2020/09/26 - 2020/09/29
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mimicatさん
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毎年春秋にはやって来ていたのですが、今年はコロナのせいで自粛。
やっと県外ナンバーの車が駐車していても許されそうな感じになったので、やってきました那須高原。
近くにヒガンバナの群生地があることが判明したので行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
土曜日の午後、3日分の食料を仕入れに塩原の道の駅にやってきました。
野菜やパンを買って車に積み込んでいたら「田んぼアート」の文字が。
気になって見学していくことにしました。
コメを買うか寄付金100円を払って入場します。 -
櫓の横から田んぼを見ても何か茶色いモノがあると認識できる程度。
新米の季節なので、米は買って帰ろうと思ってましたが、商品がそれほど並んで無かったので100円寄付して2Fへ。 -
じゃーん。
上から見るとちゃんと絵になってます。
「TOKYO 2020」が「延期」なのが泣かせるねぇ。 -
2011年からずっと毎年制作されているんですね。
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毎年9月の連休の頃に来ているのですが、今まで気づきませんでした。
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来年は「延期」の文字が消えたバージョンかしらん。
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田んぼの周りは田んぼ。
蕎麦畑もありました。
あぜ道にはコスモス。
秋ですねぇ。 -
100m程離れたところにも第2会場があるから見ていけと言われて、第2会場へやってきました。
同じ田んぼの長い辺が第一、短い辺が第2です。 -
ここも下から見ても分からないけど、小山の上に上るとコレよ。
桃太郎さん。 -
寄ってみましたが、どうやって色付けしているのかはわからず。
100円でかなり楽しめました。 -
さて、今回のメインイベントは蓑沢彼岸花群生地を訪問する事です。
雨模様の週末は我慢して、快晴の月曜日にやってきました。
廃校になった美野沢小学校の校庭が駐車場として開放されていました。 -
小学校から道路を挟んだ向かいが群生地の入り口です。
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蜜を避けて連休を外して休暇を取ったおかげで、開花が遅れているヒガンバナが見れそうです。
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今年の夏は異常に暑くて長かったからねぇ。
涼しくなってきたのは今週くらいから。
咲いている花よりつぼみの方が多いようです。 -
彼岸花は水辺の湿地が好きなんですよね。
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水辺に沿ってちらほら咲き出しています。
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群生地をぐるっと回遊できるように遊歩道が出来ています。
ココからはみ出ると花を傷めてしまうので、道から外れないようにね。 -
鮮やかな赤。
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つぼみが多いけど、つぼみも膨らんで明日明後日には咲きそうな気がする。
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開花しているものが多くなってきました。
いいぞ、いいぞ。 -
赤い花の向こうに黄金色の田んぼが見えます。
毒があるので、モグラなどから田んぼを守る働きをするそうです。
この辺りの田んぼの畔には良く植えられているのを見かけました。
ニッポンの正しい秋だわ。 -
田んぼの横を走る道路の斜面を利用して彼岸花を植えているようです。
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遠くに見えるコンクリートの建物は小学校。
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斜面を下へ降りると田んぼです。
ココにはいっぱい花が咲いている! -
彼岸花は日陰が好きなのかしらん。
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日向より日陰の方が先に咲いてます。
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あ、暑いのが苦手なのかな?
