2020/02/22 - 2020/02/22
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and Relaxさん
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ミラノの北へ約50km、風光明媚なコモ湖はイタリアの湖水地方、古代ローマからのリゾート地として皇帝らが保養に訪れた土地です。
湖の両岸には17~18世紀頃建てられたヴィッラが点在し、数あるヴィッラは欧州はもとより世界中の著名人の別荘や、王室、富豪らの泊まる豪奢なホテルとなっており、一部は財団が管理する華やかなガーデンとして一般公開され私たちをも迎えてくれています。
ただし、お金があるのなら。そして、それが真冬でなければも加えておくべきでしょう。
私の行った2月半ばというのは「めくるめく魅惑のヴィッラ」は公開されておらず、聞くところではホテルなども冬季はクローズしている所もあるという事です。別荘を持つセレブたちも夏の間に来ているのでしょうね。
とは言うものの、お金も時間も優雅に楽しむほど充分用意していきませんでしたが、安くあげ、冬でも通りすがり程度の短時間でも、それなりの満足感を持てました。
コモ湖ベッラージョ。もともと行った理由は、どこかベルガモから足を伸ばして簡単に訪れられる所に行ってみよう という意味の薄いもの。
行った感想はいい意味で 羨ましい・・・ でした。
ミラノやベルガモの都会に住む人々というのは、近くに山あり谷あり湖もあって、たくさんの著名リゾートは華やかで、かつ自然の広がる地に簡単に来れて、とても恵まれています。
この日はかつての漁村、人口30人だったという『ペスカッロ』で朝を過ごした後、路面バスでレッコまで移動しました。行きのヴァレンナ経由の電車よりいい感じ。バスのフロント席を陣取ったので無駄にたくさん写真を撮りました。
それからまた電車やバスでベルガモまで移動してサンペッレグリーノまで。
トリップアドバイザーなどを通して、誰もが口を揃えて良い と言うペスカッロは、やはりとてもリフレッシングな良さがあり、移動してからも何度か湖水のほとりの空気を思い出していたほどでした。
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前日にベッラージョに着き
簡単にフェリーに乗って湖の様子も見て来ました -
翌日、街から少し離れたベッラージョのホテルに泊まり、そのシングルルームで目覚めて、窓から景色を眺めると
-
テニスコート
・・・・・
ここのホテルのものでもありません
都会的な様子でコモ湖のリゾートのムード無いです
でもとても居心地の良いバジェットホテル
その後ろには -
高い山が見えて、リゾート地を感じます
-
冬期でざっと6千円のホテル(安)、お洒落さとかムードやサービスの質は期待しませんでしたが、ブレックファースト付きは、外で朝食してみるとありがたみを感じるシステム
ちょっと朝食を食べてから近くの湖を見に行って、チェックアウトすることにします -
これはエレベーターのドアの上部ですが、イタリアではたとえ高級クラスでなくても、新しい建物にも数々の大理石を使用しているのに関心していました
フロアーもまた違う模様の大理石で、正にそれは白黒のかっこいいマーブル -
半地下的な場所にある朝食会場
-
充分な内容のビュッフェ
私は美味しいパンとチーズ、コーヒーがあれば くらいでしたが、ヨーグルトもハニーも取ってきて、味も全部満足 -
シリアルもジャム類も甘いお菓子も普段朝食べないのでノータッチ、きれいに盛ってあるのを見て目で楽しみました
-
テーブルクロスにセッティングされた席
ちゃんとしたレストランみたい
このあたりはスイスやドイツ、オーストリア国境に近いから、イタリアと言うより、なんとなくそんなイメージもある -
この日土曜日は語呂のよい2020年2月22日
ベルガモ経由で温泉地サン・ペッレグリーノ・テルメまで移動です
同じロンバルディア州内でも、バス電車バス の乗り継ぎ、ちょっと長旅
バスに乗るのが10AM過ぎ
それまでの約1時間、荷物を置いてお散歩します -
ベッラージョは古くから集落のある所のようで、今訪れても新旧の建物があるのがわかり、ホテルのゲートを出たら正面に渋めの古い建物がありました
-
やっぱり昔からの建物は絵になります
18~19世紀くらいのもの? -
なぜ現代のコンクリートのは絵にならないんだろう
これとか -
ホテルは新しく今は清潔感はありますが、こんな風(左)
では、めったに朝の散歩などしない方ですが、まだ車が忙しく走っていない時に歩いてきます -
ちらちら見える湖畔を横にして歩いて5分ほど
と、まだ誰も起きて来ていない感出ていました
リゾート地の朝は遅いのね 特に土曜日ですし -
途中振り返る
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ペスカッロに着いたようですが、これは実は正式の、というか、お勧めの散歩道ではないと後に知りました
