2009/12/25 - 2009/12/29
5位(同エリア6件中)
AandMさん
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コロナウイルスで旅行が困難になり、徒然なるままに、以前行った旅行を記憶を辿りながら纏めてみました。
2009年の年末休暇に米国南西部を旅行しました。ニューメキシコ州のカールズバッド洞窟から蝙蝠の大群が飛び立つTV番組を見たのが切っ掛けです。百万匹にも及ぶメキシコ・オヒキコウモリが住み、洞窟規模は世界有数だそうです。広大な洞窟と蝙蝠大群を見るのを目的に出かけました。レンタカー旅行だったので、ついでにアリゾナ州も回ってみました。
ずいぶん昔に見た映画「OK牧場の決闘」の舞台となったツームストーンも訪問しました。保安官ワイアット・アープと悪役クラントン兄弟達との戦いの場となった町です。「OK牧場の決闘」は、実際にこの町で1881年にあった事件が映画化されたもので、町に戦いの場が保存され、地元俳優達による決闘の再現劇が演じられていました。ツームストーン(Tombstone)は「墓石」で、町名称は「墓石の町」ということになります。町はずれに、石を積み上げて造った墓石が沢山ある墓場があり、墓標に「トム・マックローリは、1881年10月26日に殺された」といった具合に死亡理由なども書かれていました。トム・マックローリは映画の悪役クラントン兄弟の一人です。
この旅行では、当初目的地であるカールズバッド洞窟よりも「OK牧場の決闘」の舞台となったツームストーンの方が強く印象に残りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月25日
エルパソ国際空港で、レンタカーを借りてカールスバッド洞窟観光に出発です。運転に慣れるため、エルパソ郊外のシーニック・ドライブ・コースを巡ってみました。西部劇のシーンに出てくるような奇妙な形をした山があり、米国中南部に来ていることを実感します。シーニック ドライブ その他の交通機関
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エルパソから62号線を東に向かって約250km走って、カールズバッド洞窟群国立公園に着きました。ここは洞窟入口です。
洞窟内見学は、グループごとにレンジャーが案内してくれる仕組みになっていました。カールズバッド洞窟群国立公園 国立公園
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スロープを下って洞窟内に入ります。中から見た洞窟入口です。
洞窟内から蝙蝠が数匹飛び出していきました。予想していた大群ではないので、期待外れです。蝙蝠は春から秋にかけては沢山いるけど、冬は殆どいなくなってしまうそうです。知りませんでした。 -
洞窟内で、照明に照らされた鍾乳石が浮かび上がっています。
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見事な鍾乳石の柱です。
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鍾乳石には様々な形や色があり、それなりに面白いと思います。
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地価の大広間(ビッグルーム)でレンジャーさんが鍾乳洞や蝙蝠、そして洞窟が発見された経緯などの話をしてくれます。声の響きが良いのでマイク無しでも十分聞き取れました。
カールズバッド洞窟群国立公園 国立公園
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洞窟内の様々な鍾乳石を眺めて、1時間余の見学は終了しました。カールスバッド洞窟は、確かに世界最大級の鍾乳洞ですが、洞窟内の景観は他の鍾乳洞と大差ないように思います。
冬季の訪問だったので、蝙蝠の大群を見ることはできませんでした。冬季に蝙蝠は殆どいなくなってしまうことを、事前調査で見逃していたのが原因です。チョッピリ残念感があったカールズバッド洞窟見学でした。 -
カールズバッド洞窟の北東約300kmに、白砂の大砂丘があります。ホワイトサンズ国立公園(White Sands National Park)です。洞窟から3時間ほどのドライブで到着しました。
道路周辺の白砂の砂丘が広がっている見事な景観です。ホワイトサンズ国定記念物 国立公園
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砂の色は、純粋な白色で青い空に映えています。
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公園内の道路を進むと、誰も踏み込んでいない自然の砂丘が広がっていました。雪のような真っ白い白砂です。
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白い砂丘の景観があまりにも素晴らしいので、日没まで滞在することにしました。夕日で白砂が照らされ、色合いが変化しました。感動モノの景色です。
カールズバッド洞窟よりも、ホワイトサンズの方が好印象でした。 -
砂山の向こうに日が沈み、周辺が次第に暗くなっていきます。ロマンチックな光景を堪能しました。
この後、エルパソまで戻ってホテルに宿泊しました。明日は、西部劇の舞台となったアリゾナ州のツームストーンを訪問します。ホワイトサンズ国定記念物 国立公園
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12月26日
NM-9号線を西に450㎞ほど車で走って、ツームストーンに着きました。早速、「OK牧場」を訪れます。「OK牧場」は野原にある広大な牧場ではなく、町中の小さな空き地でした。「O.K.CORRAL]と書かれた写真付きパネルがあり、ここが決闘の場所であったことが説明されていました。「牧場」ならRANCHですが、CORRALでした。CORRALは「家畜囲い場」ですので、狭いのも納得できます。決闘があったのは、1881年10月26日です。オーケー牧場 博物館・美術館・ギャラリー
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アメリカ映画タイトルは「Gunfight at the O.K. Corral」でしたが、日本上映の際に「Corral、コーラル」では意味が伝わりにくいので「Corral」を「牧場」と訳し、「OK牧場の決闘」というタイトルにしたものであることに気づきました。極端な意訳です。
コーラルには、銃撃戦(Gunfight)の様子が人形で再現されていました。 -
ワイアット・アープ保安官グループとクラントン兄弟達カーボーイグループの居場所などが写真付きでパネルで説明されています。ワイアット・アープが決闘後に描いたメモがベースで「ワイアット・アープの地図」と呼ばれています。写真付きの配置図は、実際にあった決闘であることを訴えています。
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地元俳優による決闘の再現劇が行われましたので、見学しました。20-30人ほどの観客がいましたが、殆どが米国人でした。ツームストーンの「OK牧場の決闘」は、米国の人達に人気があります。
