引退間近の185系踊り子号と熱海ニューフジヤホテル(シングルルーム)泊、熱海小旅行

2020/07/04 - 2020/07/05

コロナの緊急事態宣言が開けて、他県への移動自粛要請も解除されたので近場旅行を計画。

昔からお世話になったJR東日本の特急車両、185系がまもなく引退だというのでそれを利用して熱海へ行ってみます。

熱海では昭和の雰囲気が色濃く残るニューフジヤホテルに宿泊しました。

エリア 熱海(静岡)

横浜駅から出発です。
東海道線ホームに進入する185系。

この車両、特急としてはのっぺり顔だが、なかなかにバランスが取れていて、好きなデザイン。

このストライプ塗装が登場時斬新だった。

乗り込むと、コロナの影響でガラガラです。

車両後方から見た車内。

普通車は2つで1つのユニット窓。グリーン車は1席1枚の独立した窓になっている。

特急車なのに窓が開く。窓を開けるとモーターの轟音が響くのがこの車両の特徴。昔あった通勤型113系(オレンジと深緑の東海道線覚えてます？)と同じ音がします。今回あえてモハ(モーターを搭載している車両)を取りましたが、その辺りは皆さん全く興味ないと思うのでやめときます。

カーテンとは別にロールスクリーンもある。

特に特徴のないテーブル。

照明。

トンネル内の照明と、下に見える丸いライトは便所知らせ灯。トイレ使用中に点灯するもんだが、妻は知らなかった。

特急車でありながら幅広のドアが特徴的。

昭和レトロな洗面台は味がある。

熱海に到着しました。

熱海駅、やっぱり圧倒的に人が少ない。

熱海駅前。

駅前のお土産物のお店も人の戻りは今ひとつ。

熱海といえば石川屋のラーメンでしょう。二十代の時社員旅行の宴会の後に芸者さんに連れてきてもらったのが最初。そんな時代もあったなあ。以降熱海に来ると必ず寄る店。

ちょっと前までは「油ごってりラーメン」という、肉の脂身ばかりが入ったラーメンがお気に入りだったけど、歳と共にそんなのは胃にもたれるようになってしまい…
でも、チャーシュー麺。改めて石川屋のラーメンは美味しいわ。いつまでも頑張って欲しい。

餃子も美味しいかった。

ホテルのチェックインまでだいぶ時間があるので、熱海秘宝館に行ってみることにした。
こちらは熱海ロープウェから見た景色。

熱海秘宝館、人生で5回目くらいかな。
若い頃はクダラネーと思っていたけど今は一周回って楽しめるようになった感じ。後世に残したい文化遺産だな。

そうこうしているうちにチェックインの時間。
熱海ニューフジヤホテルの正面玄関です。

チェックインに少し時間がかかった。

ロビー回り。昔ながらの巨大ホテルって感じ。

ロビーまわり

ロビー奥にはホテル内のおみやげ物ショップが。品揃え豊富です。

ロビーにあった
ニューフジヤホテルのミニチュア。

ホテル内にある案内板はおそらく昔のままで、古き良き時代を伝えてくれます。

昭和から平成にかけて、温泉旅行が全盛期だった時代を伝えてくれるイラスト。

部屋のある9階に移動しました。

廊下の雰囲気は懐かしの巨大高級温泉ホテル。昔のホテルって、天井がやたら低くないですか？

今期はシングルルームプラン。で、部屋はこんな感じ(*´Д｀)

はっきり言って最低。古く・狭く・暗く・タバコ臭い。
恐らく昔は観光バスの運転手さんとか、バスガイドさん、添乗員用の部屋。およそ温泉観光ホテルの部屋とは言えない（違ったらゴメン）。だって観光に来てわざわざこの部屋に泊まる！？

眺望・・・・とうか中庭・・庭でもないんだけど・・
サビサビの手すりと、向かいの部屋が見えるだけ・・

風呂は大浴場があるから使わないので別にどうでもいいか。
昭和レトロですね・・

その昔はこの手の温泉ホテルは仲居さんが部屋まで案内してくれて、チップを千円だか五千円（そんなに？）だか、忘れたけどティッシュに包んで渡してなんてことがあったよな。二十代のころ、なんとなく見透かされているような気がして嫌だったなあ。

部屋備え付けの昭和な金庫。昔は長いスティック状の透明な青とか緑とか赤いキーホルダーがついていなかったっけ。あれは部屋の鍵か？自分の記憶の世界ですが・・

部屋案内。

ここからホテルの施設案内。

大浴場入り口付近には、マッサージと、居酒屋（コロナで営業休止）がある。
飲み足りない人は本来ここで飲める。

写真は撮れませんが、大浴場は3か所あり、室内のはサウナと水風呂はやはりコロナで使用不可ながら大きさもまずまずでストレスはたまらない。昭和・平成の雰囲気を色濃く残す感じがたまらない。
一方露天風呂は一部工事中だった影響か終始混んでおり、あまり快適とは言えなかった。

ゲームコーナーもそれなりの規模のものがあるが休止中。

ダンスホールの案内。

巨大なダンスホールだなぁ

こちらは最上階。
昔はバーだったのかな？今は囲碁・将棋ルーム。

中に入るとこう。使っている人は見なかった。
夕食後、妻と缶の酒を買ってここで二次会しました。

この部屋の眺望は良かったので、部屋の眺望が無い人は来てみたらどうでしょう？

こちらはアネックスの卓球スペース。やりたい人はチェックインと同時に予約を。

アネックスの2階から見たところ。

さあ、夕食タイム。アネックスのREIHOというところが夕食ブッフェ会場です。

廊下にあった、レトロな表示板。

時間少々前（5分くらい）でも入れてくれた。
コロナ対策で手の消毒とマスク着用はもちろん、ビニール手袋を支給されます。

会場はこんな感じ。列ができるでもなく奪い合うでもなく皆さん割と紳士的。

高級感は皆無ですよ。

寿司もあるけどコンビニ寿司レベル。

奥に舞台があって、往年はショーなんかも繰り広げられたのかな。

3交代くらいにしているのかな？時間は70分と、とてもじゃないけどゆっくりできない短い時間ですが、その分料理をとるところは空いています。
一回なくなると補充がない料理もあったな。

盛り付け例、このほかにサラダとか。
おいしい！！とかそんな感じではないですけど、それなりに楽しめる。
酒も、ビールなんかは割と雑味なく頂けた。

締めで、炊き込みご飯とカレーとみそ汁と。美味しかった。
料理はお子さんの喜ぶものは多いかも。

いきなり翌日。
朝食です。もうあの部屋だと苦痛でしかなく、寝るだけって感じ。勿論家のベットの方が快適だし。
ちなみに朝食は焼き魚もあるし不満ない品ぞろえでした。
この四角いマスのブッフェ皿、便利だけどどうも好きになれないな。

チェックアウト時間ギリギリまで居て、初島に行ってみる事に。

かっぱえびせん買ったのにカモメが居なかった。

初島で昼ごはんをたべたくて。こちらの店に入りました

なんか昼から飲みたくなったのでビール。

イカ丼。初島はやっぱりイカが美味しいな。

ところてん。個人的に初島で食べるところてんはこの世で一番旨いところてんだと思ってる。

その後初島を散策し、帰りも185形で帰りました。
あと乗れて1回かな。