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知らないので、ここから通った道
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つきあたると湖 というコーナーに、なかなか気になる石造りの建物
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今も人が住んでいる家
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門構えがイケてます
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その横に昔の倉庫風な建物が、景色のいい湖畔サイドに建っているのでした
ここから抜群の眺めが見れるのに、倉庫?
なのかな -
お向かいは今風の素材で作られたニアミスヴィッラ
平凡に思えてつまらないですが、それでも振り返って写真を見ると良い場所にある良いお家です -
住宅地を通って迷わず湖畔に行けるのか不安でした
-
行き止まりサインが不安を掻き立てる.. でも人は歩けるかも
住宅地然とした道筋で、迷ったら戻ればいいのですが、こういう無駄が超面倒くさいので、本当は旅向きの性格ではないと自分で思います -
普通に人の住んでいる空気のある住宅地
でも歩いていて山や湖の水面を垣間見れる -
都会なら高級住宅地的な一角
坂を下るので、迷ったらこの坂上がらなければ -
生まれ育って住んだ家が山を削って作られた住宅地で坂だらけだったので、結構もういいです
とはいえ上にある建物からの見晴らしは、坂の上というハンディを乗り越えて(いえ優越、多分)価値あるものでしょう -
背後に山、目前に湖
-
小規模のホテルも見かけるエリア
-
ここに出てきて、石畳の階段を見て「これがペスカッロの湖畔へ行く道だな」と思いました
帰りはここを登ります -
時々見かけるお屋敷風の建物も写真に
-
冬はツタが枯れるので、季節の良い頃に訪れたらずいぶん違うでしょう
-
カーブがいい道
ここを曲がったらもう美しい湖の姿 -
迷わず着きました
高い位置から望むので、湖がパノラマ的に現れます
Hotel Ristorante La Pergola の建物の横からアプローチをかけると -
もう心奪われる風景がそこに
-
人の気配も無い、静かな朝
早起きは三文の徳です -
すでに9時台の早朝でもない時間でしたが、これを機会に「早起きは三文の徳」を理解してみました
江戸時代「三文」は、たいした価値のない金額として、高くて千円まで、十円まで下がることも260年の長い期間にはあったということ -
まあだいたい100円くらいとかのニュアンスで使われる言葉だと思います
でもこの時、私の中では三文が最高の為替レートを叩きました -
静寂のコモ湖
ペスカッロ -
後ろはアパートビルっぽいのが建っていて、さらに背後には民家もあり、特別素晴らしいロケーションでないのかもしれないけれど、むしろここには人の気配も適当にあるし、安心感がいいともとれる
サン・ビアージョ通り ベラージオ -
目の前がこれ
-
船着き場のようなものがあるので行ってみます
-
横にはこのように石で舗装された岸があり、ボートを滑らしていくのに便利に作られているようでした
-
ここではヨット教室など参加もオーケー
付近には貸しカヌーやカヤック、ヨットスクールが4つくらいあるという事です -
おだやかな湖の水の上だから、可愛い小さなボートで出かけられる
-
ここから乗るのは大きめのボートかエンジン付きのものかな
シャンペン付きでクルーズっていうのもオプションツアーである所で、ここから乗るならハイヒールやスーツもありですね
Bellagio Sailing -Boat Hire Service -
うわ
-
やられました、この光景に
トランキル… -
岸から離れて停めてあるヨットがよかった
とても静か -
う~ん 本当にすばらしい
離れられない でもちょっと岸の方も見て回らないと -
あちらにはイタリアン・ビューティ
素晴らしい
もしかして純イタリア風にベッラ!と感嘆するべきかな
まあいいです -
そのイタリアンビューティーをちょっと入れて、湖の風景をヨットと共に
-
透けて見える湖の水
-
湖畔の風景
この時の空気が写真に現れているといいけれど
ここからしばらく、旅行記は写真集と化します
というか、カメラテスト -
小さな波止場のプラットフォームからは岸にある数軒の建物が見れ、それらはフォトジェニックに映えていました
-
写真に工夫できるのを思い出して、久しぶりにカメラに付いているモード代えをして、ここからの景色を撮ります
-
ジオラマとかダイナミックなど、切り替えは色々あるのです
これは何だったでしょう
別のモード換えにも逆光とかサンセットとかスノー、人物、風景、スポーツとかあり、普段は使いません -
これは普通に撮った写真かな、でも良い
なにかヨーロッパ的な風景が目の前にありました -
ふわっとしたフィルターがかかっている様にも見える
