【2020路線バスの旅】瀬戸大橋の島々をつたって

2020/10/26 - 2020/10/26

香川県の坂出から路線バスで与島へ。
与島で乗り継ぎ、岡山県の児島へと抜けました。

児島ではジーンズストリートと、下津井の港町も散策しました。

エリア 香川

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

坂出駅から与島にある浦城行きのバスに乗ります。

坂出を出発すると、すぐに瀬戸大橋に入ります。

左に見えるのは、本島あたりか。
このあたりは橋では繋がっていない島も沢山あります。

南備讃瀬戸大橋

バスは与島パーキングエリアに入った後、高速の出口へ向かう。

与島は地元以外の一般車両は進入禁止。
したがって、この島に入るためには、車の場合は与島PAに停めたうえで、徒歩で入るか、こうやってバスで入るしかなさそうです。

与島に入ったあと、狭い山道をくねくねと入り、東側の海沿いへ抜けていきます。

山道を抜けるとすぐに海が見えてきた。

終点はもうすぐ。

ここがバスの終点、「浦城」というバス停。
民家がいくつかあるくらいで、店などは全くありません。

少し歩くと、すぐに瀬戸大橋の真下へやってきました。

バスは、与島に入った後に小さな山を越えていきましたが、集落を抜けていくと高速の入口近くまでショートカットできます。歩いて15分くらいかな。

与島の高速出口。
何もない田舎なのだけに、高速道路のループの存在感が際立つ。

高速の入口近くの「与島第二駐車場」というバス停から、岡山県の児島駅行きのバスが一日3本出ています。もちろん乗り継ぎ時間を調べて、間に合わせました。
本当は、坂出からのバスもここを通るので、ここで降りればよかったのだけど、集落を歩いてみたいことから、浦城まで乗ってから歩いてここまで戻ってきた次第。でも、時間ギリギリで最後は走りました。

再び与島PAを通って、岡山県方面へ。
ここのパーキングエリア、結構広くて、車で来た場合でも時間をつぶせそう。

高速に乗ったと思ったら、すぐ次の島で降りるみたい。

櫃石島という島に入りました。
こうやって、ひとつひとつの島に立ち入っていくのは、路線バスの旅ならではといえるでしょう。

「櫃石」のバス停

島に降りると、海の上に伸びる瀬戸大橋。
そして、島で乗客の乗り降りを済ませると再び橋の上へ戻っていく。

まもなく、本州に入ります。車窓からは下津井の街並みが見える。

児島インターでバスは高速を降ります。

JR児島駅に到着。
今回乗った、与島から児島駅を結ぶ路線は、2021年3月で廃止になるとのこと。
そこで今回乗ったわけなんですが、車では通りすぎてしまう島の風景を見ることができる貴重な路線だけに、残念な気がします。

児島では、ジーンズストリートを散策。

児島ジーンズストリート

児島からバスで下津井循環の路線にのってみる。
途中、鷲羽山ハイランドを通過。

この路線も、途中狭い山道を抜けていく。

下津井港前のバス停で途中下車。

下津井港

1991年までは、児島から下津井まで鉄道が結ばれていて、下津井港の近くが終着駅であった。

下津井の駅跡と車両も残されていて、もう30年も前に廃止されたとは思えないくらい、しっかりと保存されている。

下津井駅跡

歩いて下津井城跡へ登る。
城跡って感じはあまりしない。

下津井城跡からは、このように瀬戸大橋を眺めることができる。

瀬戸大橋だけでなく、瀬戸内海に浮かぶ島々も一望

むかし下津井回船問屋

ここから再びバスに乗り、児島駅へ。

四国の坂出から、本州の児島までの路線バスの旅、なかなか良いものでした。
路線廃止に伴って、路線バスでつながらなくなってしまうのは残念ですが、こんなプチ旅も良いかと思います。