２０２０・岡山県内をドライブ旅（その１）「児島高徳」に会いに

2020/03/30 - 2020/03/30

２０２０年４月１２日（日）更新
　４月上旬のこの時期は南の方を旅しているはずでしたがコロナウイルスの関係でエアーチッケトをキャンセルしました。
　「台湾南部と沖縄の旅」は後２回でブログが終わります。
　近場であまり人と出会わないで済みそうな観光地をドライブ旅する事にしました。
　先ずは桜の名所である津山の「鶴山公園」と児島高徳ゆかりの「作楽神社」へ行ってきました。
　先ずはガソリンをといつものスタンドへ。
　本日の価格１Ｌ１２１円が会員・ＱＲコード等利用すると８円引きの１１３円でした。
　こちらはコロナウイルスの数少ないプラス効果と思われます。

エリア 津山(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　自宅から車で約１時間で津山に到着。
　先ず観光協会へ。
　観光協会内に桜で有名な鶴山公園の駐車場がありました。（駐車料金６００円）

　階段を上って鶴山城へ。
　この時期は観光客で溢れている時期なのにコロナウイルスの関係で少ないな。

　四季楽しめる鶴山城の周辺ですがこの時期は格別。
　ベストシーズンです。

　約千本のソメイヨシノが咲き誇っています。
　まるで雲海のように。
　西日本有数の桜の名所です。

　そして歴史の表舞台として盛衰を見続けたかっての名城。
　初代藩主は「森忠政」。

　森忠政は京都本能寺の変で織田信長を守護し悲運の最期を遂げた森蘭丸の弟です。

　森忠政が１２年の歳月をかけて１６１６年に完成させた平山城。
　明治６年の廃城令で建物はすべて取り壊されました。

　もう一度周辺を散策。

　盛んに写真を撮っていた二人の中国人の内一人が花の中へ入って写真を撮ってもらっていました。
出てくるのを待っていると、「すみませんででした」とあいさつをして出てきました。

　ベストシーズンの桜。
　見事でした。

　鶴山公園から１７９号線を西へ。
　道の駅「久米の里」が見えてきました。

　この道の駅の建物の隣には目を引く像があります。
　５ｍ以上ありそうな「ガンダム」。

　なぜここにあるのかは分かりませんが子供達に大人気。
　多くの子供達が目を輝かせて見ていました。

　売店でタケノコ・草餅・山菜おこわ等購入。
　今が旬のタケノコは小さいのが糠付きで５本で６００円。
　今夜はタケノコ料理です。

　そして食堂に。
　ありました「ホルモン焼うどん」。　
　古くは牛馬市が開かれ、今も作州牛飼育が盛んな津山名物。
　津山市民が愛するソウルフードです。
　思ったほどは油あっこくないので美味しくいただきました。（７００円）

　道の駅「久米の里」から少し津山市内へ戻り「院庄ＩＣ」近くにあり「作楽（さくら）神社へ。

　桜ほろ散る院の庄
　遠き昔を偲ぶれは
　幹を削りて高徳が
　書いた至誠の詩がたみ

　後醍醐天皇と、児島高徳ゆかりの宮。
　歴史伝説が残る神社です。

「天、勾践を空しゅうすること莫れ、時に范蠡無きにしも非ず」
　勾践は中国春秋時代の越の王。
　「范蠡は呉に敗れた勾践を助け、呉を滅した忠臣」天は勾践を見捨てない、時がくれば范蠡のような忠臣が出て助けてくれるだろう。
　南北朝時代、児島高徳 (こじまたかのり) が捕らわれの後醍醐天皇に、自分の志を示すため桜の幹に書いたと云われている地です。

　後醍醐天皇と児島高徳 を祀っている神社。
　隠岐へ流される天皇のため児島高徳 は桜の幹に詩をかいたという故事で知られている地。

　帰る途中に山陽町を通過。
　桃で有名な地です。

　白桃を中心に岡山の桃の産地。
　一帯に桃の花が咲いていました。