チチェン イッツア・カンクンから高速バスで行ってみました

2019/12/06 - 2019/12/13

10年振りのチチェン・イッツア。
前回は現地ツアーだったので、自由時間が少なく遺跡をゆっくりは見られませんでした。
今回はメキシコの高速バスADOでたっぷり満喫してきました。

エリア チチェン・イッツァ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0

前回の現地ツアーは早朝出発でしたが、今回は朝食をホテルでゆっくり食べてから出発。

シークレッツ ザ バイン カンクン リゾート & スパ ホテル

まずはホテルゾーンを走るバスに乗って、セントロ（ダウンタウン）にある高速バスＡＤＯのバスターミナルへ。

チチェン・イッツア往復のバスは1日1便。
行きは8：45分発です。1等バスで往復506ペソ（≒2,800円）
念のため前日にチケットを取りましたが当日でも大丈夫そうです。

ＡＤＯはメキシコ最大のバス会社で、各都市を結んでいます。
待合室は色んな所に向かうお客さんが沢山。
ちなみにトイレは有料です。6ペソ（≒30円）

乗車できる時間になると、係りの人人が行先を大声で連呼してくれるので分かり易い。

座席がゆったりしている車内。
トイレも付いているので安心です。

チチェン・イッツア迄は、途中のバヤドリドでの休憩を挟んで約3時間です。
過剰な冷房サービスで車内は鬼冷え。
羽織るものは必須アイテムです。

到着しましたチチェン・イッツア。
入場料は1名481ペソ（≒2,700円）

古代都市チチェン イッツァ 史跡・遺跡

入場すると真っ先に見えるのが「エル・カスティージョ」。
迫力のあるピラミッド。
段数の合計が365になるマヤのカレンダーです。

エルカスティージョ 建造物

ピラミッドをパクリ。

メキシコと言えば骸骨。
「生贄の台座」と呼ばれていますが、何となくユーモラス。

5年前は入口周辺だけだった露天のお土産屋さんが遺跡内のどこにでもいました。
客引きがしつこい人もいてちょっと面倒。

前回は時間が無くて見られなかった「聖なるセノーテ」。
生贄にされたと思われる230体の子供の骨が発見されました。

シュトロク セノーテ 自然･景勝地

こちらも前回見られなかった「千本柱の回廊」。
実際は千本無いそうですが、整然と並んだ石柱は神秘的。

「戦士の神殿」
最上階のあるチャック・モール像には生贄の心臓が乗せられたのだとか。

「エル・カスティージョ」のミニチュアのような可愛いピラミッド。

「尼僧院」と呼ばれる建物。
壁のレリーフが面白いです。
建物の名称はスペイン人が名付けたもので、実際と合っているかどうか今も不明なんだとか。

遺跡をたっぷり満喫した後は、バスの時間までレストランへ。

Oxtun 地元の料理

お腹が空いたのでがっつりお肉を。

そしてテキーラも。
これが物凄く美味しかったです。

帰りのバスは16：30発。
着いたところと同じ場所にバスが来ます。
チチェンとカンクンは時差（カンクンが1時間進んでいる）のでバスの時間は要注意です。

カンクン到着は20時頃。
前回のツアーと今回の自力での高速バス。良い点、悪い点を挙げてみました。


【現地ツアー】
〇ホテルの送迎
〇途中でセノーテ遊泳付
〇昼食付
〇日本語ガイドだったので遺跡の説明をしてもらえた
×早朝出発
×遺跡の自由時間が短い
×高値

【自力で高速バス】
〇遺跡での見学時間がたっぷり
〇朝はゆっくりな出発
〇安値
×1日1便しかない
×ホテル⇔セントロの移動

高速のバスの利点は遺跡をゆっくり見られることに尽きると思います。
逆に遺跡はざっくりで十分という方にはツアーの方が利点が大きそうです。