Go To トラベルで行く和倉温泉日帰りの旅。

2020/10/11 - 2020/10/11

温泉好きなのに、なかなか行けずに残念な気持ちでいたら阪急トラピックスのサイトで「JR特急サンダーバードで行く！あの『和倉温泉　加賀屋』で過ごす　日帰りの旅」というツアーを発見。
早速参加してきました。

心配していた台風も去ってくれたので安心していたら帰路、サンダーバードが遅延してしまい帰宅が深夜に。

現在、観光･旅行業界は壊滅状態ですから振興策としてのGo　Toトラベルキャンペーンはそれなりに意義があると考えます。
でも原資は税金なので近い将来、その分を搾り取られるのは仕方がありません。
また、インバウンドが無くなったといっても観光業全体の１割程度だと言います、そうであればその分をGo　Toで内需拡大すれば良いのです。

Go　Toトラベル対象ツアー商品を見ると参加者数を減らしている事もあるのでしょうか、全体に割高な価格設定がされているようです。

エリア 和倉温泉(石川)

午前8時ころです。
まず、集合場所というのがJR大阪駅北側エスカレーター前。

ここは公共の場であるし、読売旅行などの他社も集合場所に利用している事もあって大混雑状態。

係員が床で店開きの真っ最中。

北陸方面行きツアーは何種類もあって受付が同時進行のために混乱に拍車をかけています。

ツアー名は「JR特急サンダーバードで行く！あの『和倉温泉　加賀屋』で過ごす　日帰りの旅」と言うヤツですが、そのようなツアー名表示は何処にもありません。

北陸方面ツアー全部を「JRフリープラン北陸方面行き」という名称でひとくくりにしている様で、混雑している事もあってとにかく分かりにくいのです。

年配の男性が「ちゃんと書いとけ」と怒っていました。

ツアー集合場所ではツアー経路図と切符、クーポン券を渡されます。

添乗員もない、全くの個人ツアーなので乗り継ぎ等全てを自分でしなければなりません。

帰りの駅で「復路分の切符が入っていなかった」と文句を言っているおじさんが1人。
こういうツアーは事前に確認しておくのが鉄則ですし、トラピックスはイイ加減な部分があるので余計にです。

話題のクーポン券が三千円分。
結構、ショボい印刷です。
石川県内のみ有効（シールが貼られていました）で使用期限は当日限り。

サンダーバード金沢行の入線です。

旅行社がブロック単位で指定席を押さえているため編成自体空席だらけなのに、特定車両の一角だけが密状態という不思議な光景になっています。

自由席側です、乗客の姿がありませんね。

金沢駅で乗り換えします。

能登かがり火・サンダーバードは運行数自体が縮小されています。

金沢駅には「花嫁のれん」のホームが有ります。

能登かがり火はサンダーバードと同じ車両。

座席指定券が有りますが「自由席」の方はガラガラなので自由席側に移ります。

途中駅で「花嫁のれん」と離合。
運休させていないのは立派です。

かがり火の終着駅である和倉温泉駅に到着。

旅館の送迎バスで、御存知「加賀屋」到着。

ツアータイトルにある「あの加賀屋」の意味が不明なままで終わってしまった、いたってフツーの旅館です。

この建物が加賀屋ですが和倉温泉には同形態の旅館が多くあり、また和倉温泉のビジネスモデルが「館内完結型」のために観光客は館内滞留を強いられます。

館外へ出ても街に温泉街の様な風景は全く無く、「市役所周辺」といった感じの街です。

クーポン券も結局、加賀屋館内の土産物店で使う事になってしまいました。

チェックアウトとチェックインの狭間である、昼頃に到着したので照明も切られていて館内は真っ暗（夕方からは華やかな館内になるのでしょうが今はうらぶれ感満載）で寂しいものでした。

また、館内には男性用大浴場が3カ所ありますが入浴客は皆無（大浴場で泳ぐのが好きなので存分に楽しめました）。

当日、加賀屋では某団体の総会が予定されていて多くの人が出入りしていました。

穏やかな風景。

加賀屋は複数の宴会場があって団体客重視の施設です。
この様な構造や建物・施設に老朽化が見られるなど、今後が心配です。

昼食。

大食い早食いなので、このような様式は苦手。

昼食のメニュー。
お腹はいっぱいにはなりません。

加賀屋館内のドリンク自販機です。
商品の価格設定を見れば旅館の姿勢が分かります。

加賀屋近くのセブンイレブンでチケットを購入（物販ではないのでクーポンは使えません）。

帰りの列車も自由席の方がユッタリと出来るので移ります。

金沢駅ですがホームと車両の間が広いのでコワいです。
おいらんを走らせてみたい。