Solitary Journey［2040］秋色の西中国山地紅葉狩りドライブ♪山村集落にはポッツン空き家がいっぱい＜らかん高原＞山口県本郷町

2020/11/09 - 2020/11/09

■秋色の西中国山地で紅葉狩りドライブ♪山村集落にはポッツン空き家がいっぱい

【　手記　】
　この時期、山間地域の季節の移ろいをレンズを通して楽しんでおりますと、気分晴れ晴れ、脳内リフレッシュができるような気がします。案外、普段通る道などにも、美しく紅葉している場所があったりします。
　と言うことで、今が見ごろの「羅漢山」へ紅葉観賞～。美しい紅葉、秋色に彩られた山々。紅く染まったモミジがいっぱい！でした。長時間運転だと足腰痛がひどくなるので「30、40分おきに休憩を入れること」を心掛けてゆっくりのんびりと走り回ってきました。
　深まる秋、日本人は古の昔から秋を愛でてきました。秋の音、秋の光、秋の風…暑い夏が終わった後の安堵感と一抹の寂しさ。秋に誰しもが感じる寂寥感は、これから来る寒くて長い冬を身体のどこかが憂いてのものか、はたまた過ぎ去ってしまったものたちへの郷愁の念か。
　ここ2,3年、特段行きたいと思うところもなく、Amazon Prime Videoで昔の懐かしい映画やドラマをせっせと漁っては鑑賞したりなどして巣籠り生活をしているのが現状です。毎回同じことを言っています！＾＾ブハハハ・・・
　当然こんな生活リズムでは運動不足になり、身体にも精神的にも良くないので、Go To トラベルキャンペーンがあろうがあるまいが、老体にムチ打って、たまにふっと思い立って出かけて行くこともあります。

▽らかん高原／山口県岩国市本郷町本谷
　羅漢山(1109m)は広島県と山口県の県境にある羅漢山県立自然公園の主峰で、山口県錦町、本郷村、美和町と広島県の佐伯町にまたがっています。
　遠く瀬戸内海まで大パノラマが広がり景色が大変良い所です。山麓のらかん高原は、牧歌的な草原に牛がたわむれる緑の牧草のじゅうたんの上に奇岩が露出しています。

▽重なり岩／広島県廿日市市岩倉
　広島県廿日市市にある重なり岩は、 縦横高さ共に約２ｍの花崗岩２つが１ｍ足らずで接して重なり合っています。落ちそうで落ちない奇岩（＝祈願）。この落ちそうで落ちない奇岩は受験生にも人気で、2009年１月にはテレビ朝日のナニコレ珍百景に登録されたそうです。

▽紅葉（もみじ）狩りの楽しみ方はいろいろ
　紅葉狩りの楽しみ方はいろいろあります。それこそ、楽しみ方は十人十色といえます。そうそう、紅葉狩りは「こうようがり」ではなくて「もみじがり」と読むのだそうです。
・赤や黄色のコントラストや色合いを楽しむ。そして、全体の風景を散歩しながら眺め、写真に収める。
・ドライブをしながら、遠くの山々のコントラストや色づきを眺め楽しむ。
・紅葉の見えるカフェなどで大切な人といっしょにお茶をしながら眺め楽しむ。
・ドライブ好きな人ならちょっと遠出して、温泉などにつかりながら紅葉を眺め楽しむ。
・木々の紅葉を見るだけでなく、落葉で黄色や赤に染め上げた地面を眺め楽しむ。

エリア 岩国(山口)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

■秋色の西中国山地で紅葉狩り＆山奥にはポッツン空き家がいっぱい
　この時期、山間地域の季節の移ろいをレンズを通して楽しんでおりますと、気分晴れ晴れ、脳内リフレッシュができるような気がします。

▽西中国山地　本日のルート
　と言うことで、今が見ごろの「羅漢山」へ紅葉観賞～。美しい紅葉、秋色に彩られた山々。紅く染まったモミジがいっぱい！でした。羅漢山を中心に反時計回りに走破してきました。

▽県道30号線・宇宙戦艦ヤマトの模型／広島県廿日市市津田
　長時間運転だと足腰痛がひどくなるので「30、40分おきに休憩を入れること」を心掛けてゆっくりのんびりと走り回ってきました。

▽落ちそうで落ちない奇岩（＝祈願）重なり岩／広島県廿日市市岩倉
　秋の紅葉記です。広島県廿日市市にある重なり岩は、 縦横高さ共に約２ｍの花崗岩２つが１ｍ足らずで接して重なり合っています。

