2018/11/19 - 2018/11/23
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2018年10月スタート世界一周 チリにて
パタゴニアを代表する景勝地の一つパイネ国立公園のWコースをテント4泊5日にてトレッキングした時の模様です
キャンプサイトは事前に全てネット予約
パイネ・グランデをスタート地としてセントラルへ抜けるWコーストレッキング
コース予定は
1日目 プエルト・ナタレス朝→アマルガ公園事務所→プデート(フェリー)→パイネ・グランデ グレイ氷河湖へのトレッキング パイネ・グランデ泊
2日目 パイネ・グランデ→イタリアーノ→フランセス谷トレック→イタリアーノ泊
3日目 イタリアーノ→チレーノ チレーノ泊
4日目 チレーノ→ラス・トーレス→チレーノ→セントラル セントラル泊
5日目 セントラル→プエルト・ナタレス着
というコース予定で組んでいました
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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プエルト・ナタレス7:00発 アマルガ公園事務所8:50着
公園事務所内で入園チェックインを済ませます
21000チリペソ/1人
事前にオンライン予約しておくとQRコードを読むだけで手続きが終了するのでオンライン予約していくことをおススメします
特にハイシーズンは混み合いタイムロスとなりますトーレス デル パイネ国立公園 国立公園
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手続き終了後、乗ってきたバスに乗りフェリー乗り場のプデートへ
9:50 プデートのフェリー乗り場到着 フェリー代は片道1人 20,000チリペソ(30USD)と高いです
支払は現金のみとなるので現金の用意をお忘れなく -
ペオエ湖半にてフェリーを待つ人の列 寒い中、出発時間の11時まで結構待ちます
フェリーはシーズンによって便数が異なります -
パイネ・グランデ行のフェリー カタマラン船が到着
11時発の予定でしたが何故か10:40に出港
晴れていればペオエ湖・パイネ・グランデの美しいパイネ風景の撮影スポットになりフェリーの遊覧観光もお勧めですがこの日は雲で何も見えず -
船内は満員御礼状態 パイネ・グランデまでは約30分の乗船となり
乗船中にフェリー代を支払います
フェリーが出港してほどなく雨が降り出してしまいました -
11:30 パイネ・グランデのフェリー乗り場に到着 位置関係はGoogleマップの通り
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小雨降る中 キャンプ場のチェックインの為、建物内の受付へ
パイネ・グランデの宿泊施設は想像以上に立派でした -
受付にてチェックイン 暖房が効いていてポカポカ♪
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フロント脇の掲示板には天気予報などのお知らせ事項が掲示されているのでチェックしておきましょう
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付随する売店の品揃えの様子
一通り売っていますが値段は山価格 水500ml 2,500ペソ カップラーメン2,000ペソといったお値段でした -
受付を済ませキャンプサイトへ
サイト予約のみの場合は炊事棟・共同スペース棟周辺スペースにテントを張ります
お揃いのテントはテントセットで予約した人用です -
共同棟内の様子はこんな感じ 広々とし、テーブル・椅子も十分にあります
お昼くらいのいい時間でしたが悪天候で皆さん建物内で缶詰状態 -
共同棟の奥がキッチンルーム 炊事場はここパイネ・グランデが一番広々して綺麗でした
当初の予定ではテントを設営して時間の許す範囲でグレイ氷河へのトレッキングをする予定でしたがチェックイン後から更に風が強くなり暴風雨のコンディションになってしまいました
テントを張るにも支障をきたすほどの強風だったのでしばらく建物内で様子を見ていましたが一向に収まる気配がないので雨具を着てなんとか設営しました (雨だったので写真がありません)
午後から夜中にかけても雨風がひどく、結局グレイ氷河は行かずじまいでホボテント内待機で1日目が終了してしまいました -
パイネ国立公園2日目 当初の予定は朝パイネ・グランデを出発しイタリアーノキャンプ場へ 受付で荷物をデポしてフランセス谷トレックを楽しんだ後、イタリアーノ泊というスケジュール
フランセス谷はラス・トーレスと並びパイネを代表する絶景でとても楽しみにしてたのですが朝からの雨でテンションはダダ下がり (風は朝までに収まりました) -
8:45 冷たい雨が降る中、嫁サマのご機嫌を取りつつ出発 イタリアーノまでは7.6km、約2.5時間の道のりです
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小高い位置からトレッキング道を振り返って望むパイネ・グランデのキャンプ場
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途中のコースの様子 この辺の木々は皆立ち枯れており天気と相まって気味の悪いゾーンでした
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目の前に現れたスコッツベルグ湖 晴れていれば物凄い綺麗な景色のハズなのですが…
