まさかのソウルでチムジルバン　その2は黄金スパのつもりが東廟スパレックス

2020/02/22 - 2020/02/23

2019年の年末に予約した、ソウル旅行の航空券とゲストホテル。
それから出発までの2か月間に信じられないほど世界が変化してしまって、行かないほうがいいのか悩みました。

迷いながら出発し、チムジルバンがメインであとは買い物程度とだらだら過ごした私たち。
滞在中に大邱でクラスターが発生して、ソウルから離れているとはいえ不安になりました。

その2は、東廟スパレックスの旅行記です。
ホントは黄金スパに行ったのですが・・

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ティーウェイ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日め。

今日は歩いて「黄金スパ」に行きます。
途中、中部市場のソグァン食堂で朝食。

ソガン食堂 地元の料理

センソンチゲだけが値上がりしてる！
それでも安いよねーと、センソンチゲ7000ｗとスンドゥブ6000ｗを注文。

ソガン食堂 地元の料理

左下が、前回食べておいしかった辛くない白いスンドゥブ。
その倍くらいある鍋に入ったセンソンチゲは辛い・・
素朴な味のパンチャンもおいしく、おなかいっぱい大満足。

ソガン食堂 地元の料理

新堂駅を過ぎて、ソウル中央市場へ。
アーケードを通り抜けると、スパに行けるはず。
市場の様子を見たかったのに、朝早くだったのでほとんどの店は準備中。

ソウル中央市場 市場

ロッテキャッスルベネチアというアパートの地下にある「黄金スパ」。
Eマート清渓川店も入っています。

黄金スパ エステ・スパ・マッサージ

ところが受付で、外国人は入店お断りと英語で書かれた紙を見せられました。
中国人と間違えられたのかと、中国人じゃなくて日本人よ！と言ったけどダメ。

韓国でのコロナウィルス感染者数が、19日の51人から20日は104人、21日は204人と激増していたからかも。

黄金スパ エステ・スパ・マッサージ

まさか入店拒否されるなんて。
清渓川のほとりで、どうしようかと悩む私たち。
数年前に行ったことがある、東廟の「スパレックス」に行ってみる？

清渓川 滝・河川・湖

「東廟スパレックス」は、東廟前駅6番出口向かいにあるビルの12階。
乗ったエレベーターの中にも、コロナウイルスに関するチラシが。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

ドキドキしながらカウンターに行くと、あっさりOK！
よかった～
5～20:30インの入館料は、お風呂だけでもチムジル利用でも9000ｗ。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

チムジルバンのテレビは、「大邱」「コロナ」の言葉と消毒の様子の映像ばかり。
大邱のクラスターの件を、ずっと放送していました。
この日(22日)の韓国の感染者数は、びっくりの433人。
まさかまさか、毎日倍増していたなんて。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

この時点では、ソウルではそれほど感染者は出ていなかったよう。
それでもソウルに着いた日よりマスクした人は増え、確実に国民が警戒し始めた雰囲気を感じました。

お気に入りの小石のサウナで体を温めたら・・

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

3つある汗蒸幕を巡回。
ここの汗蒸幕はいちばん高い温度でも80℃で、息苦しさを感じることはなし。
へなちょこの私にちょうどよく、長く入っていられました。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

フリーwi-fiがあり、コンセントは自由に使えます。
子どものプレイルームやスマホチャージ室もありました。

床でゴロゴロや洞窟に入るのは、やめといたほうがいいのかなぁ。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

お風呂でアカスリの料金をチェック。
アカスリベッドの上の壁に貼ってあるから見にくい上に、あんまりじーっと見つめていると不審に思われそう。
1割増しになるものの、アカスリで珍しくカード支払いOK。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

アカスリ25000ｗ・シャンプー3000ｗ・ミニマッサージ40000ｗ・アロママッサージ45000ｗ。

産毛取りもあり、よもぎ蒸しは13000ｗ。
よもぎ蒸しをしたとき、アジュンマがヤンモリを作ってくれたのを思い出しました。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

食堂と売店は同じ場所で、営業時間は食堂が8～20時・売店は24時間。
支払いはロッカーキー精算はできず現金のみで、取りに行くのが面倒。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

食堂のメニューは、前日の江辺スパランドより全体にリーズナブル。
ただ、売店はしょぼくて大したものがない。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

ビビンバ7000ｗはおいしいけど、わかめスープ6000ｗはイマイチ。
わかめスープは家庭の味だから、それがおいしくないと。
もう一度、江辺スパランドのわかめスープが食べたいな～

