東京スカイツリー・いざ見参

2020/06/02 - 2020/06/02

　東京もコロナによる非常事態宣言が解除され、博物館や図書館等の営業再開が認められるステップ２に進みました。
　未だ県を跨いでの移動が出来ない為、都内の探索に出掛けます。
行先は今迄何度もはね返された、東京スカイツリー、初めての入場になります。
　案の定場内はガラガラ、展望回廊のあるフロア450迄登りますが、視界は薄曇りで不良、残念です。
　東京ソラマチで昼食、午後は近くのたばこと塩の博物館に立寄りますが、こちらもガラガラ、入場者は私達二人のみで申し訳ない気分です。
　大きな外出は約２ヶ月振り、久し振りなので疲れました、年を感じた一日でした。
　
　表紙はスカイツリーフロア450天望回廊よりの眺め、隅田川に架かるのは桜橋。

エリア 浅草(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　地下鉄を押上駅で下車、エスカレーターを乗り継いで、東京スカイツリータウン４階のスカイアリーナに登って来ました。
　下に見えるのは東武鉄道スカイツリー駅です。

　スカイアリーナから見たスカイツリー。

　スカイツリーの入口迄プロムナードが続き来ます

　スカイツリーの正面入口です。

　チケット売り場、空いていますね。
時刻は午前11時30分。

フロア350の展望デッキに上がって来ました。
地上350米からの展望です。
　左側の川は大横川、右側の奥は六本木になります。
霞んでいるのが残念です。

　早速エレベーターを乗り継いで、地上445米のフロア445の展望回廊に上がります。
フロア450に続くタワーを一周する回廊、延長は110米あるそうです、展望を楽しみながら空中散歩と行きましょう。
回廊に居るのは私達だけです。

　途中に展望解説板があります。

　同じ方向を眺めて見ましょう。
中を流れるのが隅田川、川の縁中央左にあるのがアサヒビール、その奥の方に東京ドームが見えます。
又晴天ならばこの方向に、富士山も見える筈なのですが。

　アサヒビールをアップします。

　回廊の終点、フロア450に到着。
誰も登って来ません、地上450米の展望一人占めです。

　ソラカラポイント。
最高到達点451.2米になります。
　遠景が霞んでいるのが残念。

　フロア450からフロア445展望回廊スタート地点を入れて写しました。
隅田川に掛かるのは歩道専用の桜橋。

　桜橋をアップで。

　フロア450には小さな売店があります。
展望デッキ専用品だそうです。

こんなコーナーもあります、何かのイベント用なのでしょう。　

　地上450米からの展望見納めです、名残を惜しみながらフロア340に下ります。

　フロア340にはガラスの床があり、足下に地上を見下ろせます。
スカイツリーの柱が、ほぼ垂直に見えますね。　

　反対側に回って、もう１枚。

　今度は側窓から真下を写します。
大きさが違いますね、ズームの倍率迄は考えませんでした。

　フロア340には、スカイツリーカフェがあります。
コロナの為かゆったりしたテーブル配置。
　夜景を見ながら、お茶をするのは最高でしょう、次回を楽しみに。

　出口は５階になります、大きなスカイツリーショップがありますがお客さんはいません。

　連絡橋を通り、昼食を摂るべく東京ソラマチに移動します。

午後は東京スカイツリーから歩いて７～８分の処にある、たばこと塩の博物館を訪ねます。
　この博物館は、日本たばこ産業（株）が運営する博物館で、昔の専売公社のパピリオンが起源となります。
　入口で出迎えて呉れるのは、煙草発祥といわれるマヤの神官でキセルで煙草を吸う喫煙の像。

　入口を入った処に置かれているのは岩塩の彫刻。

　常設の展示場は、２階の塩の世界から始まります。
世界の塩資源、製塩の歴史等が判りやすく展示説明されています。

　ボリビアのウユニ塩湖の写真。
世界の製塩の大半は岩塩で掘り出すもの、日本のように海水からの製塩は少数派です。

　世界最古といわれるポーランドビエリチカ岩塩鉱に祀られる塩の女神像。

　3階はたばこの歴史と文化

　たばこの始まりは7世紀頃のマヤ文明。
当初は宗教的なもので、神官が神に近付く方法として使用されたと思われます。
これは神官がたばこを吸う処を描いたマヤ遺物で最古のもの。

　日本には鉄砲と同時に種子島に伝来、瞬く間に広がります。
模型は江戸時代のたばこ屋の店先。

　世界の喫煙具、左オセアニア、右中国以外のアジアのキセル。

　日本に於けるたばこの歴史。

　昭和時代のたばこ屋、懐かしいですね。
これで一巡、興味深く見る事が出来満足です。
小さな博物館ですが、時間を取ってしまいました。
　

　押上駅は東京ソラマチの地下と直結、一服して帰途につきます。
では又お会いしましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　終