電子ビザで行ける謎の飛び地カリーニングラードをがっつり6日間訪問！part1

2019/07/18 - 2019/07/23

子供の頃、私は地図帳を見て思った、「なんでここだけロシアなんだ？」
それ以来、気になる存在であったカリーニングラード。2019年7月より電子ビザでカリーニングラードを訪問可能になったのでさっそく行ってみた。
旅行記もあまり充実しているとは言えない場所。私が責任を持ってカリーニングラードを紹介するッ！！！

エリア カリーニングラード(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

陸路での入国をしてみたかったのでカリーニングラードへはリトアニアの首都ヴィリニュスからバスで移動。
ヴィリニュスには2日前に成田発イスタンブール経由で到着済み。その後カウナスを観光。
前日はラトビアの首都リガを日帰りで観光。（この写真はリガから帰ってきた時に撮ったヴィリニュスのバスターミナル）
カウナス・リガの旅行記は腐るほどアップされていると思うので割愛。（気が向いたらアップします）

カリーニングラードへのバスはECOLINEのサイトで購入。しかし楽天カードでは決済できず銀行系カードを使いました。注意されたし。

ヴィリニュス11時発→カリーニングラード17時40分着　往復22ユーロ。時差1時間を加味して所要時間は7時間40分です。
チケットは印刷して持っていっていったほうが無難です。（他社だとスマホのPDFを見せるだけでOKなのですが）

車内にはコーヒーメーカーがあり、ココアやお茶も飲めます。
トイレもありましたが綺麗ではありませんでした。

乗客は20人くらい。もちろん日本人は0人、アジア人も0人。リトアニア人数名意外はすべてロシア人でした。

ギャ～！！バスの中でトラブル発生！
リュックの中でペットボトルのキャップがゆるかったせいで水が漏れていて、電子ビザが濡れてにじんでしまった！
いちおう電子ビザのPDFがスマホに入っているが...行けるか！？
外国のペットボトルのキャップは信頼してはいけない。（戒め）
あと、電子ビザは油性インクでの印刷をおすすめします。

3時間くらいして国境へ到着。
国境は撮影禁止なので撮ってません。こちらはネットからお借りしてきた写真。（ロシア側 https://www.newkaliningrad.ru/news/briefs/community/21754381-v-mapp-chernyshevskoe-vvodyatsya-ogranicheniya-dlya-gruzovikov-i-avtobusov.html）

リトアニアの出国ゲートに着くと、入国審査官がバスに乗ってきて乗客のパスポートを回収。入国審査官がバスを降りていき、前に乗っている乗客から一人ずつ順番にバスをおりて窓口にいきパスポートを返してもらう。特に何も聞かれることはなかった。
全員がパスポートを返してもらったら乗ってきたバスに乗り、ロシア側の入国ゲートへ移動。

こちらもネットでお借りした写真。（ロシア側　https://avatars.mds.yandex.net/get-altay/1992662/2a0000016f37bd4ef69004e790af4b23a478/XXXL）

バスは踏切みたいな場所を通過。その踏切みたいな場所に小さな小川がありどうやらそれが国境らしい。小川を越えてすぐに一時停止し、ロシアの審査官がバスに乗ってきてそのまま数十メートル先にあるロシアの入国施設へ。ここでは全員バスを降ろされた。

入国施設へ入り、入国審査官にパスポートと電子ビザの紙を出し、電子ビザが濡れてにじんでしまったけどOK？聞きつつ一応スマホのPDFの画面もみせるが、特に何も問題なかった。
ロシアの入国審査官の割には多少笑顔で対応してくれた。私の対応にあたってくれた方は特に威圧感もなかったです。

どこに泊まるんだと言われたので、宿の予約メールをみせた。住所を確認された。SIMを買っていなかったのでメールが確認できるか不安だったが、オフラインでもメールのデータがすでスマホに入っていたのでなんとかメールを見せることができた。
宿の場所はすぐに提示できるようにしておいたほうがよさそうです。

出入国に1時間以上費やし、ようやくカリーニングラードへ向けて出発。
いや～島国ではなかなかできない体験ですね。陸路での出入国審査は初めてではないのですが、やはり毎回スリルがあって空港とは違うなと思います。

カリーニングラードバスターミナルに到着。
バスターミナルは南駅に隣接しています。
駅でもバスターミナルでも入る時に荷物検査をしていました。

バスターミナルのスタローバヤ（食堂）で遅めの昼食。
いや～一生スタローバヤの飯でいいやって思わせるぐらい、いつでもどこでも安くてうまい。そもそもロシア料理はハズレがないんだよなー。

カリーニングラード南駅。
KFCも入っている。まさか将来KFCが駅にできるとは東西冷戦時代の人たちには想像もできないでしょうね。

南駅前のバス停からバスに乗ったら反対方向へ行ってしまった...
歩いて南駅まで戻って北に進んだ交差点にあるバス停から勝利広場方面のバスへ乗る。

5分ほどで勝利広場に到着。写真左の建物の中に滞在中にお世話になるホステルがある。

同じ建物にATMがあるのでルーブルをゲット。ここでびっくりした出来事が。
男が入ってきて500ルーブル札を100ルーブル札5枚にしてくれという。警戒しつつも変えてあげたら、喜んでくれて去っていった。何事もなくてよかったけど、びっくりしたなぁ。でもなんで明らかに東アジア人の自分に頼んだのか... 500ルーブルぐらいならパクられてもそこまでのダメージではないけど、この先別の旅行であってもATMで金を脅し取られることもあるかもしれないので警戒しようとは思う。

googleストリートビューでも場所は確認済みだったけど、気が付かず通り過ぎてしまい、建物の裏の路地まで行ってしまった。入り口は人通りの多い表通りにあります。

KDHOSTELに宿泊

ドアを開けると

フロントがあります。Hotels.comで予約。1泊540ルーブル。

フロントの右手にトイレ・シャワー・洗濯機がありました。トイレ・シャワーはホステル内にもう一箇所あり。

玄関のドアには旅行者が持ってきたステッカーがズラリ。

ロシア人の利用者が多く、今回の宿泊中も外国人は私しかいませんでした。

ここがリビング。
夜遅くなるとオーナーさん夫婦が使用して使えなくなりました。
ご主人は腕にいかつい入れ墨があったけどいい人だった。（まぁ海外じゃ入れ墨は一般的ですからね）

海外じゃ珍しく、ゴミ箱がプラスチックごみかそうでないのかで別れていた。さらにエコバックの貸し出しまで行っているエコ意識の高いホステルで、清潔だしとにかく今まで泊まった宿でも上位に入るホステルでした。

ここは8人部屋。
もうすこし人数の少ない部屋を予約したはずだけど何かの手違いでここに泊まることになった。空いたら教えてあげるよと言われたけどその後教えてくれませんでした。（まぁきれいだし、部屋のメンバーにも嫌な人はいなかったのでなんとも思っていないです。海外あるあるですしね。）

下の段だったので快適でした♪

宿周辺を散策。
ここは勝利広場。ミュージシャンがいたりと人が多い。

ここは宿から徒歩5分の北駅
明日はここから海辺へ行く。

本日はこれにて終了。