2020/09/08 - 2020/09/08
48位(同エリア171件中)
愛吉さん
9月6日のNHKテレビ、日曜美術館のコラムで静嘉堂文庫美術館で開催中の”静嘉堂の名宝”展に触れていました。
静嘉堂とは三菱財閥2代目社長岩崎弥之助氏と4代目社長の岩崎小弥太氏蒐集の古典籍、東洋の古美術品を保管、研究する施設で、今回はその内より各分野より厳選した名品を”美の競演”と名付けて公開している展覧会です。
その内最大の呼物は、茶道具部門より出品される国宝曜変天目「稲葉天目」茶碗です。
曜変天目茶碗は日本の国宝に指定される3点しか世界に存在せず、その内の最高傑作が、この”稲葉天目”といわれます。
早速カミサンを誘って見に行きます。
表紙に写る茶碗は、重文の油滴天目茶碗です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バスを静嘉堂文庫で下車します。
-
停車場の向かいに小さな門が、静嘉堂と間違えて入りかけますが、掲示板を見ると、旧小坂家住宅とあります。
昭和の初めに建てられた実業家小坂氏の別邸跡で、現在は世田谷区の文化財として保存管理されている屋敷跡の裏門でした。
改めて周りを見渡すと。 -
道路を挟んだ向かい側に大きな門があり、表札も掛っていました。
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門を入り森の中の道を進みます。
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道路の脇に世田谷百景の標識が立っています。
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ようやく建物が見えて来ました。
正面に立つのが静嘉堂の本館、管理研究用の建物です。 -
こちらが美術館の入り口。
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ドアに張られたポスター。
TV放映直後だけに参観者が絶え間なく訪れます。
尚ここから先は写真撮影不可です。 -
稲葉天目茶碗。
今年(2020)の三菱商事カレンダー12月挿絵写真に静嘉堂所蔵の稲葉天目茶碗が掲載されています。
転載させて貰いました。
そうです、この茶碗を見に行ったのです。 -
素晴らしい名品に触れ、上気して美術館を出てきました。
これから庭の散策をします。
国分寺崖線上の美術館、テラスからの眺めです。
正面に富士山を望めるそうですが、今日は見えません。 -
庭の一角に、こんな看板があります。
岩崎家の廟堂が設けられているようです。
素晴らしい美術品を残してくれたお礼参りをしましょう。 -
参道の先、霊廟入口には大きな灯篭。
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森の中に建つ、松方正義の文と書になる”男爵岩崎君墓碑”。
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岩崎家廟堂。
明治43年ニコライ堂の設計者ジョサイア・コンドルによって建てらました。
現在東京都の歴史的建造物に指定されています。 -
庭を一巡し、岩崎家墓所にもお参りして、美術館前に戻って来ました。
コスモスがさいています。 -
林の中の道を通り帰路につきます。
終
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