2019/12/30 - 2019/12/30
282位(同エリア404件中)
七面鳥さん
台湾入国2日目。
お目当ての旧型客車列車を使って東海岸の都市「花蓮市」を目指します。
鉄道マニアの私は台湾で最高の列車旅を楽しむ事にします!!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2019年12月30日の朝、半年前と同じ宿の部屋から眺める景色も・・・全く同じ(爆
あひる家 ホテル
-
台湾では朝食は外で買って食べるのが常識なので、宿の近くにはいくつかの朝食屋があります。
せっかくなので、半年前とは違った店へ・・・と向かったら、こんな張り紙が。
台湾では日本のような年末年始休みが無いと思ったらそうでもないようです(涙
「公休って、ナンダヨー!!」(チューヤン口調で) -
結局、半年前に入った店で殆ど同じ物を買って持ち帰り(外帯「ワイタイ」)
-
台湾の朝ごはんと言えば揚げパンです。
-
半年前と全く同じ位置の宿のテーブルで食べました(タイムスリップでもした気分)。
-
この日は東海岸の街「花蓮市」を目指すのですが、のんびりした行程。
台湾鉄道高雄駅を9:20の列車なので、朝の高雄市街を歩きながら駅へ向かいます。 -
来年1月11日に台湾立法院選挙があるので、街角で候補者が街を行く人達に「ニーハオ!!ニーハオ!!○▽×○(ここから先はよく分からない)」と明るく挨拶しながら演説していました。
-
この時点での高雄駅は大規模工事中で、入り口までが非常に遠回りとなっており、土地勘の無い人は戸惑います。
高雄駅 駅
-
駅の中はきれいになっている高雄駅。
-
ここから特急列車「自強号」で枋寮駅まで乗りますが、そこまでの区間だと特急乗車券でなく「悠遊カード」で立席乗車が出来ます。立席と言っても空いている席があれば座っても構わないので、列車が満席で無い限り、お徳どころか自分の好きな位置の席に座れてしまうメリットがあります。
この「自強号」は電車でなく気動車(ディーゼル駆動)なので、鉄道マニアにとっては非常に面白い存在です。私は駆動エンジンの真上の席に座り、エンジン音と車窓を収録します!! -
ステンレス製の日本製気動車特急なので、一見するとキハ187系やJR四国の2000系のようですが、性能はキハ58に毛が生えた程度。
変速1段直結1段なので、エンジン音のわりに加速はゆっくり。まるで国鉄気動車の旅です!!
乗車している屏東線は、先日に電化区間が延びて、枋寮駅までも電車特急が乗り入れるようになりました。
架線下区間を気動車特急は性能をフルに使って快走します。 -
車窓には南国らしい景色が広がり、ここは日本では無いと印象付けられます。
-
-
列車は台東まで走りますが、今回の旅の目的である旧型客車列車の乗り換えの為に途中下車。
-
この日は月曜日で、平日にあたる日なので混雑しないと予想していたのですが、駅前は旅行者っぽい人で溢れかえっていました(大丈夫かな)。
枋寮駅 駅
-
とりあえず弁当と飲み物を購入。 駅へ戻ると駅前に散らばっていた人達が改札付近へ集まっており、急いで切符を買って改札の中に入りました。
-
ホームには既に私と同じ目的と思われる乗客がおり、私も早めに列車の停止位置で待機。
-
お目当ての列車が入線!!なんと機関車が重連で、客車は日本製の旧型客車が連結されていました!!
-
驚いた気持ちを抑えて、冷静に乗り込んで座席の確保。
発車まで時間があるので列車の撮影をします。日本人と思われる方も目に付きましたが、何故か現地のツアー(?)の団体が多く、発車10分前には殆ど満席となってしまいました。これは想定外・・・。 -
満席なので荷物を広げる訳にいかず、狭い区画で弁当を食べて撮影しないといけません(汗。
-
それでも何とか車窓の撮影と動画撮影は出来ました。
-
機関車近くなので凄まじい轟音がします。写真等で見るとのんびりしたローカル列車に見えますが、実際に乗ると機関車からの爆音と衝撃波、非冷房の為窓からの強烈な風により快適度は0どころか、絶叫マシーンにでも乗っている気分です。
この列車は鉄道マニア以外にはお勧めできないので、仮に同行程の人と台東方面へ移動するなら、鉄道マニアの方以外は後続の「自強号」の利用をお勧めします。 逆にゲテモノ系のワイルドな列車が好きな奇人には、クセになるくらい楽しいでしょう(笑 -
この列車が走る南廻線は殆どは海側を通りますが、山越えの景色の見応えもなかなかのものです。
トンネルが非常に多いので、凄まじい騒音は覚悟しましょう。 -
各駅停車タイプの普快車とはいえ、駅間距離が長いので、かなりの速度を出します。
https://www.instagram.com/p/B6r8ga3phcb/ -
枋野駅で停車。
ここはホームが無い駅ですが、信号所として重要な役割があるので、殆どの列車が停車します。 -
枋野駅から長いトンネルをいくつも越えて、視界が明るくなると太平洋側の東海岸地域へ。
-
-
-
窓を全開にして、列車がポイントを渡る音を楽しみます。
まさに日本の国鉄時代の列車に乗っている錯覚になります。 -
この辺りも未開発の所が多く、昔の台湾の原風景が広がります。
-
金崙駅で殆どのツアー客が下車し(恐らくツアーバスが待機している)、終点の台東までは僅かな地元利用客と鉄道ファンだけが残り、車内が静かになります。
-
残り僅かな区間ではありますが、トンネルも少なく列車はフル加速を繰り返しながら快走するので、動画撮影したいならここからがお勧めです。
-
-
視界が開けてくると終点の台東駅へ。
-
東海岸では比較的大きな都市とは言え、周辺の観光地の拠点の役割をもった地方都市です。
街の規模は決して大きくないけれど、駅は台北や高雄等からの優等列車が停車している事が多く、乗ってきた旧型客車列車とは対照的に、最新型の車体傾斜式特急電車や振り子式電車など、見ていて飽きる事はないでしょう。台東駅 駅
-
ここで約40分の待ち合わせで、次の呂光号に乗り換えます。
-
-
呂光号は機関車牽引の急行列車と言った位置づけで、台東から北は電気機関車による牽引の為走行音は静かです。
-
客車列車とはいえ車両そのものは20年くらい前に製造され、近年は更新工事も行われているので車内に居る分には古臭さを感じませんが、ちょっと物足りない印象はあります。
台東~花蓮は線路の付け替え等で私が以前に乗車したルートではない所を走る区間が増えました。 -
-
-
沿線の人口は少ないので、優等列車以外の各駅停車の列車の本数は非常に少ないです(そのわりにロングシートの通勤電車が使用されている(涙)。
この車窓は何故か北海道の石北本線に似ている気がします(謎 -
途中には米どころで有名な「池上」や温泉のある「瑞穂」などがあります。 時間にさらに余裕があれば途中下車してサイクリング等を楽しむ事が出来るのですがね。
-
決して速くない列車は2時間半ほどかけて花蓮駅に到着。
ここは東海岸で最大の都市なので、駅に近付くと市街地が広がります。花蓮駅 駅
-
花蓮駅に着いて自分が乗ってきた列車の後部に「キティちゃん仕様」の特別車両が連結されている事に気がつきました。
-
この車両は特別車両なので一般の乗客は乗車出来ないです。外観だけでなく車内も面白い仕様になっております。
-
鉄三昧になった2日目。
そろそろ花蓮市の宿へ向かいましょうか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
あひる家
3.67
台東(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47