2019/12/27 - 2020/01/04
1位(同エリア5件中)
キムチさん
2019年~2020年の年末年始は数日前にいきなり会社本社からの通達で、連休前後の有給促進日だった12/27.1/6が全社一斉休業となり11連休となった。
元々は12/27(金)はフレックスを利用して早退するつもりでいたが、もう少し早く分かれば他の国にも行くことができて、安い航空券が取れたのにと損した気分になりました。
(日程)
12/27(金)羽田~中国(北京)
12/28(土)中国(北京)~ドバイ
12/29(日)ドバイ~エジプト(カイロ)~ナイジェリア(アブジャ)
12/30(月)ナイジェリア(アブジャ)~オシュン(オショグボの森)
12/31(火)オシュン(オショグボの森)~アブジャ
1/1(水)アブジャ観光
1/2(木)アブジャ~カイロ
1/3(金)カイロ~ドバイ
1/4(土)ドバイ~羽田
(航空券)
中国国際航空 羽田~ドバイ 往復 約89000
エジプト航空 ドバイ~アブジャ 往復 約48000円
合計 約137000円
ナイジェリアといえばアフリカの国の中でも評判が非常に悪く、バックパッカーも避けて通る国。
以前、ドバイ空港で話したガーナ人、ベナン人も「ナイジェリア?あそこは酷い国だ、あんな国大嫌いだね」
「ナイジェリアに行きたいだって?お前みたいな白いのが行ったら持ち物を全部取られてしまうよ」などなど悪い話しか聞かないし、会社の人や友人にも非常に心配されました。
ナイジェリアはラゴスから入国して、そのまま隣国ベナンに抜けるだけの通り道、または国潰しのためだけに入国する人が多いようですが、そんな国だからこそじっくり見てみたいという思いがあった。
ラゴスはメジャールート、且つアフリカの中でもヨハネスブルグ、ナイロビと並ぶ超犯罪都市として有名で不安があったため、比較的安全と言われ、こちらのフォートラでも情報が殆どなく、誰も行かなそうな首都アブジャと周辺地域を敢えてチョイスしました。
かと言って特に有益な情報をもたらすことはできませんが(笑)
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ビザ取得に関しては下記の必要書類を揃えれば面倒ではない。
ビザ代金に関しては以前は現金払いだったのが最近振込みに変わった。ちょくちょく変わるようなので最新情報は大使館に確認したほうが良いです。
・パスポート原本
・写真(3.5×4.5)2枚
・申請書
・英文日程表
・ホテル予約証明書
・英文預金残高証明(残高20万以上)
・ビザ代金の振込み明細書
・往復航空券
因みに自分の場合は最初は郵送で申請しましたが申請したのが2ヶ月前と早すぎて怪しまれたためか大使館から面談をしたいという申し出があり、10月末にフレックスで半休を取得していざ大使館へ足を運んだ。
面談内容としては聞かれた内容は、なぜナイジェリアに行くのか、行動予定詳細、今まで行ったアフリカの国、預金残高に対してどのくらいお金を使うかなど、現地旅行代理店を通さないとビザは出し辛いと言われましたが、最終的には翌日無事ビザは発行して貰えました。
12/27(金) 1日目
18時過ぎまで蒲田で友人達と軽く飲んだ後に羽田へ向かう。
21:00発 中国国際航空 北京行き -
機内食はサンドイッチがでた。
美味しくない(笑) -
ほぼ定刻どおり0:20に北京空港に到着。
入国審査を通り、中国初上陸。 -
到着ロビーへは電車で
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宿へ向かうためタクシー乗り場に行く、宿は空港から数kmの場所だったのでタクシーで5分程度、料金20元約300円と安かった。
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午前2時過ぎにホテルズドットコムで予約した宿、北京ディハンビジネスホテルに到着。
朝食付き約3300円 -
トイレ、シャワー共同、なんか汚い(笑)
12/28(土) 2日目
翌日は北京市内を散策しようと思ったが、前日までの仕事の疲れもあって、結局12時前まで寝てしまって、13時半にチェックアウト。 -
ホテルのワゴンで空港へ送迎してもらう。
結局、北京は観光できずじまい、近いからこようと思えば週末でも来れるし、まあいいか -
14時半に空港到着。
朝食、昼食を食べ損ねたので腹ペコ、美味そうなメニューの看板があったのでここで遅い昼食を食べることに -
海老とタコが入った海鮮ラーメンを注文、48元約720円、海老の出汁がきいていて美味しい。
スープまで飲み干してしまった。 -
外はいつのまにか暗くなっていた。
次は17:25発 中国国際航空ドバイ行き、35分遅れて18:00発 -
機内食はチキンカレーがでた。
