2020冬・台湾南部と沖縄の旅（その４）台東二日目

2020/01/11 - 2020/01/11

２０２０年２月１７日（月）更新
　自宅より車で約２０分の所に市営の大きな図書館があります。
　２週間毎で通っていますが周辺に区役所・消防署・スーパー・ホームセンター・緑化公園・子供達の遊び場等があります。
　緑道公園の遊歩道には木々が茂り花が咲き乱れ私の大好きな場所です。
　しかし花や木々の名前を殆ど知らないので昨年より写真を撮って観察しています。
　今回は「紅梅と白梅」を紹介します。
　梅は平安時代以降に薬用として中国より伝来。
　梅の種類は３００種以上あり、大きくは紅梅と白梅に分けられ木の断面が紅梅は紅、白梅は白だそうです。
　花の合言葉は「高潔」「忍耐」「忠実」。　


第４日目・２０２０年１月１１日（日）
　昨日「高雄」から台湾東南部にある「台東」へ列車でやってきました。
　今日は戦前日本人によって開拓されたかっての移民村「龍田村」を訪れたいと思います。


＜行程＞
　　１日目・１月　８日（水）　自宅→関空～高雄（泊）
　　 https://4travel.jp/travelogue/11593960
　　２日目・１月　９日（木）　高雄二日目（泊）
　　 https://4travel.jp/travelogue/11596953
　　３日目・１月１０日（金）　高雄→台東（泊）
　　 https://4travel.jp/travelogue/11600344
　　４日目・１月１１日（金）　台東二日目（泊）
「宿泊先」
　　Ｋ２　Ｈｏｔｅｌ
「今日の支払額」
　〇　宿泊代 　　　　　　４９６ＮＴＤ＝１,８９０円　
　〇　食事代　　 　　　　３２３ＮＴＤ＝１,２３０円
　〇　交通費 　　 　 　　 ２６０ＮＴＤ＝　 ９９０円　　
　〇　その他 　 　　　　　　　　　 　　 　 　　０円　　　　　　　　
　　　　 　　　 　　　 　合　計 　 　 　 ４,１１０円
「通　貨」
１ＮＴＤ（ニュー台湾ドル）　　　　　　 ＝　３.８円
「今日の歩行」
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　１４,０９６歩

エリア 台東(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿を１０:００に出て駅へ。
　近道をすると２匹の犬が吠えて近づいてきました。
　走って逃げるとかえって追いかけてくるのでこちらから向かっていきます。
　そうすると吠えながら逃げていきます。
　タイで幾度も経験しました。
　今回は。
　逃げずに吠え方がすごくなってきましたが近くの家の人が出てきて追っ払ってくれました。
　次回からどの様に対応すればいいんだろうか。

　台東駅へ。
　明日、弁当で有名な「池上駅」への列車時刻を確認。

　駅の隣に街中のバスターミナル行きのバスが出ています。
　時刻表があり１５分後に出るので乗って待ちます。

　お客さん２人でバスは街中へ。
　ＩＣカードを利用。（バス代３０ＮＴＤ＝１１０円）
　約３０分で到着。

　バスターミナルのオフィスへ。
　前回来た時より建物が大きく変わっていました。
　以前泊まった事のある「金安旅館」はなくなっていました。
　チェックアウトの時宿のおばあさんが「今度はいつ来るか」と云われた事を思い出しました。
　「龍田村」へのバスを聞くと時間と出発ホームを教えてくれました。
　待ち時間が５分もありませんでした。
　３人のお客さんを乗せてバスは出発。


　

　今日は台湾の総統等の選挙日。
　こちらの建物は投票場所になっていました。

　小さなボロバスは北上。
　袋詰めされた果物の木が続いていました。
　台東名産の「釈迦頭」。
　皮を剥くと白い果実、生クリームの様な味がします。

　心細くなるほど民家も殆ど見つからない山の奥をバスは登って行きます。
　そして約１時間で比較的大きな集落へ。
　運転手さんがこの食堂の前で降ろしてくれました。（カードで支払い１００ＮＴＤ＝３８０円）

　案内板を見つけました。
　「日式校長宿舎」が６１０ｍ先。

　街中の大きな一本道を進みます。
　鹿田村は小さな村ですが道は碁盤の目状になっていて、整備されたサイクリングロードもあるそうです。　

　釈迦頭とパイナップルが産地、大きなパイナップルの像がありました。　

　生垣にはきれいなハイビスカスの花が。
　ここは南国。

　１９１５年より長野県や新潟県出身の日本人によって開拓され、多い時は１３５０人暮らしていたかっての移民村。
　終戦後は皆引き上げましたが統治時代は「鹿野村」と呼ばれていました。　
　こちらは日本小学校の校長先生の宿舎。　

　保存状態は良いようです。　

　こちらは鹿野村役場。

　こちらは託児所。

　台湾で一番古い託児所だそうです。
　保存状態は良くありません。

　風景に似合わないほど綺麗な喫茶店を見つけました。

　おばちゃんが一人で仕切っていしていました。
　日本語で対応してくれました。
　顔を見ただけで日本人とよく分かったな。

　大きめのコップにいっぱいのコーヒー。（１３０ＮＴＤ＝４９０円）
　時間をかけてゆっくりと飲みました。
　そしてトイレがきれいだった。

　鹿野神社が２０１５年に再建されたそうです。

　訪れてみました。

　統治時代の神社。
　壊れて朽ち果てていましたが地元の方々だ再建されたそうです。　

　サイクリングロードもあるそうです。
　そういえば大きなレンタサイクル店がありました。
　サイクリングもしないで帰ります。

　台東のバスターミナルに到着。
　ターミナル前は「台東鉄道芸術村」になっています。

　かっての台東と花蓮を結んでいた軽便鉄道の終着駅を改装した記念公園で今は市民の憩いの場所となっています。
　旧駅舎は取り壊されましたが鉄路局は残され、光華号などが保存されています。
　かって使われたホームや改札口も。　

　バスで台東駅へ帰りました。

　駅構内にある弁当販売店へ。

　豚肉がドーンと乗っている弁当を購入。（１００ＮＴＤ＝３８０円）
　日本の駅弁のような見栄えはよくありませんが食べ応えのある弁当。
　おいしくいただきました。

　宿に帰ってテレビをつけると今日の選挙経過速報が。
　現職の総統がかなり有利。
　当選確定となりました。

この旅行記へのコメント （1）

• コニさん 2020/03/01 20:50:09

  鹿野いいところですね

  この喫茶店のオバチャン私には日本語でしゃべってくれませんでした。鹿野の神社の横にある龍田文物館に一昨年徳利と猪口を置いてきました。去年行った時にきちんと展示してくれてあったので横に手ぬぐいを置いてきました。今年も行く予定。手ぬぐいどうなっているか、今年は何をおいてこようかたのしみです。