東北登山旅行（下～栗駒山）

2019/10/23 - 2019/10/25

2019年10月23日～25日、飛行機とレンタカーを駆使して東北登山旅行をしました。登ったのは泉ヶ岳と栗駒山。
日本の中に山はたくさんあるけど、やはり各地異なるものだな、と改めて思いました。
第2日目は、宮城・岩手・秋田3県にまたがる栗駒山（1626m）に登りました。
お天気が悪く眺望が得られなかったのが残念。また来いということなのかなあ。

【コースタイム】
10月24日
7：45　ハイルザーム栗駒　発―8：05いわかがみ平着
8：20いわかがみ平発（東栗駒コース）－9：20沢の下―（川を遡る・渡渉）9：38沢の上―　10：05東栗駒山頂（休）10：15―11：15栗駒山山頂　着（昼食）11：50山頂発―13：15いわかがみ平　着

エリア 栗駒・栗原(宮城)

10月24日　今日は栗駒山に登る日です。
しかしあいにくのお天気。曇ですが雨の予感。

宿から車で約20分で登山口のあるいかかがみ平に到着。ガスってまるで眺望ありません。
いかかがみ平には広い駐車場ときれいなトイレがあります。

森林生態系保護地域です。

周辺状況を示す地図。ハイルザーム栗駒も表記されています。

栗駒山は火山で独立峰です。
中央の峰を目指し、６つの登山道があり、初心者から健脚コースまでさまざまな選択ができます。

いかかがみ平から登るコースは、中央コースと東栗駒コース。
中央コースはより一般的なコースですが、今日は東栗駒コースを行くことにしました。

頂上まで登った後、北側を下り、産沼ー昭和湖を巡り、頂上に戻り、下山することを計画していましたが、看板に注意書きがありました。
「昭和湖付近に有毒ガスが出ているので通行禁止」
周遊コースはあきらめることにしました。

池や沼を見たかった…
お天気悪くてあきらめがつきました。

それでは、東栗駒コースに入りましょう。

東栗駒コースは途中まで川に沿って進み、一部川の中を歩かなくてはいけません。「増水時は危険」と注意書きがあります。
注意して行きましょう！

こんな感じの道を登っていきます。

所々に標識があるので助かります。

山頂目指して。

これは桜の芽でしょうか。
栗駒山は、花の百名山としても知られています。
いつか花の季節に訪れたいものです。

登り始めて1時間で川に出合いました。
ここから100m川の中を歩きます。
一枚岩の上を水が流れています。
滑らないように注意です。

ロープが張られている箇所もあります。しっかり足を地につけて、ロープを手繰ってゆっくり進みます。

それでもゆとりでピース！

岩を超えて渡渉する場所もあります。

18分かけて川を遡りました。

川を過ぎると、地形はなだらかな台地状に変化しました。
高い木もあまりなく、高山の様子です。ハイマツも出てきました。
お天気よければ、良い景色だったろうに。

ところどころに火山性の岩があります。

まるで参道に石畳が敷かれているようです。

シャクナゲがあります。この他、イワカガミも確認。

花の季節はさぞ美しいことでしょう。

あまり歩きやすい道なので、だれかが「国道1号線」と言いました。（笑）

山頂まで0.8㎞の地点に来ました。

しばらく歩くと中央コースの道と合流。ここからは頂上までキツい階段状の道が続きます。
風も強く、勾配もキツい。もう少しだと休み休み登ります。

11：15　山頂到着！

多くの山は信仰の山です。
栗駒山にも祠があります。

しかし、この風の強さと寒さはハンパ無い！

頂上そばの灌木に隠れるように昼食を取りました。あるものは全部着こんで。

山頂からは各方面にコースが分かれています。
産沼、行ってみたかったな。

眺望もないし、寒いので、早めに下山することにしました。
体が吹き飛ばされそうな強い風。周囲に何もさえぎるものがない独立峰だからでしょう。
観光パンフレットで見た頂上景色は独立峰ならではの美しさでした。

下山コース は、一番安全な中央コースを取りました。

少し下山すると風はうそのように静かになりました。
幸い雨は降っていません。

車で宿に戻る途中、紅葉スポットで撮影。
全山紅葉です。

宿に戻り、すばやく本館の温泉に。お天気はイマイチだったけど、登頂できて満足。
午後はコテージでゆっくり過ごしました。

ハイルザーム栗駒、また来るよ！