これもあまり美味しくない(笑) -
遅延にも関わらず、ほぼ定刻通り23:20にドバイ空港到着。
冬のドバイは濃霧で大幅遅延が多いようなので心配していたが問題なし。
12/29(日) 3日目
次の便は5:00発 エジプト航空カイロ行き、日本人旅行者と思われる人も数組いた。
3時間前に搭乗手続き完了し、出発ロビーで睡眠。
次の便も30分ほど遅延してドバイ出発。 -
機内食はオムレツ、ポテト、ウインナー、こちらはなかなか美味しかった。
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遅延していたが、何だかんだで定刻通り7:10カイロ空港に到着。
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機内食を食べたけど、まだお腹が空いていたので朝食タイムにする。
パンと10種類くらいのメニューから5種選ぶタイプのイングリッシュブレックファースト、ジュースをつけて11ユーロ約1320円。
ボリュームがあって美味しい、昔ロンドンで食べたイングリッシュブレックファーストを思い出す。 -
次の便は9:30発 エジプト航空アブジャ行き。
乗客の95%はナイジェリア人で、数人の欧米人、中国人がいた。
今度は出発1時間半遅れた。 -
機内食はチキンソテー、これも美味しかった。
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途中のマリ上空は、こんな風景が延々と続く、このあたりはAQIMなどのテロリストがうじゃうじゃいるエリアではないのか?
テロリストの目についたら撃墜されるのではないかと早く通り過ぎてくれと思ったりした。 -
カイロ出発から約5時間半、間もなくナイジェリアの首都アブジャに到着。
上空からみたアブジャはど田舎で道も未舗装路が多い印象だった。 -
結局、予定より2時間以上遅れて16時過ぎにアブジャ到着。
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アブジャ空港は外から見る限り、かなり小さい。
イミグレ手前で外国人には簡単な入国カードが渡された。
外国人は自分の他にはアメリカ人夫婦と中国人が3人、入国審査で賄賂を要求されるという情報があったが、難癖つけられることなくイミグレ通過、無事に入国できた。 -
空港は小さく、移動距離も少ない、クリスマスツリーが飾られていた。
ナイジェリアは1月頭がクリスマスだそうだ。 -
両替所で200ユーロ約25000円分をナイジェリアの通過ナイラに両替。
200ユーロが73500ナイラに(1ナイラ0.3円 2019年12月現在)最高額紙幣が1000ナイラ約300円。
1000ナイラ札23枚、500ナイラ札が100枚で札束になっていて財布に入りきらなかった。
これが日本円だったらいいのに(笑) -
空港を出ると非常に暑い、気温は40℃近くある。
GWに訪問したブルキナファソと同じで気持ち悪い暑さではなく乾燥しているのでまだ良い。
ナイジェリアは南部は熱帯雨林気候なのに対して北部は砂漠気候になっている。
タクシーが待ち構えており、タクシーで空港から40km先のアブジャ郊外にある宿へ向かう。料金7000ナイラ約2100円 -
オイルマネーの恩恵か、道が広いため渋滞も全くなし。
快調に飛ばしまくる。 -
空港から走ること約30分、アブジャ中心市街地が見えてきた。
近代的なビルや建設中の高層ビルが多い。
アブジャは首都だけど、砂漠の端の小さな街という感じで人口はラゴスの方が多い。
ナイジェリアは北部がイスラム教徒、南部がキリスト教徒が多く、1990年代に民族の調和を図るために旧首都ラゴスから移動させたらしい。
アブジャはイスラム教徒とキリスト教徒が半々、経済規模は遥かにラゴスが大きく、経済機能はラゴスに集中している。
ナイジェリアにはヨルバ、イボ、ハウサと3つの部族を中心に多数の民族が暮らしている。
民族の言葉の違いを埋めるのが、共通語としての英語で、1960年代後半に南部の産油地帯のイボ族による独立国家の建設を起因としたビアフラ戦争を引き起こし、「人類史上まれにみる悲劇」として世界の関心を集めた。
市街地からさらに15分程度走ると、ジャビ湖のほとりにある本日、明後日、明々後日と3泊する宿western dreams hotelに到着。 -
部屋も綺麗でエアコンもあり。
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トイレ、シャワー、バスタブ、朝食付きホテルズドットコムで事前予約、1泊約4500円程度。
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裏庭にはプールもあり。
