2009/08/14 - 2009/08/16
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AandMさん
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新型コロナウイルスで旅行が困難になりました。徒然なるままに、以前行った旅行を記憶を辿りながら纏めました。
2009年8月中旬、ソルトレークシティ国際空港でレンタカーを借りて、グランドティートン国立公園、イエローストーン国立公園、デビルスタワー、バッドランド国立公園、ラシュモア山、そしてロッキーマウンティン国立公園を5泊6日で巡りました。約2000kmの米国北東中部にある国立公園巡りのドライブ旅行です。
この旅行記(後編)では、バッドランズ国立公園やラシュモア山訪問編を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月13日
デビルズ・タワーの見学を終えて、我々のレンタカーがある駐車場に戻ってきました。これから200km東にあるバッドランズ国立公園に向かいます。14号線、90号線を2時間半ほど進むと、特異な景観が広がるバッドランズに到着します。デヴィルスタワー国定公園 国立公園
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バッドランズのビジターセンター(Ben Reifel Visitor Center)です。夕方で日か暮れかかっていますが、周辺を歩いてみました。
バッドランズ国立公園 国立公園
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草むらにプレーリードッグがいました。夕方散歩で巣穴から出てきたようです。
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「餌を与えないで下さい」と書いた標識がありました。餌に含まれる塩分がプレーリードッグに有害で、また野生動物は病原菌を保有している場合が多いので、無暗に近づかないようにと注意書きがありました。餌を与えると、罰金$100とあります。
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バッドランズには白や茶の斑模様の荒涼たる荒れ地が広がっていました。景観としては楽しめますが、農作物が育たない「荒地、悪い土地」であることから、この地に住んでいたスー族インディアンが「バッドランズ」と名付けたと伝えられています。
周辺が暗くなってきましたので、ホテルで1泊して明日再度見学することにしました。バッドランズ国立公園 国立公園
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8月14日
午前中の日差しに照らされたバッドランズです。白と灰色の色が層状に重なった山が連なっています。明るいので山襞や谷間の様子が明瞭です。 -
目を転ずると、別の色合いが層状に重なった起伏がありました。バッドランズは化石の宝庫だそうです。
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バッドランズ国立公園はスー族インディアンの保留地でしたが、この場所で様々な化石が発見されたこともあって、1978年に国立公園に指定されています。
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色合いが異なる複数の層が浸食されてできたバッドランズの景観、見事だと思います。
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今日、多くの観光客を引き付けているバッドランズは、白人によるインディアン虐殺の歴史を持つ場所でもあります。ウンデッド・ニー(Wounded Knee Massacre)の歴史を控えめに紹介したプレートがありました。
1890年12月、300人以上のスー族インディアンが米国騎兵隊に虐殺されています。この虐殺を合衆国側は「ウーンデッド・ニーの戦い」と呼んでいますが、インディアン側は「ウーンデッド・ニーの虐殺」と呼んでいます。米国歴史の負の一面だろうと思います。 -
景観が美しいバッドランズですが、荒地なのでインディアン達にとって生活するのは厳しかっただろうと思います。
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多くの化石が発掘され、浸食された地層が露出しているバッドランズは米国原住民であったインディアン達の苦難の歴史が残されている場所でもあることを知りました。
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バッドランズの西方約120kmに、岩山に刻まれた歴史上の米国大統領像があるラシュモア山があります。バッドランズから1時間半ほどのドライブで到着しました。
ラシュモア山国立記念公園 モニュメント・記念碑
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ラシュモア山国立記念公園の花崗岩の岩山に米国歴史に名を遺した4名の大統領(ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア。ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン)の胸像が彫られています。
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4人の大統領の胸像を彫るのに1927年から1941年までの14年を要しています。作業に従事した人たちの名前を刻んだ石碑がありました。
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これはラシュモア山国立記念公園の建設と維持に貢献している組織の名称を刻んだ石碑です。ラシュモア山に向かう通路沿いの目立つ場所に設置されています。
