神話の国の青い海 ～鉄道＆バスで巡る宮崎・日南海岸～

2020/10/02 - 2020/10/03

岐阜での社会人生活が始まって半年。
そろそろ息抜きがしたいと思い、南国宮崎へ海を見に行ってきました。
1日目は青島を散策、2日目に特急海幸山幸に乗って飫肥へ向かい、飫肥から宮崎交通バスで海岸線の観光地を巡って空港へ戻る、1泊2日の小旅行です♪

エリア 宮崎市(宮崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 私鉄 ソラシド エア
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

名鉄特急でセントレアに到着。
画面中央のソラシドエア機に乗って宮崎へ出発です！

離陸!!
伊勢湾に沿って南下して、三重南部のリアス海岸を眼下に西へ進みます。

熊野の七里御浜が見えてきた。
この先は串本を過ぎて沖合に出て、遠くに四国を見ながらの旅です。

1時間ちょっとで宮崎空港に到着！
中部空港からだと九州便もあっという間です。

宮崎空港のロビーは地方空港とは思えない華やかさ♪

ロビーの天井近くのステンドグラスは日本神話がテーマです。
神様や天女が沢山いるのは分かるけど、左端で飛んでるサメは何だろう？

空港からバスで25分で青島に到着。
タイ名物のトゥクトゥクも走ってて南国ムード満点です。

宮崎市方面には長いビーチが続きます。
10月初めなのにサーファーもちらほら。

鬼の洗濯板を見ながら青島への橋を渡ります。

青島に上陸。
鳥居の先には……

立派な狛犬がお出迎え!!
犬と言うより獅子みたい。

下から見ると凄い顔してるな(笑)

向かい側の狛犬もなかなか凛々しい♪

さて、青島神社の本殿へ。

鮮やかな朱色が陽射しによく映えます。

本殿の奥の参道はジャングルの中。

森の中のこぢんまりした元宮は、神道以前の古代から祭祀が行われていた場所だそうです。

朱色の門越しに見る海もなかなかいい。

島の海岸沿いを歩いてたら小魚を発見。
お腹に小さなトゲがあるし、フグの仲間だろうか？

鬼の洗濯板の上を歩いてみる。
月面散歩みたいな不思議な景色です。

青島のあとは宮交ボタニックガーデンへ。

温室の中は熱帯果樹のコーナー。
パパイヤの木は収穫が近そう。

赤い突起だらけのパイナップルはちょっと毒々しげ。
モスラか何かが生まれてきそう.。o○

初めて見るマンゴーの木。
細長くだら～んとした葉っぱが特徴的です。

カカオの蕾は幹に直接生えるものらしい(驚
どうしてそうなった……

青島の帰りは電車で。
南宮崎駅～宮崎駅間は写真の特急きりしまに特急券なしで乗れて、ちょっとお得な気分。

きりしまの車内には、かつて博多～熊本間の花形特急だった「有明」のロゴが。
約15年前に家族で乗ったのが懐かしいです。
九州新幹線が全通して有明が減った分、今は宮崎方面へ配置転換されたらしい。

宮崎市内を散策しつつ、県庁隣の物産館でお土産を購入。
Gotoトラベルの地域クーポンが使える土産店が、ここと空港くらいなんですよ…
隣の県庁は歴史ある大学を思わせる堂々たる建築なので、買い物ついでに見て行くのをおすすめします！

晩ご飯は牛かつ店「なかざき」で宮崎牛カツを頂きます🍴

レアで出てくる牛カツを石板で炙って、醤油orソースor岩塩をつけて食べます。
個人的には岩塩が一番よかったかな。

今夜の宿は繁華街の近くのホテルメリージュ。
ロの字型の廊下の内と外両方に部屋が並ぶ、なかなか珍しい間取りのホテルです。

部屋はこんな感じ。
予約はシングルだったけど、ダブルルームにアップグレードしてもらえたらしい。
ありがとうございます!!