泳いでいる人は誰もいない。 -
バーもあり。
ホテル滞在だけでも楽しめそう。 -
ルームサービスあり、夕食はルームサービスを頼んだ、オムソバ的な料理。
そばに唐辛子が多く入っていて非常に辛く、水を飲みながらでないと食べられたもんじゃない。
寝不足で疲れていたので食後1時間もしないうちに寝てしまった。
12/30(月)4日目 -
朝7時起床。
朝食を食べにレストランへ、誰もいない(笑)
年末だというのに宿泊客は数人しかいないらしい。
食パンとオムレツとコーヒー、紅茶、3日間とも同じメニューだった。 -
朝食後、世界遺産オジョグボの森があるオシュン州へ向かうためにバスターミナルに向かう。
宿の外に出ると放し飼いされている食用ニワトリが歩
いている。 -
見たことのないくらい大きなトカゲも見た。
写真だけでは分からないが、日本で見るトカゲの3倍くらい大きかった。
タクシーを捕まえてオシュン行きのバスが出ているバスターミナルに向かう。
バスターミナルまでのタクシー料金1000ナイラ約300円。 -
宿から15分程でバスターミナルに到着。
現在8時、オシュン行きは8時、12時の2本、8時バスのほうが人の集まりもよく早く出発するらしい。 -
比較的、大きくて綺麗なバスが多い。
このバスでオシュンまで約9時間の長旅、料金4000ナイラ約1200円、到着は夕方17時過ぎくらい。 -
もちろん席はギューギュー詰め(笑)
人が早く集まったため直ぐに出発 -
しばらくは舗装された道を快調に飛ばし距離を稼いでいて、チェックポイントが何箇所かあったが問題なくスルー、陸路移動はチェックポイントで賄賂を要求されるという噂があったが大丈夫そう。
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車窓からの風景を眺めながら、しばらく走ると再び軍のチェックポイントがあり、止められた。
軍人の目についたのか、自分だけ車を下された。
もう一人、如何にも悪人面した軍人が近づいてきて、自分のパスポートを粗探しするように見始めた。
そして遂に「マネー」俺と部下に2000ナイラ約400円ずつ払えと言ってきた。
「なんで」と聞くが、ただ「2000ナイラ」「マネー」としか言ってこない5分くらい、そんなやりとりを続けていたら向こうが折れてくれたので、とりあえずこの場は賄賂は支払わずに済んだ。
チェックポイントの軍人としての職務の遂行など、こいつらにはどうでもいいことなのだ。
金がもらえるかどうか、それだけだ。そしてその金を巻き上げる行為にすら真剣さが感じられなかった。
金を払わなければならないような、もっともらしい理由をつけて要求してくるわけでもなく、ただ楽をして金が欲しいといった不愉快さがそこにはあった。
仮に爆弾を積んだトラックが通っても、こいつらは金さえ払えば通してしまうだろう、検問の意味が全くない(笑)
もはや検問という名の軍人、役人のお小遣い稼ぎの場と化している。
こんなやりとりが何回あるのかと思うと憂鬱になってくる。 -
脇道は未だ未舗装路が多く、砂埃が凄い。
道もガタガタで時間がかかる。
2時間くらい小さなチェックポイントはあったが、問題なく通過し、順調に距離を稼いでいたのだが、小さな橋が架かっている手前に大きなチェックポイントがあり、その脇に軍服を着た男が一人座っていた。
このままドライバーが通過してくれることを祈った。ドライバーは軽く挨拶をして、突破を試みた。
しかし、その軍人はこっちにこいと言わんばかりに手を高く上げ、我々を呼び止めた。
ドライバーだけその軍人のところまで話をしにいった。
このまま呼び出されることなく終わってくれと願っていたが、願いも虚しく全員車を降ろされることになってしまった。
軍人が、自分を見逃すはずはなかった。
ドライバーが自分を呼びに来た。
軍人の前に立たされ、パスポートの提示を求められた。
その軍人は自分のパスポートを見ながら立ち上がると、眉間にしわを寄せて「マネーだ」と予想通りの文言を言ってきた。
そして賄賂の要求を頑なに拒否した。
自分だけ軍人の前に立たされ続ける羽目になってしまった。その軍人は自分のパスポートを握り締めたまま返そうとしなかった。
「返してくれ」
その軍人は自分の言葉など無視し、ただ黙って座っていた。
パスポートを取られた自分は手も足もでずその場に呆然と立ち尽くすほかはなかった。
しばらくするとドライバーがやってきて、その軍人と話を始めた。そしてドライバーは話を短く切り上げると、500ナイラ紙幣をその軍人に掴ませ、自分のパスポートを取り返してくれた。
ドライバーに支払った分の500ナイラと待たせた分の迷惑料として1000ナイラ払ってドライバーと他の客に「すみません」と謝ったがドライバーも他の客も「ノープロブレム」と言って優しく声がけしてくれた。 -
