モスクワからスーズダリへ、列車とバスでの週末一泊旅行

2020/08/09 - 2020/08/10

モスクワ在住者ですが、新型コロナで5ヶ月ほどモスクワで謹慎生活が続いていたため、久しぶりの息抜きでスーズダリまで一泊旅行に行ってまいりました。

交通手段は列車とバスで。土曜日の朝、クルスカヤ駅からロシア鉄道の列車でウラジミールまで。スマホにダウンロードしたロシア鉄道アプリで切符を購入。9時38分発でウラジミール着は11時48分なので、2時間10分の列車の旅。クルスカヤ駅の地下の電光掲示板の前でプラットホームが掲示されるのを待っていたものの、出発時間が近づいても表示されないので意を決して窓口に聞くと、地下ではなく地上のプラットフォームとのこと。電光掲示板に向かって右奥の方向に進み、改札を抜けてギリギリ乗車。

車内は廊下を挟んで2列+3列でほぼ満席。窓側の席でまぁまぁ快適。利用しませんでしたが車内販売もあります。列車は定刻にウラジミールに到着。スーズダリ行きのバスが12時発なので、時間的な余裕は12分しかなくて不安でしたが、案外と余裕にバスに乗り込むことができました。ウラジミールのバスターミナルは駅の真正面。スーズダリまでの切符は（https://busfor.ru）のサイトで購入。サイトでは座席指定まで出来るので、廊下を挟んで1列+ 2列の1列側の最前席を予約していたつもりが、実際に乗車してみると車種が違ってバスの中は2列+2列。ただ、自分が予約していた近辺の席が偶々空いていたので、そこに座る。こちらもほぼ満席で一路スーズダリへ。

予定よりも少し遅れて、45分程でスーズダリに到着。地球の歩き方では、スーズダリのバスターミナルに到着しても、下車せずに乗車していれば、若干の追加料金で市内中心部まで行くとの説明。が、到着して運転手が叫ぶ「スーズダリ」の雰囲気から、このまま別の市に向かうような気がしたので、ターミナルで下車。その後、バスがどこに行ったかわからないが、そのまま別の街に向かったように思えます。ターミナルは街の外れなので市内中心部まで歩くことに。途中、「トラクチル」」というレストランでランチ。スーズダリサラダとかいう、チキンがたっぷりはいったサラダとスープを注文。ランチ後。さらに歩いて街の中心部まで到着。バスターミナルから中心部まで、歩いた時間は20分程度だったと思います。

まずは予約していたソコルホテルにチェックイン。設備は古くはないが、やや簡素。アメニティは必要最低限。荷物を置いてから市内観光。地球の歩き方にも乗っている「スパソ・エフフィミエフ修道院」と「木造建築博物館」、「クレムリン」を見学。移動はヤンデックスタクシーで。町が狭いせいか、あるいは観光客が少ないせいか、タクシーはすぐに来る。木造建築物博物館からは歩いて橋をわたって、クレムリンを見学して、観光は終了。夕食はホテル近くのレストランなどが集まった建物のレストランで。ロシア語オンリーなのはきつい。

2日目はホテルから至近距離にある蝋人形博物館だけを見学してから、時間があるのでバスターミナルまで歩く。今回のウラジミール行きのバスは、かなり大型の近代的な観光バス。今回も座席指定とは無関係に着席。概ね満席。ウラジミールで少し時間を潰してから、モスクワまで列車で。

今回の旅行の感想ですが、スーズダリは日帰りも可能な場所ながら、その場合は早朝出発、深夜帰着になることから、個人的には一泊で正解だったと思います。

エリア スーズダリ(ロシア)

スパソ・エフフィミエフ修道院

木造建築博物館

クレムリン裏手から川を臨む

ウラジーミルのウスペンスキー大聖堂