最初気づかなかったけど、ナチュラルに古事記が置いてあるな。
さすが神武天皇の故郷、宮崎県。
一度読んでみたいけど、読み出すと今晩寝る暇が無くなりそうなので、今夜はこのままおやすみなさい🌃

翌朝は9時過ぎにホテルを出て宮崎駅へ。

ずいぶん個性的な、白とマンゴー色？の駅舎。

さてさて、本日のお目当ての特急海幸山幸に乗ります！

10時過ぎに宮崎駅を出てすぐ、大淀川の鉄橋を渡ります。

青島を過ぎるまで住宅地や森の中を南へ。

内海駅の先で列車は海岸線へ。
絶景ポイントで停車して、車内は撮影タイムです。

列車の最後尾からも1枚。

長いトンネルを抜けたあと、北郷駅でちょっと一服。

川沿いに飫肥の市街地へ向かいます。

11時過ぎ、飫肥駅に到着。
祭りの名物の奴さんが出迎えてくれました。

駅から歩いて10分ほどで城下町エリアへ。
瓦屋根の街並みにバナナの木が生えてるけど、意外と違和感がない…

水路には錦鯉の群れが。
この先を右折すると飫肥城はすぐそこです。

緑に包まれた飫肥城の大手門。

大手門をくぐって本丸へ。
伊勢神宮の境内みたいな、静かで荘厳な雰囲気。

飫肥城の本丸跡。
今は立派な飫肥杉の林になっています。

大木を見上げてうーーんと深呼吸。
結局城を見に来たのか森を見に来たのかよく分からないけど、大満足の森林浴でした。

城下町の西の外れまで来ました。
緑が鮮やかで空も明るいし、印象派が描く南仏みたいな雰囲気。

城下町散策の後は、宮崎交通バスで海岸線の旅。
まずは飫肥の営業所から鵜戸神宮を目指します！

広島カープのキャンプ地の最寄駅、油津駅に立ち寄ってバスは海沿いのルートへ。

ヤシの木の向こうに青い海。
換気のために開いてる窓から潮風を浴びての旅です。

海岸線ギリギリのくねくね道を進みます。

飫肥から約40分で鵜戸神宮に到着。

海を見下ろす階段を降りて本殿へ。

本殿は洞窟の中。
安産や縁結びにご利益があるらしい。
でこぼこした洞窟そのものもなかなか見ものです。

本殿の洞窟を出たところで、帽子をかぶった男性が海を眺めてました。
この人も神様なんだろうか？

鵜戸神宮名物の運玉投げに挑戦。
5個の石を男性は左手（女性は右手）で投げて、しめ縄の中に1つでも当たれば幸運が訪れる、らしい。
私は命中1、外れ4のフォアボールでした。
とりあえず1つ当たったから、ヨシ！

岩だらけの海岸に寄せる波は壮観そのもの。
見ていて飽きません。

参拝の後は次のバスに乗って堀切峠へ。
1時間間隔でバスが来るので、乗り遅れにさえ気をつければ効率よく観光地を回れます。

バスは入江また入江の海岸線を北へ進みます。

綺麗なビーチを発見。

30分弱で堀切峠の道の駅フェニックスに到着。

展望台から日南方面の眺め。

ジャングルの中の遊歩道を海へ下っていきます。

バナナの若木がコンクリをぶち破ってる…すごい生命力。

森を抜けて海辺に到着。

せっかくだから海岸ギリギリまで降りてみる。
波の音と潮風をしばしひとり占めです。

ジャングルの中の帰り道にカニを発見。
海からこの小さな体で這い上がってきたんだろうか？

最後のバスに乗って空港へ。

空港の展望レストランの宮崎牛ごろごろカレーで晩ご飯。

食後のデザートはマンゴーかき氷！
ただでさえ甘いマンゴーにシロップまでかかって、もう大満足です。

Gotoのクーポンの残りでお土産をどっさり買って機内へ。
マンゴープリンに日向夏ジュースに、しばらく宮崎の余韻が楽しめそうです♪

夕焼けの中、青島を背に一路名古屋へ向かいます。

機内の明かりも夕焼けモード。
長い一日もそろそろ終わりです。

夜7時前に中部空港に帰着。
今回の旅もこれでおしまいです。
かなり長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました!!
また次の旅でお会いしましょう。
コロナの感染動向にも依りますが、次は来年1月以降に東京からサンライズで瀬戸内へ行く予定です。