2017/02/16 - 2017/02/19
104位(同エリア175件中)
ちゃおさん
この邸宅が誰のものだったのかは分からないが、室内には贅沢な調度品、工芸品、骨董品が飾られている。これ等の美術品が当時のものか、後から共産党政府がこの施設を再建した際に、お金にあかせて集めたものかは分からない。これ等を見ても自分にはその価値を評価する能力はなく、ただ写真を撮ること位が精々できることだが、同じような思いは他の同行者も同様で、20数人の参加者の中で、誰一人じっくりと見入る人もいなかった。我々レベルの日本人には住む世界が違うのだろう。
ガイドの黄さんからの説明もなく、多分彼も学生時代中国の歴史教育など殆ど受けていなかっただろうし、自分から興味を持って進んで学習しない限り、そうした知識にも疎いに違いない。あからこうした室内で余り時間を取ることもなく、通り過ぎていくだけだ。骨董品はお金で集めることは出来るかも知れないが、一度失われた歴史、文化、伝統、人々の教養を取り戻すには、お金だけでは買う事のできない価値があるのだろう。
中国官窯は景徳鎮以外にも数か所あって、このツボがどこの窯で焼かれたのかは分からないが、似たような図柄のツボは日本でも普通に見られ、清の時代、日本にも大いに輸出あれたのだろう。この解説文は「僧隠双山」も左から右に向かって書かれているが、昔の中国も日本も横書きは右から左方向に書かれていた。西洋のアルファベットの横文字が移入されてきてから、戦後の日本も最近の中国も左から右に書くように変化してきた。世の中、段々そんな風に変わって行くのだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
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