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

明洞でも大体のものが揃うのに、ロッテマートに行きたいと言う娘。
ソウル駅にもあるけど、東廟前駅からなら清涼里駅が近いかと地下鉄移動。
ま、私もロッテマートブランド「Only　Price」のふりかけが欲しかったからいいけどね。

ロッテマート (清涼里店) スーパー・コンビニ

ついでに、駅近くの清涼里伝統市場を覗いてみました。
青果物市場もあって、冬なのにいろんなフルーツがいっぱい。
去年チェジュ島で見たハルラボンも！

清涼里青果物市場 市場

いちごが1パック2500ｗって、日本の2倍は入っているのに安い！
買いたいけど食べきれないよねー、残念。

市場の中にも「No Brand」ショップがあってびっくり・・店舗拡大中？

清涼里青果物市場 市場

東廟前駅に戻り、Eマート清渓川でも買い物。
娘がカップミヨククを買うもんだから、かさばって仕方ない！
Eマートにも「No Brand」商品はあるけど、ちょっとだけショップより高いのよね。

emart (清渓川店) スーパー・コンビニ

東大門のナイトショッピング前に、「ナジュコムタン　新堂洞店」で夕食。
ゲストハウス近くに明洞店がありました。
24時間営業だから、朝食にも使えそう。

韓国語のメニューを見ていたら、日本語もあるメニューを出してくれました。
ナジュコムタン8000ｗと、コムタンマンドゥック7000ｗを注文。

何度も韓国に来ているのに、コムタンを食べるのは初めて。
パンチャンが寂しいものの、コムタンはあっさりスープ＆お肉たっぷりでおいしかったです。

食後のセルフコーヒーを飲んだらGOGO！

ナジュコムタンから徒歩10分もかからず、「THE　MASK　SHOP」に到着。
着いたときはそれほどでもなかったのに、あっという間に店内はぎゅうぎゅう詰め。
レジ待ちの行列の最後にたどり着くのも大変！

ザ マスク ショップ 専門店

今人気の、点滴パッケージのシートマスク。
日本だと倍の値段で、さらに明洞の「ALL　Mask　Story」よりこっちのほうが安かったらしく、喜んでいた娘。
支払いは現金のみ。

ザ マスク ショップ 専門店

少し歩いて、次も娘のお供で「nyu・nyu」へ。
20時半ごろに入店したら、既に客でいっぱい。

今思えば、どちらも感染リスクが高いお店だった・・

この壁いっぱいの展示は、明洞のアクセサリーショップと同じだ！
3階まであって、ピアス・イヤリング・ネックレス・ヘアアクセサリーなどなど。
私は店の隅のベンチで休憩。

最低購入数は5個。
いやいや、ほとんどの人がどっさり買い込んでいました。

めっちゃ並んでいるのは、レジではなくタックスリファンド。

やっと明洞に戻って来ました。

明洞に増えていた店、タピオカドリンク店も！
ゲストハウスに戻る前に「Gong cha」に寄り道。

貢茶 (明洞店) カフェ

市場で買えなかったいちごが恋しかったので、ストロベリーパッションフルーツティ4900ｗ。
パッションフルーツが入っているのでさわやかで甘すぎず、疲れが吹っ飛ぶおいしさでした。

貢茶 (明洞店) カフェ

4日め。

チェックアウトしたらすぐ空港へ。
朝食は、GS25のキンパをベンチでもぐもぐ。

GS25 (仁川国際空港店) スーパー・コンビニ

12時のフライトなのに早く空港に来たのは、「韓国伝統文化センター」の体験サービスを利用するため。
いくつかある中で、午前に公演がある搭乗棟3階東に向かいました。

韓国伝統文化センター 文化・芸術・歴史

あれ、誰もいない。
韓服のきれいなお姉さんが応対してくれるはずなんだけど。
少し待ってから来たスタッフに体験プログラムのことを聞くと、「現在はコロナウィルス対策のために、体験は行っていません」との返事。

韓国伝統文化センター 文化・芸術・歴史

あらら～、こんなところにもコロナの影響が。
韓服体験でチュンジョンママになることはできないけど、投壺ならいいのかな？
って、聞くのも気が引けるな・・

韓国伝統文化センター 文化・芸術・歴史

日本と変わらないからと訪韓したものの、まさか4日間で激変するなんて。
こんなときの海外は何があるかわからず、心から旅を楽しむことはできないと痛感。
感染しなかったことが、せめてもの救いでした。
次に海外に行けるのは、いつになるのかな・・