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 1年の福を願う七福神詣、今年も昨年に続き谷中の七福神を詣でます。<br />江戸最古で、参詣人も多く、御利益が大きいように思うからです、仲間を誘うと18人集まりました。<br /> 6日10時30分にJR田端駅に集合歩き始めます、先ず福禄寿から、恵比寿、布袋尊、寿老人、毘沙門天、大黒天、弁財天の順に回ります。<br /> それではご一緒にどうぞ。

2020年七福神詣(谷中七福神)

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2020/01/06 - 2020/01/06

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愛吉

愛吉さん

 1年の福を願う七福神詣、今年も昨年に続き谷中の七福神を詣でます。
江戸最古で、参詣人も多く、御利益が大きいように思うからです、仲間を誘うと18人集まりました。
 6日10時30分にJR田端駅に集合歩き始めます、先ず福禄寿から、恵比寿、布袋尊、寿老人、毘沙門天、大黒天、弁財天の順に回ります。
それではご一緒にどうぞ。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
友人
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  1月6日、午前10時30分、JR田端駅に集合。

     1月6日、午前10時30分、JR田端駅に集合。

  •  田端の切通しを抜け、先ず福禄寿を祀る東覚寺を目指します。

     田端の切通しを抜け、先ず福禄寿を祀る東覚寺を目指します。

  •  東覚寺門前に到着。<br />山門横の護摩堂前に立つ赤紙仁王、寛永8年(1641)の造立。<br />本来は門前を守る金剛力士像なのですが、赤紙で判りません。<br /> 身体の悪い部分に赤紙を張ると効果があるそうです、但し頭の悪いのは除外されます。<br />

     東覚寺門前に到着。
    山門横の護摩堂前に立つ赤紙仁王、寛永8年(1641)の造立。
    本来は門前を守る金剛力士像なのですが、赤紙で判りません。
     身体の悪い部分に赤紙を張ると効果があるそうです、但し頭の悪いのは除外されます。

  •  身体中赤紙だらけで隙間が在りませんね。

     身体中赤紙だらけで隙間が在りませんね。

  •  赤紙を張って効果があったら、お礼に草鞋を奉納するしきたりです。<br />草鞋の数も多いです。

     赤紙を張って効果があったら、お礼に草鞋を奉納するしきたりです。
    草鞋の数も多いです。

  •  傍に建つ解説板。

     傍に建つ解説板。

  •  では山門を潜り境内に入りましょう。<br />やはり並んでますね。

     では山門を潜り境内に入りましょう。
    やはり並んでますね。

  •  福禄寿、本堂の一番前に御出ましです。<br />招徳、人望、長寿、子孫繁栄を担当します。

     福禄寿、本堂の一番前に御出ましです。
    招徳、人望、長寿、子孫繁栄を担当します。

  •  本堂に入りご本尊に、今年一年の守護もお願いします。<br />寺歴の古さを感じさせる、良い寺です。

     本堂に入りご本尊に、今年一年の守護もお願いします。
    寺歴の古さを感じさせる、良い寺です。

  •  ここの本堂には閻魔大王が居り、生前の行いを監視しています。

     ここの本堂には閻魔大王が居り、生前の行いを監視しています。

  •  次は2番目恵比寿の青雲寺に回ります。

     次は2番目恵比寿の青雲寺に回ります。

  •  ここも並んでます。

     ここも並んでます。

  •  順番を待ちます。

     順番を待ちます。

  •  恵比寿様。<br />鯛を抱えて、商売繁盛、交通安全の担当神です。

     恵比寿様。
    鯛を抱えて、商売繁盛、交通安全の担当神です。

  •  境内には江戸時代の作家滝沢馬琴の筆塚があります。<br />1809年の建立とか。

     境内には江戸時代の作家滝沢馬琴の筆塚があります。
    1809年の建立とか。

  •  3ッ目は日暮し布袋の修性院です。<br /> 江戸時代中頃から、ここら辺りは日暮しの里と呼ばれ、花木や草花が生い茂る江戸市民行楽の場所でした。<br />その中心がこの修性院で、当時から日暮し布袋と呼ばれる存在でした。<br />尚現在地名となった日暮里は日暮しの里を縮めたものです。<br /> この絵は修性院の土塀に嵌め込まれたタイル画。

