1999年10月　シリコンバレーからコロラドへ

1999/10/05 - 1999/10/19

シリコンバレー、コロラドと商用で回りました。

エリア コロラドスプリングス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

　サンフランシスコ空港から、レンタカーでシリコンバレーへ。
いつものキャンパスに。システムに関する研修です。
　
　三日間くらいのコースのはずだったんですが、いき違いがあったのか、待てどくらせど講師がこないというのが続いて・・日本に帰りたくなりました（笑）。俺は、高い旅費を払って何をしにきたんだろう・・。

　さらに、「日本からくる　（あずみのかく）ってやつは、英語は聞き取れるみたいだけど、ほとんどしゃべれないんだ。」という、たしかに一面事実なんですけど（苦笑）、そんなメールが、ある講師の机の上においてあるのをみて、本当に心底嫌になりました（苦笑）。だめじゃん。俺、帰ったほうがいいのかもと思いました。

いちおう、日本に研修内容を持ち帰るためにアメリカにきていますから、聞いたことの内容の理解はできています。

しかし気の利いた「返し」とか、いわゆる気の利いたSmall talk（こばなし)ができなかったのはたしかです。でもだからって、ねぇ・・。そもそも、おれ、英語はネイティブじゃないんですから。今にして思うに、私はプロジェクトマネージャーから嫌われていたのでしょう。これでは仕事はうまくいかんよなぁ。

記録が残ってないですが、通算で数十日は米国滞在（すべて商用）して、アメリカに来るたび
「俺の英語ってなんでこんなにダメなんだろう・・」
と思っていたので、日本に戻ると仕事のかたわら、英語の勉強はしていたつもりでした。でも、実際はまだまだ修行が足りなかったってことでしょう。

　そんなこんなで、気分がくさくさした週末。
気分転換にサンフランシスコへ。ゴールデンゲートブリッジを臨みます。いつか、ここに連れてきてくれたJamesもこのときは、会えなかったように記憶します。敬虔なクリスチャンで、日本語訳の聖書をわざわざ取り寄せて私にくれたっけなぁ。

ファイナンシャル・ディストリクト。

カフェ マドレーヌ (ファイナンシャルディストリクト店) カフェ

チャイナタウン。

チャイナタウン 散歩・街歩き

チャイナタウン。

チャイナタウン 散歩・街歩き

　サンフランシスコ空港から、デンバー乗り継ぎでコロラドスプリングスへ。
サンフランシスコからデンバーに向かう国内線の機内音楽プログラムで、日本の（R&B）Misiaの「Key　of Love 愛の行方」が流れました。

　私が搭乗したサンフランシスコ発。デンバー行きはユナイテッド航空でしたが・・なんでこの場所で？いまだになぞです。スターアライアンスつながり（全日空のプログラム？）でしょうか？

心身ともに極限状態でしたので（笑）、久々に耳にした日本語の歌詞の一つ一つが心の中に染み入り、思わず涙腺が緩んでしまいました。

この頃は国内側生産拠点（愛媛）も頻繁に訪れていて、工場に向かうレンタカーのカーステレオで、MisiaさんのCD（カセットにダビングして）を聞いていたのでした。メディアが「カセットテープ」というところに時の流れを感じます。

当時は、アメリカの国内線の航空便の搭乗手続きが驚くべきほどゆるかったと記憶します。高速バスじゃないんだから・・と思ったほどです。大丈夫かと思っていたら、そのあとに911のテロ事件がおきて・・ああ、あれじゃあ、ねぇ、と思いました。

コロラドスプリングへの乗り継ぎ便をまつデンバー空港の待合から見る景色は、すでに冬枯れた草原でした。西海岸からだと国内で時差があるくらい離れているので、気候もまるで違うのです。

10月でしたが、薄着しすぎて失敗。寒かった（笑）。服装を西海岸（ベイエリア）に合わせてきてしまったのです。

コロラドスプリングス観光案内所 散歩・街歩き

コロラド・サイトの同僚、Tomと会議室で打ち合わせ。装置の生産ラインなど工場内を案内してくれました。

私が、日本の内陸（山のほう）出身で、スキー（アルペン）が好きというと、
「今度一緒に滑ろう。冬に来なよ。Vail（だったか？）は良いぞ！」と。

あいにく、それっきり、米国本土へは行けてないのです。

当時のスケジュール手帳。赤枠が今回の出張です。デンバーからサンフランシスコに戻り、一泊して翌日帰国、結構タフでした。

ハイアット リージェンシー サンフランシスコ エアポート ホテル