▽落ちそうで落ちない奇岩（＝祈願）重なり岩／広島県廿日市市岩倉
　この岩には昔、大地震で下の路に落ちた際も、 参勤交代で通りかかった殿様が危険であるとして上から落とした際も、 翌日には元の位置に戻っていたという伝説が残っています。～佐伯観光ガイドより

▽落ちそうで落ちない奇岩（＝祈願）重なり岩／広島県廿日市市岩倉
　以前訪れたときの写真　ちょっとこわいナ。

▽落ちそうで落ちない奇岩（＝祈願）重なり岩／広島県廿日市市岩倉
　案山子たちもお出迎え。この落ちそうで落ちない奇岩は、2009年１月にテレビ朝日のナニコレ珍百景に登録されたそうです。

▽落ちそうで落ちない奇岩（＝祈願）重なり岩／広島県廿日市市岩倉
　落ちそうで落ちない・・・受験生に人気があるそうです。
　目の前は紅葉樹でいっぱい

▽国道186号小瀬川沿いの景色／広島県廿日市市栗栖
　古い建屋・空き家・廃屋があるとつい撮ってしまう＾＾；元はレストランか別荘だったのかなー。

▽国道186号小瀬川沿いの景色／広島県廿日市市栗栖
　深まる秋、日本人は古の昔から秋を愛でてきました。

▽国道186号小瀬川沿いの景色／広島県廿日市市栗栖
　秋の音、秋の光、秋の風…暑い夏が終わった後の安堵感と一抹の寂しさ。

▽国道186号小瀬川沿いの景色／広島県廿日市市栗栖
　秋に誰しもが感じる寂寥感は、これから来る寒くて長い冬を身体のどこかが憂いてのものか、はたまた過ぎ去ってしまったものたちへの郷愁の念か。

▽国道186号小瀬川沿いの景色／広島県廿日市市栗栖
　ここにはいつもレトロな車が置いてあります。

▽道の駅スパ羅漢／広島県廿日市市飯山
　道の駅スパ羅漢は、広島県廿日市市飯山にある国道186号の道の駅です。今が見ごろの紅葉。

▽道の駅スパ羅漢／広島県廿日市市飯山
　スパ羅漢は、広島県では数少ない天然温泉が湧く道の駅です。30、40分おきに休憩を入れるために立ち寄った。足腰のストレッチ♪

▽県道119号線・道中の景色／広島県廿日市市中道
　186号線を左折、羅漢山方面へ向かう林道を進む。
　木橋と柿の実、秋だなあ。

▽県道119号線・道中の景色／広島県廿日市市中道
　186号線から側道へ入って、狭い林道を６～７ｋｍ登って行くと羅漢高原へ到着します。

▽県道119号線・道中の景色／広島県廿日市市中道
　ススキの群生　光が当たるときれい♪
　紅葉の名所とよばれるところに出かけていくのも、もちろん紅葉狩りを楽しむひとつです。

▽県道119号線・道中の景色／広島県廿日市市中道
　ススキの群生　き・れ・い

▽県道119号線・廃屋／広島県廿日市市中道
　ただ、紅葉シーズンは人も車もかなり混雑しまので、ゆっくりと眺めるということは難しいかも知れません。

▽県道119号線・廃屋／広島県廿日市市中道
　案外、普段通る道などにも、美しく紅葉している場所があったりしますので、それを探すのもひとつの楽しみ方だと思います。

▽県道119号線・道中の景色／広島県廿日市市中道
　紅葉狩りは、もうすぐ冬になるという晩秋にしか楽しむことのできない貴重なものです。

▽県道119号線・道中の景色／広島県廿日市市中道
　山口県に入るとガードレールがミカン色の黄色に変わります。

▽県道119号線・らかん高原／山口県岩国市錦町大原
　紅葉狩りの楽しみ方はいろいろあります。それこそ、楽しみ方は十人十色といえます。

▽県道119号線・らかん高原／山口県岩国市錦町大原
　紅葉狩りは「こうようがり」ではなくて「もみじがり」と読みますね。その語源は、平安時代に狩りをしなかった貴族が自然を愛でた、草花を実際に手に取って眺めたなど、諸説あります。