しばらく走るとガソリンスタンドで給油、ガソリンがリッター143ナイラ約48円、満タンに入れても1000円くらいと安い。
さすが産油国
その後はチェックポイントはあったが賄賂要求されることなく通過。
予定より遅れて日が暮れた18時過ぎに世界遺産オジョグボの森があるオシュンに到着。 -
ホテルズドットコムで事前予約したPrime Gold Hotel
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トイレ、シャワー共同で約2100円
12/31(火) 5日目 -
朝食はフフと呼ばれるヤムイモをこねて固めたナイジェリアの主食、野菜と鶏肉?の入ったピリ辛ソースにつけて食べる。
フフは土みたいな味がしてあまり美味しくない。 -
オショグボの森に行くために街に出てタクシーを探す。
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カーテン付きのバイタク4人乗りでオショグボの森へ向かう。
5分程度で森に到着。 -
この場所は西アフリカ最大の民族集団であるヨルバ人が、豊穣の女神「オシュン」が住む聖なる場所として崇めている森で、祭壇、木や石を使ったオブジェが森の中に点在しており、宗教的な意味を持つスポットとなっている。
1965年にナイジェリアの史跡となったが、その後範囲を拡大し保護区域に指定され、2005年にはユネスコの世界遺産にも登録された。
森に到着して入場料500ナイラ約150円を払う。
カメラ持ち込み料は+1000ナイラ約300円かかりガイドに連れられて森の奥へ入っていく。 -
森の中にある彫刻はヨルバ人が作った物、年季の入った苔むした石像。
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楽器を演奏する精霊達の彫刻。
アブジャと違い海に近いためか少し湿度が高く歩いていると蒸し暑い。
おまけに森の中は蚊も多いため刺されないか気が気ではない。
こんなとこで蚊に刺されたら確実にマラリアになりそう。 -
何の像なのか説明を聞いてもよく何て言ってるのか分からなかった。
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女神オシュンを祭っている建物
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トタン屋根のボロい建物、地震がきたら崩壊しそう。
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ここは一番神聖な場所で、建物の中に更に社のようなものがあるが、中には入れない上に、写真撮影も禁止になっている。
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彫刻よりもここにある壁画のほうが別世界のようなな感じがしてゾクゾクした。
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この先にも彫刻があるらしいが残念ながら立ち入り禁止になっている。
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水の上に彫刻がたっている。
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まさにジブリの世界に引き込まれたような感覚になる。
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水の神を崇める彫刻
1時間程度かからないくらいで周り終えた。
9時間かけて来た甲斐があった。
また賄賂交渉をしながらアブジャに戻るのが面倒くさい。 -
ガイドがタクシーを呼んでくれて、バスターミナルに戻る。
バスターミナルの近くの屋台で昼食のオムソバを食べる。
これもやはり辛い、大盛りで300ナイラ約90円。
アブジャ行きのバスは朝、昼、夜の1日3本~4本あるようで、30分くらい待っていたらバスが来てさらに30分くらいで満席になり出発。
帰りは行きよりも順調に進み、チェックポイントで賄賂を要求されることもなかった。
行きとは違うルートだったようで、夜21時過ぎにアブジャに到着。
タクシーでホテルへ戻る。 -
22時くらいにホテルに到着。
ホテル周辺は明かりが多くネオンが綺麗 -
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シャワーを浴びてからバーに飲みに行く。
こちらもライトアップされていて綺麗 -
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ビン入りのビールはすべて600mlで日本の瓶ビール大瓶よりやや少ない量。