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行く手から現れたトレッカーも当然びちょびちょ でも、リックごと羽織れるポンチョは強力そうでした
(荷物と背中との間に伝わる雨がその後ダメージを与えてきます) -
川に掛かる吊り橋を渡れば、もうイタリアーノキャンプ場は到着同然
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11:15 イタリアーノキャンプ場に到着 (CONAF管轄のキャンプ場で予約は必要ですが利用料は無料)
ここで荷物をデポしてフランセス谷への往復トレッキングの予定でしたが天候も足元も悪いので諦めることにしました -
キャンプ場は無料だけあってエリア内の適当な場所で・・・ といった感じでトイレも非水洗
天気が良ければ全然OKですが、コンディションが悪いのでダメもとで次のフランセスへ行き、明日歩く分を短縮する作戦に変更してイタリアーノはこのまま素通りすることにしました -
イタリアーノキャンプ場を後にして次に見えた氷河湖ノルデンホールド湖
スコッツベルグ湖よりもはるかに大きい湖 -
イタリーアノキャンプ場から次のフランセスキャンプ場までは1.7kmホドで到着
12:00頃 フランセス・キャンプ場到着 受付でキャンプサイトが空いているか尋ねたら予約でいっぱい
「次のロス・クエルノスへ行って空きがあるか聞くしかない」 とのコト
次のロス・クエルノスまでは3.5km そこで断られたらイタリアーノに引き返すしかない…
時間は12時、靴もトレント・フライヤーも雨でヤバい状態… 少し迷った後、ダメ元でロス・クエルノスまで行ってみることにしました -
一向に止む気配がない雨の中、半ベソで歩く嫁サマ 朝は元気に水滴を弾いてた雨具もしっとり状態に
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少し高台からノルデンホールド湖を望みます
湖の色はキレイなのは分かりますが、気分も靴も雨で重い・・・ -
コースは湖畔まで下り、石の湖岸を歩くコースに 氷河湖の水はメチャ綺麗でごみ1つない 足りないのは青空だけ
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14:00 足回り・袖周り・腰回りをすっかり濡らしてロス・クエルノスキャンプ場到着 パイネ・グランデより約13km
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山小屋のレセプションにて恐る恐るテントサイトが空いてないか聞いてみると2つだけ空いているとの事!!
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料金は2人で30,000チリペソ (約5000円) カード支払い可でした!!
板の張りサイトでイタリアーノより数倍快適♪ -
何より助かったのが共同棟に薪ストーブがあったこと
ここで濡れた雨具・靴・靴下を乾かすことできました
イタリアーノだったら靴も雨具も乾ききらなかったかもしれません -
受付の奥にある食堂とバーカウンタースペース
飲用水はカウターで水筒に補充してもらうシステムでした
宿泊スペースは山小屋内キャビンとキャンプサイトを取り囲むように建てられたコテージがあります -
イタリアーノキャンプ場では考えられない立派なトイレがあり、頑張ってここまで歩いてきた甲斐がありました
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シャワーもしっかりありましたが外気温が寒くて浴びれませんでした
2日目は暖かい薪ストーブがある共同スペースで温まりながら食事を取り21:00過ぎには就寝
予定していたフランセス谷トレックはキャンセル、宿泊地もイタリアーノからロス・クエルノスに変更になり2日目終了 -
イチオシ
3日目朝 雨は止み青空が見え始めてきました 水を貰いにバーカウンターへ
窓越しに見上げると昨日は見えなかったパイネの角の名峰の姿がキレイに望めました
今日は天気が回復しそう♪ -
パイネ国立公園3日目 当初の予定ではイタリアーノキャンプ場からチレーノキャンプ場まで約17kmの長距離トレッキングの予定でしたが、悪天候の為、フランセス谷トレッキングとイタリアーノ泊をスキップしてロス・クエルノスまで到達できたので3日目はクエルノス~チレーノトレッキング約12kmの行脚のみ
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テント撤収後、身支度を整え 8:50 クエルノスキャンプ場出発
キャンプ地を出発してすぐのベイダー川を渡り、稜線へと向かいます -
イチオシ
少し登ったところでパイネの角を振り返ります
昨日は雲であまり見えませんでしたが今日は山の姿を見ることが出来ます
パイネの山は見る場所によって姿が全然異なり、ペオエ湖か望むパイネの風景とはまた異なって見えます -
稜線の上から望むスコッツベルグ湖 天気が良いと湖の色が鮮やかに輝き昨日までの湖とは比べものになりません
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公園を流れる清流 基本的にパイネ国立公園内の沢水は飲料水として飲め水の確保には困りません
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道中アップダウンを繰り返しますが傾斜が緩やかなのできつくはありません
