意外と寒くなかったアイスランド旅行

2019/12/27 - 2020/01/01

２月にオーロラを見たくて行ったフィンランドは、残念ながら一度もオーロラ見れずに終わってしまいました。そこで年末には、オーロラ以外にもギャウやブルーラグーン等も楽しめ、上手くすればオーロラも見れると思いアイスランドに行ってきました。名前からして凄く寒い国なのかと思っていましたが、意外にもそれ程寒くありませんでした。メキシコ湾流の暖流が島の周りに流れ込んでくるし、火山王国と言われるくらい地熱が有る為とのことです。
下記日程のパックツァーで行ってきました。

１２月２７日　成田１１：５５発のフィンエアーで、ヘルシンキ経由でレイキャヴィックへ。そのままホテルへ。
１２月２８日　地球の割れ目ギャウや、ストロックル間欠泉などを見学して、ヘットラへ移動。ヘットラで２連泊。
１２月２９日　スコーガフォスの滝などを見学。
１２月３０日　巨大露天風呂ブルーラグーンで一風呂浴びて、レイキャビックへ。レイキャビック泊。
１２月３１日　レイキャビック１０：２０発ヘルシンキ経由で帰国の途へ。機中泊。
　１月　１日　成田１０：００着で帰国しました。

写真は、人工温泉ですが世界最大の露天風呂と言われるブルーラグーン。兎に角デカイ。

エリア ゴールデンサークル周辺(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

出発日の１２月２７日、成田空港は既にお正月気分。
成田１１：５５発、ヘルシンキ経由レイキャビックへ、フィンエアーでアイスランドへ向かいます。

長い飛行機移動を終えて早速レイキャビック（ケプラヴィーク空港）の外へ。１８時着ですが、外は真っ暗です。
目の前に立派なスモーキングエリアが有りホッと一服。
この日はホテルへ移動して宿泊だけです。

１２月２８日ゴールデンサークル観光としてシングヴェトリル国立公園へ。
ゴールデンサークルは、シングヴェトリル国立公園、グトルフォスの滝、ゲイシールの間欠泉の３か所を巡る名称です。

先ずは国立公園内にある、地球の割れ目ギャウを散策。

写真右側がユーラシア大陸側、左側がアメリカ大陸側です。「今でも毎年２．５ｃｍづつ開くように動いている」と言われましたが、全く実感無し。ただ普通の谷間を歩いているみたい。

ゴールデンサークル２つ目は、間欠泉が見れる場所に到着。
靴の滑り止めを持参しなかったので、慎重に歩きます。

１９世紀には最大６０ｍほど噴出したというゲイシール。現在は殆ど活動を停止してしまったとのことで、数百ｍ離れているストロックル間欠泉の方へ移動。

こちらがストロックル間欠泉。既に大勢の観光客が取り囲んでいます。

直ぐ近くまで寄ってみました。ここが噴出孔です。

人の少ない方に移動している最中に噴出し始めてしまいました。

いつ吹き出すか分からないので、この場所で暫く待ちました。１０分くらいに一回は吹き出すと言われたので。

やっと吹き出しを捉えました。

ゴールデンサークル最後の三つ目は、グトルフォスの滝。
アイスランド語で”黄金の滝”の意味で、晴天時には滝が黄金に光り輝くことから名付けられたらしいのですが、曇天で期待できません。

チョット下流側へ移動。かなりの大音響で迫力有りました。

ゴールデンサークルの観光を終えて、地熱を利用したグリーンハウス栽培農園の見学。

中ではトマトが栽培されています。農園というより、トマト生産工場。

こちらは苗床。

そして苗床から水耕栽培の場所へ。

ミニトマトを試食させて貰いました。
隣の蜂の絵の箱は授粉用の蜜蜂が入っています。

箱の中覗かせて貰ったら、気持ち悪いくらいに蜜蜂がウヨウヨ。

ツァー３日目の１２月２９日は南部海岸の観光から。
もっとも、この時期のアイスランドは、１１時過ぎの日出。日没は１５時半頃で、昼間はもともと４時間程度しか有りません。それに加え曇天なので、もう少し明るくなるのを待つ為に、スーパーマーケットで時間つぶし。目の前の駐車場から奇岩が見えています。

ソロソロ観光へということで、レイニスフィヤーラ海岸へ。
黒砂と柱状節理が見れる人気スポットですが、強い風で雨が横殴り状態。ジックリ柱状節理を見てられるような状態ではありません。

