時代の商人の家は格子の家が多いです。
町屋作り。
中の座敷から格子越しに外の様子を見たり、陽射しを入れる効果もあるそうです。
「みせの間」といって、応接間として使われる。 -
見越しの松
塀越しに見る松という意味。
この辺りの商家は隣との境が分からないように建てられているそうです。
防犯のため。
通りから見るとどこまでが1軒なのかよく分かりません。
この写真で、松のあるお庭が境になっているようです。 -
近江商人の家を拝見します。
-
右の入り口、暖簾をくぐって入ります。
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西川家は大文字屋といいました。
西川利右衛門、3代目によって建てられ、現在は資料館になっている。 -
蚊帳
懐かしい・・・・
歳がばれまーす。
子供の頃の夏はこれ無しでは過ごせませんでした。
西川家は蚊帳、畳表の商いで財を成しました。 -
西川家の家訓が書かれています。
「道理をわきまえて商いをすれば、おのずと利益はついてきて栄える。
富が増えるが、それに見合った社会貢献をすることが大切である。」 -
大きな柱が縦横に渡って重厚な造りです。
-
入口の土間から中の間、奥の寝間、座敷と続きます。
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庭園はこじんまりと。
近江商人の質素倹約がうかがわれる。
塀の向こうは寿楽園という庭園がありますが、非公開です。
茶室、あずまや、離れなどがある。 -
土蔵
3階建てで珍しい。
昭和5年に後継者がないため、近江八幡市の管理となり公開されている。
11代300年にわたって商いました。
昭和58年国の重要文化財に指定。 -
八幡堀
安土桃山時代、豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山居城のもとにつくられた。
水路を使って物が行き来した。
水と白壁の対比が美しい。 -
諸國の品々が八幡堀に集められ、堀の左右の蔵に保管された。
近江商人にとって大事な幹線となった。 -
陸路が発達するまで、大活躍した堀。
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陸路が発達した現代は、船着き場が整備され、観光客を乗せた船が行き来する。
時間があったら乗ってみたかった。
時を忘れ、コロナも忘れ・・・・ -
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の鳥居
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和菓子が美味しい「たねや」
八幡宮のお参りに寄った茶店だったのでしょうか! -
たこ焼きみたいな「つぶら餅」
作り方もたこ焼きと似ていて鉄板の穴に求肥の丸いお饅頭を入れて上下を焼く。
日牟禮八幡宮限定販売ということで購入。限定に弱い。
6個で480円。求肥が香ばしく焼かれ、中は小豆餡。 -
日牟禮八幡宮本殿
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毎年4月14日に行われる八幡祭りの松明。
大きいほうは「引きずり松明」で、担いで火のついたほうを引きずって奉納。
小さい3本は火をつけて振り回しながら奉納。
1000年以上続くお祭り。 -
ちょっとおしゃれな旧八幡郵便局。
仲屋町通り
「すわいちょう」と読む。
仲屋(すわい)とは仲買の意味。 -
久ぼた屋
近江牛を食べに来ました。
この辺りは近江牛が食べられるお店がたくさんあります。
たまたま選んだだけです。 -
ステーキ御膳
近江牛のステーキ、琵琶湖の小魚の佃煮、赤こんにゃく、丁字麩など、近江の名物を堪能しました。
コロナ禍での旅。いいのか悪いのか、もやもやした中での2日間でしたが、せめて心だけでも楽しく暮らせたらと思い、決行。
マスク、消毒を欠かさずの友人3人旅。また明日からの日々の活力となりました。
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