モレノ氷河ミニトレッキングツアー参加

2018/11/25 - 2018/11/25

2018.10スタート　世界一周

パイネ国立公園でのWルートトレッキング後に向かった先はアルゼンチンのエル・カラファテ
ロス・グラシアレス国立公園の玄関口の街で最大の観光目玉は世界遺産のモレノ氷河

そのモレノ氷河観光の人気アトラクションとなっている氷河トレッキングツアー(Mini)に参加した際の様子です

料金は$4,500ARS(約14,000円）　2018年当時

一日のスケジュールはこんな感じです
07:30　宿泊先PickUpにて ロス・グラシアレス国立公園へ (約75㎞)
10:00　展望エリアにてモレノ氷河自由見学　約1時間
11:15　船着き場へ移動
11:30　アルヘンティーノ湖の対岸へ移動　(乗船時間は約25分)
12:00　避難小屋にて1時間の昼食タイム (お昼は各自で用意)
13:00　トレッキングスタートポイントに移動してアイゼン等準備
13:30　ミニトレッキング開始
15:00　ツアー終了後 帰路に就く
17:30　エル・カラファテの街に到着

エリア カラファテ(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

参加したツアー会社は氷河トレッキングツアーの老舗 Hielo & Aventuraツアーの
Mini Trekkingコース(氷河での時間が約1.5時間)
料金はMiniが$4,500ARS(約14,000円） Bigが7,900ARS(約24,600円)でした

PickUPサービスがありましたが宿から事務所が近かったので歩いて事務所へ行きそこからバスに乗り込みました

街中で乗客をピックアップしながら向かいます

街から約50km　公園入口事務所で入園料(2018年時で$700ARS 　1日有効)を支払った後、最初のトイレ休憩場所のアルヘンティーノ湖
対岸の山には雪はなく、近くに巨大氷河があるとは思えない景色

10:00　道路突き当りロータリー部の駐車場で下車　ここから約1時間各自でフリーモレノ氷河見学タイム

ペリトモレノ氷河 滝・河川・湖

駐車場から整備された遊歩道へ降りて行くと目の前に巨大な青白いモレノ氷河が現れます

スチール製の遊歩道は高床式で車いすでも利用できる立派なコースが整備されており、東屋もあります

押し寄せた氷河がこちら側の湖岸に接するポイント　先端の氷河の穴が大きなアーチになるにはもう少し時間が掛かりそうでした

湖面からの氷河の高さは40m~60mに達し、水面下にはその倍の氷があるという凄まじい氷塊の壁が目前に広がります

1日で2m進むモレノ氷河は崩壊も頻繁に起こります　見学中、何度か崩壊しましたが動き回っていたので音がして見た時は崩落した後となり決定的瞬間は見れずじまい…
氷河の崩壊を見るなら動き回らず同じ場所から見学する方が正解と言えそうです

氷河の幅は広い箇所で5kmもあるのでパノラマでないと全体が写真に納まりません

一番高さがある箇所の氷河　氷のきしむ音がこちらまで聞こえてきます

エル・カラファテ側の氷河先端

エル・カラファテ方向を向いたアルヘンティーノ湖
直ぐ近くに強大な氷河が流れ込んでいるとは思えない景色

上の2枚をパノラマ撮影するとこんな感じです
世界で数少ない後退していない氷河というだけあって氷河部分だけ別世界

展望台での見学時間は1時間程度ですが、遊歩道が広範囲に広がっているのでアチコチ動き回っている間にアッという間に集合時間になって展望台での見学タイムは終了

駐車場ロータリーにあるレストハウス「Nativos De La Patagonia」

飲食コーナー・売店・トイレがあります

その後駐車場で再びバスに乗り込みフェリー乗り場へ移動します

フェリー乗り場の様子
11:30　氷河で分断された南側のアルヘンティーノ湖畔から乗船

フェリー乗船中は氷河には近づきませんがプチ氷河クルーズが楽しめます＾＾

美しい景色を見ながら30分ほどのフェリー乗船となります

氷河との距離は離れていますが大きさは十分に感じられます

こちらも中々の迫力
毎日2m動く氷河なのでどこが崩壊してもおかしくありません

対岸の岩場で下船します

フェリー降り場から見た氷河はこんな感じ
お天気が良く氷河の青さに更に青味が加わっています

下船後は山小屋にて各自1時間程のお昼タイム
この先はいよいよアイゼンをつけての氷河トレッキング　安全の為、手ぶらで歩く必要があるので大きな荷物は山小屋の棚に置いて行きます
防犯カメラが回っていますが、鍵等はないので貴重品はなるべく宿に預けておきましょう

お昼はツアーには含まれませんので各自で持ち込む必要があります
この日はお天気が良かったので殆どの人が半テラス席でお昼を取っていました

目の前に広がる雄大な景色を眺めながらのランチタイム
青い空と氷河と手前の緑が一番のご馳走かもしれません

13:00　お昼終了後、森の中＆砂利の湖岸沿いを開始地点までショートトレッキング
途中には可愛らしい花も咲いていました

スタート地点までの道のりの様子

迫力ある氷河先端もすぐ近く

スタート地点のアイゼン装着小屋と氷河を歩く人々
広大なモレノ氷河のほんの一端に過ぎませんがすでに迫力十分

13:30　スタート地でアイゼンを装着してもらいガイドの注意説明を聞いてからいよいよ氷河トレッキングスタート

アイゼン装着時はガニ股気味に歩く、登る時はしっかり爪を立て下る際の重心は後ろ等々の説明を受けます

氷河の端、入れるほどの大きさではありませんがプチ青の洞窟がありました

所々にある深い水溜り　どうしてこんなに青いんだ!?　中には氷河の下まで抜け滝のように水が落ちる箇所もありました

何とも言えない青みがかった氷河の表面

ガイドさんに世界中の氷河が後退している中ここはどうかと尋ねたら、世界でも後退していない珍しい氷河の1つとの返答　地球温暖化の中でも元気な氷河のようです

ところどろクレパス程ではないですが亀裂のような裂け目がありあす

まるで別の惑星に居るかのような風景が広がります

太陽がサンサンと輝き、氷河の上でも案外ポカポカ
この気象条件でこれだけの氷河が保たれているのが不思議

最後のハイライトに一番起伏の激しいポイントへ　ここは本当に絶景ポイントでした♪

歩いたのは氷河のほんの一端ですが遠くから見るのとは大違い　スケール感があり迫力満点!　ダイナミックな氷の世界に圧倒されました

最後はお約束　氷河の氷でオンザロックを作り乾杯 (チョコボール付)

15:00　トレッキング終了　1.5時間のトレッキングはあっという間に終わってしまいました
歩いた範囲は写真のように本当に氷河の端っこですが十二分に氷河トレッキングを堪能できるコースでした

帰りのフェリー乗船時が最後のモレノ氷河ウォッチタイムとなります
バスに乗りエル・カラファテへの帰路となり、17:30頃に街に到着してお終い

Bigは更に氷河の奥まで足を踏み入れ滞在時間も倍となりますが個人的にはMiniでも十分満足することができました

欲を言えば展望台時間がもう少し欲しいところでしょうか?
モレノ氷河はエル・カラファテのメインイベントなので是非参加してみて下さい