2020/11/01 - 2020/11/01
344位(同エリア1175件中)
よよさん
go toは日帰りツアーでも使えることを知り、大学時代の友達のSちゃんを誘ってびゅうトラベルの昇仙峡ツアーを申し込んでみました。ツアーと言っても往復JR、バスとロープウェイの往復券、影絵の森美術館の入館券がセットになったものでほとんど個人旅行みたいなものでした。
往復JRの切符も自分で選べるのですが、所要時間もよくわからない上に「私なら始発でもいいくらいだけど宵っ張りのSちゃんがぎりぎりオッケーなラインはどのあたり?」と迷いました。自由度が高いというのは意外と悩ましいものだなあと思ったりしました。
というわけで何となくの感覚で、行きはかいじ7号新宿8時30分発、帰りはあずさ38号甲府15時54分発にしてみましたが、結果、もうばっちりすぎて自分にほれぼれしてしまいました。初の電子クーポンの使い方も分かったし勉強になりました。
そして友達とは久しぶりにもかかわらずあほな話ばかりしてました。今まで友達と会うのは会食の場が主でしたがアウトドア系ってのも新しい生活様式にぴったりな上に楽しくてすごくいいかも!と気づいたのも収穫でした。
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新宿駅東口交番前で8時10分に待ち合わせ。早く着きそうなのでセブンでお茶を買っているところで「もう着いたよ」のラインが。あの宵っ張りのSちゃんが大人になったねえ、と感慨深くなりました。
久しぶりの再会にウキウキしながら、でもあまり大声にならないように(実際ホームの待合室で普通の音量でしゃべっていた3人女子チームが隣のおばあちゃんに怒られていました。)、かいじの車中でもひそひそしゃべっていました。
かいじは少し時間がかかるけど、途中勝沼ぶどう郷とかそそられる駅も停車するので楽しいです。とにかく二人とも中央線愛が深いので! -
甲府駅で昇仙峡に向かうバスに乗りました。ふっつーの路線バスでちょっとびっくり。50分ほど揺られる中でもあほーな会話を。旅行先で食べた旨いものの話をしましたが、Sちゃんのそれは「岩手のよくわからない牧場で買った手作りクッキーがかっすかすで牛乳つけないと入らない感じだけどうまかった。」とか「大阪城の近くの古い店のたこ焼きがめちゃうまかった。」とか。全然為になりませんでした。
私たちは終点までですが昇仙峡に入る最初のバス停では干し柿が!この風景に感動する私を横目にSちゃんは若干眉をひそめて「実家みたい。子供部屋にたくさんつるしてあった。」とのこと。同じものを見ても見え方違うのね。 -
終点昇仙峡滝上で下車して、まずはロープウェイに乗ります。ひとりだったらこの看板、スルーだけどSちゃんの「これいいわあ!の・り・ば、てー!」とやたらはしゃぐので私も撮ってみました。
昇仙峡ロープウエイ 乗り物
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普段は1時間に3本くらいみたいですが、この時期増発しているので10分程度待ったくらいでしょうか。
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常緑樹が多いのかな。でもちらほら赤や黄色が見えてきれいです。
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「もう、都会のキラキラしたところじゃなくて友達ともこういう自然を楽しむ場所に来る方が合う年齢になったねー。」と語り合いました。
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荒川ダムも見えるー。最高です。
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山頂テラスからは富士山も見えました。誰かと来ると写真撮り合いっこできるのがいいですね。今はコロナであまり人様にシャッター頼めないですしね。
本当は山頂でゆっくりしたい気もしますが、まだまだ見なくてはいけないところがたくさんあるので「絶景見れたし、さ、次いこー。」とそそくさと退散。これはこれでネタっぽくて笑いあいました。 -
ロープウェイの乗り場には金の鯉がいます。エサは買わずにSちゃんのエアえさやりで寄ってきた鯉を私が激写。なかなかの連携プレーです。ジャイアンという名の鯉がいるようですがよくわかりませんでした。
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お昼も混む前に「どこ行ってもほうとうじゃ。」と悩まずに近くにあった山部さんにささっと入りました。
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「トリモツは時間かかります。」とのことでほぼ一人でいるときのように「ほうとう、単品2つで。」とささっとオーダー。「私突っ走った?」と心配になりましたがSちゃんは全然気にならないようで良かったです。気心知れてるっていいわー。
そしてこちらのほうとう、とてもおいしかったのです。以前に有名なほうとう屋さんで食べたのよりも私は好きでした。ネットの情報に頼らずフラッとお店に入るって今はしなくなっちゃったけど大切にしたい行動だなーと思いました。 -
昇仙峡はとにかく水晶などの石ものがたくさんあります。100円くらいのものもあって、徹底的に家に物を置かないSちゃんに「これ買ってこっそりSちゃんちのトイレとかに置いとこうかー。」「わははー石テロー!」とか盛り上がりました。30年近くの付き合いですがぜんぜん会話内容が成長していない感じがします。
このあと写真はありませんが影絵の森美術館へ。藤城清治さんの素敵な作品がたくさんありました。昔、東電の天気予報に使われていた切り絵です。物悲しげだけど細かくて色合いが美しくてそしてとてもかわいくて大好きです。あとは復刻版が多いけど山下清さんの作品も。「裸の大将って塚地の前はだれがやってたっけ?」「えーと、佐藤蛾次郎じゃないしー」と二人でうんうん悩み最後に芦谷雁之助だったと思い出してすっきり。
そして数少ないgotoの電子クーポンが使える売店だったのでお土産を一気に購入。私のスマホで決済するのでSちゃんの分は私が現金でお渡し。「わー、お小遣いみたいでうれしー!」と喜ばれ、私もSちゃんの母になった気分でした。今日来られなかった友達のHちゃんにも絵葉書を購入。 -
美術館付近も魅力的なお店がたくさんあります。ワインの試飲などもしてみました。
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そしてここから昇仙峡ハイキング。
滝はその姿にも音にも人は癒されますね。仙娥滝 自然・景勝地
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岩肌がすばらしいです。
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紅葉も赤くなりきっていないけどグラデーションは今だけの楽しみ。
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また写真を撮りあいっこしてみました。
そのあとはグリーンライン昇仙峡のバス停まで出て甲府に向かいました。帰りは始発でないので座れませんでしたが、運転手さんのトークがすごく面白くてよかったです。
「お立ちの方、優しい方が席をゆずってくれるかもしれません。」「お疲れ様です。でも一番頑張ってるのは私です。」とか…。途中富士山が良く見える場所を徐行して教えてくれたり、太宰治行きつけだった銭湯の案内をしてくれたりと。まるでバスガイドさんも兼ねているかのようでした。 -
甲府駅前に武田信玄。一人じゃ多分写真を撮らないけど、友達といるから撮ってみました。
武田信玄公銅像 名所・史跡
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最後に桔梗屋でお菓子を買い、駅ビルのヴィドフランスでお茶。やっぱり最後お茶したいからこの時間も取れた私のスケジューリング、完璧じゃ!
