高知・里山の春景色! ～西川花公園

2020/03/21 - 2020/03/21

三連休の中日。
いつものように、朝コーヒーを飲んでいたら、広報誌の表紙の写真に目が止まりました。
一面の菜の花と桜や桃の木が山を包むように、黄・桃・赤・白色のグラデーション、春一色の風景…春を感じに行きたい！！
篭り続けていることにも限界を感じてきていた頃、今日はお天気もいいし…気がつくと車に乗っていました。
そんな出発だったので、後になりカメラを持っていないことに気づき…(..)
そんなこんなの日帰り旅でしたが、満開の菜の花に囲まれ、春の香りを味わい、ゆったりと流れる里山時間を満喫した１日となりました。

エリア 南国・土佐山田・香南(高知)

• 旅行の満足度: 4.5

途中、豊浜SAでトイレ休憩。
熱い緑茶を頂き、南国ICで高速を降りました。

豊浜サービスエリア 道の駅

車は香南市に入りました。
途中トイレ休憩に立ち寄った場所に、たまたまあったカフェ。
時間はちょうどお昼前。

入ってみると、昭和レトロな昔からあるような喫茶店。
ご夫婦らしき２人が切り盛りされていました。

日替わりランチを頂きました。
お腹も結構空いていて…カツもサクサクで美味しかった！
近くにあれば、定期的に通いそうなお店(^^)

高知市の中心部から車で約45分、香南市の山間部に位置する「西川花公園」

「西川公民館」横の駐車場に車を停めて、歩いていきます。
右手に見えて来ました。

すご～い、ちょうど満開の菜の花！！

何だかホッとするような、日本の里山の風景。

桜は最初に膨らんだ蕾から、ちらほらと咲き始めていました。

柔らかな繊細な優しい色合い。

手前で協力金200円を納めて、中へ入っていきます。
野山をぐるりと散策できるよう、小道が整備されています。

ここ「西川花公園」は西川地区の住民の有志が、20年以上歳月をかけて、丹精込めて育ててきた公園。

たくさんの住民たちのの思いが詰まっています。

田舎の素朴な感じが味わい深くて、何とも言えない魅力も感じる。
手を入れてきた分だけ、ちゃんと答えてくれている…。

暖かな春の日差しに、桜も嬉しそう！

花桃も色鮮やか！

菜の花は満開だけど、桜はまだ膨らみ始めといったところ。

花祭りの期間中は、例年であればうどんやおでん、お寿司などの販売が行われるそうですが、今年は感染症の件で中止しているらしく、ちょっぴり静かなお花見…。
みなさん、持参して来たお弁当などを食べながら、ゆっくりとした時間を楽しんでいました。

奥に行くにつれて勾配が強くなっていきます。

小高い山に登っていく感じで、遊歩道を進んで行くと、

「展望台」に到着。

上から眺める田園風景。

桜が満開の頃は綺麗だろうな…。
次は、ぜひ桜が満開の頃に合わせて来てみたい。

下山ルートを進んでいくと、また菜の花畑エリアへ戻ってきました。

菜の花の何とも言えない芳醇な香りが、一面に漂っている。
心身ともにリラックスできる感じ！

足元には、スミレが可憐に咲いていました。

遠くから見ると、この色がアクセントとなっているかのよう。

見上げると、八重の椿も…素敵な色合い。

元気一杯に、真っ直ぐに伸びた桜。

春だなぁと感じる瞬間。

「塩の道」
日本の歩きたくなる道500選に選ばれたとか。

桜200本、花桃600本・そして50万本の菜の花がこの野山を包んでいます。

ランチを頂いた場所まで戻って来ました。隣のスーパーに立ち寄り。

高知ならではの新鮮な魚たち。

食べたことないような、珍しいものもたくさんありました。
クーラーボックスを入れてきていたため、お刺身など数点購入。
高知のお魚はやっぱり新鮮！プリプリで美味しい！

最後に立ち寄ったのは、南国IC入口手前にある「道の駅　南国」

道の駅 南国風良里 道の駅

文旦や甘夏、小夏等の柑橘類…

そしてお馴染み、塩けんび。
オススメは、細くてキャラメル色にピンと反っている、新しいものが美味しいです。

カツオの加工品、あおさ海苔もご飯のお供に欠かせないもの。

そしてお馴染み、龍馬のポテトチップスも。

珍しくて思わず注文。碁石茶（高知特産のお茶）のソフトクリーム。
さっぱりしてて、深みのある大人の味わい。

今年は特に待ち遠しく感じた春。
暖かい日差しの中、満開の菜の花が迎えてくれて、里山の美しい春景色を楽しむことができました。