-
その先には小さな岬
これをカメラが名づけたファンタジックフォーカスというフィルターモードで撮ってみると
なんとなく湖畔の景色も変わるのでは -
ファンタスティックじゃないですか、ファンタジックモード
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ちょっとカラフルに
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小さな沖にはボートがいくつか
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今度のは水色がかっていて、繊細すぎて、普通ならまず選ばないデイドリームモード
そんなレアなモードに挑戦
私はこの感じ好きです
この時のムードはまさにこのようでした -
早朝感があったのですが、太陽はそろそろお昼に向けて昇り始めてます
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似たような2つのモードで撮ってみました
ファンタジックフォーカス -
水色がかっているデイドリームモードです
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水面に遊びが出来て、悪くない
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突然無骨に写る湖
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じゃやっぱりこっちでは
もやもや付き -
もう少しはっきり
クレヨン絵みたいになるフィルター -
デイドリーム
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トイフォトというフィルター
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トイフォトは周りに黒い輪郭がある くらいのものでしょうか
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無骨なドラマチックモードがなかなかいい
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写真を撮った後さらに加工して黒すぎる所を取ると、湖の水の色が美しく出た
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ドラマチックモードは独特で良い
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カモが泳ぎに来てくれました
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これだけで生き生きします
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動物、というか生物ですね、居るとまったく気分が展開します
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左を見ればこれ
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右を見ればこれでした
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また左を見て
とても気に入った素朴な景色 -
しばらくの間コモ湖の畔で浸っていられた波止場をそろそろ
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キュートな1人乗り用のボート
え2人? -
こじんまりしてチャーミングにまとまっている湖畔の景色
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もうちょっと向こうのほとりに行こうとすると、建物のこんなトンネルをくぐってから
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メインの畔はこっちかな
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ここもまた素敵
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対岸の山々がはっきり観れるスポットです
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ベンチがあります
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とてもアクセスが簡単な湖
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ツタが絡んでいるのがポイントの建物が湖のすぐ前に