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先ほど買ったポストカードをごそごそ出して本日来られなかったHちゃんに二人からお手紙を書きました。最近はシールタイプの切手(コロナでベロっとできないから)とボールペンは必ず持ち歩き、旅先でいつでもはがきを出せるようにしています。
先日うんと年上の友人が亡くなったのですが、亡くなる直前にお手紙を書いてくれていて遺族の方が送ってくれたのが悲しいけどすごくうれしかったのです。そんなことがあってから私は以前にも増して筆まめになっております。 -
行きはかいじの写真を撮り忘れたので帰りのあずさはおさえましたよー。
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こちらが、本当に最後に改札脇の桔梗屋かと思って入ったお店で「月に一回しか売られない。」と教えてもらった福餅。よーく見てみたら金精軒というお店のものでした。Sちゃんも「なんか信玄餅も売ってたけどもう買ったもんねーと思ったんだよねー。」と。ってことは本拠地でまさかのジェネリック信玄餅なの?とふたりでざわつきました。調べたら金精軒は信玄餅二大巨頭の会社のひとつで水信玄餅がすごくおいしいらしいです!「えー買えばよかったー!」と二人で嘆きました。「桔梗屋の信玄餅なら国立のnewdaysでも売ってるし!」「やっぱお土産は下調べが大切。」と教訓を得ました。
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福餅は毎月1日のみ販売、こちらを食べると1か月元気に過ごせる縁起のいいお菓子。
それなのに、開けた瞬間「映えない!」とか「竹の皮が包みにくい!」とか失礼なことを言ってしまい、二人でハっとなり「あーすいませんすいません。」と福餅に手を合わせて謝ったのもたのも楽しい思い出となりました。ほんのり甘くておいしかったですよ。Sちゃんによれば「豆がうまい。」とのことです。 -
あずさを下車し、新宿の歌舞伎町が昇仙峡とあまりにギャップがあってくらくらしたので撮ってみました。まあ、コロナに負けないでみなさん営業できているのはいいことですね…
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帰り際「ご飯つくるのやだなー。」と思っていたら京樽太巻き99円セール。なんてついてるんだろうか。
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福餅以外のお土産はこちら!桔梗屋のカステラはアウトレット価格でした。月の雫も季節限定だから買ってみました。
先日の広島旅行では色んなお店の色んなフレーバーのもみじ饅頭を買って、賞味期限も確認しながら食べるローテーションまで考えて保管していたのです。しかしある日息子に根こそぎ食べられてしまいました。まるで最近人里に降りてきてシャインマスカットなどを食い荒らすクマのようです。今回は被害にあわないようこっそり保管して小出しにしていこうと思います。
日帰り旅行もなかなか楽しいです。これに味を占めて新しい生活様式での友達との楽しみ方を模索してこうと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2020/11/05 19:53:19
- はい。ギャップありすぎー(笑)
- こんばんは、よよさん
はい、たしかに東京の風景と比べたら…
あまりにも違いすぎて、ギョギョってなりますねー
秋の色には、少し早い感じだったのかしら?
でも、やっぱり滝といい、木々といい、
大自然に囲まれるのは、このご時世、本当に心が和む♪
おっしゃるように、今はコロナであまり他人さんに色々頼んだりお話ししたりし難いですよねー
早く日常に戻って欲しいなぁ、、、
ってどれだけ言っているか(笑)
たらよろ
- よよさん からの返信 2020/11/06 17:46:57
- Re: はい。ギャップありすぎー(笑)
- わーたらよろさん、こんにちは(^^)
歌舞伎町はギラギラしてましたよー、1棟全部貸金業ビルとか凄いですよねー。もうまるで別世界でクラクラしました。
確かに紅葉は早かったかもです( ^_^ ;)
これからの旅で真っ赤っかモミジとか見られたらいいなー。いつか京都の高雄のモミジも見に行きたいです。
早く日常を、ほんとですよねー。去年は誰もこんなことが起こるなんて夢にも思わなかったですもんね。来年は海外行けるといいですよねえ・・・
よよ
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