2019/07/04 - 2019/07/09
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ヘラヤガラさん
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昨年も行ったアニラオ・ダイブ。11年も連続して潜っていると,
いくらポイントがたくさんあってもどこもが繰り返しとなり,見ら
れる魚の顔触れがほぼ決まってしまい,目新しい魚に出会うことも
なくなってきた。それもあって,筆をおろそかにしていたが,3月
からのコロナ禍で,時間に余裕ができたこともあり書き留めておく
ことにした。
今回はニューフェースに出会うことを期待しつつ,数年前からテ
ーマにしている「魚の顔を正面から撮る」を継続。中でも,クマノ
ミ,ハマクマノミ,カクレクマノミ,セジロクマノミ,ハナビラク
マノミ,トウアカクマノミの,代表的なクマノミ6種の正面顔写真
をこの旅程の中でおさえることを重点目標にした。選択したダイブ
ポイントの中で,うまく遭遇できるといいのだが,果たして……。
毎回トップの写真には苦労させられる。というのもブログ記載に
あたって,自分の中で重視しているのが,写真よりも文章なので,
撮影はざっと済ませてしまうことにありそうだ。サンゴ礁+キンギ
ョハナダイは,アニラオのダイブポイントの象徴的な海中風景なの
で使用したが,以前にも同様のカットを使ったことがあったような,
いや間違いなくあった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは,体側に白いヨコシマ1本のハマクマノミ。赤みが
強いオレンジ色の体側(エラの部分)に1本の白いヨコシマ。
魚の名まえについているシマ(スジ)のヨコとタテの違いは,
魚を釣り上げたときの見え方で決められた。タテジマキンチャ
クダイとイシダイの写真を見れば,前者が名前通りタテジマで
後者はヨコシマになる。魚屋で頭を左,尻尾を右にしたときの
われわれの目で魚を見たときのヨコタテと命名は逆ではと思え
るが,これが正解。焼き魚や煮魚を食卓に出すときは,頭を左
・尻尾を右で出すのが配膳の基本。小中学校の給食でも食育で
そう教わっているはず。 -
白いヨコシマ3本はカクレクマノミ。ディズニーのニモの
キャラクター。子どもたちには,ニモと言ったほうがわかり
やすい。オレンジ色の体には,エラ付近,胴体,尻尾の付け
根に三本の白いヨコシマが入っている。
イソギンチャクの中に大小数匹が一緒に住んでいる。体の
大きさで序列があり,いちばん大きな個体がメス,二番目に
大きい個体がオス。メスが死ぬと,オスが性転換してメスに
なり,その他の小さい個体の中からオスになる個体が出ると
いう。小さい個体をつかまえて,マスクの中に入れてみせる
ガイドもいる。
ハマクマノミ,クマノミ,カクレクマノミは白いヨコシマ
の数で,「1ハマ,2クマ,3カクレ」と区別する覚え方が
あるそうだ。今回は白いシマ2本のクマノミは見付けられな
かった。 -
トウアカクマノミ。顔の正面から目元にかけての赤がひときわ
目立っており,名称と特徴が一致しているのでわかりやすい。
セジロクマノミ(頭から尾の付け根にかけて背中に白いシマが
1本通っている)も,同じように名前と特徴が一致している。
こちらは今回撮影できなかった。 -
正面からは撮れなかったハナビラクマノミ。背中の白いシマと
目のわきのヨコシマが特徴。 -
ケショウフグ。フグの左側に見える魚は,魚のヨコシマ・タテシマ
の例に出てきたタテジマキンチャクダイ。 -
岩の間に窮屈そうにふくらんだフグ。穴にはまり込んで動け
なくなったのか,それとも敵を驚かすためにふくらんだだけだ
ったのか? -
ツバメウオ。横から見ると体は丸いが,前後から見ると薄っ
ぺたくペラペラで,写真に撮ればただよっている1本の棒のよ
うに見える。もしかしたらシャッターチャンスは,正面ではな
く後ろの正面だあれ,のときだったのかもしれない。 -
ハダカハオコゼ。むなびれで岩にしっかりとつかまり,ゆらゆら
波にゆれながらエサになる魚がそばを通るのを待つ。 -
オコゼの仲間。じっと動かないので,被写体としてはありがたい。
-
ウミヘビ。正面に回ったら突進してきたのでいささかあわてた。
早々に逃げたがガイドの話では,大きい生き物のそばにいると襲
われる可能性が少なくなるので,大型の生き物に寄るような行動
をとる防御本能があるという。 -
ロウニンアジ。シャッターチャンス遅れ。ファンダイブでは,
一か所にじっとしてシャッターチャンスを待つことはできない
ので,残念なことがしばしば起こる。このポイントでこの魚を
見たのは初めて。アニラオでは今までもあまり遭遇した記憶が
ない。 -
アカモンガラ。口を開いたチャンスをとらえられたが,名前の
ゆかりとなった歯の赤みに乏しい個体だった。 -
穴からはい出したジョーフィッシュ。口を精一杯大きく
開いての威嚇のポーズだが,これしか武器はない。普段は
穴から目だけを出していることが多い。 -
クモガイ。お土産にする貝がらとしてよく見る貝だが,
生きているクモガイを見たのは初めて。食用にもなるら
しい。 -
タカラガイ。これも生きていた。握りこぶしほどの大型。
殻に海藻もよごれも付いていなかったので,どこかで飼わ
れていた貝が逃げ出したのではと疑ったほど,ツルツルス
ベスベだった。 -
アニラオ銀座? 通りで子どもが遊び,野犬か飼い犬かわから
ない犬がうろつき,トライシクルの運転手が客待ち(休憩)して
いる。暑いので住民は木陰に入っているが,木陰に入るとカに襲
われる。 -
数件あるレストランの一つ。毎年のように出かけているが,
今回は経営者が変わったようだ。毎年見ていた美女たちの姿
は見当たらなかった。われわれが行ったのは,15:00頃
だが,例年同様客は少なくほかには一組いるだけだった。 -
レストランのメニュー。裏表になっており,料理の数は両面
二列にぎっしり。客の数から想定するとやけに多い。実際に昨
年は断られた料理があった。食材が入るか入らないかは,その
日まかせで入らなければ断るが,とにかく作れる料理をすべて
書きました,という印象。値付けの安さがよくわかる。店にな
い食品でも,筋向いにある食料品店で買ってきて提供するとい
う融通もあった。 -
このレストランだけが海(ダイブポイント)を見渡せる場所にある。
-
この日注文したすべて。料理はイカの炒め物。締めて400
ペソ(900円弱)以下だったような……。 -
われわれが利用するダイブショップから徒歩10分ほどに
ある,このあたり随一の高級リゾート。ここから階段状の建
物が海岸まで続く。門には拳銃を待ったガードマンが常駐し
ている。 -
アニラオの町の散髪屋。二年前に続いて二回目の訪問。
この日は千客万来ではないが,友人のあとで客が二名順
番待ちをしていた。 -
散髪前。ボサボサ頭がどう落ち着くか?
-
散髪後。ヘアーカットオンリーだが,これで50ペソ
(この当時(111円ほど)。東京にもヘアーカット
オンリー1000円という床屋があるが,なんとその
9分の1。これがフィリピンだーっ,といったところ。
友人はチップを入れて100ペソ支払ったときの床屋
のうれしそうな顔を思い出す。散髪はフィリピンに限
る。次回は挑戦してみるか!
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