     3ッ目は日暮し布袋の修性院です。
     江戸時代中頃から、ここら辺りは日暮しの里と呼ばれ、花木や草花が生い茂る江戸市民行楽の場所でした。
    その中心がこの修性院で、当時から日暮し布袋と呼ばれる存在でした。
    尚現在地名となった日暮里は日暮しの里を縮めたものです。
     この絵は修性院の土塀に嵌め込まれたタイル画。

  •  矢張り参詣人が多くいます。

     矢張り参詣人が多くいます。

  •  布袋様は本堂の横に鎮座、靴を脱いでお参りしましょう。

     布袋様は本堂の横に鎮座、靴を脱いでお参りしましょう。

  •  大きな布袋様です、メタボな神様ですが愛嬌があります。<br />度量、夫婦円満を担当します。

     大きな布袋様です、メタボな神様ですが愛嬌があります。
    度量、夫婦円満を担当します。

  •  谷中銀座を通り

     谷中銀座を通り

  •  夕やけだんだんを登ります。

     夕やけだんだんを登ります。

  •  観音寺の築地塀に立寄ります。<br />街中に是だけの築地塀が残るのはここだけ、登録文化財に指定され、まちかど賞も受賞しました。<br /> 時代劇の背景によく使われます。

     観音寺の築地塀に立寄ります。
    街中に是だけの築地塀が残るのはここだけ、登録文化財に指定され、まちかど賞も受賞しました。
     時代劇の背景によく使われます。

  •  4番目の寿老人、長安寺に到着。

     4番目の寿老人、長安寺に到着。

  •  墓地に狩野芳崖の墓が在ります。<br />明治画壇の重鎮でした。

     墓地に狩野芳崖の墓が在ります。
    明治画壇の重鎮でした。

  •  寿老人は本堂の中、靴を脱いでお参りしましょう。

     寿老人は本堂の中、靴を脱いでお参りしましょう。

  •  寿老人<br />長寿延命を担当します。

     寿老人
    長寿延命を担当します。

  •  堂内では御朱印を押すのに大忙しです。

     堂内では御朱印を押すのに大忙しです。

  •  谷中の墓地に入って来ました。

     谷中の墓地に入って来ました。

  •  俳優長谷川一夫の墓。

     俳優長谷川一夫の墓。

  •  谷中墓地の突き当りが五番目、毘沙門天の天王寺です。<br />江戸時代、江戸の三富と云われ、富くじを許された三寺院(湯島天神、目黒不動、谷中天王寺)の一つで由緒ある寺院です。<br /> 谷中の墓地が造られたのは明治に入ってから、それ迄は天王寺の境内地でした。

     谷中墓地の突き当りが五番目、毘沙門天の天王寺です。
    江戸時代、江戸の三富と云われ、富くじを許された三寺院(湯島天神、目黒不動、谷中天王寺)の一つで由緒ある寺院です。
     谷中の墓地が造られたのは明治に入ってから、それ迄は天王寺の境内地でした。

  •  こちらが本堂。なんとなく奈良の唐招提寺に似ています。

     こちらが本堂。なんとなく奈良の唐招提寺に似ています。

  •  毘沙門天はこちら毘沙門堂に鎮座、小さいながら専用の住居を持っています。

     毘沙門天はこちら毘沙門堂に鎮座、小さいながら専用の住居を持っています。

  •  毘沙門天、知恵と勇気を担当します。

     毘沙門天、知恵と勇気を担当します。

  •  六番目は上野公園にある大黒天の護国院。

     六番目は上野公園にある大黒天の護国院。

  •  護国院は寛永2年徳川家の菩提寺寛永寺が造営された時、同時に造られた支院1号寺院。<br />その後3代将軍家光から大黒天の画像を拝領した事から、護国院の大黒として信仰を集めます。