ナイジェリアビール「スター」はキリンビールに近い飲みやすい味わい。
1本500ナイラ約150円と安い
ナイジェリアン・ブルーアリーズというメーカーのビール、ナイジェリアだけでなく周辺国でも人気のブランドらしい。 -
ジャビ湖にバス釣りにきたとナイジェリア人の宿泊客3人とお話し、バーのテレビでK1を見ながら飲む&年越し。
数km離れたジャビ湖のほうでも年越しイベントをやっているらしく花火の音が聞こえてくるが陸路移動で疲れていたので行く気が起きなかった。
1/1(水)6日目
朝8時に起床。
この日はアブジャ近郊を観光するためにアブジャ市内の旅行代理店に行く予定。
タクシーを捕まえて、どこでも良いから旅行代理店に連れてってと言う。 -
最初はヒルトンホテル内にあるエージェントに連れていかれた。
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ヒルトンホテル内部、やっぱりスケールが違う、貧乏サラリーマンには一生縁はないと思うがいつか泊まってみたい。
旅行代理店Wakanow
https://www.wakanow.com/en-ng/
車を1日手配したいと言ったら300ユーロ約38000円という、とんでもない値段を提示された。
価格交渉しても250ユーロまでしか下がらないので諦めて他を探すことにした。 -
アブジャ市内は至る場所に植木や植物を栽培している農園的な物があるし、花屋も多い。
モーリタニアやブルキナファソにはこういった場所は全くなかった、つまりアブジャは比較的裕福といって間違いないだろう。 -
旅行代理店Tourways travel こちらはホームページも探したがなかった。
1日120ユーロ約15000円と割りと良心的な価格を提示してくれた。 -
旅行代理店スタッフのお姉さん
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日本人だと言うと「日本人大好き、一緒に写真撮って」と言われ、ハグされたり、やたらボディータッチをしてきた。
どうやらナイジェリアでは日本人というだけでモテるようだ(笑) -
最初はナショナル・モスク, アブジャ、ここは市内だけでなく、ナイジェリアにおいても有名なモスクとして有名らしい。
建物の上部は金色になっていて、とても豪華な印象を受ける。 -
受付みたいな場所で名前などの個人情報を書いたが入場料はなし。
ガイドに案内されるがままについて行く。 -
近くで見ると、やはり大きい。
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モスク内部は冷房が効いていて涼しい、中で昼寝をしている人も多くいる。
2階は女性専用のお祈りスペースになっている。 -
モスクの外のマーケット。
ナイジェリアの手作りの工芸品を多く売っている。 -
綺麗な絵、いくらぐらいするんだろう。
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手作りの手提げバック、鞄
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積極的に写真撮ってと言ってくる。
ナイジェリア人は他の国と違って写真嫌いな人は少なく、どこに行っても向こうから撮ってくれと言ってくる。
彼女が首にかけているショルダーバックを3500ナイラ約1050円で購入。 -
藁で作った大きな籠も売っている。
見学を終えてチップを払おうとしたが良いよと言われたのでタダで見学できた。 -
ミレニアム・パークは、アブジャにある公園の中で特に有名で、アブジャ市民からも愛されている。
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公園内は、芝生や遊具などもあり、整備された歩道もあり、ランニングやウォーキングをしている人も多い。
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芝生にゴザを敷いて昼食を食べたり、昼寝をしている人も多い、時間がゆっくり流れている。
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公園の入口には店が多く出ている。
ここでも藁で作った籠や絵を売っている。 -
暑いためか西瓜やパイナップルを売っている店も非常に多い。
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ブッシュミート、ネタとして買ってみたけど、食べたら確実に体調不良になるので、近くにいたお兄さんにあげた。