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10:50 アルミランテ・ニエトから流れ出すアリエロ川に掛かる吊り橋を渡ります
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その後もスカイブルーに輝くスコッツベルグ湖を右手に眺めながら快調に歩きます
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道中の案内板
分岐ごとにキチンと標識があるので迷うことはありません -
12:20 雄大なアルミランテ・ニエトの山塊を眺めながら、開けた草原でお昼を食べ、チレーノキャンプ場方面へ向かいます
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お昼を食べた草原エリアから山裾を登り高度を稼ぎながらセントラル方面からの登山道との合流地点を目指します
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13:35 クエルノスから約4時半にてセントラルからのトレッキング道と合流しました
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合流地点から左方向へ進みます
チレーノキャンプ場までは砂利道の下り坂となります
アセンシオ谷を流れる川沿いにチレーノ小屋が見えれば本日のゴールはあと僅か -
チレーノへ向かう道中の左手斜面は壮大なガレ場となっていました
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谷を流れるアセンシオ川を渡るとチレーノに到着です
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14:15 新緑の緑まぶしいチレーノキャンプ場に到着♪
遠くにはラス・トーレスの先端を望むことができます -
チレーノ山小屋内の様子
飲料水は小屋の入口に大きなサーバーにあり、食堂内の電気ポットからお湯を頂くことができます
キャンプ場チェックインは別棟 -
チレーノキャンプ場の受付は山小屋とは別棟 トイレ棟の一角にあります
炊事NGなので炊事場はありません
チェックイン時に軽量寝袋では夜の寒さに耐えれないと思いレンタル寝袋を1つだけ借りました 1泊 10,000チリペソ
※夜に雪が舞ったのでこのレンタル寝袋は大正解でした♪ -
キャンプサイトは山林の斜面に足場を設けて作られた板張りのサイト
私たちのサイトは一番上段の場所となりトイレが遠いのが唯一の難点でし -
15:35 時間が早いので明日のトレイルの触りだけでも下見に行こうかと思ったら既にコースクローズでした…
(暗くなってのトレッキングは禁止されているので往復の時間を見込んでコースクローズ時間が定められてるようです)
やることもなくなり 日当たりのベンチで日向ぼっこをし始めたら雲が掛かり始め、寒くて居られなくなりテントに戻りダラダラして過ごしましたが、夜にかけて一時雪が舞うパイネで一番寒いコンディションとなり寒さのなか早朝アタックに向け20時は就寝(寒くて寝袋から出られません)
翌朝はご来光に合わせてアタック予定なので夜は早めに就寝にて3日目はおしまいデス -
パイネ国立公園4日目はパイネの代名詞ともいえるラス・トーレスアタック予定日 朝日に燃える山容が見えることを期待しての明け方出発往復8kmのラス・トーレスに加えてセントラルキャンプ場への下山約5.5km 合計13.5kmのトレッキングにてWコース完走の予定
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パイネで一番の冷え込みの中3:20分に起床(多分0度前後)
外は真っ暗で天気が良いかまるで分からず、出発していいものか迷っていたら周りのキャンパーがごそごそ動き始めたので合わせて出発することにしました
道中は夜で真っ暗なので写真がありません
写真は3:50キャンプ場を出発し、約2時間後の5:40 森林地帯を抜けたガレ場にて -
トレース湖展望ポイントまであと少しの距離で3本の尖塔が一歩ずつ近づきます
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6:05 トーレス湖(標高875m)到着 到着したものの残念ながら雲があり、かろうじて尖峰が見える程度
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霧の摩周湖ならぬ 雲のラス・トーレス 陽は上がっている時間なので朝焼けのトーレスも残念ながら望めず
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イチオシ
いちばん状態が良かった時の写真がコチラ
写真には写ってませんがダイヤモンドダストのような氷雪が強風に乗って舞っており、寒くて長居できません -
なので6:20 早々に下山開始 滞在時間15分以下…
(風が強く、留まっていると寒くていられませんでした) -
7:10 急坂を下り、ヘリポート辺りまで降りてきた辺り
ここからラストレース展望台が全体の1/3でチレーノまでが2/3の距離といった感じです -
朝は真っ暗だった道中の様子
きついのは最後のガレ場の一気登りだけなのでこの辺りは問題なく歩けます -
途中に案内板がありますがここからチレーノまでが1/3といった感じです