▽県道119号線・らかん高原／山口県岩国市錦町大原
☆紅葉（もみじ）狩りの楽しみ方はいろいろ
　赤や黄色のコントラストや色合いを楽しむ。そして、全体の風景を散歩しながら眺め、写真に収める。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
☆紅葉（もみじ）狩りの楽しみ方はいろいろ
　ドライブをしながら、遠くの山々のコントラストや色づきを眺め楽しむ。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　大パノラマを満喫　らかん高原放牧場
☆紅葉（もみじ）狩りの楽しみ方はいろいろ
　紅葉の見えるカフェなどで大切な人といっしょにお茶をしながら眺め楽しむ。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　遠く瀬戸内海まで景色が広がり、大変ロケーションの良い所です。
☆紅葉（もみじ）狩りの楽しみ方はいろいろ
　ドライブ好きな人ならちょっと遠出して、温泉などにつかりながら紅葉を眺め楽しむ。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　ここには昔、グラススキーがあった。
☆紅葉（もみじ）狩りの楽しみ方はいろいろ
　木々の紅葉を見るだけでなく、落葉で黄色や赤に染め上げた地面を眺め楽しむ。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　黄葉

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　広さ42ヘクタールのらかん高原放牧場には和牛(黒毛和種)が放牧されています。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　のどかな牧歌的風景。山の木々が赤色や黄色に染まって色づいています。山容が羅漢仏の泰然たる姿に似ているところから羅漢山と呼ぶようになったと言うことです。

▽らかん高原／山口県岩国市美和町秋掛
　ドリンク飲んでもうひと踏ん張りです。らかん高原放牧場をあとにして滅多に車が通らないような林道へ入って行きました。

▽山村集落・ポッツン廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　ウルトラ狭い荒れた林道がなんｋｍも続きます。実はこのラインを走るのは2度目なのです。
　建物保存状態★★☆☆☆（独断と偏見で★が多いほど良好）

▽山村集落・ポッツン廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　本郷町は広島県との県境にそびえる羅漢山（1,109m）の南西の麓にある山里。人と自然が共に生きる里山のはずが、山村集落にはポッツン空き家がいっぱい。保存状態★★☆☆☆

▽山村集落・空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　Abandoned house　岩国市の空き家率は17.4 %、県内で6位だそうです。保存状態★★★★★

▽山村集落・空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　ただ山間部だけの率はグンと上がるでしょうね。崖側の屋根が壊れかけている。

▽山村集落・ポッツン廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　足のスジが痛くなったので車を停めて休憩。撮影ついでに足腰のストレッチ。

▽山村集落・ポッツン廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　敷地内は勿論、建物等に潜入した場合は「住居不法侵入」になる事も有りますので注意しよう。保存状態★★☆☆☆

▽山村集落・ポッツン廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　水車がギィーギィーと鳴きながら回っていた。

▽山村集落・ポッツン廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　築何年くらいなのだろうか。この家にもしあわせなひとときがあったんだろうなあ～。究極の廃屋マニアではないので、外観だけ撮る。

▽山村集落・空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　人はいない。もちろん通り抜けていく車もない。右の家屋も空き家。

▽山村集落・空き家かな？／山口県岩国市本郷町本谷
　中にバスが鎮座している。何なんでしょうね。保存状態★★★★★

▽山村集落・ポッツン空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　左下の家屋も空き家です。保存状態★★★★☆

▽山村集落・ポッツン空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　紅葉樹に囲まれた立派な白壁造りの蔵が見えてきた。

▽山村集落・もみじ／山口県岩国市本郷町本谷
　いい感じの紅葉を見つけたのでカメラを持って車から降りた。

▽山村集落・もみじ／山口県岩国市本郷町本谷
　お～これこそ「日本の秋」じゃあ～・・・なんて勝手に思う。

▽山村集落・もみじ／山口県岩国市本郷町本谷

▽山村集落・ポッツン空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　らかんはし…とある。数メートルしかない橋だが、名前はご立派。

▽山村集落・廃屋／山口県岩国市本郷町本谷
　農作業道具などを置いておく納屋かな。余命幾何。

▽山村集落・空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　この地域には縄文時代、弥生時代の遺跡があり、古くから人が暮らしていたそうで、1947年には4,000人弱だった人口は令和２年３月１日現在、770人だそうです。

▽山村集落・空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　立派なお宅です。でも人が住んでいるような気配はない。中央に楕円丸模様の窓ガラスが時代を感じさせる。保存状態★★★★☆

▽山村集落・空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　過疎・高齢化が進行して集落にはポッツン空き家がいっぱいあります。
　この家屋は比較的新しい。保存状態★★★★★

