盛夏の福知山　～NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台・明智光秀ゆかりの地～

2020/08/02 - 2020/08/03

「GoToトラベルキャンペーン」は、まずは近隣の観光地へ、安全に気をつけてということで、梅雨明けを待って福知山に出かけました。

令和2年6月19日から京都府外の人も入場可能となった、福知山光秀ミュージアムと福知山城では、城が50人、ミュージアムが40人の入場制限となっていますが、8月2日は日曜日なのに入場制限も無くて空いていました。

気温35℃の炎天下を歩いてお城に入ったので、おでこの表面温度が38.5℃を表示し、下がるまで入場できませんでした。
「明智光秀はなぜ本能寺で織田信長を討ったのか？(本能寺の変、原因説)」の資料に50説もあると書いてあり、あまりの多さにビックリするとともに、歴史を少し勉強するにも膨大な時間が必要だと思いました。

エリア 福知山(京都)

• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 利用旅行会社: JTB

10時前に立ち寄った西紀(にしき)SAは、駐車場所を探すのが大変なほど混んでいました。

六人部(むとべ)PAでもトイレ休憩。

六人部(むとべ)PAは空いていました。

舞鶴若狭自動車道の福知山I.Cで降りました。

すぐに福知山城が見えてきました。

まず、令和2年6月19日から京都府外の人も入場可能となった、福知山光秀ミュージアムと福知山城に行ってきました。新たな入場制限の上限は、城が50人、ミュージアムが40人。日曜日なのに入場制限も無くて空いていました。
気温35℃。チケット購入前に体調や連絡先を記入する申告書を書き、チケットは自分でもぎるシステム。

福知山光秀ミュージアム

福知山光秀ミュージアムと福知山城天守閣の共通券（大人700円）を購入したので、ミュージアムで予習してから福知山城へ。

左の建物は福知山光秀ミュージアム。

天守台から本丸にかけての石垣は「野面積み」と呼ばれる技法で未加工の自然石が積み上げられています。また、五輪塔（ごりんとう）や宝篋印塔（ほうきょういんとう）をはじめ、石仏（せきぶつ）、石臼（いしうす）、灯籠（とうろう）などの石造物が大量に石材として利用され、「転用石（てんようせき）」と呼ばれています。

福知山城天守閣。城郭構造は連郭式平山城。

現在の天守は、昭和61年（1986年）、大天守と小天守が続櫓で連結された複合連結式望楼型天守として鉄筋コンクリート造で再建されたということで、外観の木造部分はいかにも古めかしいですが、復元されていて、内部は美しく、歩きやすい状態でした。

転用石があちこちに見かけられました。

JR福知山駅から徒歩10分ほどの立地に落ち着いた料亭「たかた荘」で昼食をいただきました。宿泊施設でもあり、本館と別館で料金がかなり違います。

たかた荘弁当（1,750円）を注文。ボリュームたっぷりで、お腹いっぱいに。
四川料理をいただく「レストランウィンドウテラス」は冷房が効いていて、静かにゆっくりいただきました。

叶石の前でコロナ禍の終息を祈りました。

三段池公園（福知山市猪崎）に立ち寄り、少し涼んでホテルへ。

車窓から福知山城を見ました。

「ホテル ロイヤルヒル福知山＆スパ」の319号室（3階の突き当り）の禁煙和室（10畳）に宿泊。

夕食は、ホテル1階の「御蕎麦切処　山葵」で蕎麦御膳（2,420円）をいただきました。
最初にお塩だけで食べてくださいと説明していただいた夜久野蕎麦は甘みがあって、塩だけでそば独特の味わいを楽しめました。出汁は甘めで、とても美味しかったです。

8月3日(月)朝食も、ホテル1階の「御蕎麦切処　山葵」で定食をいただきました。
令和2年7月1日から、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、バイキングは中止で、和定食（1,300円）のみとなっています。
おかずが美味しくて、思った以上に多く、ご飯をおかわりしました。
コーヒーも付いていて、カップが温めてあって、美味しくいただきました。

「ホテル ロイヤルヒル福知山＆スパ」の庭園に面したロビー。
10時すぎにチェックアウトしました。

「やくの玄武岩公園」に行きました。案内板は色あせていましたが、公園内の見所、休憩場所が明示されていました。

小倉の玄武岩。京都府自然200選、京都府指定天然記念物、京都府景観資産。
高さ15m前後、幅150mの玄武岩柱状節理が屏風のように切り立つ姿と滝で涼感バッチリ。
近くのあずま屋は新型コロナウイルス感染症対策のためか閉鎖されていました。

約30万年前に起こった田倉山（宝山）の噴火で流出した溶岩(玄武岩)が冷え固まってできた六角形の柱状節理が見られます。

公園内には、駐車場、トイレ、自動販売機などもあり綺麗に整備されていました。

JR下夜久野駅から市バスがありますが、往路、復路とも各４便のみ。

やくの玄武岩公園の展望台からの風景。玄武岩は木々に隠れて見えませんが、4月中旬頃にはソメイヨシノが咲くらしいので、春に来たら良さそうです。

やくの玄武岩公園
京都府福知山市夜久野町小倉8098-1

帰りに近くの道の駅「農匠の郷やくの」に立ち寄りました。
宿泊施設、レストラン、温泉、農産物販売所などの周辺にあります。

「やくの高原市」で新鮮な長ナス、玉ねぎ、坊ちゃんかぼちゃなどをお安く買えました。

やくの高原市（TEL:[phone]）。

これは、福知山城でいただいたお城のパンフと観光ガイドブック。福知山市は観光に力を入れていらっしゃると感じました。
観光地の駐車場は無料で、いただいたガイドブックは持ち運びやすい大きさで、とても見やすくて、内容が行き届いていて、何も調べずに行ったのに、立ち寄りたい観光地やお食事処も見つけることができ、大満足です。