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輪投げ、投げる位置から商品までの距離が長い、かなりハイレベルな技術が要求される。
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ミレニアム・パークを後にして、KFCにて昼食。
フライドチキンとポテトで2000ナイラ約600円、日本と値段はそんなに変わらないし味も普通。
昼食後、アブジャの外れにあるZumaLockに向けて出発。 -
広い幹線道路を30分程度飛ばしながら走る。
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いよいよ見えてきた人間の顔の形をした岩「ZumaLock」高さ700m、周囲3kmの岩が、街中にドドーンとそびえ立つ。
オーストラリアのエアーズロックの2倍の高さで、15世紀から地元の人々からは神聖な岩として信仰の対象となっている。 -
岩の下は荒れ地になっている。
岩に登ることもできるそうだが、登山道なんて無いから、茂みの中を藪漕ぎして、岩肌をよじ登ることになる。
ナイジェリアを再訪することがあれば次は是非とも登ってみたいものだ。 -
幹線道路から脇道に入り陶器で有名なウシャファ村に向かう。
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小さな村をいくつか超えて30分くらいでウシャファ村に到着した。
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ウシャファ村は伝統的な陶器作り体験ができるそうだが今日は残念ながらやっていなかった。
入場料3000ナイラ約900円 -
石造りの建物に茅葺屋根の家が並んでいる。
アブジャの外れの観光地の一つだが閑古鳥が2000羽くらい鳴いている(笑) -
様々な陶器を売っている。
湯呑み、鍋など価格帯1000~3000ナイラと手作りの割に安い。 -
これは魚の形状をした皿
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花瓶も種類が多い。
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大きめの皿、おちょこ。
ここでは湯呑みを1つお買い上げ2000ナイラ約600円
結局、アブジャ周辺の観光地と言われる場所は大したことない最初からあまり期待はしてなかったけど(笑)
ここであっけなくツアー終わり、ホテルまで送ってもらいドライバーさんにチップを渡して終了。
ホテル周辺を散策に出かける。 -
ホテルから歩いて5分くらいの場所にあるマーケット、微妙にスラム街のようになっている。
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15kgの荷物を頭に乗せながら歩いている、凄いバランス感覚。
ブラックアフリカでは日常的な風景。 -
歩いていると東洋人が珍しいのか、あらゆる人から声をかけられる。
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大学生グループとビールを飲みながらトーク、珍しがられて周りから人がたくさん寄ってくる。
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ハイネケンをみんなで飲んだ。
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ナイジェリアダンスを踊る元気なオバさん。
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一緒に踊ろうよと言われたので、一緒に踊る、おばさんの動きが機敏過ぎて体がついていかない(笑)
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ナイジェリア最後の夜は日が暮れてからもビールを飲みながら話し続けていた。
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夜になってもマーケットはやっている。
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マーケットでTシャツを2000ナイラ約600円で1着購入。
結局、23時過ぎまで話しながら飲んでいてホテルに戻って寝たのが1時過ぎだった。
1/2(木) 7日目
朝8時に起床、朝食後、ジャビ湖に向かった。 -
ジャビ湖レクリエーション公園。
ジャビ湖は観光船があるわけでもないので湖上や護岸に行くことができるわけではない。
夜は周囲がライトアップされて夜景が綺麗らしい。 -
卓球台がずらっと並んでいる。
