王位戦のあった有馬の宿へ

2020/09/04 - 2020/09/05

お気に入りの有馬温泉中の坊瑞苑に一泊で出かけました。
従来一年に一度くらいしか行けなかったけど、go toのおかげで今のうちに・・行こうと出かけました。

エリア 有馬温泉(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

8月の初めに藤井君の将棋の王位戦があった中の坊瑞苑に泊まりに行きました。上階ワンフロア貸切で行われたそうです。

少し遅めにチェックイン。ここは12時チェックアウト13時チェックイン・・つまり23時間滞在できる宿です。この日のチェックインは14時近かった。緑が見えるロビーは空いていたしまだお客はほとんどいませんでしたが、1時間後の3時ころ行ってみるとチェックインのお客でいっぱいでした。金、土、日は大体満室らしい。こういうちょっといい宿はgo toの恩恵を受けているようです。

お茶とお菓子をいただきました。

スタンダードな洋室すが、十分満足できます。

いつものようにまず大浴場へ。お客は少しいましたが、混んではいません。
同じフロアの個人風呂の銀泉に入ろうと覗いたのですが、2回は人が入っていてダメ、3度目にようやく入れました。

夕食、いつもはスタンダードな食事なのですが、この日はポルトベラマッシュルームの入ったコースを頼んだら、焙煎会席になりました。会場も厨舎という鉄板焼きと焙煎の個室があるところの個室。

旬彩は秋茄子、占地、雲丹、法蓮草豆腐の珠締め

お供は旅館の名前が付いた櫻正宗の中の坊。

焼秋野菜の美味酢漬け。コリンキー、赤万願寺唐辛子、大根、蓮根が入っていました。

黒毛和牛のサーロインの炭火焼き
どれもおいしかった。

造りは、天然の鯛、甘海老、蛸。
どれをどれにつけるか迷いました。ごま油と塩を付けるのは案外おいしい、ポン酢もおいしかったです。

椀物は、土瓶蒸し。まだ国産はないので中国産のマツタケですが、言われないとわかりません。

強肴は、黒毛和牛のフィレ肉で料理の前に見せてくれました。立派なお肉ではあるけど、ちょっとフィレにしては固い気がして、最初に出た牛のほうがおいしかった・・。

蒸し野菜は、まこもだけ、舞茸、ラレシ、金時草、ポートベラマッシュルーム。マッシュルームは期待ほどではなかったけど、茸たっぷりで満足。

中の坊がなくなり、ここでグラスの赤ワイン。サービスしてくれた男性はソムリエでもあり、旅館にしてはワインの種類が多い。ワインを飲む人が多いみたいです。夫はカリフォルニアのカベルネソーヴィニヨン、私はボルドーのメルロー。カリフォルニアのほうがおいしかったか・・。

ご飯は、但馬産こしひかり、石焼湯葉あんかけご飯。石焼ビビンバの入ってくるような容器に入ってきました。

果物は、出来立て洋ナシシャーベット。液体窒素でその場で作ってくれました。
季の実。

有馬の朝、近くにある銀泉の個室露天風呂が空いていたので一風呂。夫は大浴場が気に入っており、珍しく朝から出かけていました。

朝食は一番遅い9時半にお願いしてありました。行くと一組残っていたけどその人たちも終わり、最後は私たちだけ。

サラダや湯葉。

フグとハタハタのみりん干し。フグがとてもおいしかった。

焼き魚は前夜カレイか鮭かと言われ、カレイを頼みました。おいしいけど骨が多くちょっと食べにくい。煮物や大きいだし巻き玉子。玉子は基本食では調理法を訊かれたけど、ここは訊かれることなくこれだけ。

朝から牛肉の入ったものが多いのが特徴か・・。ボリュームを感じます。

デザートはメロンとパイン。

食事の帰りに大浴場へ。ここの大浴場はタオルもバスタオルも何もかもそろっているので手ぶらで行けます。
この時間にはお客は誰もおらず、大きいお風呂を独占。のんびり入ってきました。

チェックアウトの12時までゆっくりできるのがありがたい。お風呂もチェックアウトまで入ることができます。

今回はチェックアウト後併設している和風レストランでお昼を食べて帰りました。先月将棋の藤井さんの王位戦がここであり、その時の昼食に食べたと話題になった牛肉うどんを食べました。おいしかった。