▽山村集落・ポッツン空き家／山口県岩国市本郷町本谷
　小さい建屋だが作業小屋ではなく、家の造りから見てかつては住居だったのではないかな。保存状態★★★☆☆

▽県道134号線・道中の景色／山口県岩国市美和町秋掛
　離合場所もない狭い林道をただ走り抜けた。ブーッ＝3＝3

▽県道134号線・廃屋／山口県岩国市美和町秋掛
　眩しーい！保存状態★★★☆☆

▽県道134号線・ポッツン廃屋／山口県岩国市美和町秋掛
　無残な建屋。いまにも潰れそう。ここの窓ガラスも中央に楕円丸模様がある。保存状態★☆☆☆☆

▽県道134号線・ポッツン廃屋／山口県岩国市美和町秋掛
　形あるものはいつか壊れる。Nothing is unbreakable.
　保存状態★☆☆☆☆

▽県道134号線・道中の景色／山口県岩国市美和町秋掛
　H13廃校・美和町立秋掛小学校の木造校舎　保存状態★★★★★

▽県道134号線・道中の景色／山口県岩国市美和町秋掛
　ここでいつもの一句 「 柿撮れば ゴジラの旅も 終わりかな 」
　脳内リフレッシュ完了～♪チカれた。　　
　ＴＨＥ ＥＮＤ．

この旅行記へのコメント （4）

• メンデル親父さん 2020/11/16 09:45:59

  紅葉と廃屋ですか

  MechaGodzillaⅢ&703様
  
  　こんにちは、旅行記と口コミに投票をありがとうございました。
  東京モーターショーに行ったのは何十年ぶりですね。
  結婚前は、狙いが車と？で良く行きました。
  当時は？と車を写す人ばかりでしたね。
  
  　今は家族ずればかりでつまらない。
  コンパニオンさんもクオリティー下がったかな。
  残念なモーターショーでした。
  ちなみに2,000円もするのですね。ホンダに券貰えてよかった。
  
  　山口県岩国あたりでも廃屋が多いのですね。
  むしろ島根の方が少ない感じです。
  まあ、元々人居ないし（笑）。
  
  　紅葉は車を停めて写すと良いですよね。
  昨日も紅葉を感じながら買い物でしたが、綺麗な紅葉の場所でも停める所がなく、
  車窓から写しました。
  　最近の車は席の骨格も見直されていて、1時間以上のドライブでも楽です。
  自動運転も幹線道路では有効ですし。
  
  　廃屋には、何か居そうで近寄るのは．．．
  刀差して職務質問されるのも嫌ですし（笑）。
  でも大正～昭和初期の建物の様な廃屋が多いですね。
  そうそう、千葉でも去年の台風で、家が直せず、新居を買った人も多いです。
  それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  　　　　　　　　　　　　　メンデル親父

  MechaGodzillaⅢ&703さん からの返信 2020/11/17 12:17:44

  RE: 紅葉と廃屋ですか

  メンデル親父さん　こんにちは。毎度コメントありがとうございます。
  　思い起こすに、わたくしが東京モーターショーへ行ったのは1972年か1973年だったと思います。晴海でした。仲間たちと行ったのです。記憶が確かではないのですが、スカイラインGTRやサバンナRX-3が展示されていたような気がします。社会に出て初めて乗った車がサバンナでした。懐かしかったです。ありがとうございました。

• ひま爺さん 2020/11/13 18:55:45

  紅葉と空き家

  初めまして
  いつも綺麗な写真見させてもらってます。
  紅葉の美しさとは裏腹に空き家や廃屋を
  見ると過疎化に寂しさを覚えますね。
  北海道も各地を鉄道や車で移動していると
  空き家が目立ち、過っては人々の営みが
  あったんだなぁ～と感傷に浸ったりする
  こともあります。
  
  投稿を拝見しての雑感でした。
  
  　ひま爺
  
  　
  

  MechaGodzillaⅢ&703さん からの返信 2020/11/15 07:20:04

  RE: 紅葉と空き家

  ひま爺さん　おはようございます。
  
  > 初めまして
  > いつも綺麗な写真見させてもらってます。
  > 紅葉の美しさとは裏腹に空き家や廃屋を
  > 見ると過疎化に寂しさを覚えますね。
  > 北海道も各地を鉄道や車で移動していると
  > 空き家が目立ち、過っては人々の営みが
  > あったんだなぁ?と感傷に浸ったりする
  > こともあります。
  > 投稿を拝見しての雑感でした。
  
  　そうですねえ。おっしゃる通りです。
  　美しい景色を求めて山間部や島しょ部をウロチョロしていると空き家が多いのに驚いてしまいます。
  　ひま爺さんが言われるように過疎化・高齢化・廃校・限界集落などなど「昔はここに幸せな家族のひとときがあったんだろうな」なんて思ってしまいます。それではまたよろしくお願いいたします。