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さっきまで居た桟橋の方向
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ちょっとしたビーチになっているとは
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ここではヨットに乗って遊べますが、夏なら直接湖に入って水遊びできそう
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探検はここまででした
この先へは歩いて行かず、ちょっと往復してきてどんな眺めが見れるかくらい見ればよかったかな -
逆の方向は日が上がる南東
午後にはあの太陽の下辺りの、ミネラルウォーターで有名な町に着く予定です -
タワーのようなあの小さな岬の先に建つ建物は何でしょう
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イタリアン・ビューティは個人所有の家なのかも知れません
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ここにあるのは
Lake Como SUP by Bellagio Water Sports
Canoe & kayak tour agency -
冬はカヌーやセイリングなどのスクールが無いと思うので、 SUP、Stand Up Paddleboarding Lesson場のボードもカヤックも浜に並べていません
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Bellagio Porticciolo Di Pescallo
PorticcioloはMarinaという意味 -
こんなちっちゃなマリーナ 可愛い
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では朝の散策を終えてクライマックスの坂に向かいます
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おススメ。。。。
名残惜しく振り返り
ペスカッロのマリーナでした -
この辺に泊まってウォータースポーツのレッスンでホリデイを過ごすのも夏なら楽しいかも
-
自動販売機のコーナーもあって不便そうでないし、実はこの辺貸しヴィラやB&B、ホリディ・アパートメントもたくさん建っているということ
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街並みも良いしベッラージョの町の中心にも近い
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グーグル地図上ではここからScalotta per Pescalloという1人歩き用の迷路みたいな道がSalita Cappuccini となって出ていて、もう1つVicolo Streccetta、というマップ上で点線で表示されている抜け道らしいのも出ています
そちらを通るとベッラージョの中心に行くのに良さそうですが、私はベッラージョと反対方向のホテルへ帰って荷物を受け取るので、別の道 Via Grotto Pescalloという小さな坂道を歩きます -
来た道を引き返し
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行きに通りかかって目で確認した小さな坂道の場所は、面白そうな道で楽しみです
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民家の前、ちら見しながら
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ねこちゃんがいたから
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ついでに、野に咲く花のように生えているお花も
これは冬にガーデニングセンターで売っているプリムローズの花では -
ありました これです
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名前はVia Grotto Pescallo
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どうです面白くないですか?
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ここで私の強み というか、下調べをあまりしないで旅に出てしまう自分の弱みの裏返し、こういうのガイド本とかテレビで見たとかでなくて、何も知らないで行って来たので、「見つけた」 という発見の喜びがある点を表出したいです
-
おススメの迷路風の散策道・・
両脇が高い塀で何も見えなくてもいい -
