ANAでグルメの旅:新潟市 二日目

2020/03/20 - 2020/03/21

　再就職して一年が経過しましたので、自分への御褒美とするためグルメの旅に行きました。オッサンにとって再就職先は全く違う世界で、何度も辞めようと思いましたが、今も何とか続いています。今後も続けていくためにも、オッサンにとって、おいしい食べ物と日本酒、液体燃料を求めて出発しました。
　しかし、新型肺炎が流行している時期に旅に行くことにオッサンとしても大きな抵抗はありました。人混みを避ける、飛行機や電車ではマスクをする、旅先ではオッサンの得意な徒歩の移動とする、混み合う時間帯の飲食店利用は避ける、など一応の配意をすることで出発に踏み切りました。でも、実際に旅に出てみると流行の影響か、各種対策と思われる措置が数多くありましたので、オッサンの勝手な判断も含めて書きたいと思います。
　この時期の旅については、いろいろな意見があると思います。また、旅行記に書くことも同様ですが、外出等を控えている時期に何らかのお役に立てばと思いますので、是非ご理解とご容赦をください。

エリア 新潟市(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

オッサンの旅、二日目。ホテルの朝食です。パンもおにぎりもラップで包装されています。味噌汁やスープは係りの方へお願いするとサーブされます。おかずの類はありませんでした。これも影響、その八ですね。

ゆっくりとチェックアウトして酒蔵見学に行きます。JR新潟駅から徒歩圏内の「今代司酒造」へ行きました。15分位で到着しました。なかなか趣のある酒蔵です。

新酒が熟成した証の杉玉が吊るされていました。

入口でよく見ると残念なお知らせが・・・試飲が出来ない！仕方ない、とりあえず入りましょう。

中に入ると色々な日本酒が販売されていました。手前にある紅白幕の上に置かれているのは、複数の日本酒をセットで販売しているものです。値段がお得になっているらしいです。

こちらにも色々な商品が並んでいます。

こちらは試飲コーナーです。残念ながら試飲用の日本酒は置かれていません！酒蔵で試飲が出来ないのは、まさに影響、その九です。

試飲コーナの一番奥です。本来ならば酒好きがいるはずの場所ですが、いるのはオッサン一人だけです。ですから自分への土産、日本酒を買って見学することなく酒蔵を出ました。

酒蔵の横には歴史を感じる邸宅がありました。「今代司」のロゴも趣がありますね。

次の目的地、「ピア Bandai」に向かって歩いているとビアパブがありました。しかし、営業時間外でした。残念！

万国橋という交差点に佐渡航路と北海道航路の案内表示がありました。オッサン、チャンスがあれば、一度は佐渡に行ってみたいと思います。

「ピア Bandai」に到着しました。魚の看板があるのが、「万代島鮮魚センター」です。ベニズワイガニをはじめ、新鮮な魚などが販売されています。地元のお客さんも多いみたいです。

「ピア Bandai」の案内看板です。「港食堂」のところにありました。

「港食堂」です。まだ、開店してないみたいです。何らや、入口に表示があります。

表示には『本日の「中落ち」は３人前です 10:30～受け付けます お声かけ願います』とあります。ならば、と思いましたが、オッサンより先に一人のご婦人が店に尋ねると既に完売してました。この時間、10:35でした。

気を取り直して、こちら「別館 立食い 弁慶」に入店です。ここも今回の旅の目的地の一つで、新潟の酒と新鮮な刺身、握り寿司が楽しめるとの事前情報を入手済です。

店内にはいると女性店員さんが『お茶とおしぼりを持って・・・』と案内してくれますが、オッサンは日本酒のカップ酒を選びました。色々な酒が用意されています。

その中から選んだのが、こちら「金鶴」です。店長オススメの酒です。写真が小さくてごめんなさい。

「金鶴」を持ってカウンターの一番端に陣取ります。オッサンが最初の客みたいです。お造り（小）を注文し、早速「金鶴」を飲みます。えっ！！！これがカップ酒？と思うほど飲みやすく、うまい酒です。店長オススメのとおりでした。佐渡の酒で入手が難しい酒らしいです。写真はカウンターの様子ですが、板前さんがいないタイミングで撮影しました。本当は気さくな二人の板前さんが寿司を握ってくれます。

お造り（小）です。アジ、マグロ、白身、甘海老、ブリなどで\500です。おいしくてリーズナブルです。ですが、これは板前さんの手仕事ではなく、隣の「佐渡 回廻転寿司 弁慶」から運ばれてきます。