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湖から吹いてくる風が心地よい。
日影で昼寝をしている人もチラホラいる。 -
ビリヤード台まである。
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歩いていると一緒にやらないかと言われたので、10分くらいやったけど暑くて直ぐに汗をかいたので直ぐにやめて、しばらく見ていた。
娯楽がないから、みんなで集まって体を動かすことが一番楽しいと言っていた。
30分くらいしてからタクシーでお土産を買いにジャビ湖の近くのショッピングモールへ向かった。 -
郊外の大型ショッピングモールであるジャビレイクモールに到着。
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服屋メインだが相当数の店が入っている。
値段も日本と同じくらいか全体的に高い -
スーパーマーケット、クリスマス仕様になっている。
クリスマスプレゼント用のスポット品も多数置いてある。 -
食料品も品揃え豊富
外国からの輸入品らしきものが大半を占めている。
アブジャは内陸部のため輸送コストがかかるためか物価は日本並みか多少高い。 -
玩具や日用品も種類が豊富
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惣菜の種類も豊富にある値段は日本とあまり変わらない。
タクシーのドライバーが朝食のチキンサラダを買った。 -
精肉売り場
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冷凍食品やアイスも売っているということは安定して電気が供給されているようだ。
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ナイジェリア産のモリンガ茶や紅茶のティーバックを購入。
ナイジェリアは民芸品以外には特有のお土産はないようだ。 -
買い物を終えて空港に向かう。
ドライバーさん買ったチキンサラダを食べながら片手運転、かなりスピードを出している。
事故りそうでこわい! -
アブジャ空港の出発ロビー、搭乗手続きを終わらせて保安検査場に行こうとしたら空港の職員が来て「日本人か」と聞かれ、そうですといったら「こっちに来い」と言われ人がいない場所に連れていかれた。
やな予感がすると思ったら案の定「マネー」と言われたが笑って誤魔化して1円も払わなかった。
ナイジェリアは数年前までは賄賂要求が酷かったらしいが今はだいぶマシになってきている。
モーリタニアと同じで無理やりではなく取れればラッキーくらいの感じだ
この後も保安検査場の前後に職員が5、6人立っていて全員にパスポートを見せるマネー要求してきた係官が1人と、「コーヒーが飲みたい」と言ってきた女性係官がいたが笑ってかわすことができた。 -
免税店もあるが品数が非常に少ない。
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お茶できる店があったので昼食を食べることにする。
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西アフリカで広く食べられているジョロフライス、スパイスの効いたピラフのような料理でなかなか美味しい。6ユーロ約720円
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14:30発エジプト航空カイロ行きが1時間半くらいディレイ、エジプト航空は国際線でも頻繁に大幅遅延すると悪評らしい。
結局、16時過ぎに出発。 -
チキンカレー、米がパサパサで美味しくなかった。
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1時間遅れ21時50分にカイロ空港到着。
寝るためだけにビザ代を払って入国するのも勿体ないと思って空港泊することも考えたが、カイロ空港は横になれるような場所はなさそうだったので、渋々入国することにした。 -
イミグレ手前のこちらのビザカウンターでアライバルビザを取る。
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エジプトビザは60ドルに値上げになったという情報だったが25ドル約2750円で取得できた。
50ユーロをエジプトポンドに両替して900エジプトポンド(1ポンド約7円)を手にする。 -
空港の外に出ると非常に寒い。
タクシーで宿に向かうことに料金400エジプトポンド約2800円。 -
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高層ビル、高層マンションが非常に多い。
