2020/02/14 - 2020/02/17
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sunnyさん
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2月のとある週末に赤道ギニアの首都マラボを訪ねた。
治安は良く、町歩き問題なし。政府の建物撮影は監視が厳しいので見つからないよう注意が必要。
ビザ
南アの赤道ギニア大使館で取得
フライト
UA特典旅行のチオピア航空ヨハネスブルク発マラボ行き往復
往路エコノミー17,500マイル、復路ビジネス30,000マイル
1か月以内の発券のため片道3,500マイルずつ加算され、計54,500マイル。
別途空港税等で14,290円、マラボ空港出国税が5,830円
観光情報
https://www.guineaecuatorialpress.com/index.php
ロンリープラネットのネット情報は
Yes, Equatorial Guinea has something of a reputation, with a history of failed coups, allegations of corruption, trafficked bushmeat and buckets of oil, but there is plenty to bring you to this country's beautiful black-and-white shores.
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日本語表記で赤道ギニアというので、赤道上にあるのかと思いきや地図で見ると北半球にあり赤道通ってない。
赤道ギニアの首都はアフリカ大陸側ではなく、ビオコ島にある。 -
取得に苦労する赤道ギニアビザ。幸い南アフリカに赤道ギニア大使館があるのでここで申請し取得できた。
在プレトリアの赤道ギニア大使館
受付の南ア人女性は親切でいろいろと教えてくれる。申請用紙は受付でもらう。 -
いずれevisaになるという情報あり。
現時点での南アでビザ取得のために大使館に表示されていた必要書類。 -
エントリービザは1,300ランド。某中央アフリカの国や北京で強制される賄賂はない模様。
発行された赤ギビザは・・・申請日の1月23日から60日間有効。
え?4月渡航予定で申請したのに期限切れるじゃないか。日付が申請と違うと言ってみるも「どうしてこんなに早く申請したの」と言われてしまう。
再度取り直しも面倒なので、もう2月の空いてる週末に行くことにする。
この即決・決断がこの後どんなに功を奏したことか。4月だとコロナで旅行できなかったから。 -
出発日の金曜日。
夕方モザンビークのマプト出張から戻り、スーツケースから旅行用のカバンに替えて、シャワー浴びて空港にとんぼ返り。
ET夜行便お決まりのB737の狭い3-3列シートでなく、今夜はB767が投入されての2-3-2の配列。3席独占でゆっくり寝られた。 -
朝5時過ぎにアディスアベバADD到着。空港職員全員マスク、欧米人もマスクしてるのを見て、コロナの脅威を実感する。
フライトスケジュールの電光掲示板がリニューアルしてる。
ETの路線開拓が凄まじい。
経営不振の南アフリカ航空は域内アフリカ路線を大幅縮小するようだ。もうそのうち統合されて、パンアフリカ航空誕生しちゃうんじゃないだろうか。 -
ETスタアラゴールドラウンジで朝ごはん。
3時間の乗り継ぎ。
朝の5時台は空いてたものの、7時過ぎると一気に席取り合戦になる。 -
この時期のタイムの表紙、話題がCovid19一色になりつつある頃。
南アは今のところ感染者はない(とされている)が、これだけハブ空港で人の出入りがあるのでもう時間の問題か。 -
アディスアベバからカメルーンのドゥアラまで。
カメルーン需要のために運行されてると思われるこのETフライトはアディスアベバ、ドゥアラ、マラボの三角飛び。
翌日の復路はアディス→マラボ→ドゥアラ→アディスというスケジュール。往路ともにカメルーン経由。 -
ドゥアラ空港で1時間ほど待機。何度か経由はしているけど降りたことない空港。
機内に我々20人ほど残った以外はみんな、ドゥアラで降りて行った。 -
ドゥアラからアディスへ向かうカメルーン人がたくさん乗ってきた。
首都マラボまでは30分、カメルーンの沖合にあるからすぐだね。 -
13時25分、定刻15分遅れでマラボ空港に到着。現在のターミナルの隣に新しい空港が建設中。
機内から出たあとすぐにアルコール液で手を消毒、そして体温測定・イエローカードのチェックと続く。 -
そのあと入国審査のイミグレカードを渡される。
航空会社ごとにフォームが違うみたいで、これはET版。
出国も同じカードを書かされる。
イミグレの列に並びながら、立ったまま記入。
国旗の中央の紋章はコットンツリー、パンヤの木 -
