ルーマニア～セルビア陸路での移動について

2019/12/30 - 2019/12/30

クリスマスシーズンから年始にかけてルーマニア～セルビア～ボスニア・ヘルツェゴビナを旅行してきました。

ここではルーマニアからセルビアまでの陸路移動について、情報がなかなかないので紹介したいと思います（私もネットのブログで得た情報を参考に移動しました。）。利用する人もあまりいないとは思いますが、誰かの役にたてばと思い投稿しています。

12月30日にルーマニアのティミショアラからセルビアのベルグラードまでミニバス（バン）で移動しました。私が調べた限りでは、ルーマニアのティミショアラから陸路でセルビアのベオグラードに移動する列車はないので車での移動となります。

エリア ベオグラード(セルビア)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス

ルーマニア西部で最大の都市ティミショアラ。セルビアの国境に近い都市です。

ちなみにこの場所（まさにこの広場）では1989年12月に民主革命の口火を切ったチャウシェスク政権の抗議運動が始まった場所です。

テイミショアラからベオグラードまではGEA TOURSという会社のミニバスで行く事ができます。早めに予約をしようと思い、１２月上旬にメール連絡したのですが”タイムテーブルはない、他の客の状況によるので時間はまだ約束できないので出発時間は１日前に決定する、何時の出発が希望か？”とのメール連絡でした。そのため希望時間を伝え、2日前に電話し時間を確認。当日の１２時～１３時の間に迎えに来てもらうとのことで話がつきました。出発時間がはっきりできないのはその時に利用する客の状況によるようで、この時は空港でピックアップする客がいるため、空港での荷物受け取りやらなにやらで時間がかかる可能性がある、とのこので仕方がない事と思います。ですから遅れる可能性もあります。

これは実際に迎えに来た車です。他に客はイタリア人旅行者４人、西洋人カップル２人と私とスペイン人彼とドライバーをいれて計9人での出発です。

GEA TOURSのホームページ
https://geatours.rs/en/home-en/

GEA TOURSののメール
[e-mail]

GEA TOURSの電話
[phone]
[phone]
[phone]
[phone]

ティミショアラで宿泊していたアパート。アパートのそばの駐車場まで迎えにきてくれます。到着時間は到着の１５分前に携帯電話に連絡をくれるとのことした。予想の通り少し遅れましたが、１３時過ぎに無事出発。

バンの中（普通のバンです）。
助手席に２人、２列目に３人、一番後ろに３人で満席です。私たちは一番後ろに座りました。

途中で寄り道をしたりする。ティミショアラ市内から国境までは１時間くらいかと予想していましたがもう少し時間がかかりました。ここは途中で寄ったショッピングモール。

国境越えは簡単です。運転手がみんなのパスポートを車内で回収し、ルーマニア出国時にパスポート審査官に渡します（出国のためか何のチェックもなし、バンの中も確認しませんでした）。

５分ほど走ると今度はセルビアの入国審査です。

セルビアの入国も同じように簡単でしたが、一応戻す時は一人一人名前を呼んで乗っているか確認をしてパスポートを返してくれました。

国境地帯では待ち時間もいれて２０分程度しかかからなかったかと思います。出入国審査ではドライバーも含め誰も車の外には出ませんでした。審査官もブースに座ったまま。イメージとしては高速道路でお金を払っているような感じです。

ちなみに左上がルーマニアの出国スタンプ、一番左下の車のマークがついたスタンプがセルビアの入国スタンプです。

セリビアに入国直後。特になにもない。

セルビアに入国直後の村の様子。

ベオグラードに夕方１７時過ぎに到着。ベオグラード市内の宿泊予定のアパートメントまで送ってくれますが、他の客を順番に降ろすのでアパートメントに着いたのは到着見込時間より３０分以上遅くなってしまいました。ティミショアラ市内からベオグラード市内まで距離からすると３時間弱の距離かと思いましたが...簡単とはいえ一応国境越えもしましたし、途中で寄り道をしたりするのでどうしても時間がかかってしまいます。その時の状況により異なりますので時間は余裕をもって考えたほうがいいです。

ちなみに料金は１５ユーロ　キャッシュで運転手に渡します。確認するとルーマニアレイ、セルビアディナール、どれも受け付けてくれるようです。私たちはルーマニアレイが余っていたのでレイで７５レイ払いました（ユーロで払うより少し割高なようです）。ただセルビアでルーマニアレイを両替してくれるところがあまりないのと、してくれてもレートがめちゃくちゃ悪いのでルーマニアに戻る予定がなくてお金が余っている人は使い切ったほうがいいと思います。