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日向はちらほら咲き。
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段々花が増えてきました。
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想像していたより広くて、先に行くほど開花しているので、どんどん花が増えていくような感覚です。
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アザミが混ざってた。
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こっちは白いはな。
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全体的に40%程度の開花率かなぁ。
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固まって咲くとゴージャス。
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水が似合いますね。
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この辺りで折り返し。
小学校へ戻ります。 -
この田んぼは刈り入れ済み。
田んぼ3面分くらいの長さの斜面を利用してありました。 -
調べたところ、この地区の区民の皆さまが、「美野沢ふるさと委員会」を組織して、年間を通じて群生地の整備、保全を行っていらっしゃるそうです。
ウチの老犬をカートに入れて連れてきたのですが、カートでも安全に進めるくらいバリアフリーでした。
所々短い坂はあるけどね。
老犬は気分が良いらしく、自分の足で歩くと言って(本当に吠えた)、ゆっくりと半周以上を歩き通しました。
人間も犬も大いに楽しみました。 -
美野沢彼岸花群生地は「とちぎのふるさと田園風景100選」に認定されています。
(蓑沢と美野沢、2種類の表記があるようです)
地元の方の労力の結晶がこの花なのですね。
今度の週末から来週(10/3-11)が見頃じゃないかなぁ~。
想像以上に素敵な場所でした。
この辺りのお米は美味しいそうで、新米を買って帰りたかったのだけれど、お店が見当たらず先へ進みます。 -
蓑沢から車で10分程行くと、「白河の関」があるそうなので、足を延ばしてみました。
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奥州三古関のひとつに数えられる「白河関」。
奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、当時は人や物資の往来を取りしまる機能を果たしていたと考えられています。やがて律令制の衰退とともにその機能を失ってからは、都の文化人たちの憧れの地となり、"和歌の名所(歌枕)″として知られるようになりました。この地を訪れた代表的な歌人・俳人は、能因や西行、松尾芭蕉など、みな時代を代表する文化人たちです。
また、関跡には、源義経にまつわる伝説が残され、樹齢約800年の従二位の杉など、数々の巨木もあり、歴史の深さを感じさせます。(by白河市HP) -
ここから先は、みちのく。
東北と関東の境界。
この先に白河神社があるそうです。
そこまで行ってみようかな。 -
鳥居の前のこのねじねじの木、すごいなぁ。
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結構上の方まで、ねじねじ。というか、三つ編み?
何にしてもすごい。 -
ねじねじの木の右後ろくらいにあるのが、古関蹟碑
白河の関の場所は諸説があり、長く不明でした。
白河藩主・松平定信が、寛政12年(1800)に、この場所が白河関跡に間違いないとし、建立した碑が残っています。
案外最近の話ですよね。
この後はココが「白河の関跡」と認定され、現在は国指定の史跡となっています。 -
鳥居を抜けて階段を登っていきます。
社殿が見えてきました。 -
135年、白河国造命と天大玉命を奉納し勅命により鎮座。社殿は仙台藩主伊達政宗が奉納したものと伝えられています。
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下野と陸奥の国境の関があった白河関跡を境内とし、関の明神、二所関明神とも呼ばれ、古墳時代の315年、白河国造・鹽伊乃自直命(しほいのこじのあたいのみこと)を祀ったのが始まりだと言われています。
治承4年(1180年・平安時代)は、源義経が兄・頼朝の挙兵を知り鎌倉に向かう道中に詣で、境内の松に矢を立て勝利を祈願したと伝わり、祈願をした「矢立の松」が、小さな根元のみの姿となって残っています。 元和元年(1615)には伊達政宗が社殿を改築奉納したと言われ、本殿の棟紋に九曜星、縦三引きの紋が刻まれています。