マラボでの連絡先を聞かれたので、ホテルの電話番号を伝える。
顔写真と、両手人差し指の指紋採取され、パスポートにスタンプ押され入国。
市内まではタクシー。
数年前の情報では3,000セーファーフランとあったが、5,000から下がらず。
市内のCaracolas地区からマラボ空港までは2,000フラン。 -
道路は右車線走るけど、乗ったタクシーは右ハンドルで左右ごっちゃになってる、中古車そのまま使ってるのね。
政府の建物の写真撮影は監視が厳しいと聞いていたので、タクシーの中からスマホでこっそり撮影。
スーダンで写真撮ってて警察署に連行された苦い思い出があるので慎重に。 -
宿はCasa Suit Capir
maps.meに表記されてる場所にホテルがなく、迷う。
最後はタクシー運転手が宿の人に電話してくれた。クレジットの残高なくてその辺の人から買ってくれてまで、ありがたや。
ちなみにGoogle mapの位置は正しかった。ダブルチェックが必要だな。。 -
ホテルの予約サイトの中で、マラボ市内では経済的な宿。
1泊65ユーロ、食事は別で10ユーロ。
熱いお湯が大量に出て、クーラーもある、文句なし。
wifiも重いデータ送信以外はさくさくつながる。
顔本は問題なくつながる、TwitterやLINEがつながらなかった。 -
マラボは24時間滞在。
町歩きする時間は今日の午後と明日の午前中なので、早速散策開始。
昼間は30度越え、15時過ぎで外はまだ暑い。 -
マラリア撲滅のための啓もう。
寝るときはモスキートネット使おう!絵で呼びかけ。
アフリカで推奨される予防接種はすべて打ってるけど、大洋州旅行に備えて最近風疹MMRを接種。イエローカードとvaccination Recordをパスポートと一緒に持ち歩いている。 -
美味しそうな魚の写真が目に飛び込んできた。
ランチはシーフード料理に決まりだ。
地元食狙いなら、ヤマアラシやアルマジロの肉が食べられるらしいよ。 -
現地女性のおしゃれ発祥スポット。
店を構えているサロンは少数で路上ヘアサロンのほうが圧倒的に多い。
アフリカンヘアスタイル、私も数年前にチャレンジした。
直毛過ぎてぴんぴん髪の毛が編込みの間から飛び出すし、頭皮もかゆくなり、2日でギブアップ。 -
よく見ると赤道ギニアの国旗がばっちり掲げられてた労働省の建物。
スマホで地図見てるふりして高速で撮影。 -
町は雑多な感じで、あまり統一感はない。
ときどきスペイン統治時代と思しきクリーム色の建物を見かける。
歩道がよく整備されていて、町歩きはしやすい。
タクシーは乗り合い、白タクも多い。市内移動では使わなかったので値段は不明。 -
結婚式を何組か見かけた。
式は西洋ウェディングドレスなんだね。
民族衣装らしき服を着ている人、あまりいなかったな。 -
挙式のあった教会
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緑の目を引く建物は、元ドイツ領事館
中は見れないらしいが、そもそも囲いに覆われてて中が見えない。 -
マラボで見どころの一つCatedral de Santa Isabel
がなんと火災で修復中。
中のステンドグラスが美しいので見たかったな。 -
教会は独立広場に面していて、公園挟んで反対側がソフィテル。
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広場を囲むようにベンチが置かれていて、タイルの絵がきれい。
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どこ歩いても観光客らしき人は皆無。ここも数少ない観光ポイントなんだけどな。
赤道ギニアに観光で来たいなんて人は、自分含めてモノ好きか国制覇組くらいだろうなあ。 -
カテドラルを通り過ぎて海沿いに出た。
東側はものものしい警備、地図で見たらプレジデントエリア、近づいたらダメなところ。西側に向かって進む。
2000年のシドニーオリンピックでおぼれながら泳いで一躍有名になった赤ギ出身のエリック・ムサンバニさんはこの海で練習してたんだろうか。 -
現大統領ンゲマ様の写真、赤ギ2代目大統領で1979年から続くアフリカ最長政権。
任期は7年で再選制限がないそうな。
もう終身大統領路線でお願いします。 -
こっちは独立記念日を讃える看板。
1968年12月10日にスペインから独立 -
Ave. de la Independensia
政府機関、銀行、カフェなどが軒を連ねる -
土曜の午後、閑散としている首都の大通り。
ガソリンスタンドの値段見ると、リッター350フラン、0.5ユーロくらいで安い。
現地の人からオーラ!ニーハオ!とすれ違いざまに控えめに声かけられる。
ウェルカムな感じはしないが、嫌そうにもされない。 -
遅めのランチは、同僚から教えてもらったレストランLa Luna
ガラス張りの窓からは海が見える
レストランの庭ではこのあと開催されるパーティーの準備がされていた。 -
歩き回ってのど渇いたー!