宿泊施設も、のちほど見かけました
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ここもユニーク
Strada Privata と看板がひっそり -
小路があり
どこか民家に繋がっている道 -
超面白いです
先を歩くと -
時には階段風
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壁は変わり、石を積み上げたものから白壁に
-
壁は背も低くなり、外をうかがい見ることが出来ます
ペスカッロの大きめの建物と、後方にそびえる雪を頂く山々
コモ湖を越えた所の山々ですね -
ふりかえって、左には湖がのぞく
-
イタリアンビューティのタワーの姿が見えます
それにしてもサイプレス松は高級感がある
一説だとお墓に植える木らしく、私のイメージとは間逆なのですが -
まだまだどんどん歩きます
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オリーブの木らしいその下には空き地が
どうやら果物の木などを植えていて、冬なので枝のみのちいさい姿になっているみたい -かな? -
上にちょっと曲がり角
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横には一瞬ゲートが現れ、中にやはりなにか果実の木が植わっていました
-
両側ちいさな果樹園かな
-
小石は雨の日滑るのか、滑り止めになるのか
-
こんな門があり、チャーミングって名前がイタリアにいて何か印象的だったので後でググってみたら、庭に小さなプールもある
Charming Bellagio Boutique Hotel
チャーミング ベラージオ ブティーク ホテル&スパ -
こんな入り口正面、可愛いじゃないですか
でもまさかの場所で私なら見つけられず迷いそう -
上まで上がって来ました
あとは荷物と一緒にバス停に向かうだけ -
やはりコモ湖の絶景地区なので山々と湖が見れる所がいいです
運転してくるとベッラージョでは、泊まる場所のチョイスが広がって良い
山道の運転はスキルが要りそうだけど -
それでは歩きでホテルまで
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古い昔からあると思われる塀
だから舗装された道路が一ヶ所だけ狭い -
セメタリー
お墓を通りすぎ -
視界が開けて
-
ペスカッロの端っこ
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クルマの修理店の看板が見えたら、そこのすぐ横が泊まっていたホテル
ペスカッロの端っこから2.3分 -
バス停はクルマの修理店の横です
荷物をホテルで受け取って、レッコ行きのバスを待っている所 -
このバス停、今まで見てきた色んな所のものと比較して、最も好きなバス停でした
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蛇口があるのでひねってみたら、ちゃんとお水も出た
-
飲みませんでしたが、もしかしたらこの地域ならいい水かも
-
水を受ける器も彫られています
-
全部石で出来ていて、座るベンチも石、古風で可愛い
-
左右対称
ほぼ -
バス停名もこうして彫ってあり
-
ゴミ箱が残念ですが、あるってことで、無いより便利
そして待っているとそのうちバスが来ました
コモ <---> ベッラージョ
レッコ <---> ベッラージョ
と走っている -
バスに乗ったらバス代は、降りたらそこに建ってるビルの中でチケット買って と言われた
幸い運転手さんが難しくない人だったから乗せてもらえたけれど、やはりイタリアでは必ず乗る前にタバッキを探してチケットを買う事 -
まず1箇所目のバス停
1人を乗せたら次からは終点まで誰も乗ってきませんでした
ちなみに3、4ユーロほど -
坂で住居の多い所を通ります
-
私は運転手の隣、1番前の席に座りました
カーブが多くて引っ張られますが、運転手は上手な人で乗り心地は良かった -
ベッラージョ行きのバスとすれ違う
-
ここまで意外と景色は普通の街で楽しむポイントがない
サイクリストがとても多い地域で、グループでツーリングに来ている -
こういう団体がすごく多い
-
道は程なく湖を見渡せるエリアに差し掛かり
-
ベッラージョの半島の先がちょうど見られました
これは絶景
正面の小高い所にはきっとヴィッラ「Villa Serbelloni Rockefeller」が建っているのが見えているのだと思います -
くねった坂を上がったり降りたり
-
この時は座っている側を間違えたと思い、もどかしい
向こう側の景色がいい -
湖が見えているので席を動こうかと思いました
-
でも着席を守って
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向こう側には、お屋敷が建っている雰囲気
-
レッコ湖と山
