コロナより、長雨に祟られた、恒例夏の東北ドライブ旅行　1. 長野・新潟・秋田

2020/07/13 - 2020/07/13

今年は、もともとは、3月、5月、9月と、3回3ヶ月をスペインやフランスで過ごす予定でしたが、コロナのおかげでキャンセルとなり、あんまり悔しいので、一つキャンセルしては、一つドライブ旅行を計画したのでした。

ただ、海外中心の2020年も、一度は長期ドライブ旅行をしようと、前々から計画していたドライブが、この7月のものでした。歳とると、やらない筋肉が劣化するのが早いのと同じで、ドライブ旅行も、一年以上の間隔をあけると、勘が鈍るんですよね。それゆえ、年に一度はドライブ旅行をする、と言う方針です。

夏のドライブは、避暑の旅です。だから、青森県をめざします。
7/13日に出発して、最初の週は、梅雨末期の雨も覚悟してましたけど、今年の梅雨は、私の人生では最長記録で、とうとう旅行が終わるまで、ずっっっっっと、梅雨の雨空が続いたのでした。

コロナについては、5月の旅がもっとも心理的な影響を受けましたが、政府が、「県外移動自粛」という表現から、「感染地域からの出入り」という表現に変えてくれたので、今回は心理的なコロナの影響は少なかったです。

この旅行の直前に、車を買い替えて、京都ナンバーから、地元の滋賀ナンバーになりました。

2年前、30年以上住んだ京都から、どこに転居しようかと、アレコレ思案して、アレコレ下見して、もともとは生まれ育った大阪方向へと転居する予定が、加齢とともにどんどん混雑嫌いになり、終の住処は、より人口の少ない滋賀へと方針転換したのでした。

そして今、コロナの時代に、この判断が良かったなぁと思います。京都も滋賀も、若者のクラスター発生で、感染者数は増加しましたけど、大阪と比べるとまだまだマシな状態なので、滋賀ナンバーでは、心理的には走りやすかったです。

さて、新しい車は、初めてのクルージング機能搭載で、大津では車が多くて使う機会が少ないですが、青森まで行くと、一台も走らない国道や、無料高速の一車線高速では、クルージング機能が大活躍しました。

ナビも、高速では、先の道路情報を告げてくれる機能が追加され、でも、それがいいのか悪いのか、行きの長野県の洪水被害で、中央道の一部が通行止になり、ナビがそれを教えてくれました。サービスエリアで、通行止を確認して、中央道を使わずに、北陸道経由で走ることにしました。
350キロで済むはずが、530キロぐらいを走って、初日の宿に向かいました。

この通行止めは、のちに知ったところによると、もし何も知らずに突っ込んでいたら、その頃には、解除になっていたようです。なので、新しい機能がええのか、悪いのか、悩ましいのですが、初日から、トラブルに攻められて、長距離を走る羽目になりました。それはそのまま、今回の旅の暗雲を暗示していたのかもしれません。


今回の日記、写真がいいのがありません。
晴れた時にはカメラも持ち出しましたけど、1日の大半は、どんよりとして曇り空で、カメラは、荷物の奥にひっこんでました（笑）。

次の旅では、素敵な写真を撮りたいものです。

エリア 穂高・安曇野(長野)

雨に祟られた旅でしたが、西日本と比べると、晴れ間もそこそこあり、この日は、安曇野の宿に向かう途中で、雨も止んだので、国立アルプス公園を歩きました。
この公園は、穂高と大町と二ヶ所にあり、今回は、大町の方に初めて行きました。
この空中経路が面白かったです。

さらに、川沿の散策路を見つけて、林の中の道を歩きました。
入り口に置いてあった、熊避けの鈴をつけた杖を持って、カランコロンと音を立てて、歩きました。

空中経路は、かなりの高さのところに、陸橋を通して、森を少し高い目線で観察できる、という趣向のようです。

避暑の旅の目的地は青森なので、日本海側をガンガン北上します。
前回の旅で、長々と滞在した、番神岬に立ち寄りました。
今回、雨が多かったとはいえ、最初の北上時は、海岸線ではよく晴れたので、海の景色は、しっかり楽しみました。

私は海の景色を見ながらウォーキングするのが大好きなので、こうして橋で島へ渡れるスポットが大好きです。
ここはもう、何度も歩いた白山島です。
いつもは無料の駐車場が、夏の海水浴シーズンゆえか、しっかりお金を取られました。広々とした駐車場は、いつものようにほんの数台しか停まってませんでしたけど。

象潟の宿に車を置いて、海岸線を歩きました。
雲は多いけど、一応、夕日も拝めました。