また、白河藩主・松平定信公はここが白河関跡であるとして寛政12年(1800年・江戸時代)に古関蹟碑を建て、翌年に神庫(かみくら)を奉納しています。
社殿前には平兼盛や能因法師らが詠んだ古歌碑が建っています。(by白河観光物産協会HP) -
伊達政宗奉納ってのが意外な感じがするほど派手さはないです。
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ちょっと面白いなと思ったのは横から見た屋根の形。
手前は北野天満宮や日光東照宮のような「権現造り」っぽい。
天狗の鼻みたい。 -
で、向こう側は「大社造り」かな。
外れてたらごめんね、ごめんね~。
(あ、ここはもう福島県か。) -
お参りしていきます。
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100円でおみくじひきました。
中吉
中途半端やのぉ。 -
和歌の名所なので、沢山の名歌がここで詠まれた訳です。
たよりあらば いかで都へ 告げやらむ 今日白河の 関は越えぬと (平兼盛)
都をば 霞とともに 立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関(能因)
秋風に草木の露を払はせて君が越ゆれば関守も無し (梶原景季)
隣には和歌を刻んだ石碑が建っていますが。 -
....よめません。
あのCM「最大〇日金利ゼロえん。」思い出した。 -
空堀跡
中世には、丘陵全体が居館として使用され、敵の侵入を防ぐために造られた土塁や空堀で囲まれた範囲に主郭が存在しました。
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「奥の細道」の一文を刻んだ石碑がありました。
元禄二年四月二十日(1689年6月7日)、芭蕉と曽良はいよいよ陸奥(みちのく)へと足を踏み入れました。
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『奥の細道白川の関
心もとなき日数重なるままに、白川の関にかかりて旅心定りぬ。
「いかで都へ」と便り求しも理なり。
中にも此関は三関の一にして、風騒の人心をとどむ。秋風を耳に残し、紅葉を俤(おもかげ)にして、青葉のこずえなほあはれなり。
卯の花の白妙(しろたえ)に、いばらの花の咲そひて、雪にもこゆる心地ぞする。古人冠を正し衣装を改めしことなど、清輔の筆にもとどめ置れしとぞ。
卯の花をかざしに関の晴着かな 曾良 』
『現代語訳(調べました)
不安で落ち着かない日々を重ねるうちに、白河の関にさしかかって旅をするんだという心が決まった。
(昔、平兼盛が白河の関を越えた感動を)
「どうにかして都に(伝えたい)。」
と(思いを伝える)つてを求めたのも理にかなっている。
数ある関所の中でも(この白河の関は)三関の1つに数えられ、風雅の人が心を寄せる場所である。能因法師の歌を思い出すと、秋風が耳に残るようであり、源頼政の歌を思い出すと、今はまだ青葉である梢の葉もよりいっそう趣深く感じる。
卯の花が真っ白に咲いているところに、いばらの花が咲き混じっていて、雪の降る白河の関を越えるような心地がする。昔の人たちは、冠を正し衣装を改めてから関を越えたということが、藤原清輔の書き物にも記されている。
卯の花を花飾りにして、白河の関を越えるための晴れ着としよう』
ここまで来たら腹くくるか、と思ったり。
白河の関まで来ることは一大イベントだったのですねぇ。
「とうとう来ちゃったわ」って感じかな。 -
白い卯の花は季節が違いますが、可愛い黄色い花が咲いてました。
マメ科の花?キンギョソウの仲間? -
従二位の杉
鎌倉初期の歌人で「新古今和歌集」の撰者の一人である藤原家隆が手植えし奉納したと伝えられます。樹齢約800年と推定される巨木です。
むっちゃデカイです。 -
こっちの木にもねじねじが絡んでいます。
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まるでネクタイだ。
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こんもりとした森の中を歩いてきました。
この森の外は秋晴れの田んぼ。
黄金色の田んぼを見ていると豊かな気持ちになりますね。 -
空を見上げれば、高い青空。
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この木もねじりが入りそう。
この森の木って一筋縄ではいきませんね。 -
手水舎が見える場所まで戻ってきました。
この手前にあるのが由緒ある楓の木だそうです。 -
源義家って誰?