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通路先端部に4名の大統領像の説明版があります。記念写真の撮影スポットです。
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花崗岩の岩山に大統領の巨大な胸像を彫るとは、いかにもアメリカ的です。硬質の花崗岩に掘られた像は、風雨による浸食に耐え、10,000年経過しても姿形が残る、とされています。
2020年8月、現米国大統領のトランプが自分の胸像を追加で岩に彫り込むことを検討するようにと、ラシュモア山があるサウスダコタ州知事に申し入れたとのニュースが流れました。冗談のようですが、本当だったようです。これも別の意味でアメリカ的です。ラシュモア山国立記念公園 モニュメント・記念碑
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大統領の胸像があるラシュモア山の側面道路を進んでみました。
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別の大きな胸像が建設中でした。高台で重機が掘削作業をしていました。
マウントラシュモア国定記念物 モニュメント・記念碑
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大きな顔の下に黄色の重機が見えます。また、彫られている像はインディアンです。
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建設中の像は、インディアンの「クレージー・ホース」記念碑(Crazy Horse Memorial)です。
クレージー・ホースは米軍や白人入植者の侵略から領土やインディアンを守って戦ったらコスタ族の戦士で、1876年の「リトルビッグホーンの戦い」で米陸軍第7騎兵隊を全滅させたインディアンの英雄です。まだ彫刻作業途中ですが、完成像の銅像が展示されていました。ラシュモア山の4人の白人大統領の胸像に対抗するインディアンの英雄像で、これもアメリカ的です。 -
南に200kmほど車を走らせ、今夜の宿があるラスクに到着しました。予約していたホテルは、町の中心部にあるベストウエスタン・パイオニアです。メーンストリート沿いに目立つ看板があり、すぐに見つかりました。
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町のメーンストリートは昔から大陸を東西に横断していた主要道路の旧「ルート66」の一部を成し、我々が宿泊するホテルは"Pioneer Cabin"という名称だったことがホテルフロントにあった写真から分かりました。
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ホテル入り口の車寄せの形状はルート66が賑わっていた時代と、殆ど同じ形で保たれていることに驚かされました。
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ニューヨークやサンフランシスコといった大都会と違って、時間がゆっくりと流れている感じです。車寄せはクラシックな形態ですが、宿泊した部屋は近代的でした。
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8月15日
今回のドライブ旅行最終日で、約400㎞南のデンバー国際空港が最終目的地になります。デンバー空港からの航空便は午後の遅い時間です。途中にあるロッキーマウンティン国立公園に立ち寄ってみることにしました。
国立公園の山岳道路を走って、展望台の駐車場に到着しました。 -
フォレストキャニオン・オーバールック(Forest Canyon Overlook)です。見晴らしの良い展望台で、雄大な山の景色が楽しめる場所です。
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展望台まで登ってみましたが、曇りで視界がクリアーでありませんでした。
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山岳道路の34号線を更に先に進み、アルパイン・ビジター・センター(Alpine Visiter Center)まで足を延ばしました。8月下旬ですが、残雪がありました。
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結構多くの雪が残り、気温も低めで快適ですが、残念なことに曇り空です。
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氷河も含めて雄大な景観が広がっているはずですが、視界が明瞭ではありません。曇り空の影響と思います。
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大都市デンバーに近いこともあって、多くの観光客がいました。ただ景観は今一であったため、皆さん期待外れ感を味わわれていたようです。我々も山岳道路を相当登って到達しましたが、期待していた程の景観ではありませんでした。旅行の印象は、天候に影響されることを実感させられました。
ビジターセンターを訪問した後、デンバー国際空港でレンタカーを返却し、航空便で東京に戻りました。今回のドライブ旅行では、最終日は天候に恵まれませんでしたが、それ以外は天候は比較的良好で米国北西部の国立公園の景観を楽しむことが出来ました。
イエローストーン国立公園は予想通り自然美溢れる素晴らしい公園でしたが、米国映画の舞台となったグランドディートン国立公園、デビルズタワー、インディアンの悲しい歴史を残すバッドランド国立公園、そして歴史に残る米国大統領4名の胸像が刻まれたラシュモア山、とても印象に残りました。今回の長距離ドライブ旅行、米国人の魂の故郷を巡ったように感じました。
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