ローカルビールはないのでギネスを。
去年の9月にダブリンで飲んだギネスの味とは天と地の差があるなあ -
レストランの中からだと写真撮影は大丈夫だろう、
奥の森のようなところがプレジデントエリア。 -
初めに海鮮たっぷりの少しスパイシーのスープ、続いてメイン。ポーションでかい。
キャッサバかな青菜とジンジャーをココナッツミルクで煮たもの。
エビは完食し残りも頑張って食べる。バナナのフリットはあっさり味。
会計は21,000セーファーフラン。 -
これも政府の建物。
少しずつ写真撮影が大胆になってきている!いかんいかん。
でも警官らしき人いないんだよなあ。
治安要員が路上でもID確認すると聞いてパスポート持ち歩いてた。幸い一度も身分確認されることもなかった。 -
ナイジェリア通り。
地図上では、ここビオコ島の首都からは、赤道ギニアの大陸側の町までよりも、ナイジェリアの湾岸の町ほうが距離的に近い。 -
カフェも外から見る限り洒落ている。
外にテーブルと椅子だけ並べた庶民バーも多く昼からビール飲んでる人がたくさんいる。
ビールは瓶・缶1つ500セーファーフラン、100円しない。ペットボトル入り水1リットルと同じ値段。
翌朝ホテルでコーヒー飲もうとしたらエスプレッソマシンが故障していた。
代わりに朝からビール出てきた。
お酒に困らないこの国では快適に過ごせそうw -
銀行やモールにはまだクリスマスツリーが飾られている。
手前の白い車のがタクシー。
歩いていると通りがかりに客引きのクラクション鳴らされる。
産油国で余裕があるのか、島ののんびりした性格なのか、タクシーもしつこくなく吹っ掛けてはくるもののボラれることはなかった。 -
日本食レストランYUTAKA。
オーナーは日本人女性という話だが、日本に帰ってしまったと聞いた。 -
最近どこに行っても見かける、I love xx地名
マラボでここでは見つけられなかった。
その代わりにこの写真を、マラボって書いてるし。 -
道路などインフラは南アフリカとそん色ないほど整備されている。
オイルマネーすごいな -
最後に赤道ギニア大学を外から見て、宿に戻る。
宿で一休みしてから近くの庶民バーに飲みに行こうと思っていたのに、そのまま寝落ちしてしまった。
翌朝、日の出は6時半。 -
今日も太陽がぼんやりと霞む。カラっとした青空が拝めない。
メルカドの近くの民家がごちゃごちゃしているエリアを歩くとゴミや生活排水の臭いが鼻を突く。 -
メルカドの一角にヘアサロンコーナー。
ヘアモデルが何十種類もある。 -
ちょうど編込んでる女性に写真の許可をもらって撮影。
器用に編込んでるなあ、スピードも早い。 -
中国が作った公園
パン屋で菓子パンを買って朝ごはんにする。250セーファーフラン。
宿代65ユーロを70ユーロ払ってお釣りはセーファーフラン。
5ユーロが3,000フランになって戻ってきた。 -
宿のエスプレッソマシン故障で、朝ごはんはパンとビールという変な組み合わせ。
コーヒー1,500、ビール500だって。
路上でタクシーをつかまえて空港へ。2,000フラン。
運転手は数か国語話す楽しいおじさんだった。
コインはチップで使い切るも、セーファーフランの札束が何枚か残ってしまった。
来週から出張するコートジボワールも通貨がセーファーフランだけど、西アフリカと中央アフリカでは紙幣の種類が違うので使えない。 -
チェックインの建物と出国審査搭乗の建物の入り口が異なる。
昨日と同じイミグレカードに記入し、出国審査で顔と指の指紋確認。
最後のセキュリティーチェックで財布の入ったバックを入念にチェックされ嫌な予感。ユーロやドルはスルーしてセーファーフランを見つけ出し1枚抜き取られる。
え?何のため?→これは持ち出し禁止だ!
持ち出し禁止なら、なんで1枚だけ抜きとるの?→ルールだ!
意味が分からない!もし持ち出し禁止のルールなら全部持っていくでしょ!と言って取り返した。
積極的にくすねてやろうというかんじでない。あっさり引き下がった。
スタアラGで使えるラウンジあるようなので、VIPのサインを進んでいく。
ボーディングパス見せるとソファーだけ置かれた部屋に案内される。飲み物等一切なし。ETのクルーや政府の役人みたいな人たちが入ってくる、雑多なラウンジだな。
プライオリティパスのラウンジは夕方5時からオープンで使えなかった。 -
帰りは夜行フライトのあと仕事なので、UAマイル放出でビジネスクラスを確保。
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アディスアベバからヨハネスブルグ間は寝るだけなので、ここでしっかりご飯を食べておく。
前菜もメインも味はそんなに悪くないけど、盛り付け豪快だなあ。 -
メインのチキン食べながら、映画を何本か見る。
アカデミー賞の韓国映画パラサイト
邦画は柴公園、かわいい柴犬が出てくる
久しぶりにinvictus。1995年南ア開催のラグビーワールドカップで弱小チームで登場する日本は252失点してたけど、今や強くなった。 -
食後はポートワインとチーズ。
昼過ぎ12:50にマラボを出発し、ドゥアラを経由してアディスアベバに着いたのは20:40。時差2時間考慮して6時間かかった -
ETビジネスラウンジに、St.Georgeのドラフトビールがあった。
夜8時以降の混雑の時間帯でも、ゴールドラウンジに比べてはるかに広いので、窮屈さは感じない。
最後のフライトのヨハネスブルグ行き。隣がいないと思ってたら、非番のクルーが乗ってきた。体臭がきつい><空調オンにしてスカーフで鼻と口をシャットアウト。
午前3時52分にヨハネスブルク到着。機内待機のまま体温チェックされ、全員問題ないようで降ろされる。
イミグレでwelcome backと初めて言われる。車で高速飛ばして帰宅。
アフリカで難関の一つだった赤道ギニア攻略終了。
残る難関は、中央アフリカ、チャド、リビア。最後まで残りそうな…
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