源 義家(みなもと の よしいえ)は、平安時代後期の武将。伊予守・源頼義の長男。八幡太郎(はちまんたろう)の通称でも知られる。後に鎌倉幕府を開いた源頼朝や室町幕府を開いた足利尊氏などの祖先に当たる。
. -
幌掛けの楓の後ろに古関蹟碑があり、その横に鳥居があります。
この一帯は白河神社の境内になります。 -
境内は森の中。
静かで清浄な空間を楽しみました。
東北の震災のあと福島へ来るのはこれが初めてです。
9年か。
やっぱり足が遠のくのですよ。
来てみれば、とても良いところなのにねぇ。
栃木県まで10分でした。
この10分に心理的な壁があるのです。
人の心はままなりませんねぇ。 -
那須高原へ戻ります。
お昼は茶屋 卯三郎へ。
車で白川の関から40分程でした(やっぱり近いわ~)。
人気NO1というぽこぺん膳を注文しました。
けんちんうどん、おこわ、あんころ餅、煮物、小鉢、漬物、デザートとメニューには書いてありました。
あんころ餅はデザートではないのか?
デザートはわらび餅でした。わーい、大好物。
ボリュームたっぷりで、どれもおいしかったです。 -
モチとおこわが名物だそうです。
確かにあんころ餅はデカくてうまかった。
おこわもうまかった。
でも、個人的にはうどんが好きだったなぁ。 -
いつも近所を素通りするだけだったペニーレインへ寄ってみました。
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コロナで観光客が減っているので、今ならスンナリ入れるかと思って。
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カフェ・イマジンの方は外に席が作ってあるんですね。
コロナ対策と思ったんですが、以前からそうなのかしらん? -
ウチの夫はリバプール出身ですからね。
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ちょうど駐車場に空きがあり(すぐ埋まったけど)、消毒薬を手に刷り込んで、すんなり入場。
売り場はほぼ一方通行で、ふっと入り口を見ると入場制限されていました。
私たちはとってもラッキーなタイミングで入れたみたいです。
この際だからと沢山買い込みました。
このショッピングバック、持ち手がラブ&ピース。 -
外まで並んでますねぇ。
コロナでも、並ぶところは並ぶんだな。
結構密じゃない? -
まだ早いとは思うものの、もしかしたら紅葉が始まっているかしらと、山の上のほうへやってきました。
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ロープウェイ駅の駐車場へ。
夏でも涼しいし、10月下旬では紅葉も終わってるし、もしかしたら~。
未だでした。
只今の気温12℃(15時過ぎ)。結構寒い。
おまけに雨が降ってきた。
帰ろ。 -
続いて夏でも24℃くらいと涼しい沼原湿原へ。
ダム湖の上にはドラマチックな雲がかかっています。
これはロープウェイ駅の雨雲がこっちに移動してきたかな。 -
こちらでは葉っぱの色が変わりつつある木を見つけることが出来ました。
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これなんか赤いもの。
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もうあと2週間くらいで紅葉まっさりかしらね。
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只今の気温13℃。結構寒い。
雨が降ってきました。
帰ろ。 -
帰り道、大きなサルが道路に座ってました。
ここはお気に入りなので、何度も来ていますが、野生の猿を見たのは初めて。
驚いたー。
おサルも驚いたようで、しばらく固まってました。
数秒間見つめ合った後、さっと向かいの木に駆け上りました。
雨粒とフロントグラス越しなので、上手く撮れてませんが、サルがいるんですよ。
窓を開けて写真を撮ろうとしたら、今度は速攻で逃げました。 -
本日のおみや
ペニーレインのパン。
沢山買いましたが、その中でも大物2つご紹介。
ブルーベリーブレッド
ブルーベリージャムが絶品で、さすが人気があるだけあります。
大きいのだけれど、3日で食べきりました。 -
もう一つの大物は天津甘栗ロール。
半分で良かったんだけれど、焼き立てで切れない状態だったので、1本買って来た。
栗がたっぷりで、かなり甘いですが、半分はスライスした状態で冷凍しました。
試しに冷凍庫から出して来て、トーストして食べたら超うまい!
これでしばらく楽しめます。 -
野菜を沢山買いましたが、この時期はやっぱり栗かなと。
去年は栗拾いしましたが、今回は素直に道の駅で買いました。
圧力鍋で数分、鬼皮と渋皮を剥いた状態です。
立派な栗だ~。
栗ご飯にします。
実りの秋でした~~~
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