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降りてきて正面も景色が良くなりました
-
それにしてもここを運転するドライバー尊敬です
自転車もサイクリストも、カーブを曲がったらスッと出てくるし、運転ひやひや -
尊敬のドライバー
-
こういうカーブは怖い
片側が削られた岩壁で、急なカーブに差しかかっても、曲がるまで一寸先が全く見えないやつです
その岩肌から小さい滝ができてたりしてました -
落石注意なんて書かれていなかったのでまだいいですが、
チャリ群もちょっと怖い -
町に着いてバス停を越えます
かなり降りて来たのでもう横は湖畔 -
道はまた普通の様子に変わる
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田舎によくある景色
-
ツール・ド・フランスを夢見て
最近知ったのは「ジーロディタリア」という自転車ロードレースがあり、この日本語表示だとジロ・デ・イタリアになる競技が、私も知っていたツール・ド・フランスのイタリア版ということ
ジーロの部分がフランス語でトゥール、英語でトゥアー、まあツアーですよね、になるってことが解かりました
過酷な3週間くらいのステージレースで、山岳ステージにこの辺が選ばれる年が、あるのかあったのかも -
ソロのサイクリストと思うと、グループから遅れているライダーのこともある
-
なんか危なっかしくて、私がドライバーなら警戒します
逆に、
自転車に乗るのが好きですが、こういった坂と見通しの悪い急カーブ、隣は崖っぷちでその崖のはるか下は湖や海なんて場所ではチャリに乗ってスリルを味わい、かつ周囲の車に信頼を寄せるなんて事にはならないと思ってます -
反対の席から湖の眺め
-
しかし左に座ったら湖はよく見えても、カーブでは車体の長いバスが今にも湖に飛び出すように映りそう
これが1番こわい -
正面の席も面白いけれど、道路事情が気になってしまう時も
-
町が一旦終わって緑の山の地帯に入る
-
湖畔の向こうには切れめなく町がある
-
こっち側も向こう側から見て、似ているように見えてるのかな
-
日本によくある田舎風
キャンピング場 と看板が出ていたので、気になって写真を撮った -
この景色の前でキャンプするの、いいと思います
-
もうひとつの側には迫る山塊
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その前には家々
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町がありました
ホテルもあるので、ちょっとした観光地のようです -
Vassenaの船着場
-
良さそうな所
プチホリデイなら、こんな所からコモ湖/レッコ湖をめぐる遊覧フェリーで上がっていって、主要の町々で降りてひと時を楽しむのもありかも -
バスはレッコまで7つのストップを経過します
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レッコは意外とまだまだ
まだ半分 この先はベッラージョ近くほど凹凸はなく、比較的平坦
オンノOnnoという町の、このあたりの湖畔には、いくつかのビーチがあって、さらにはトリアンゴロ・ラリアーノの中心部、Canzoカンツォまでの山岳地帯にアクセスできる山道も延びている -
教会と嶮しい岩山の姿あり
-
反対には対岸の姿
-
山と湖と町
対岸に見えているのはおそらくマンデッロ・デル・ラーリオ、オートバイメーカーのモト・グッツィ本拠地のコムーネ -
オンノ Onnoの道路沿いは景観あります -
切り立った険しい崖Sasso di Onnoが壮大なイメージのオンノ
コモ湖内陸の山々の中にも、カンツォのように中石器時代からの歴史があるとかの集落が散らばっているので、辺りの山の景色も含めてぜひ見たい所だと熱く思います -
ひなびたマリーナ
オンノは1751年には220人の居住の登録がある、それでもけっこうな歴史を持つ集落 -
湖に近いレベルまで降りてきたので、ほとりが浜になっている様子が見てとれる
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泳げそうかな
道路沿いにもいくつか浜辺ができているようで、観光局のサイトに白い尖った小石のビーチの写真が美しく載っていました -
ちょっとわき見運転しそうな景色
「コモ湖」は「ラーリオ」とも呼ばれていて、コモ+ベッラージョ+レッコを繋いだ三角形の地域は、トリアンゴロ・ラリアーノ(Triangolo Lariano)と呼ばれるという事です
対岸はマンデッロ・デル・ラーリオの町
ここから発した名だと思ったら、コモ湖はラテン語名で Larius と言うそうで、それをイタリア風にしたのが Lario ラーリオ なのだということ ラリアーノは普通にラーリオから来たイタリア的な言葉
もっと調べたらラリアーノやラーリオと付いた名のいくつかのコムーネが湖の周りにありました
ラテン語名で Larius ラリウスでいいのか ..