今度はカトラジオパークに在る、Solheimajokull 氷河の見学。
バスを降りて雨の中、氷河を見れる場所まで移動。

やっと氷河の先端部分に到着。

今度はスコーガフォスの滝へ来ました。
落差約６０ｍ、幅約２５ｍで大迫力。

雨やまないのですが、折角なので滝の真横の展望台まで登ってみます。

何とか到着。

スコーガフォスの滝からセリャランスフォスの滝への移動中。
２０１０年に大爆発し欧州の航空路線を大混乱させた、エイヤフィヤトラヨークトル氷河火山が見える場所とかでチョット休憩。

火山は雲が掛かって見えませんでしたが、アイスランドで一回だけ見た太陽。こんなに太陽を恋しく思ったことも珍しい。

そしてこの日最後のセリャラントスフォスの滝に到着。

左側にも所々に滝が見えます。

セリャラントスフォスの滝は裏側を歩くことができるのですが、凍結して危ないとのことで通行禁止に。残念。

セリャラントスフォスの滝の観光も終えてホテルに戻ります。
バスの車窓から、富士山のように綺麗な山が見えました。

１２月２９日は夕方から何とか晴れたので、夕食が終わってからオーロラ鑑賞に連れて行って貰いました。
元々視力はあまり良い方ではないのですが、肉眼では全く見えません。

その内、ツァーでご一緒した方のデジカメで確かにオーロラが出ているとのこと。画面を撮らせて貰いました。オー！！確かに緑色のオーロラが見えます。

この方のご厚意で、画像データを頂きました。旅行記に掲載してもｏｋと了解頂きましたので、ここに掲載させて頂きます。
フィンランドでも言われたのですが、「肉眼で見えなくても、写真に写った時には、オーロラ鑑賞できた」とされるとのこと。
３度目の正直で次回は是非肉眼で見たいものです。

それにしても、良いカメラで撮影技術を持った人が撮ると本当に綺麗に映るもんですね。肉眼で見るより星も綺麗に見えます。
私も何枚か撮っているのですが、ただの黒塗り画面でした。

ツァー４日目、１２月３０日イヨイヨ巨大露天風呂ブルーラグーンです。バスを降りてからこんな溶岩だらけの道を進んで来ました。

露天風呂の周囲にもこんな湖みたいな場所が有ります。

奥に見える建物内で水着に着替えて露天風呂に入ります。

こんな遊歩道みたいなのも有り、

兎に角広い。

ブルーラグーンは泥パックも有名。何人もの人が顔に塗って歩いています。

ムスリムの女性はこんな格好で。
露天風呂堪能して、レイキャビック市街観光へ向かいました。

一風呂浴びた後、アイスランド語で「真珠」を意味するペルトランへ来ました。
地理学的・生物学的歴史等を細かく伝えている博物館ですが、周囲（この写真では入り口の左右）に、巨大な円筒が６つ有ります。これは郊外の地熱発電所から熱水が送られてきたのを蓄え、レイキャビック市内全ての給水を賄っているのだそうです。

上の方は展望台にもなっていて、レイキャビック市内を見渡すことができます。

ペルトランからも見えていた、ハトルグリムスキルキャ教会へ。
１９４５年から４１年掛けて建造された教会です。塔の高さは７３ｍ有り、まさにレイキャビックのランドマークです。

内部には立派なパイプオルガンが有ります。

祭壇はとってもシンプル。

次の観光場所、レーガン元米大統領とゴルバチョフ元ソ連委員長との間で、冷戦終結の会談が行われた建物。移動するバスの車窓からだけで立ち寄れなかったのが残念。

到着したのはアイスランドの国会議事堂。
説明されなかったら、何のオフィスですか？みたいです。

夕食時間まで自由行動になったので、チョルトニン湖を一周しました。
真冬には凍結してアイスリンクになるらしいですが、この時は野鳥の憩いの場でした。

１９３７年開店で、「宇宙一美味しい」と話題のホットドッグ屋さん。クリントン元米大統領も並んで食べたと言われ興味有ったのですが、この後レストランで海老料理の夕食が待っているのでグッと我慢。

これが夕食の海老料理。
海老の殻を台にして、お寿司のように海老が乗っています。美味しかった。

１２月３１日、帰国の日です。
朝１０：２０発のヘルシンキ行き飛行機乗るのに、まずはレイキャビック空港で喫煙場所探します。チョット奥まった場所ですが、喫煙ルームちゃんと有って一安心。

中は殺風景ですが結構広かったです。

ヘルシンキ空港は２月にフィンランド来た時と喫煙場所が変わったみたいです。探していたら、味千ラーメン発見。

そして味仙ラーメンの近くに喫煙場所が新設されたみたいです。前の所より綺麗になった感じ。
この後、ヘルシンキ１７：３０発→成田は翌日１月１日１０：００到着でした。

今回もオーロラを肉眼で見ることはできませんでしたが、地球の割れ目や世界最大の露天風呂など結構楽しめた旅行でした。