2020JAPAN東京の島旅・伊豆大島

2020/08/30 - 2020/08/31

海外旅行に出かけられない2020年。
離島めぐりと温泉めぐりを楽しむことにした。

8月の終わり。
東海汽船の株主優待を入手し、2泊3日で式根島、新島、伊豆大島を訪ねた。

式根島と新島の次は、伊豆大島へ。
https://4travel.jp/travelogue/11642245

写真：大島温泉ホテルの露天風呂から眺める三原山。

エリア 伊豆大島(東京)

新島から新さるびあ丸で伊豆大島に移動。
雑魚寝の部屋で新島かじやベーカリーの総菜パンをいだく。

伊豆大島到着後、レンタカー会社で車をピックしてドライブ開始。
今日の午後と明日の午前中を使って大島観光。
初日は大島一周道路で島の北西側の見どころを回ることにした。

泉津の切通し
2本の巨木の太い根がまるでぱかっと切れたように見えるスポット。

駐車場と思われる場所に人がいた。海外あるあるだと勝手に案内して最後にお金くれくれのパターンなので、身構えてしまう我々。
しかしここは日本。
丁寧に説明をしてくれ、車のナビまでしてくれた親切な地元の人だった。

波治加麻（はかじま）神社
うっそうと茂った森の中にある。

と、もののけ姫の音楽が聞こえてきた。確かにここ、もののけの風景っぽい。
演出ではなく、他の観光客がレンタルしている車から流れてきた。ジブリツアーなんだろうか？

色が目立つよ、と友人が撮ってくれた写真。

真っ赤なワンピース。
数人で行く旅では、探しやすいように目立つ色の服を着る。

元町港近くにある露店温泉、元町浜の湯
水着着用

遠く富士山や元町港に発着する船、そして頭上を飛んでいく飛行機が見える。
ちょうど那覇からお帰りのJALのエアバス350が飛んで行った。

山道を運転して、今夜の宿大島温泉ホテルへ。
遠くに不思議な雲が出現。

改装工事中で、建物の外周に足場を設置されてて外が見えない。
お詫びにホテルで使える1000円分のクーポンもらった。

今夜は源泉かけ流し風呂付の特別室。
東海汽船株主優待券で半額だった。4人で2部屋予約。

部屋のお風呂の窓にも足場が組まれてて、三原山がよく見えず。
源泉が熱いのでお湯をはって一晩たって入るのが適温だった。

三原山温泉 温泉

ホテルの夕食。種類は多いけれど味が残念。
量は半分でいいので美味しく食べたい。。

温泉にゆったり入り、部屋で酒盛りした後、就寝。

三原山温泉 温泉

翌朝。裏砂漠まで散歩に出かける。
友人らに声をかけるも乗り気でなく、「裏砂漠までギョサンじゃ無理」と却下されたが１人だけ付き合ってくれた。

温泉ホテルの裏から、樹海のようなこもれびトンネルを抜け、いつか森になる道を通り

ここがジオロックガーデンか。

裏砂漠 自然・景勝地

溶岩がゴロゴロと転がっている。

最近の1986年の噴火は、テレビで放送されてたのをうっすらと覚えている。

裏砂漠風の丘に到着。

この先を進んでいくと櫛形山、月のクレーターのような風景が見られるようだ。
朝ごはんの時間もあるのでここで引き返す。

裏砂漠 自然・景勝地

エジプトのバハレイヤオアシス近くで見た黒砂漠よりもずっと黒くて細かいな粒子で覆われた砂漠。
8月最終日の月曜日。朝早い時間だと風が心地よい。
ホテルまで来た道を戻る。

裏砂漠 自然・景勝地

ホテルに戻り、朝ごはんの前に露天風呂へ。
三原山が目の前にくっきり見える。
お湯も熱くないので何時間もいられるなあ。

朝ごはんをいただきチェックアウト。
千円クーポンを一部使って椿がらの手拭いとがま口お財布を購入。

ぐだぐだしていたいところだけど、観光でもしますか。
昨日は島の北側を見たので、今日は南側を周る。温泉ホテルから山道を東側に降りて、大島一周道路に出る。

高さ30メートルの筆島。
古い火山が波、に削られてマグマの通り道で固まってしまった岩が海の取り残されたたもの。
この一帯のオタイ浜は日本の渚100選にも指定されている。

おたいね浦の岩脈と筆島 自然・景勝地

すぐ隣に十字架とオタイネの碑。
江戸時代、徳川家康によるキリシタン禁止令により、ここ大島に流されたジュリアの信仰をたたえている。

オタイネの碑 名所・史跡

この海を渡って流れてきたのか。
江戸時代の島流しは長くて大変な移動だっただろうな。

波浮港見晴台。

このあと目の前の港に移動。

波浮港見晴台 名所・史跡

ナビは集落を抜ける道を案内するが、波浮港バス停から港をつっきっていくと行きやすかった。

鵜飼商店のコロッケ。あげたてアツアツで美味い。
島外の客は持ち帰りのみ。港を見ながらいただく。

鵜飼商店 グルメ・レストラン

お昼ごはんは港鮨へ。
島外の客は中で食べられず持ち帰りのみ。

港鮨 グルメ・レストラン

車内でいただく。
ネタが本当に新鮮で美味しく、グルメな友人たちも美味しいと唸っていた。

港鮨 グルメ・レストラン

大島空港見に再び島の北側目指して走る。

地層大切断面、通称バームクーヘンと通過。
火山灰が積み重なってできた珍しい地層。
おいしそうだねえ、と楽しんでいると、突然…

え？？うそ！？？タモリさんだ！！
車内大騒ぎ。

地層大切断面 自然・景勝地

ブラタモリの撮影みたい。
「さっきのところ戻って、引き返して！」
何度も同じ道を行き来する。
軽自動車なので小回りきいてよい。

このとき撮影された伊豆大島編は10月に放送されたようだ。何度も往復する怪しい軽自動車映ってたかな？

最後に、愛らんどセンター御神火温泉でひとっ風呂浴びて、元町港に車を返す。
レンタカー会社に電話して車放置報告、鍵をさしっぱなしで駐車場に止めて返却完了。すごいシステムだ、強盗にあわないんだろうか。

帰路のジェットに乗り込む。1時間45分で東京に戻れてしまうので大島日帰りできるね。
温泉とハイキング、美味しい寿司食べにまた来たいな。

竹芝桟橋 名所・史跡

竹芝桟橋到着し、最後は浜松町駅近くの友人行きつけの秋田屋でシメ。
私は初訪問。月曜日の夕方で混んでるも、なんとか4人席を確保。

串焼きはどれも美味しかった。イチオシはこの「ひずなます」。
うまうまでお酒が進んで仕方ない。島から戻ったばかりだけどくさやも。

3日間の島旅これにて終わり。