2019/07/03 - 2019/07/03
34位(同エリア43件中)
おとやさん
世界最北の街として知られるロングイェールビーン。実は旅行の1年前に勢いでエアチケットを押さえてしまい(安かった&夜中のテンション)、日程的に行けるかひやひやしていたのですが、万難を排して行ってくることができました。
現地2日目は北極圏で持続可能な農業を実験的に行っているアメリカ人のもとを訪ねます。夕方―といっても1日中明るいんですが―からは郊外にあるリンドホルムホグダ山に登りました。
全7日間の旅行の3日目。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 1.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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現地2日目の朝ごはん。昨日と同じブッフェ。
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2日目はベンジャミンさんというアメリカ出身の方がやっているポーラー・パーマカルチャーという、北極圏で持続可能な農業を目指すという施設を見学するツアー―ツアーといっても参加者は我々だけのプライベートツアー―に参加したのですが、車でやってきたベンジャミンさんがひとまず町の周りを案内してくれる流れに。
これは炭鉱で取れた石炭を集めている集積所。いったんここに集めて船で島外に輸出しているそう。 -
有名な種子貯蔵庫。中には入れないものの、ふだんはもっと近くまで行けるみたいなんですが、水漏れの修繕工事を行っていたようで、道路が通れず、この距離から眺めるのがせいいっぱいでした。
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昨日のロングイェールビーンの町名標のもう少し先にある、ホッキョクグマ注意の標識。ちょっとした観光名所になっているみたいです。
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ベンジャミンさんのポーラー・パーマカルチャーの施設は、ロングイェールビーンのある谷をもう少し南に入ったヌービーンという地区にあります。
彼が育てているカイワレ大根のような野菜の苗。 -
ポーラー・パーマカルチャーのビニールハウス。この北極圏で暖房を使わない野菜の栽培を目指しているのだそうです。
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ビニールハウスのなかはこんな感じ。確かに外と比べれば暖かいのですが、植物にはなかなか厳しい環境。島内のレストランに野菜を少しずつ出荷したりもし始めているそうですが、まだまだ利益の出る事業にはなっておらず、彼をはじめスタッフはみなボランティア、という話でした。
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ツアーのタイムテーブルでは、このあとホテルまで車で送ってもらって解散、だったのですが、天気もよく、多少暖かかった(それでも3度とかですが)ので、ヌービーンからロングイェールビーンまで歩くことにしました。
ヌービーンの町はロングイェールビーンより新しいみたいです。 -
途中、ロングヤーベン川にかかった橋を西岸に渡ります。ほとんどみんな雪解け水。
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このあたりはスヴェルドルップビーンという地名らしいのですが、ほとんど建物はありません。遠くに見えるのがロングイェールビーン。
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川の西岸を町に向かって歩いていると、丘の上に昔のお墓が。今ではロングイェールビーンで亡くなる人はほぼいないし、ノルウェー本土に埋葬されるらしいのですが、開拓当時は当然ここに埋葬されていたわけです。
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歩いていると、大きな望遠レンズのついたカメラを抱えた一団がワイワイやっていたので、行ってみるとスヴァールバルライチョウがいました。荷物軽量化のためにカメラをiPhoneだけにしたのが悔やまれる……
黄色い円のところ、わかりますかね? まだ夏なので茶色い羽をしています。 -
昼食はスーパーで買った肉と野菜を宿のキッチンで調理。そして昨日買っておいたスヴァルバード・ブルワリーのビール。
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ポツポツと雨がちらつく中、食後のお散歩。炭鉱から石炭を輸送するリフトの制御基地、らしいです。
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世界最北のサークルK(笑)。このサークルKはガソリンスタンドです。世界最北のガソリンスタンド。
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もともとこの日の午後は何の予定も入っていなかったんですが、ちょっと退屈だね、ということで宿のお姉さんに相談。イブニングハイキングのツアーを勧められたので行ってみることにしました。
現在のロングイェールビーンは観光業が一大産業なので、お金さえ払えばいろんなアクティビティが楽しめます。こういうタイプの観光地ではあんまりケチらないほうが楽しい。
ということで、ロングイェールビーンの東側にあるリンドホルムホグダ、という山に登りに来ました。町の外なのでガイドさんはホッキョクグマ対策のライフルを持っています。 -
登り始めてすぐ、石炭輸送リフトの下を潜ります。これが先ほどの基地から、遠くの炭鉱までをつないでいるわけです。
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途中で振り返って対岸の山を眺めます。下の方にはさっきのリフト。
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リンドホルムホグダと隣の山を隔てる沢。結構急な坂で沢に落ち込んでいます。
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登っていくと湾が一望。左下にはロングイェールビーンの街が見えます。
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はじめは緩やかな坂だったのですが、上のほうに行くと手を使わないと登れないような急登も。ハイキングというよりもうトレッキングの域では……?
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浮き石も多いので注意して登ります。
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山頂の直下。え、ここを登るの……? ってなっている面々。
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登りました。山頂には登頂記録を付けられるノートがしまわれた箱が設置されているので、しっかり名前を書いておきました。行く人は探してください。
書き忘れていましたが、現在夜の9時過ぎ。さすが白夜。登山の必携品であるヘッドランプとか、絶対に必要ないですね。 -
山頂からフィヨルドの奥のほうを眺めます。なかなか見られない、すごい景色です。
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登りより下の方が怖い。
無事下山のあとはホテルまで送ってもらって解散。お疲れ様でした。また明日。
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