酒場(サルーン)の前で、事が始まります。 -
酒場と隣の写真館が舞台で、銃撃戦が始まりました。
オーケー牧場 博物館・美術館・ギャラリー
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あっという間の銃撃戦で、映画程長くはありません。
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ショーですので、時間の関係で短縮化、単純化されているかも知れませんが、「決闘」というより町中での銃の打ち合いの感じでした。当然ながら馬に乗ったカーボーイは登場しません。
興味深い演劇でした。多分、実際にあった銃撃事件が忠実に再現されているように思います。 -
ツームストーンの中心部には、19世紀後半の状況が保存されていました。お店の外見は西部劇で見るのと同じで昔風ですが、中は近代的な普通のお店です。
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ツームストーンの町はアメリカ史跡に指定され、西部開拓時代の街並みが残されています。「生きた博物館」として、米国人にも人気の観光地です。
日本の歴史地区「飛騨の高山」の米国版の印象です。ビッグ ノーズ ケイトズ サルーン バー
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町はずれにあるブートヒル墓地(Boothill Cemetry)で、西部開拓時代にこの町で亡くなった無法者達が埋葬されています。「ブートヒル」とはブーツを履いたまま亡くなった男たちを意味するそうです。
1881年10月26日の「OK牧場の決闘」で殺された男たちの墓があります。 -
決闘で殺されたトム・マクローリ、フランク・マクローリ、ビル・クラントンの墓です。「1881年10月26日に殺害された」と墓碑に書かれています。
1940年頃まで墓地は荒れたままになっていましたが、以降、ツームストーンの町が修復して公開したそうです。墓標が比較的新しいのは、修復で再設置されたためです。観光客に人気の場所になっています。とても印象的でした。 -
ツーソンの町はずれにあるオールド・ツーソン・スタジオです。1940-1980年代にアメリカ映画やTV劇が撮影された屋外スタジオで、現在はテーマパークになっています。当時使われた多くの施設がそのまま残されていました。
テーマパークとして一般公開後も2010年頃まで映画やTVの撮影スタジオとして使われ続けたようです。オールド ツーソン スタジオ エンターテイメント
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主な映画として、アリゾナ(1940)、OK牧場の決闘(1957)、リオ・ブラボー(1959)、エルドラド(1966)、そしてTVドラマの大草原の小さな家(1970s-1980s)がこのスタジオで撮影されています。
オールド ツーソン スタジオ エンターテイメント
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広場で俳優たちによるショーが行われました。
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アメリカ人なら誰でも知っている映画の場面再現でしたが、馴染みの薄い我々には良く分かりませんでした。米国人観光客は熱心に見学していました。
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オールドツーソン・スタジオの建物と表示です。
アメリカで制作された初期の西部劇は、その大部分がこのスタジオで撮影されています。映画のシーンに登場した建物や広場が残されており、観光客を引き付けています。西部劇に詳しくない私でも、このスタジオは面白いと感じました。レトロ映画ファンなら、必見であろうと思います。オールド ツーソン スタジオ エンターテイメント
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12月27日
ツーソンの東約50kmにあるコローサルケーブ・マウンテン公園を訪問しました。地下にある大きな洞窟、サボテンが茂る平原、野生動物の動物園などがあるとのことだったので、行ってみました。公園入口の標識です。 -
地下洞窟への入り口ですが、訪問日は休業日で、内部見学はできませんでした。内部は多分先に見たカールスバッド洞窟と同じ感じですので、ガッカリ感はありません。
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平原の散歩道を進むと、様々な形態のサボテン、多肉植物に出会います。
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西部劇に登場するサワロ・サボテンもありますが、大きくはありません。
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散歩道で見かけた鳥、名前は分かりませんがカワセミのような虹色に輝く美しい羽根を持っていました。
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動物園にいたアメリカ狼です。
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ピューマです。雌がライオンと似ていることから、アメリカ・ライオンとも呼ばれています。
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アメリカの荒野に住む動物、鹿のようです。
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12月28日
前日訪れたコローサルケーブ・マウンテン公園のサワロ・サボテンがショボかったので、大型のサボテンがあることで知られるサワロ国立公園に行ってみました。丘や小山の斜面に高さが数~15mもある大型のサボテンが沢山生えていました。サワロ国立公園 国立公園
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幹太さは数十cmはありそうで、枝もある立派なサボテンです。西部劇で見たのと同じサボテンでした。成長が遅くて、この程度になるまでには150-200年程度かかるそうです。150-200年前は、ツームストーンで見学した「OK牧場の決闘」が実際にあった頃(1881年10月26日)に相当します。このサボテンが芽生えた頃の事件、ということになります。
今回旅行の当初主目的は蝙蝠大群が出入りするカールスバッド洞窟の見学でしたが、結果的には西部劇の舞台となったツームストーンの方が強く印象に残りました。オールドツーソン・スタジオも映画シーンで登場した建物や広場があり、大変興味深い場所でした。今回旅行では、自然よりも米国の歴史を伝えるオールド・タウンに魅了されました。
ならず者達の墓石が残るツームストーンと米国映画原点とも言えるオールドツーソン・スタジオは、アメリカ映画に関心のある人に、お薦めの観光地です。サワロ国立公園 国立公園
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