握り寿司などのメニューです。とってもお値打ちな値段だと思います。

本日のオススメ的なメニューはカウンターの黒板に書かれています。なお、四角に佐の印は佐渡産を示しています。

お造りを食べながら「柚子胡椒平目」を注文しました。\270ですが、塩味の寿司はオッサンにとって初めてで感動しました。ウマイ！！

続いては佐渡産の「真鯛」です。これも\270ですが、うまいの一言です。ネット情報では佐渡産を注文すれば間違いないとのことでしたが、ここでは何を注文しても間違いなさそうです。

「金鶴」を飲み干しましたので、隣にみえたお客さんが飲んでいた「北雪」を追加しました。これも佐渡の酒でおいしい酒です。この頃から板前さん、隣のお客さんと話しながら寿司をつまみます。板前さんの話もお客さんの話も酒にまつわる内容なので興味深く、共感できることが多く、非常に楽しい時間となりました。

失礼とは思いましたが、板前さんの姿を撮りました。ものすごい手際の良さと話の内容、これぞ寿司屋という板前さんです。皆さんも行けば、すぐに分かります。ぜひ、行ってください。楽しいですよ。本当に！！！

取りは「ホウボウ」です。こちらも佐渡産です。うまいに決まってます。いつまでもいたい店ですが、泥酔しても行けないので切り上げました。オッサンにとって最高の時間となりました。

お隣はお酒と食料品を販売するスーパーマーケットでした。覗いてみましたが、残念ながら「金鶴」の取り扱いはありませんでした。

ほろ酔い気分で「朱鷺メッセ」を目指します。

大きな建物は、すぐ近くに見えてもなかなか到着できません。

結構な距離を歩きましたが、風景はあまり変わりません。

ようやく到着しました。地上高125mの展望台から見た海方向です。ガラスが反射しています。ごめんなさい。

昨日、歩いて渡った「萬代橋」です。結構な長さがありますし、橋脚の形が独特です。

「朱鷺メッセ」からまた歩きます。「萬代橋」に着きましたので橋脚など、全景を撮ってみました。

遅めの昼食？いや、早めの夕食は「とんかつ政ちゃん」です。ホテルの隣のブロックにあります。

時間をずらしたので空いています。オッサンは一人ですのでカウンターに座ります。雰囲気の良いカウンターでした。また、女性店員さんの接客も最高でした。

まずは、液体燃料の補充です。「風味爽快ニシテ」をジョッキでいただきます。

お願いしたのは新潟名物のタレカツ丼と豚汁です。薄めの豚カツにタレが染みていておいしい。それだけじゃあなくて豚汁がうまい。脇役ではなく主役に近い存在！上にかけてある削り節も最高です。満足のいく二品にオッサン、バクバク！完食です。

店員さんにおいしかったとお礼を言って帰ります。店の入口も雰囲気があります。

空港までの帰りもリムジンバスに乗ります。今度はお客さんはいなくて、オッサン、一人で待ちます。

時間とおりにバスが来ました。バスの下のスペースに鞄を預けます。そして、五人のお客さんで出発しました。

渋滞もなく予定どおりに空港へ到着しました。

空港の最上階に見学デッキがあります。入場料、大人\100で硬貨を入れ、回転バーを押して入場します。ちょうどJAL便が出発するところでした。

離陸したJAL便です。オッサンの腕前ではこのくらいが限界です。

パノラマ写真で撮ってみました。雰囲気が分かりますか？

その後、JAL便が到着しました。夕暮れ迫る時間帯、オッサンの腕では、この写真が限界です。

無事にゲートに到着しました。

空港内に戻ります。エッ、デイレイ！まさかの25分遅れです。

よく見ると「使用機到着遅れ」と表示されています。仕方ないか？

搭乗ゲートに着きました。表示に変化はありません。

ゲートチェンジです。といっても、すぐ隣ですが、アナウンスを聞いて移動すると、ディレイが５分延びて20:35発になってます。

搭乗ゲート付近の様子です。お客さんがいません！？

搭乗して、またビックリ！乗客五人、乗員４人で、ほぼ同数！CAさんに写真を撮りましょうかと言われ、エッ、と答えると「お客さんの後ろには誰もいないので、貸し切り状態の写真が撮れますよ。」とのコメント！ディレイは困りますが、グランドスタッフもCAさんも自分の責任として対応してくれました。一昨年の世界旅行でもディレイは何回もありましたが、私の責任じゃない、という感じの対応ばかりでした。その点、ANAの対応は素晴らしいと思います。当然、セントレアへの到着も遅れましたが、無事に自宅に帰ることができ、お陰で楽しい旅となりました。
新型肺炎の影響も多くありましたが、魚屋のオバサン、酒蔵のスタッフ、寿司屋の板前さん、航空会社の皆さん、ありがとうございました。オッサンは、今後も今の仕事を続けて、事態が治れば、また、旅に出たいと思いますので、よろしくお願いします。