     護国院は寛永2年徳川家の菩提寺寛永寺が造営された時、同時に造られた支院1号寺院。
    その後3代将軍家光から大黒天の画像を拝領した事から、護国院の大黒として信仰を集めます。

  •  大黒天は本堂の中、靴を脱いてのお参りです。

     大黒天は本堂の中、靴を脱いてのお参りです。

  •  ご本尊のお前立が大黒天像です。<br />普通七福神は正月の七福神詣の期間のみお前立を務めますが、その他はあくまでも脇侍として扱われています。<br />ここは大黒の寺として、あまりにも有名になった為常時前立を務めます。

     ご本尊のお前立が大黒天像です。
    普通七福神は正月の七福神詣の期間のみお前立を務めますが、その他はあくまでも脇侍として扱われています。
    ここは大黒の寺として、あまりにも有名になった為常時前立を務めます。

  •  それでは大黒様をアップで。<br />袋を背負い、手には打ち出の小鎚、担当は福徳開運、立身出世。

     それでは大黒様をアップで。
    袋を背負い、手には打ち出の小鎚、担当は福徳開運、立身出世。

  •  境内には小さな雪囲いが草花を守り、住職の心使いが感じられる良い寺です。<br />では次に回りましょう。<br /><br />

    境内には小さな雪囲いが草花を守り、住職の心使いが感じられる良い寺です。
    では次に回りましょう。

  •  最後七番目の弁天様を目指して不忍池の畔を歩きます。<br />途中森鴎外新婚の家(ホテル鴎外荘)があるので立寄ります。<br />鴎外はこの家で小説家としての処女作「舞姫」を執筆しました。<br />

     最後七番目の弁天様を目指して不忍池の畔を歩きます。
    途中森鴎外新婚の家(ホテル鴎外荘)があるので立寄ります。
    鴎外はこの家で小説家としての処女作「舞姫」を執筆しました。

  •  門を潜り玄関の脇に立ちます。

     門を潜り玄関の脇に立ちます。

  •  玄関に入り中を覗くと、正月用に綺麗に調度されて居ました。

     玄関に入り中を覗くと、正月用に綺麗に調度されて居ました。

  •  七番目の弁天堂に到着。<br />不忍池に浮かぶ弁天島に建っています、弁天堂は東叡山寛永寺のお堂の一つ。<br /> 京都に倣い上野の山を東の比叡山として東叡山と名付け、麓の池を琵琶湖に見たて、竹生島に準えて島を築き一堂を建てました。

     七番目の弁天堂に到着。
    不忍池に浮かぶ弁天島に建っています、弁天堂は東叡山寛永寺のお堂の一つ。
     京都に倣い上野の山を東の比叡山として東叡山と名付け、麓の池を琵琶湖に見たて、竹生島に準えて島を築き一堂を建てました。

  •  島に通じる陸橋を渡り弁天堂に近付きます。

     島に通じる陸橋を渡り弁天堂に近付きます。

  •  拝殿に上がり参拝します。<br />珍しい八臂の弁天様です。<br />ご本尊は厨子の中、お前立の弁天様ですがご本尊とほぼ同一だそうです。<br /> 福徳円満、技芸上達の担当です。

     拝殿に上がり参拝します。
    珍しい八臂の弁天様です。
    ご本尊は厨子の中、お前立の弁天様ですがご本尊とほぼ同一だそうです。
     福徳円満、技芸上達の担当です。

  •  拝殿の天井画は児玉希望画伯が奉納した竜の絵。<br />これで七福神全てを回りました、今年もきっと福が着き、良い事があるでしょう。<br /> それではこれで解散します、お疲れ様でした。 <br /><br />                          終

     拝殿の天井画は児玉希望画伯が奉納した竜の絵。
    これで七福神全てを回りました、今年もきっと福が着き、良い事があるでしょう。
     それではこれで解散します、お疲れ様でした。

                              終

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