2020/08/07 - 2020/08/08
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栗マリさん
日本からの緊急の連絡で、急遽ドイツから日本へ再入国を果たす。羽田空港に降り立つことになった、この夏の日。
飛行機は空いていて、ソーシャルディスタンスを守れるように、同伴の人でない限り、隣り同士が肩やひじをすり合わせることのない席の取り方、というかそれほど空いているのである。
空港での検査は7月中は綿棒で鼻腔の粘膜から採取だったのが、8月からは唾液の検査に替わっていた。ガクトが初夏に一時帰国した際、成田空港でのコロナ+入国検査の一部始終をTV番組にして随分と文句を言っていたのを見ていたので、覚悟していたが、羽田空港では随分と改善されたようだった。またされる時間もそんなに長くなかったし、広い待合室には十分に他の人とソーシャルディスタンスを撮れるように、席があり、そこにはトイレも飲み物の自販機もあった。陰性の紙を手に持ち、長~い長~い廊下をぐるぐると歩かされた(動く歩道)のにはびっくりしたが、そのあとが、やっと「いつもの」入国審査の場だった。要するに我々はまだ入国していなかったのである。荷物を取るところでは当然のことながら、もうとっくに荷物は着いていて、静かだった。航空会社のスタッフがちゃんと「xx様」と一人一人に紙を貼ってカートに乗せておいてくれた模様。日本人ならではの心遣い。
- 交通手段
- ANAグループ 自家用車
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え~フランクフルト空港第1ターミナル。チェックインカウンターは、待っている人は誰もいません。行列無し!
フランクフルト国際空港 (FRA) 空港
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今回はANA便です。お世話になります。
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フランクフルト、晴天。テイクオフ。
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フランクフルトのサッカーチーム、アイントラハトのホームグラウンド、コメルツバンク・アレーナを上空から見る。
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横に流れている黒い筋がマイン川。
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ドイツ、美しい!
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1度目のお食事。美味しそうに撮れなくてゴメンナサイ。副菜に何故か、ポテトサラダの上にシュニッツエル(勿論、冷たい!)のようなものが?!
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おやつにもらったスナックが(は)美味しかったという声あり。
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早速、入国準備の種々の書類が配られました。全員マストです。
空港から自宅(または宿泊地)までの移動手段の申告書。 -
空港での検査の概要
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勿論日本語版が裏にあるのですが、個人情報を記入した後だったので英語版でごめんなさい。14日間の自己隔離の間の宿泊先のこととか、厚労省からの質問の連絡はどこにしたらいいのか、etc.
14日間は自己隔離期間です。ヨーロッパから帰国した人は、外出してはいけないのです。
後日談ですが、私の所には保健所からは連絡は来ませんでした。(別件でこちらから保健所に尋ねることはあったので、電話はしましたが、名乗ってはいません)
(抜き打ちでしょう)連絡が毎日携帯電話に来た、という人もいれば14日の間に2回電話が来た、という言う人もいました。中には空港からの移動を「車で」と書いた人は「係員が駐車場まで付いてきた」というケースもあったようです。 -
注意書き満載!
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LINEアプリは私は登録しませんでした
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朝陽が見えてきました
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日が昇る―肉眼ではもっと綺麗なのだけれど、私の携帯では・・・。
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2度目のお食事(朝食)。なぜか、ご飯なのにブレッツエルがついてきました。やっぱり2回目も美味しそうには撮れなかったです。
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7:41 羽田空港着陸
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あ、スターウオーズ機がいた!
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7:55 …と思ったら、隣りのゲートに駐機。まずは記入した書類を提出して許可が出るのを待ってから降りることが出来ます。
羽田空港(東京国際空港) 空港
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8:23 先ずは検査を受けるための登録の順序待ち。この先は撮影禁止とのこと。
登録順に容器をもらうところで、赤外線カメラでの熱のある人は額で検温をしていたようでした。我々の前の人たちは若い外国人のカップルでしたが、赤外線に反応したらしく、それはどうやら被っていたキャップのせいで体温が高めだったよう
唾液による検査のプラスチック容器を提出して、次の待合で待ち。
9:33 番号順に呼ばれて陰性結果の紙をもらえました。テレビの番組でGACKTが7月に成田空港で体験したような混乱や不便はなく、待合の椅子も十分にソーシャルディスタンスが取れていたし、トイレも近くにあり、飲み物の自販機もありました。 -
このピンクの紙を持って、長い長い廊下を言われるがままにあちらこちら進んでいきます。角かどに係員が立っているのでこの紙を見せてください、とのことなので、この紙を手に持ったまま進みます。
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あ、健君だ!疲れてネムイところに爽やかレインボーカラーが目に染みますねえ。とにかく動く歩道を「入国審査」へと行きましょう。
こののち、やっと見慣れた入国官吏のいる審査のところに出て「ああ、まだ入国していなかったのか」と実感。自動顔認証ゲート通過。 -
9:47 あれあれ?いつもは回っているはずのレーンがもう静止状態。荷物は全てカートに収められています。それもそうです。もう1時間半も経っているのだから。
税関のところも誰も並んでいません! -
それぞれのカートには札が下がっており、乗客ごとに係の人が種分けしておいてくれたのでした。さすが、日本の航空会社のちょっとした心遣いです。(旅行会社、言)
税関もスムーズに通過して、車で来た迎えの叔父の待つ到着ロビーへ無事出ることとなりました。一路自宅へ向かいました。これが入国時の一部始終でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねんきん老人さん 2022/02/17 17:50:55
- いやはや!
- 栗マリさん、こんにちは。 フランクフルトからの帰国にまつわるお話、興味と驚きをもって拝読しました。
いやはや! 厳重ですね。 これが水際対策というのでしょうか。
でも、実際には「水漏れ」が多くて、外国からの入国者が由来の感染は止まりませんね。 詳しく書かれた様子を見て、なるほどいかにもお役所仕事だなと思う点が沢山ありましたが、実際にそこで働いている方々にしてみれば、精いっぱいの努力をされているのだということが分かりました。
こういう情報は我々一般の者には分かりませんから、栗マリさんの旅行記では、知らない世界を知った思いです。
ところで、どうでもいいことですが、検査を受けるための登録の順序待ちをする場所での説明に「赤外線カメラで夏のある人は額で検温・・・」と書かれているのは「熱のある人」のタイピングミスではないでしょうか?
読めばわかることなので、そのままでいいとは思いますが、気になるようでしたら打ち直してはどうかと思います。 こういう「余計なお世話」は、老人の特性ですので、失礼はお許しください。
これからも活動的な栗マリさんの旅行記を楽しませていただきます。
ねんきん老人
- 栗マリさん からの返信 2022/02/17 21:21:19
- Re: いやはや!
- ねんきん老人さん!コメントありがとうございます。また誤字をご指摘くださってありがとうございます。何しろそそっかしい性格なのでー。早速直しました。有難うございます。政府の水際対策には、一時帰国組は本当に泣かされています。まさにおっしゃる通り、各部署の担当の人々、また隔離期間に滞在するホテルのスタッフさん等々、それぞれの皆さんが24時間対応してくださっているのはよくわかるのです。それでも、政府のやり方には首をかしげる点が多々あります。本来の「旅行記」とはちょっと違う意図のものかもしれませんが、やはり、多くの人々に知って頂きたい私の体験でしたので、旅行記として私の体験記を出すことにしました。もうすぐ続編を書きます!3月からは緩和されるとのことですが2月に私が経験した六日間の強制ホテル滞在は本当に悲しいものでしたので。ねんきん老人さんの旅行記もいつも楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願いします。
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