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アフリカ第2の経済大国だけあって今まで行ったアフリカの国の中でも一番の大都会。
空港から30分ほどで本日の宿に到着。 -
事前予約したグランドカイロホテル、星4つだったが外観は非常に汚い感じ。
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部屋は綺麗だがエアコンがなく寒い。
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シャワー、トイレ共同、朝食付きで料金2000円ちょっと、朝食の時間が8-10と遅いので、次の日は朝食抜きで空港に向かうことに。
1/3(金) 8日目 -
カイロの中心市街地、今まで訪問したアルジェリア、チュニジア、モロッコとは微妙に雰囲気が違う。
イギリス領だった影響かロンドンの街を汚くしたような感じだ。 -
じっくり散策したいが残念ながら今回は時間がないので、次回もし来ることがあればピラミッドやアスワン、アレキサンドリアなども含めてじっくり見て回りたい。
道が渋滞していたので空港までタクシーで1時間近く掛かった。
9:45発 エジプト航空ドバイ行きは定刻通り出発、この後もドバイ、北京と、ほぼ定刻通りに乗り継ぎ1/4(土)19:50に羽田到着。
ナイジェリアは特に有名な観光地があるわけでもなく、人の生活くらいしか見所はなかったが最初のイメージとは違って純粋で優しい人が多く旅をしやすい国だった。
賄賂要求が何回かあったのは残念だったが悪い国ではないと思う、再訪したいかと聞かれれば答えはNoですが(笑)
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この旅行記へのコメント (3)
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- だいちゃんずさん 2021/03/31 06:43:55
- ナイジェリア
- ナイジェリアの雰囲気が分かる、写真ありがとうございます。
ナイジェリア対ウズベキスタンのマニアックな試合動画ありました。
カシモフのフリーキックがワールドクラスです。
https://youtu.be/w4FT6nV2YzM
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- チーママ散歩さん 2020/04/30 08:43:54
- はじめまして キムチさん☆
- おはようございます。今日もお天気。
空が気持ちいいですね。
旅行記にお立ち寄りいただき、いいねをいただきましてありがとうございます。
キムチさんのプロフィールを拝見して「探検部」とても興味がそそられました(^^)
そんなサークルがあったら 私も入りたかったなあ。
沢山の国を訪問されておりますね。
露骨な賄賂 怖いですね。でも一方で日本人男性にとってはモテモテの
天国の国のようですね。
個人的には 草間 彌生さんの世界のような壁画が気になりました。
ちょい怖くて・遠くて 私には行けない国。
今日は朝から道の世界へ連れて行ってくださりありがとうござます。
私の見たことない沢山の国が沢山あるので、また お邪魔します。
GWで仕事もお休みになり 政府の仰せの通りStay homeを守りながら、
アルバイト?を始めました。
近いうちに またお時間が旅行記でお会いできますように☆彡
Stay safe and Stay healthy.
- キムチさん からの返信 2020/04/30 21:39:02
- はじめまして
- チーママ散歩さん
こんばんは。
訪問&書き込みありがとうございます。
ナイジェリアというとアフリカ諸国の中でも特に評判が悪い国だったので、かなり身構えて行ったのですが、実際に現地に着くと現地人は皆優しく、笑顔で歓迎してくれたので、日本での情報は一体何?という感じでした。
役人や軍人からの賄賂要求があったのは残念でしたが、無理くりではなく、取れればラッキーくらいの感じで5年前、10年前よりは大幅に良くなっているようです。
「探検部」といっても自分は現役時代は国内の山に登ってばかりで探検らしい事はしていませんでした。
今思えば「探検部」の活動の中で海外に行っておけば良かったと思っています。
コロナの影響で少なくとも向こう1年は海外旅は厳しいかと思いますが、今は自粛しながら一日でも早く終息することを願うばかりですね。
チーママ散歩さんも体に気を付けて、世界に平和が戻ったら引き続き良い旅を続けて下さい。
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