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アセンシオ川に掛かる橋を渡り、しばらく進めばチレーノキャンプ場に到着です
朝方は真っ暗でよく分かりませんでしたが…
8:30に無事にチレーノキャンプ場に戻ることができました
その後はテントを撤収しセントラルまで下山するだけ -
チレーノキャンプ場からセントラルまでは5.5km程のトレッキングなので時間はたっぷりでしたがテントを撤収したタイミングで雨
1時間ほど山小屋で雨が止むのをまってから10時過ぎに山小屋を後にしました -
10:50 クエルノス・セントラル分岐地点までは下った分登り調子でしたが分岐点からは一気に下ります
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11:40 ほぼ麓まで降りてきてアセンシオ川に掛かるつり橋分岐地点
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こちらの大きな吊り橋からセントラルキャンプ場まで残り約2㎞
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大きな吊り橋を渡り次の小橋を過ぎて振り返るアルミランテ・ニエト山塊
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12:00 更に歩き高級ホテル ホテル ラス・トーレス パタゴニアを羨ましげに見ながら歩く (あと約1km)
アルミランテ・ニエトの角度がちょっと変わります -
ラス・トーレス パタゴニア正面のトレッキング道沿いにはキオスクがあり、アイスまで購入できます
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麓に降りてきたらラス・トーレス尖峰が綺麗に見えてました
山頂で雲が掛かっていたのが非常に残念 -
12:20 セントラルキャンプ場到着で本日の行程は終了 キャンプサイト利用料は1泊2人で40USD
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セントラルキャンプセンター 左建物がトイレ・シャワー棟 白の風避けテント 右が受付小屋です
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受付にあった案内ボード
風速 84㎞/hって… エベレスト並みの強風予報・・・ -
テントは板場以外のどこでも好きな場所に張れる区分無しキャンプ場 (風が強くて木や茂み脇が人気スポット)
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共同トイレ裏の洗い場
キャンプ場設備はパイネ・グランデが一番良かったです -
午後は時間があったので周辺を散歩したりのんびり過ごしました
セントラルキャンプ場からウエルカムセンターのバス停まではこんな感じです
午後はバス停まで散歩に行ったほかキャンプサイトでのんびり過ごして4日目終了
夕方からはまた風が強くなりました -
最終日5日はプエルト・ナタレスへ帰るだけ
午前中は周辺散歩 ラス・トーレス パタゴニアホテル見学や近くにいる馬を見に行ったりして、12:15 ウエルカムセンター(バス停)へ移動 -
建物内はコーヒーカウンター、バスカウンター、お菓子や絵ハガキが置いてあります
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ウエルカムセンターの隣の建物はアウトドアショップと乗馬センター(?) 馬具が沢山置いてありました
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無駄な情報ですがウエルカムセンターのトイレは無茶苦茶モダンな造りのトイレでした(笑)
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イチオシ
ウエルカムセンター裏手から望むパイネ
天気が良くてメチャメチャ綺麗でした -
麓から見えるラス・トーレスの尖塔群もハッキリ確認できます
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全体のトレッキングコースはこんな感じ
前半は天気に恵まれずグレイ氷河湖 フランセス谷は行きませんでしたが後半は青空の下、楽しい時間を過ごすことができました
風のパタゴニアと呼ばれる厳しい環境も体験できた4泊5日のトレッキングはこれにておしまい
晴天時にまた是非歩いてみたい美しい所ですね -
13:00 アマルガ公園口行きシャトル乗車 1人3000ペソ(約500円)にて公園事務所へ向かいます
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来た時は雲で全く見えなかつたアルミランテ・ニエトがハッキリ見えるいい天気…
5日間連続で晴れるのはたぶん難しいのかもしれませんね…
公園口からは13:30 Bus Surバスにてプエルト・ナタレスへ戻りました
(往復2人で51.22USD) -
帰りの道中バスの窓から見たパイネの山々
宝くじが当たったら高級ホテル泊でまた訪れたいと思います -
プエルト・ナタレス 15:30着
山帰りなので何を食べても美味しかったです
プエルト・ナタレスの次はモレノ氷河の拠点 エル・カラファテを目指します
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