この辺はラテン語のローマ時代から、いやもっともっと前の、先史時代から続く、とにかく歴史深い地域 -
風光明媚なドライブシーンになり、乗客として景色を楽しむ瞬間
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運転は道路に慣れたローカルの方に任せたい
けれど曲がりくねったアマルフィ海岸の絶壁で、荒い運転によって恐怖のどん底まで突き落とした若いローカルバスドライバーを私は忘れてはいない
ちなみにエンディングはハッピーで、そのソレント発のバスに怖すぎて乗れなくなり、途中で降りた場所が偶然ながらアマルフィーコースト沿い最高の町ポジターノでした
ポジターノを見れてありがとう という感謝の気持ちもコンボで忘れないです -
またまた自転車が現れる
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そしてトンネルもある
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割りとすぐ終わる短いものでした
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と思ったら
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またあるのでした
ダブルトンネル -
今度のはカーブあります
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ここを自転車で行くっていうのは非常に緊張します
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皆安全運転でありますように
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トンネルをぬけたらそこは
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ハーバーでした
Valmadrera のフェリーターミナルと思います -
町はPare というところのよう
もうこの辺くらいから、レッコ市周辺という感じです -
ナイスな岩山
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小さなヨットハーバーのある畔の町
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ジーロディタリア集団が来ました
-
湖畔はもうおだやかな公園的なものに
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マルグレードと読むのか、(マルグラテ、かな イタリア語はローマ字読みだし) に着いたとしたら、もう橋を渡って対岸がレッコ
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乗ってきたベッラージョから45分~50分、結構時間かかったなーと思いました
このレッコ、ミラノからなら同じくらいで着けます -
ようやくレッコ到着です
都会的ながら目前に高い山 -
レッコ(Lecco)
どこかに橋がかかっているはず -
橋を渡ります、人口約4万8000人のレッコ市
-
なんかモダンアートみたいな画になって、気に入ったからもう1枚写真載せます
-
橋を渡り、逆光に弱いカメラで太陽の方を1枚
これがAddaアッダ川で、この先の湖 Lago di Garlateに流れ出て、最後はエミリア-ロマーニャ州にさしかかったあたりでポー川と合流します
上流でコモ湖に注ぎ、湖の水の大半を供給しているアッダ川
そもそもコモ湖は幅が狭くて長い湖なので、川にも似ている -
レッコが都会でちょっと現実に押し戻されたような気分
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都会すぎて普段と変わらないようす、ここに貴重な1泊をしなくて良かったと思う
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少々渋滞も
-
ただ、この先行っておらず、大自然を見ていなければレッコの都会でも十分楽しめたかも
視界に山があるだけで、いつもの住んでる都会とは全くの違い
それに食材が豊富なロンバルディア州なので、レッコに一斉に集まる美味しいものが食べれます -
全体像のレッコはこのようにコモ湖の始まりの部分となるので遊覧船に乗って湖も存分に楽しめる
とはいえ、もう1つのコモ湖への入り口であるコモの街は、滞在もクルーズに出ても、名の知れたヴィッラや景観地が揃っているので、同じコモ湖でもレッコ湖側のこちらは落ち着いて休暇を楽しむのを好む人向きと言えます
ジョージクルーニーの別荘もコモの街から上がっていった所にあって、派手にパーティするそうです -
駅前で降りました
ドライバーに、チケットはどこで買ってきて渡したらいいの?とたずねたら、「いいよ、無くっても」というニュアンス100%で、小額ですがフリーで乗せてもらった事になりとても感謝 -
山とはさようならではなく、これから電車に乗ってバスに乗ったら山間の温泉地でまた
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ベルガモ行きは毎時間に1本、40分で着きます
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窓口があるレッコ鉄道駅
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お店はこれだけ
お土産屋さんのような -
レッコ駅
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電車に乗ります ベルガモへ
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車窓から見られたレッコ湖のほとり 公園か、なにかの施設
来る時は反対側の席で工場いっぱい見たから、景色を変えて逆側に座り、また違う風景があるのを期待して -
このあたり、湖水地域なだけあってたくさんの湖があり、聞くとなんとなく解かるのがマッジョーレ湖やルガーノ湖
もっと他に大小いっぱいあります
スイスの国境近くは湖の宝庫 -
電車はその後、予定通りベルガモに着きました
-
途中の景色はこんな感じ
ベッラージョへの旅は終わりましたが、今朝の湖畔の静寂な光景を見るなど記憶に深い旅になりました
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